2020.10.26 2020.10.22オフィスデザイン
個性と使いやすさの両立は可能?TRUST Officeが手掛けた事例を紹介
今回ご紹介するのは、個性と使いやすさを同時に実現したオフィスデザインの事例です。 画一的で整然としたオフィスが適している企業がある一方で、個性的なオフィスがふさわしい企業も存在します。自由な雰囲気のあるユニークな企業には、独自性のあるオフィスが似合います。 とはいえ、個性があればそれでよい、というわけではありません。社員が使いやすいオフィスであることが大切です。しかし個性と使いやすさの両立は、はたして可能なことなのでしょうか? TRUST Officeが手掛けた今回の事例の中に、その答えはあります。
目次
”株式会社インフィニティエージェント 様”のオフィスデザイン 事例
この事例のクライアントは、「株式会社インフィニティエージェント」です。
クライアント企業の個性を表現したオフィスデザインであるのが、今回の事例の特徴です。では株式会社インフィニティエージェントは、どういった企業なのでしょうか。
”株式会社インフィニティエージェント”とは
株式会社インフィニティエージェントのwebサイトには、同社が「デジタルマーケティング領域における少数精鋭のプロフェッショナル集団」であると掲げられています。
社員には大手代理店出身者が多く、リスティング広告やSNS広告などに強いのが特徴です。
また、次世代を担うベンチャー企業と目されており、2020年4月には2020年「働きがいのある会社」ランキングにおいてベストカンパニーに選ばれています。各方面からの注目を集める、やる気に満ちた企業だと言えるでしょう。
”インフィニティーエージェント様”からのご要望
「こんなオフィスで働いてるんだ、すてきだね」。社員がこのように言われるような空間にしたいというのが、この事例でのクライアントからのリクエストです。
この要望に応えるため、実際のオフィスデザインには様々な工夫がなされています。ではどのようなオフィスデザインとなっているのか、具体的に見ていきましょう。
企業理念を印象的に表現
企業の個性にはいろいろなものが含まれますが、企業理念もその中の1つです。インフィニティエージェントの企業理念は「セールスとデジタルを駆使し、無限の可能性を引き起こす」です。
この理念を印象的に表現しているのが、今回の事例のポイントです。
企業理念をデザイン化したエントランス
エントランスは、会社にとって顔となる大切な場所です。人との出会いで大きな意味を持つのが第一印象。そしてそれは企業も同様で、エントランスは会社の第一印象に大きな影響を与える要素の1つです。
今回の事例ではその点を踏まえ、株式会社インフィニティエージェントのデザイナーからの提案を受け、企業理念をデザイン化した印象的なエントランスを設置しています。
黒い夜空を背景に白く輝く星座をあしらった、「無限の可能性」というものを感じさせるデザインなのがこのエントランスの特徴です。
ひと際目を引く企業ロゴ
エントランスの中でひと際目を引くのが、インフィニティ(無限)の記号を思い起こさせる企業ロゴです。黒をバックに浮かび上がっており、この会社が「無限」というものに特にこだわっていることを伝えています。
しかも押しつけがましいところがなく、爽やかなイメージを醸し出しているのです。企業のオープンな社風と理念をさり気なく、しかも印象的にアピールしているのがこのオフィスデザインのよい点の1つです。
会議室はガラス張り
このオフィスの独自性を表しているのが、ガラス張りの会議室です。大小2つ用意されており、使用目的に合わせて選べます。
小さめの会議室
6人掛けのテーブルが設置されているのが、小さめな方の会議室です。ライティングバーから吊り下げられた照明と、適所に配置された観葉植物がよいアクセントになっています。
大きな窓の近くにテーブルはあり、ゆったりとした空間と、十分な光の中で会議をすることが可能です。顧客とのミーティングや、求職者の面接などに使用するのにも向いています。
大きめの会議室
大きめの会議室には、12人用のテーブルが置かれています。こちらの会議室は経営者幹部が参加するような重要な会議に適している会議室になります。
小さめの会議室とはガラスで仕切られており、オープンな雰囲気がするのが特徴です。落ち着いた雰囲気の中で会議をすることができますし、大きな窓からは外の景色が見えるので、会議が煮詰まった場合の気分転換に役立ちます。
ガラス張りによるメリットとは
会議室がガラス張りなことによるメリットは、開放感があるところです。光が周囲から差し込みますし、密室感がないので圧迫されることもありません。
また会議が白熱した場合、周囲が見えるためクールダウンができるのもメリットです。この開放感のある会議室は、オープンな会社であるというアピールにもなっています。
働く社員のことを考えたオフィスデザイン
この事例のもう1つの特徴は、働く社員のことを考えたオフィスデザインでもあるという点です。
特にリフレッシュルームが使いやすく、社員のストレスの軽減に役立っています。
リラックスできるリフレッシュルーム
このオフィスには、使いやすくて快適なリフレッシュルームが用意されています。置いてあるのはベンチタイプのテーブルセットが2つと、丸テーブルのセットが3つです。
また、1人掛けの席も2つあります。丸テーブル用の椅子は基本的には3つですが、椅子の数を増やしたり、減らしたりすることが可能です。
このようにリフレッシュしたい状況に合わせ、席を選択できるのがこのスペースのよい点です。
室内には電子レンジや冷蔵庫、ウォーターサーバーなどが設置されており、利便性にも優れています。気分転換をしたい社員にとっては、とても有難いスペースだと言えるでしょう。
使い勝手のよいロッカー
このオフィスには、使い勝手のよいロッカーが置かれています。
縦長ではなく、やや横に長いタイプのロッカーで、ノートパソコンなどを仕舞っておくこともできます。また、書籍や雑誌などを入れておくのに便利です。
デスクの上には吊りグリーン
執務室のデスクの上には、目に優しい吊りグリーンが設置されています。このオフィスのユニークな点ですし、無機質になりがちな執務室のよいアクセントにもなっています。
また、白いデスクと吊りグリーンのコントラストが、企業ロゴを思い起こさせるという点も注目したいポイントです。
期待できる効果
ここまで見てきたようにこの事例では、個性的で使いやすいオフィスが実現しています。またこのオフィスデザインには、次のような効果も期待できます。
訪問客にオープンな社風をアピールできる
このオフィスを訪れた人に対し、明るくオープンな社風をアピールすることが期待できます。特にガラス張りの会議室や、吊りグリーンを設置した執務室がよい印象を与えてくれることでしょう。
また、効果的に配置してある観葉植物や、さり気なく飾られたパネルも社風のアピールに一役買っています。
仕事の能率が上がる
執務室の横に長いデスクは、十分な個人スペースの確保を可能にしています。と同時に、隣の席との間仕切りがないため、コミュニケーションを取りやすくなっています。
少数精鋭というこの企業の特徴を考慮しており、他の社員との連携をスムーズにするのにも適したオフィスデザインです。これにより、仕事の能率が上がることが期待できます。
社員の自尊心を高める
このオフィスは、とてもきれいで個性的です。しかも使いやすいため仕事の効率アップも見込めます。こういったよく考えられ、洗練されたオフィスには、社員の自尊心を高める効果も期待できます。
というのは、他の人に自慢したくなるようなオフィスだからです。まさにクライアントのリクエストのとおり、「こんなオフィスで働いてるんだ、すてきだね」と言われるようなオフィスになっているというわけです。
個性と使いやすさを両立したオフィスにリニューアルしてみよう!
この事例のオフィスは独自性があり、とてもユニークです。インパクトがあるため、訪れた人の印象に残ることが期待できます。
また、使いやすくてリラックスできるリフレッシュルームを設置するなど、社員にとって働きやすいオフィスにもなっています。
こうしたオフィスで勤務できるとなれば、モチベーションもアップすることでしょう。今回ご紹介した事例のような、個性的で使いやすいオフィスにリニューアルしてみませんか。
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