2021.07.21 2021.08.02コラム
女性社員に優しい働きやすいオフィス環境とは?
「女性社員に優しいオフィスにしたい。どうしたら良い?」
「女性目線で作ったオフィスって、男性にとってもメリットはありますか?」
というお客様への記事です。
この記事で伝えていること↓
・女性が働きやすいと感じるオフィスの特徴
・女性目線で作られたオフィスで得られるメリット
これまで数多くのオフィス作りに携わった、TRUSTオフィス(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。
先に冒頭の質問にお答えしましょう。
女性社員が働きやすいと感じるオフィス環境にするには、3つのポイントを押さえることで実現できます。 また、女性目線で作られたオフィスは、男性にとっても快適な空間だと言えるでしょう。
その理由を含め、ここから先は『女性が働きやすいオフィス環境の作り方』を解説していきますね。
目次
女性に優しいオフィス作りを意識しよう
女性に優しいオフィスを意識することで、誰もが快適に感じる職場環境が実現できます。
理由は、女性目線で作られた環境ですと、人が感じる不快感や不安要素が取り除かれているからです。
多くの女性は、
・不潔な環境
・不安、恐怖
・パーソナルスペースを侵されること
を本能的に嫌っています。
これらの要素が少しでもあると、オフィスに対して、不快感や不安感を抱いてしまうのです。
要するに「なんとなくイヤ」「雰囲気がイヤ」「集中できない」といったようにネガティブな感情を抱くように。
不快感や不安感を抱くオフィスは、快適だと言えません。
快適からかけ離れたオフィスのままでは、業務に支障が出てしまいます。
それだけでなく、最悪の場合、離職率が高くなってしまうこともあるでしょう。
優秀な人材を採用しようにも、表向き言わずとも「雰囲気が良くない」という理由で、採用まで至らなくなるかもしれませんね。
そのため、”女性に優しい”を心がけることで、男女ともに快適なオフィスを実現できるのです。
女性に優しいオフィスが与えるメリット
”女性に優しい”というだけで、どのようなメリットが得られるのか。
以下3つが挙げられます↓
・快適な空間を維持しやすい
・出産後も働ける環境が整いやすい
・男性も快適だと感じるオフィスになる
それぞれ解説していきますね。
女性に優しいオフィスのメリット①:快適な空間を維持しやすくなる
女性に優しいオフィスであればあるほど、快適な空間が実現でき、かつ維持しやすくなります。
なぜなら、快適な空間を維持しなければ、女性は心地良さを感じないからです。
居心地の良さを常に感じられるよう、清潔感や安心感を保てるようになる、とも言えるでしょう。
快適なオフィスは、従業員のモチベーションや満足度を高めてくれます。
女性目線のオフィスにすることで、快適で誰もが働きやすい環境になるのです。
女性に優しいオフィスのメリット②:出産後も働ける環境が整いやすくなる
”女性に優しい”というのは、デザインや設備の面だけではありません。
女性に優しい制度、女性に優しい環境というカタチで提供することも含みます。
つまり、妊娠、出産後も快適に働ける環境である、ということです。
産休、育休はもちろん、子どもの急な体調不良による休暇が取得しやすい制度を整えると良いでしょう。
就業規則にきちんと明記すると良いですね。
周りの従業員のフォローができるか、という点も大切です。
”女性に優しいオフィス”というのは、デザインだけでなく、制度的な要素も含まれるのだと理解しましょう。
女性に優しいオフィスのメリット③:結果的に男性にも快適な空間と成りえる
女性に優しいオフィスであることが、結果的に男性にとっても快適な空間になるとも言えます。
具体的には、
・エアコンの室温調整
・観葉植物で癒やしの空間
・絵画やアート作品の装飾
・外の光を取り入れた優しい明るさ
など。
女性に優しいオフィスを目指すことで、男女共に心地良く感じる雰囲気を作り出せるようになります。
女性に優しいオフィスを作るポイント
女性に優しいオフィスを実現するためのポイントをお伝えしていきましょう。
以下の3つのとおりです↓
・衛生的な空間を心がける
・パーソナルスペースを意識する
・リフレッシュスペースを充実させる
それぞれ分かりやすく解説しますね。
女性に優しいオフィス作りとは①:衛生的な空間を心がける
衛生的な空間作りを心がけ、そしてそれを保ちましょう。
衛生的な空間であることは、女性に優しいオフィスであることの大前提でもあります。
重要なのは、空気です。
オフィス内は、できるだけ新鮮でキレイな空気になるよう工夫しましょう。
たとえば、温度調節や空調調整がしっかりできるようにする、高機能換気設備を設ける、など。
男性と女性とでは体感温度が違います。
男性にとって涼しいと感じる温度が、女性にとって寒すぎると感じることも。
夏場でもひざ掛けが手放せない人も中にはいるでしょう。
そのような環境下でベストなパフォーマンスを保つのは難しくなります。
同時に空気の循環が悪くならないよう、配慮が必要です。
ニオイがオフィス内にこもると、頭痛や喉の痛みなどの体調不良を引き起こすこともあります。
そのため、空調管理、換気管理を徹底するよう心がけましょう。
女性に優しいオフィス作りとは②:パーソナルスペースを意識する
パーソナルスペースに配慮したオフィスですと、なおベストです。
女性は、パーソナルスペースに敏感だからです。
女性の多くは、パーテーションや個人ブースがあると、業務に集中しやすいと言われています。
狭すぎる空間ですと、圧迫感を女性に抱かせてしまい、中には苦痛にすら感じてしまう人も少なくありません。
そのため、1人で集中して作業できるような場があると、女性に優しいオフィスだとも言えます。
女性に優しいオフィス作りとは③:リフレッシュスペースを充実させる
リフレッシュスペースは、ぜひ充実させましょう。
女性がオフィス環境で重視するのは、実はリフレッシュスペースでもあるのです。
ここで言うリフレッシュスペースとは
・食堂
・トイレ
・化粧室
・休憩室
の一休みするすべての箇所を指します。
女性にとってのリフレッシュスペースは、コミュニケーションのための場でもあります。
そのため、リフレッシュスペースは心からリラックスでき、かつ周りとのコミュニケーションが取れやすい空間にしましょう。
おしゃれで清潔、そして機能的なリフレッシュスペースであればあるほど、女性社員に好まれるオフィスとなるでしょう。
女性目線を意識することで”優しいオフィス”が実現できる
繰り返しますが、”女性に優しい”を意識することが、実は男性にとっても快適な空間になるのです。
効率ばかりを重視しがちだった男性目線のオフィスですと、どうしても殺風景な空間になりがち。
一方で、女性の意見を尊重したオフィスにすると、空間そのものに”色”が生まれます。
オフィスに香りを取り入れるのも良いでしょう。
荷物を運ぶカートなど、女性が使いやすい道具を取り入れるのも良いでしょう。
”女性に優しいオフィス”とは、実は、”みんなに優しいオフィス”でもあるのです。
まとめ:女性に優しいオフィスを目指して、快適さを追求しよう
「女性に優しいオフィスってどうやって作れば良い?」というお客様へ、ポイントとメリットをお伝えしてきました。
女性に優しいオフィスを実現することで、出産や子育てなどの女性特有の事情に「理解がある企業」だとアピールにもなります。
ライフステージの変化が男性よりも大きい女性にとって、働いやすいオフィス、働きやすい企業というのは、大いに価値があるものなのです。
やりがいだけでなく「自身の成長を見いだせるな」と感じる企業なら、きっと多くの女性が喜んで働くことでしょう。
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