2020.10.30オフィスデザイン
あたたかみ溢れる空間が笑顔をつくるハートウォーミングなオフィスデザイン
家族に笑顔を届けたい、そんなコンセプトで事業を展開する株式会社ノハナのオフィス移転事例をご紹介します。 企業の思いを表すようなやわらかくあたたかみのあるレイアウトは、スタッフや来客などそこにいる人を優しい気持ちにしてくれます。色彩のコントラストを活かしながら、遊び心や機能性も兼ね備えた素敵な空間が生まれました。
目次
おしゃれでナチュラルなデザインのエントランス
まずはエントランス部分から見ていきましょう。エントランスは企業の顔とも言える部分です。一体どのようなデザインがなされているのでしょうか。
ガラス窓に描かれた会社ロゴ
エントランスでまず目に飛び込んでくるのは、オフィスとの境目に作られた壁。その真ん中にあるガラス窓に「nohana」という会社ロゴが描かれています。
ガラスに黒い文字のみの非常にシンプルなデザインですが、シンプルだからこそパッと目を引くような存在感があります。また、ガラス窓に木枠があしらわれていることで、さりげないあたたかみも感じられます。
企業の雰囲気が伝わるような、光るデザインです。
シンプルかつスタイリッシュな照明がポイントに
おしゃれなオフィスにおしゃれな照明は欠かせません。エントランスを照らすのは3つのペンダントライト。電球のみの飾らないデザインがナチュラル感を演出。
やさしい灯りでエントランスの空間にあたたかさや柔らかさをプラスしています。エントランスのシンプルなデザインを邪魔しない控えめなフォルムもポイントです。
企業を訪れた人は、エントランスの柔らかな明かりでホッとすることでしょう。
ライトグレー&ホワイトの壁がナチュラル
エントランスに向かって正面にある壁は、上半分がライトグレー、下半分が白いレンガ模様のタイル地というデザインになっています。
淡く柔かな色合いが、家族に笑顔を届けるサービスを提供する企業のコンセプトにぴったりマッチしています。訪れた人が企業の柔和な社風を感じ取れるようなエントランスで、まさに企業の顔と言えるような空間になっています。
フォトブックを立てかけられる飾り棚も設置
会社ロゴの描かれたガラス棚の下には、シンプルな木の棚が備え付けられています。これは、nohanaで作成したフォトブックを棚の上に置き、撮影ができるようにと設置されたものです。
つまりnohanaのフォトスポット。エントランスにフォトスポットを設置するところに遊び心が感じられます。
また、木の飾り棚はエントランスのデザインと非常に相性が良く、撮影に使用されていないときでもデザインの一部として溶け込み違和感がありません。
オフィスの入口としてだけでなく、撮影という体験が楽しめる、ユニークな空間になりました。
開放感と機能性を兼ね備えたオフィススペース
企業が事業を行う上で要となるのがオフィススペースです。オフィススペースのデザインや機能を工夫することで、働きやすい環境をつくりスタッフのモチベーションアップに繋げられます。それでは、nohanaのオフィススペースの特徴を紹介します。
エントランスと境目になるドアがない
nohanaはエントランスからオフィススペースまで、空間を区切るようなドアがありません。エントランスとオフィススペースの間に壁があるのみで、すぐにオフィススペースに繋がります。
このような垣根の少ないレイアウトによって、会社と会社の外の敷居を取り払い、フラットな印象を持たせることに成功しています。
会社に入るときは誰でも少し身構えてしまうものですが、ドアがなくエントランスからそのまま入れるつくりが、気安く行き来できるオープンな雰囲気を演出しています。
オフィスらしさと癒しがミックスされた空間
オフィススペースは仕切りが一切ない、広々とした空間になっています。壁・床は白やグレーを基調としておりシンプルかつ爽やかな雰囲気。
落ち着いた色調がオフィスらしさも演出しています。明るいムードで、スムーズに仕事に取り組めそうです。なお、オフィスデスクは木を思わせるような優しいベージュで統一されており、空間にやわらかさを加えています。
このようなオフィスらしい落ち着きとリラックス感のミックスされたデザインが、こちらのオフィススペースの大きな特徴と言えるでしょう。
シンプルな間取りであるからこそ、壁1面の大きな窓が空間の中で映えます。また、窓から入る光がオフィスの明るさをさらに際立たせてくれるでしょう。
なお、スペース内は淡い色合いをメインにデザインされていますが、壁のうち一面に濃いグレーを配色することで、空間の引き締め効果を狙っています。
柔らかなカラーとダークなカラー、この2つのコントラストがオフィススペースにくっきりと輪郭をもたせ、ふんわりしたムードだけではない、ビジネス空間としての落ち着きを生んでいます。
壁にプロジェクターを投影可能
こちらのオフィススペースにはシンプルな白い壁が数面あります。この壁をスクリーンにしてプロジェクターを投影することで、オフィススペースをそのまま会議スペースとして使用することができます。
会議や打ち合わせをするたび、別室に移動する手間を勿体ないと感じることもあるでしょう。そのような場合、移動せずオフィスを会議室化できるこの仕組みは非常に合理的です。
また、スタッフ全員に周知したいことがあるときも、この仕組みを利用すれば一気に伝えることができます。
オフィススペースが限られており、仕切りのある空間を作るのが難しい場合や、できる限り開放感を活かした空間づくりがしたいという場合にもマッチしそうです。
仕切りのない打ち合わせスペースがよりフラットなムードをつくる
エントランスとオフィススペースの間に、木のテーブルとチェアが置かれたシンプルな打ち合わせスペースがあります。
仕切りが全くないので、例えばちょっとデスクを離れてどこかに集まって話し合いをしたいとき、いつでも気軽に利用できるでしょう。
仕切りのあるスペースや別室で打ち合わせをする場合は、少しかしこまってしまうもの。しかし、このようなオープンな打ち合わせスペースならばフラリと集まることができそうです。
社内でいつでも意見を交わせるような雰囲気づくりにも活用できるかもしれません。オフィス空間のデザインをフラットにすることで、そこで働く人のマインドもフラットにすることが可能です。
オフィスの雰囲気に調和するファニチャー
nohanaのオフィスに設置されたオフィス家具は、どれもオフィスデザインにマッチするカラーで統一されています。グレー、ベージュ、白、木などのカラーを上手く使い、空間の一部として溶け込むようになっています。
奇抜なファニチャーをアクセントにするようなレイアウト方法もありますが、こちらのオフィスはスペースの中で大きく目立つような物はありません。
シンプルかつ機能的で、地味過ぎないおしゃれさを持つ家具ばかりです。ナチュラルでさりげないデザインのオフィスには居心地の良さが生まれます。
そして居心地の良い空間なら、笑顔で働くことができるでしょう。多くの家族に笑顔を届けるためサービスを提供するこちらの会社をそのまま表すようなスペースと言えます。
あたたかな雰囲気と機能性を兼ね備えた空間が実現
会社が提供するサービスと同じように、あたたかな雰囲気を持ったオフィス。フラットなつくりで敷居のない気安さがあることもポイントです。
また、壁へのプロジェクター投影など機能性を備えており、居心地が良く働きやすい環境が実現しています。TRUSTでは、こちらの事例のような企業のカラーにマッチしたオフィスデザインを行っています。
新設、移転、リニューアルなど、さまざまな案件に対応可能なので、オフィスデザインでお悩みの方はぜひ相談してみてはいかがでしょうか。
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