2020.12.24 2021.01.26コラム
社員のモチベーションを維持するオフィス環境とは
「社員のモチベーションが上がりません…なぜでしょうか」というお客様へヒントになる記事です。
当記事では、社員のモチベーションUPのための『オフィス環境アイデア6つ』を、お伝えいたします。
社員のモチベーションと、オフィス環境は密接な関係があります。
ズバリ「雰囲気が重い」「空気がピリピリしてて居づらい」と社員が感じてしまう場なのであれば、モチベーションUPに繋がりません。
仕事をする上で、ある程度の緊張感は必要ですが「やる気はあるのに雰囲気が重くて居づらい…」と感じさせてしまうのは、社員にとってマイナスでしかありません。
逆に、社員が過ごしやすいオフィスであればあるほど、社員のモチベーションUPと維持に繋がります。
社員にとって快適なオフィス環境が分かれば、社員のモチベーションUPと維持のための改善点が分かりますね。
目次
社員のモチベーションは業績に影響する
結論、社員のモチベーションが高ければ高いほど、企業としての利益や業績が高くなります。
社員のモチベーショUPが作業パフォーマンスUPに繋がり、企業の経営力UPに繋がるからです。
同じ仕事をするなら、快適に過ごせる空間の方が生産性が上がります。
オフィスは、1日約8時間以上いて、食事と休憩さえもしている空間です。
性別、年齢は様々ですが『皆が快適だ』と感じるオフィス環境にすることで、社員、企業全体の生産性がUPします。
それだけなく、快適でモチベーションを保てる環境なだけで
・離職率が低くなる
・優秀な社員がやめづらくなる
という効果も期待できます。
社員のモチベーションUPのための6つのアイデア
社員のモチベーションUPのためにできる環境作りは以下が挙げられます。
①BGMを取り入れる
②フリーアドレス制を設ける
③パーソナルスペースを作る
④リフレッシュスペースを設ける
⑤人が集まる場所ほどゆとりある空間にする
⑥観葉植物やインテリアアイテムを変えてみる
順に詳しくお伝えしますね。
モチベーションUPのためのアイデア①BGMを取り入れる
1つ目は、BGMを取り入れることです。
BGMを取り入れることで、
・他の雑音が耳に入りにくい
・心地よい音楽がメンタル面に良い影響を与える
などの効果があり、集中力UPに繋がります。
カフェのようなゆったりしたBGMや、仕事のパフォーマンスUPの効果があるBGMを取り入れる企業が多くなっているのは、社員のモチベーション、パフォーマンスUPためです。
時間帯によってBGMを変化させてみるのも良いでしょう。
例えば、
・昼休みはよりリラックス系BGM
・残業をしてほしくない日には、帰宅を促す明るい音楽
など、シーンに合わせてBGMを変えてみましょう。
社員の”オンとオフ”を切り替えられます。
メリハリのあるオフィス環境を作り出すアイデアの一つとしてBGMを取り入れてみて下さい。
モチベーションUPのためのアイデア②フリーアドレス制
2つ目は、フリーアドレス制を取り入れることです。
フリーアドレス制は決まった席を作らないというスタイルです。
もし、外回りの仕事が多い部署は、フリーアドレス制を導入したら環境が良くなるかもしれません。
オフィスに残る人が、ポツポツと散らばるよりも、良い雰囲気になる可能性があるからです。
社員が好きなところに座り、普段話さない人とコミュニケーションを取る。
たったそれだけのことかもしれませんが、誰かと会話することで仕事が楽しくなることもあります。
一方で、じっくり考えたい仕事や作業がメインの場合は固定席の方が仕事しやすい場合もありますね。
仕事の内容次第で、フリーアドレスの方がコミュニケーションが活発になるのであれば、前向きに検討してもいいでしょう。
モチベーションUPのためのアイデア③パーソナルスペース
3つ目は、パーソナルスペースを取り入れることです。
フリーアドレス制とは逆のアイデアで、”個”の空間があることで、集中力UP、作業効率UPを目的としたオフィス環境です。
具体的には、
・パーソナルブースを設ける
・デスクにパーテーションを設ける
などで”個”の環境が出来上がります。
「誰にも見られない」「視線を感じない方が良い」という、個人の作業ペースを尊重するのであれば、取り入れるべきアイデアの一つです。
モチベーションUPのためのアイデア④リフレッシュスペースを設ける
4つ目は、リフレッシュルームを設けることです。
休憩時間とは別に、社員の気分転換のための空間は必須です。
なぜなら、喫煙者のための喫煙ルームという気分転換の場があるのに、非喫煙者にはないのは不公平です。
コーヒーブレイクや一息つけるような場を1つ設けることで、他部署の社員とコミュニケーションが取れる場にも成りえます。
ささいな会話から、パッとアイデアが浮かんでくるかもしれませんね。
また、リフレッシュルームを設ける際は、気兼ねなく使えるようにしましょう。
仕事の効率UPのためには適宜休息が必要です。
「リフレッシュスペースにいると仕事をさぼっている…なんて思われないかな」と、不安に思う社員が出てこない様に配慮しましょう。
そのためには、経営者や上司が「積極的にリフレッシュスペースを使ってね」と社員に声掛けが必要になるでしょう。
モチベーションUPのためのアイデア④人が集まる場所ほどゆとりある空間にする
5つ目は、ゆとりある空間作りを意識することです。
ゆとりある空間であれば、
・圧迫感がない
・窮屈に感じない
・開放感を感じる
・室内が明るく感じられる
・通路や導線が狭くならない
といったストレス軽減に繋がります。
具体的には、
・窓を棚などで塞がない
・窓の近くにたくさん物を置かない
・背の高いオフィス家具をなるべく置かない
などの工夫で、ゆとりが生まれます。
”開放感”はオフィス環境作りの基本です。ぜひ、抑えましょう。
モチベーションUPのためのアイデア⑥観葉植物やインテリアアイテムを変える
6つ目は、観葉植物を置く、インテリアを変えることです。
緑があるだけで以下の効果があります。
・ストレス軽減
・集中力を上げる
・気持ちを落ち着かせる
・空気の浄化作用がある
何よりも、緑があるだけで心がホッと和みますね。
また、デスクとイスはできるだけ快適なものを取り入れましょう。
社員のモチベーション維持のためです。
・古くて固いイス
・背丈に合わないデスク
などを長時間使用しては疲れやすくなります。
ですので、
・高さを調節できるデスク
・姿勢が負担にならない機能性の良いイス
などに変えてみましょう。
長時間いるオフィスだからこそ内装にもこだわろう
社員が長い時間を過ごすオフィスだからこそ、内装にはこだわるべきです。
なぜなら、オフィス環境が悪いだけで「この会社、なんだか雰囲気良くないな」とマイナスなイメージを抱かせてしまいます。
逆に言えば、オフィス環境さえ良ければ、
・社員がやる気になる
・仕事へのモチベーションが上がる
・会社に対するストレスが少なくなる
というプラスの効果が期待できます。
「どうやったら社員のやる気をUPさせられる?」
の答えはすぐには分からないかもしれません。
ですが
『オフィス環境を良くする』
これだけで、もしかしたら解決できるかもしれませんよ。
『オフィス環境を考える』ことは『社員への尊重』に繋がる
オフィスの新規オープン、リフォームを検討しているお客様へ、社員のモチベーションUPのための環境作りについてお伝えしてきました。
『社員のモチベーションを保てるようなオフィスにする』ということは「どんな風にしたら社員が過ごしやすいか」を意識することになります。
社員が「どう働くべきなのか」「どう働きたいのか」という”価値観を尊重すること”が、これからの企業やオフィスに求められるようになるでしょう。
また、テレワークやオンラインを活用した今のワークスタイルが作業効率を上げていることにも繋がっています。
社員一人ひとりの作業効率を上げるためにも、企業としての環境作りがより一層求められるようになるでしょう。
そのような中でも、特に集中ワークブースは、コロナウィルスの感染防止対策の一貫として誕生したものの、コロナが収束した後も需要が高まっていくと考えらます。
理由は、今成り立っているこの”新しい働き方”を、以前のような”元の働き方”に戻すとは考えにくいからです。
「集中ワークブースについてもっと知りたい」
「他にどんな見本があるか気になる」
という方は、下記より詳しい内容をご覧頂けます。
>>『集中ワークブース』を詳しく見てみる
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