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2020.09.28オフィスデザイン

移転によるオフィスの縮小を踏まえたオフィスデザインのあり方

移転によるオフィスの縮小を踏まえたオフィスデザインのあり方

コロナウィルスの流行によって在宅ワークという働き方が広まり、それに伴って従来のオフィスのあり方を見直すケースが増加しました。 オフィスに常駐する人数が減ったことにより規模の縮小を図ったり、移転を行う会社も少なくありません。 移転によって規模を縮小したオフィスに相応しいデザインの方向性や、社員同士のコミュニケーションへの影響について学びましょう。

オフィスデザインの考え方を変える必要性について

在宅ワークの増加とオフィスの必要性

多くの業種は会社のオフィスに常駐して仕事に従事するのが当たり前とされていました。

しかしコロナウィルスの流行によって感染予防を目的とした在宅ワークが増加し、そのことがオフィスのあり方に大きな変化をもたらしたのは紛れもない事実です。

今までは「会社勤めと言えばオフィスでのデスクワーク」というイメージが定着していましたが、在宅ワークによってわざわざ会社のオフィスに常駐しなくても仕事はできるという認識が広まったのです。

もちろん、常にオフィスに常駐しなければ成立しない仕事があることも事実ですが、オフィスへ出向かなくても何ら問題は無いという仕事も少なくありません。そのことから、オフィスの必要性を見直す動きが広まりました。

大人数が常に駐在するスタイルは時代に合わない

コロナウィルスは感染力が強く、人数が多いほど感染リスクが高いとされています。

そのため、仕事を行うオフィスでもできるだけ人数を減らすことが望ましいとされているのです。

従来のオフィスは一つの部屋に大勢の会社員が駐在する形でした。喫煙を自由に行うことができた時代はタバコの煙が室内に充満していたほどです。

しかし現代は禁煙が当たり前とされている他、コロナウィルスの感染予防のために人数を減らすことが重視されています。

大人数の会社員が一つのオフィスで顔を突き合わせながら仕事を行う従来のあり方は時代に合わないと言っても過言ではありません。

オフィスの規模縮小や移転は維持費の節約に繋がる

在宅ワークに従事する人が増加するのに伴い、オフィスに常駐する人数は減少傾向にあります。

しかし、オフィスは従来の大人数を想定した作りのままになっているのが実状です。そのままではむやみに広く感じてしまい、駐在する人が落ち着かないのも事実です。

また、広いオフィスはそれだけ光熱費が嵩みやすいので出費を抑えるためには規模の縮小が重要と言えます。

賃貸オフィスの場合は家賃も大きな出費になるので、常駐する人数に合わせて小規模なオフィスへ移転することも選択肢の一つと言えるでしょう。

時代の流れに合わせてオフィスのあり方を変えるのはそこで働く人への配慮になるばかりではなく、維持費の節約にも繋がるのは間違いありません。

コロナウィルスの流行は経済にも大きな影響をもたらしているため、経営戦略の面から見てもオフィスのあり方を見直すのは効果的な考えです。

従来の常識にとらわれず、価値観や考え方の変化を受け入れる姿勢を持つことが機能的なオフィスデザインに仕上げるための条件になります。

在宅ワークの増加に伴うオフィス業務の変化を踏まえ、オフィスで働く人にとって有意義なデザインにすることを忘れてはいけません。

規模の縮小に伴うオフィスデザインの決め方

オフィスの広さに合わせてデザインを決めることが大切

オフィスデザインは単に壁や床、天井の色を変えるだけではなく、オフィス家具の配置場所や照明の角度など、オフィス全体のバランスを考慮して決めます。

オフィスデザインの良し悪しは空間バランスのあり方で決まると言っても過言ではありません。

空間バランスの知識が無ければ質の高いデザインにすることは非常に困難なので、プロのデザイナーが常駐するオフィスデザインの専門会社に任せるのが無難と言えるでしょう。

特にオフィスの広さを考慮したデザインの決め方については空間バランスの調整に限らず、

そこで働く人が受ける影響についても考える必要があります。人の心にもたらす影響を把握することが居心地の良いオフィスにする条件です。

オフィスを狭いと感じさせないことが重要

人は自分のいる場所が狭いほど不安を感じやすいとされています。

自分を取り囲む壁や床などが圧迫感をもたらし、息苦しく感じてしまうのが理由です。

実際にはさほど狭くない場所であっても狭いと感じると、途端に不安になるケースは珍しくありません。オフィスデザインを決める際はその点に注意する必要があります。

オフィスそのものの広さを変えるのは大掛かりなリフォーム工事が必要になるので容易ではありません。

そのため、壁や床の色を変えたり、オフィス家具の置き場所を工夫するなどの方法でオフィスを広く感じさせるのが良い方法と言えます。

一般的に白、または白に近い淡い色ほど大きく、広く見えるとされています。白は膨張色と呼ばれ、物を実際よりも大きく見せる効果があるのです。

オフィス家具の置き場所や形状がオフィスの雰囲気を変える

オフィス家具の配置場所や形状もオフィスデザインの方向性を決める重要な事柄です。

同じオフィス家具でも壁際に置くのと、オフィスの中央部分に置くのでは雰囲気が大きく変わります。

壁に近い場所ほどオフィス家具の存在感が減少し、室内が広く感じられます。

逆に中央に近い場所ほど存在感が増すうえに室内が狭く感じるようになりますが、これは常にオフィス家具が視界に入るためです。

そこに物があると認識すると常に意識するようになり、物が置かれている空間を狭く感じるようになります。

オフィスを広く見せようとするなら、家具類はできるだけ壁に寄せるのが良い方法と言えるでしょう。家具の形状については丸みを帯びている物ほど、家庭的な温もりを感じさせる効果があります。

オフィスの移転と働く人への影響

オフィスの移転はデザインを見直す良い機会

常駐する人数が減ったことにより、オフィスを移転するケースは少なくありません。

維持費の軽減が目的ですが、同時にオフィスデザインを見直す良い機会とも言えます。

在宅ワークに従事する人が増えた一方でオフィスにおける社員同士のコミュニケーションのあり方も変化しました。

オフィスに駐在する人同士のコミュニケーションはそのオフィスのデザインが少なからず影響しています。

移転を機にデザインの方向性を見直し、時代の流れに合わせた新しいコミュニケーションの場を作ることも方向性の一つと言えるでしょう。

明るい雰囲気にするとコミュニケーションが円滑になる

オフィスが薄暗いとそこで働く人も雰囲気が暗くなりがちです。

仕事のモチベーションが下がるばかりか、人付き合いにも悪影響が及ぶ可能性もあります。

オフィスデザインを決める際は室内を明るく保ち、爽やかな雰囲気を感じさせるのが仕事の質の向上と社員同士のコミュニケーションの円滑化に繋がると言えるでしょう。

日光を遮るのを防ぐため、窓の近くにはオフィス家具などは置かず、カーテンも薄地の物を選びます。

壁や床、天井は光を反射する白色を用いるのが室内を明るくするための工夫です。室内が明るくなると人の表情も見えやすくなり、コミュニケーションが取りやすくなります。

雰囲気が明るくなると仕事も楽しく感じるようになり、質の向上に繋がると言っても過言ではありません。

オフィスで働く人に受け入れられることがデザインの質を決める

在宅ワークの増加により、オフィスで働くことへのイメージが大きく変わったのは紛れもない事実です。

その一方でオフィスに常駐しなければ成立しない仕事があることも事実なので、オフィスの縮小や移転を行う際は、その点を踏まえてデザインの方向性を決めることが重要になります。

ワークスタイルの変化に対応しつつも、オフィスで働く人が快適に過ごせることを第一に考えることを忘れてはいけません。