ロゴ

お気軽にご相談ください!

0120-390-865 受付時間:平日10:00〜18:00

NEWSお知らせ

2021.08.13  2021.09.15オフィスデザイン

オフィスのレイアウトを考える上で押さえておきたいポイント

オフィスのレイアウトを考える上で押さえておきたいポイント

「オフィスレイアウトってどう考えていけば良い?」
「オフィスレイアウトを考える手順を知りたい」
というお客様への記事です。

この記事で伝えていること↓
・オフィスレイアウトを決める手順
・オフィスレイアウトで考えるべきポイント

これまで数多くのオフィス作りに携わった、TRUSTオフィス(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。

先に冒頭の質問にお答えしましょう。

オフィスレイアウトを決めるときは
・ゾーニング
・コンセプト
・業務スタイル
を考慮して考えていきましょう。

なぜなら、上の要素をすべてを取り入れたレイアウトでなければ、従業員にとって働きやすい環境とはならないからです。

ここから先は、オフィスレイアウトを考えていくのに必要なポイントについて解説していきます。
お客様には「オフィスレイアウトについて、きちんと分かっている人」と、なっていただきますね。

オフィスレイアウトを決める前にゾーニングを考えよう

オフィスレイアウトを決める前にゾーニングを考えよう

まずはゾーニングを考えていきましょう。

ゾーニングを先に決めておくことで、利便性、機能性を考慮しながらレイアウトを設計していけるようになります。

ゾーニングを決める際は、まずオフィス全体の配置を見ていきましょう。

執務室や休憩室など、各スペースごとの配置は、その後です。

オフィス全体のゾーニングを例として挙げると、以下になります↓
・来客用スペース
・従業員のみが使えるスペース
・来訪客と従業員が利用できるスペース
・資料管理、セキュリティに関するスペース

それぞれについて詳しくみていきましょう。

オフィスの配置決め①:来訪客用のペース

来訪客のためのスペースを確保しましょう。

・応接室
・接待室
・来客用の会議室
などが挙げられます。

中には、待ち時間を過ごしていただくために、エントランスにテーブルとイスを設けている企業もあります。

必要に応じて、来客に適した環境づくりを意識すると良いでしょう。

オフィスの配置決め②:従業員のみが利用するスペース

オフィスの配置決め②:従業員のみが利用するスペース

従業員のみが利用するスペースを決めましょう。

おもに以下に掲げるのが必要なスペースとなるでしょう↓

・給湯室
・会議室
・役員室
・執務スペース
・休憩スペース

従業員のみが利用するスペースは、オフィスの中で最も大きな割合を占めることになるでしょう。

来訪者、社外の人間が立ち入らないよう動線にも配慮が必要です。

オフィスの配置決め③:来客と従業員が利用するスペース

来客と従業員が利用できるスペースを考えましょう。

具体的には、以下が挙げられます↓
・会議室
・トイレ
・エントランス
・食堂(必要に応じて)
・喫煙室(必要に応じて)

来客と従業員、ともに利用できるスペースは、お互いが心地よく利用できるような環境にすると良いでしょう。

たとえば、食堂でしたら開放的な空間を演出する、エントランスでしたら企業理念が伝わりつつも清潔感を保たせる、といった点を意識すると良いでしょう。

オフィスの配置決め④:資料管理、セキュリティ関係のスペース

オフィスの配置決め④:資料管理、セキュリティ関係のスペース

資料管理、セキュリティに関するスペースも別途確保するべきです。

顧客情報や企業データを扱うのであれば、なおのことセキュリティ面の対策は徹底しなければなりません。

大切なデータを徹底管理するのは、管理のためのスペースがある程度必要です。

管理するためのスペースを設ける際は、防犯対策と災害時にデータがなくならないよう配慮しましょう。

オフィスレイアウトはコンセプトを決めてから

オフィスレイアウトはコンセプトを決めてから

オフィスのゾーニングが決まれば、次に考えるはコンセプトです。

「どんなオフィスにしたいか」を、深堀りしていくステップになります。

コンセプトを決めていくことで、働き方に合ったレイアウトを実現できますよ。

具体的には、以下を意識しましょう↓
・オフィスのテーマを決める
・オフィスに必要な要素をすべて書き出す

以上2点について詳しくみていきましょう。

オフィスのコンセプトを考えるときは①:オフィスのテーマを決める

オフィスのテーマを決めましょう。

テーマを先に決めておくことで、ワークスタイルに合ったオフィスデザインを設計しやすくなります。

たとえば
・風通しの良いオフィス
・柔軟性のあるオープンなオフィス
・カフェのようなおしゃれなオフィス
など、ざっくりで良いので「こんなオフィスにしたい」を考えていきましょう。

ある程度決めてしまえば、あとは必要な要素を少しづつ取り入れるだけで済みます。

オフィスのコンセプトを考えるときは②:オフィスに必要なすべての要素を書き出す

オフィスのコンセプトを考えるときは②:オフィスに必要なすべての要素を書き出す

オフィスに必要な要素を書き出しましょう。

この時点までに決めた、
・ゾーニング
・コンセプト
・オフィスのテーマ
を通して決めていくとスムーズです。

必要な要素を挙げるとしたら、以下が挙げられます↓

・収納の数
・デスクの数
・PC、電話の数
・機器、OAの数
・コンセントの数
・通路幅はどのくらいか
・個人で作業できる場があるか
・チームで作業できる場があるか
・リフレッシュできる場があるか
・パーソナルスペースはどのくらい必要か
など、細かい要素も書き出しましょう。

これらは、オフィスレイアウトをを考えるのに、とても重要な要素となります。

働き方に合うオフィスレイアウトにするために

働き方に合うオフィスレイアウトにするために

結論、以下を意識した上でオフィスレイアウトを設計しましょう↓

・パーソナルスペースを意識する
・スペースを適切に割り当てる

機能的かつおしゃれなオフィスであることはほぼ間違いありません。

ですがそれだけでは不十分です。

従業員にとってより快適なオフィスとは、個々がストレスに感じない空間であるか、がポイントです。

そのためには、パーソナルスペースと、適切なスペース配分が重要になります。

パーソナルスペースを意識するべき理由

従業員1人あたりのスペースを適切に確保したレイアウトを目指しましょう。

結論、1人当り12.26㎡(3.71坪)を目安に確保すると良いでしょう。

いくらオフィス全体のデザインがおしゃれで機能的なものであったとしても、パーソナルスペースが窮屈に感じてしまうようでは、ベストなパフォーマンスを発揮できません。

となると、従業員数50人の企業であったとしたら、12.26 × 50=613㎡の面積が必要になります。

ここまでの確保が難しければ、一人当り11.04㎡(3.34坪)までは確保しましょう。
フリーアドレス制やABWを導入した上で、最低限確保するべきパーソナルスペースだとされています。

スペースを適切に割り振るべき理由

スペースを適切に割り振るべき理由

各スペースは適切に割り振りましょう。
従業員の数や業務内容など、必要に応じて各スペースを確保するために必要なステップになります。

目安としては、以下が挙げられます↓

[執務室の場合]
オフィス全体のうち半分〜60%の割合

[役員室の場合]
オフィス全体のうち5〜8%の割合

[休憩室の場合]
オフィス全体のうち6〜8%の割合

[収納スペース]
オフィス全体のうち4〜5%の割合

[資料管理、セキュリティスペース]
オフィス全体のうち10〜15%の割合

これらを目安にしながらゾーニングをしていきましょう。

その上で、図面に落とし込みながらインテリア、機器類を配置していきましょう。
その際、動線に問題無いかを確認する必要があります。

従業員のリアルな声を取り入れよう

従業員のリアルな声を取り入れよう

経営陣だけでオフィスレイアウトを決めていくのは避けましょう。

なぜなら、最適なオフィス環境とは、従業員のニーズによって決まるからです。

たとえば
・個人で作業できるスペースが必要か
・会議できる場が複数あった方がいいのか
・コミュニケーションが取りやすいデスク配置にするべきか
といったように、従業員が求める環境とは、どんな環境かを深堀りしていく必要があります。

そのためには、従業員のリアルな声を拾っていくことです。

ヒアリングあるいは、アンケートを通して「どんなオフィスなら働きやすいか」「どんな要素が必要か」を集めてからレイアウトを考えていきましょう。

まとめ:オフィスレイアウトはポイントを押さえながら考えていこう

まとめ:オフィスレイアウトはポイントを押さえながら考えていこう

「オフィスレイアウトってどうやって考えていけばいいの?」というお客様へ、ゾーニング、コンセプトの決め方、そして従業員の声を取り入れることの重要性についてお伝えしてきました。

レイアウトをいきなり考えていくのではなく、まずはゾーニングを考えていきましょう。

ある程度ゾーニングが決まれば、コンセプトを決め、レイアウトを具体的に決めていけます。

従業員が快適に働けるオフィスにするには、従業員のニーズを知る必要があります。

従業員のニーズを知り、土台となるコンセプトを決めることで、本当の意味で働きやすいオフィス環境を作り上げることができるでしょう。