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2020.09.28オフィスデザイン

経営課題解決におけるオフィスデザインの効果と方法

経営課題解決におけるオフィスデザインの効果と方法

企業経営をしていると解決しなければならない課題が山積みになりがちです。 その手段の一つとしてオフィスデザインを変更する方法があることを知っているでしょうか。 オフィスのリニューアルや移転によって課題を解決できる可能性が十分にあるので、課題に応じてどのような方法で取り組んだら良いのかを確認しておきましょう。

経営課題の解決にオフィスデザインが有効な理由

まず企業の経営課題を解決するのにオフィスデザインが一般的に有効と考えられる理由を理解しておきましょう。

企業が展開する事業は経営者と従業員、取引先や顧客、一般消費者や求職者などといった人や他企業とのつながりによって作り上げられています。

事業に関わる業務をする場所でもあり、社内外の人とのコミュニケーションをする舞台でもあるのがオフィスです。

オフィスをどのようにデザインするかによって現場で働く従業員が働きやすいか、効率的に作業できるか、あるいは顧客がどのようなイメージを持つかといったことが異なるでしょう。

例えば、無駄な動きをしなくて良いオフィスレイアウトになれば作業をスムーズに行えるようになります。

また、雰囲気が変わることによって印象が変化し、従業員のストレスが軽減されたり、サービスが向上したりするでしょう。

環境の変化によってコミュニケーションのあり方も業務の進め方も心的な状態も変わります。このような観点でオフィスデザインの改善を図ることによって抱えてきた経営課題を自然に解決できる可能性があるのです。

経営課題としてよく掲げられている従業員のモチベーション、営業利益の向上、人材育成、人材採用という四つの観点から具体的にオフィスデザインの効果を考えてみましょう。

従業員のモチベーションを上げるオフィスデザイン

従業員に意欲的に仕事に取り組ませるのは経営上重要な課題の一つで、苦労があっても頑張る気持ちを奮い立たせるためにも欠かせない考え方です。

オフィスデザインによって従業員のモチベーションを上げられるのは、不満を減らしつつ働く魅力を大きくできるからです。

例えば、日常業務を行うのにいつも居室と隣の部屋を行き来しなければならなかったとしましょう。

そのレイアウトを変更して行き来の必要をなくすとストレスが軽減され、業務効率も上がることから従業員の仕事に対するやる気が高まります。

また、もっと抜本的に改革することも可能で、席が固定されていた状況からフリーアドレスにするのが典型例です。

他の従業員と日常的にコミュニケーションを取りやすくすることにより、従業員は協力して企業目標を達成しようとしている実感を得られるようになります。

また、多様な環境のスペースを用意することで、業務内容に応じて適切な場所を選べるようになると仕事の効率も上がるでしょう。

自由を与えることによって従業員が自分の意志で望ましい働き方を選べるようにするのが解決策になるのです。

ただし、従業員のモチベーションを上げるには何を求めているかをよく理解する必要があります。

事前にヒアリングをして全体としてどのように考えているかを捉え、適切な方針を立ててオフィスデザインをすることで高い効果が上がるようになるでしょう。

営業利益を上げるためのオフィスデザイン

企業が大きくなるためには営業利益を上げていくことが必須です。

売り上げを増やしつつ経費を削減することが必要になりますが、このどちらもオフィスデザインによって対策することができます。

オフィスデザインを美しく仕上げ、ブランドコンセプトがよくわかるようにすることで、オフィスに訪れた顧客の印象が大きく変化します。

直感的に与えられるイメージによって、この企業との取引なら安心できる、この企業と提携すれば事業が成功すると考えてもらえるようになるのが典型的な効果です。

その影響で新規契約の獲得率が向上したり、既存顧客とのつながりを強めたりすることができ、売り上げが伸びることにつながります。

一方、従業員の作業の無駄がなくなるようにレイアウトをしつつ、従業員のモチベーションやパフォーマンスが高い状態で維持されるようにすれば業務効率が向上します。

このオフィスにいると仕事がスムーズに進むと思ってもらえるようにオフィス什器の配置を変更し、気持ちが仕事に向くと考えてくれるようにオフィス全体の色や開放感を考えるのが効果的です。

さらに、休憩室にリラックスできる環境を作り上げて、昼休みに心身ともに回復できるようなオフィスに仕上げると高いパフォーマンスを維持してくれるでしょう。

このような工夫を凝らすと人件費の削減につながり、新しい業務への取り組みも活発になるので営業利益が向上していきます。

人材育成につながるオフィスデザイン

優秀な人材を育てていくことにより人材とともに企業を成長させるという考え方は終身雇用を基本としてきた日本では定着しています。

人材育成には研修が活用されることが多いですが、オフィスデザインによって自ら成長させていく道筋を示すこともできます。

仕事を通して積極的に従業員が個人として成長していくことができれば研修は最小限にしても問題はありません。

例えば、企業の横のつながりを重視しようと考えてコミュニケーションを取れる部署横断型の研修を実施することがあるでしょう。

しかし、オープンなオフィスデザインにして互いの様子をいつでも見ることができ、話もできるようにしてしまえばきっと横のつながりも広がります。

フリーアドレスにして数人ずつのテーブルにすれば自然にコミュニケーションが生まれるでしょう。

他部署とのディスカッションを通して新しい発想が生まれ、次に展開すべき事業が生まれてくる可能性もあります。

逆に業務内容によっては一人で作業をしていた方が成長しやすい場合もあります。

この際には個室にしたり、デスクを全部同じ向きに向けたりすることで集中しやすい環境を整えることが可能です。

その作業がストレスになってしまわないように広めのスペースを確保したり、花や観葉植物を置いたりするなどの工夫もすると効果的でしょう。

さらにeラーニングを導入してデスクで勉強できるようにすれば自ら成長していく意欲も高まります。

人材雇用のためにオフィスデザイン

優秀な人材を獲得するのは経営の継続という観点からも、新規事業を立ち上げる戦力を手に入れるという見方からも重要です。

オフィスをブランド理念や従業員の行動指針などに合わせ、見た目にも美しくデザインすることは採用活動に大きな貢献をします。

まず、求人広告を出したり、ホームページなどで宣伝したりするときにオフィスのコンセプトをアピールポイントにできます。

デザインが秀逸なら単純に写真や動画で見せるだけでも興味を引くことができるでしょう。

さらに企業として追い求めていることを直感的に理解できたり、従業員を大切にしていることがわかったりすれば求職者にとって大きな魅力になります。

さらに面接でそのオフィスに来てもらったときに実際に目の当たりにしてもらったり、一室で面接をしたりすると、この職場で働きたいという気持ちも強まります。

このようなアプローチをすることでブランドコンセプトや企業理念などに共感してくれる人が採用されるので定着率も高くなり、優秀な人材がさらに成長して企業に貢献してくれる仕組みができるでしょう。

オフィスのリニューアルや移転で経営課題を解決しよう

企業が抱える様々な経営課題の解決にはオフィスデザインが大きく貢献します。

有効な解決方法が思い当たらないときや、複数の課題を同時に解決する必要があるときにはオフィスのリニューアルや移転を検討してみましょう。

仕事の効率を上げられるだけでなく、従業員や顧客、求職者などの意識や心理に大きな変化をもたらすことができるのできっと課題の解決につながります。