2020.12.26 2021.01.26コラム
オフィスに観葉植物が”ある”と”ない”とでは?
「オフィスに観葉植物なんか置いて良いことあるの?」というお客様への記事です。
当記事では
・観葉植物が人に与える効果
・観葉植物がオフィスに与える効果7つ
をお伝えいたします。
有名なGAFA(Google,Amazon,Facebook,Apple)のオフィスでは『自然の中にオフィスを作る』かのように、緑を意図的に取り入れています。
「たかが植物でしょ?」と侮ってはいけません。
観葉植物が人々に与える効果は絶大です。
特に「オフィスの雰囲気を良くしたい」と、お客様がお考えでしたら理解を深めておくだけでも損はしません。
目次
観葉植物が人に与える効果とは
観葉植物は、人にプラスになる効果を与えてくれます。
「緑があるだけで癒される」のは「なんとなくそんな気がする」という感覚的なものではありません。
『グリーンアメニティ』とも呼ばれているくらい、人に良い効果を与える根拠があります。
オフィスに観葉植物と得られる効果は7つある
迷うことなくオフィスに観葉植物を置きましょう。
得られる効果は以下の通りです。
①湿度調整
②目の疲労軽減
③リフレッシュ
④マイナスイオン
⑤消臭、空気清浄
⑥ひらめき、問題解決力UP
⑦オフィスの暗い雰囲気を和らげてくれる
順に詳しくお伝えしますね。
オフィス×観葉植物の効果①湿度調整
1つ目は、湿度調節ができる点です。
観葉植物は、オフィス内の乾燥を抑制する力があります。
植物自身の水分を、空気中の水分を供給するような働きがあるからです。
鉢の中の水分を根から吸収し、葉の気孔から水分を蒸散させます。
加湿しすぎてしまうことはありません。
加湿器のような水垢が発生したり、バクテリアが発生することもありません。
クリアなうるおいをもたらしてくれる、天然の加湿ツールが観葉植物です。
オフィス×観葉植物の効果②目の疲労軽減
2つ目は、目の疲れを減らしてくれる点です。
観葉植物は、ドライアイの軽減やパソコン画面による眼精疲労を抑える効果があります。
植物を眺めることで、脳内の大脳皮質という部分が活発になるからです。
(『目の疲れ』は、大脳皮質の活動が抑えられることで起こります)
また緑色は、目を休めるのに最も適した色。
緑色から出ている波長が、網膜に負担をかけません。
植物を置くことで、目に優しい効果があります。
オフィス×観葉植物の効果③リフレッシュ、癒し
3つ目は、リフレッシュ、癒しの効果がある点です。
植物を視界に入れることで、脳内にα波が増えていくからです。
脳内にα波が増えることで、
・血圧が低くなる
・筋肉の緊張がほぐれる
・心拍数が落ち着いてくる
・皮膚の電気抵抗が少なくなる
といった効果があります。
また、観葉植物から放たれる緑の香り(フィトンチッド)、はリラックス効果をうむとも言われています。
結果、緊張状態がほぐれ、ストレス軽減にも繋がります。
オフィス×観葉植物の効果④マイナスイオン
4つ目は、マイナスイオンが発生する点です。
マイナスイオンが人に与える一般的な効果は、以下の通りです。
・副交感神経の働きを助ける
・心拍を安定させてくれる
・血圧を下げる効果がある
マイナスイオンは、人々の心と体をリフレッシュさせてくれます。
一方で、オフィスの中にあるパソコンや電子機器からは『プラスイオン』が発せられています。
プラスイオンの影響で、
・慢性疲労
・肩こり
・腰痛
・冷え
などが起こると考えられています。
観葉植物を置くことで、これらの影響を抑える効果が期待できます。
オフィス×観葉植物の効果⑤消臭、空気清浄
5つ目は、消臭、空気清浄の機能がある点です。
観葉植物を育てると、お部屋の空気を清潔に保つことができます。
具体的には次の通りです。
・光合成による効果
・雑菌の繁殖を抑制するための抗菌効果
これらの働きによって、消臭、空気清浄の効果があるとされています。
観葉植物の光合成により、二酸化炭素を除去し、酸素を空気中に供給してくれるという働きがあるからこその空気清浄効果です。
また、植物には『フィトケミカル』という物質があります。
『フィトケミカル』は、カビの胞子やバクテリアの繁殖を抑制してくれます。
この働きそのものが、抗菌効果の働きです。
オフィス×観葉植物の効果⑥ひらめき、問題解決力UP
6つ目の効果は、ひらめき、問題解決力UPの効果が期待できる点です。
観葉植物をオフィスに置いたり、デスク周りに置くことで、集中力UPに繋がることは科学的に証明されています。
松本博豊名誉教授(豊橋技術科学大学)の研究結果によると、目に見える緑の割合が、10〜15%の時、パフォーマンスが最もUPするようです。
観葉植物のグリーンアメニティ効果の実証と室内環境デザインへの応用
オフィス×観葉植物の効果⑦オフィスの暗い雰囲気を和らげてくれる
7つ目は、オフィスの暗い雰囲気を和らげる効果がある、という点です。
観葉植物にはヒーリング効果があります。
ヒーリング効果は、緊張を和らげる効果のことです。
観葉植物は、淀んだような暗くて重い雰囲気を緩和させる働きがあります。
オフィスの観葉植物は”緑視率”を意識しよう
オフィスの環境や雰囲気を良くしたいのであれば、緑視率UPを意識しましょう。
具体的には、壁を植物で覆うような”壁面緑化”にすることです。
壁面緑化は、GAFAを含め、多くの企業や、カフェなどで取り入れられています。
緑視率とは、建築工学の分野では
『人の視界である左右120度と、奥行き5メートルの範囲で緑が占める割合のこと』
を指します。
先ほどもお伝えしたように『目に見える植物の割合を10-15%にすれば、ストレス軽減になる』と、実験で証明されています。
可能な範囲で壁面緑化にすることで、緑視率の向上=社員のパフォーマンスUPに好影響です。
観葉植物はお世話する以外にデメリットがない
観葉植物は大きなデメリットはありません。
水やりや日光浴などのお世話が必要になるだけです。
観葉植物を取り入れるだけで良い。
これほど効率の良い投資は他にはないでしょう。
観葉植物を取り入れるだけで、社員のパフォーマンスとモチベーションが上がるのですから。
GAFAの様に、世界を変える企業には植物が当たり前のように取り入れられています。
植物は「なんとなく良いから」では無くなってきています。
植物は「仕事に必須だから」と、なってきているのです。
観葉植物はお仕事のパートナー
オフィス環境を良くしたいとお考えのお客様へ、観葉植物を取り入れるメリットをお伝えしてきました。
『オフィスの環境を良くしたい』ということは「どんな風にしたら社員が過ごしやすいか」を意識することになります。
社員が「どう働くべきなのか」「どう働きたいのか」という”価値観を尊重すること”が、これからの企業やオフィスに求められるようになるでしょう。
そのための第一歩として、観葉植物を取り入れてみて下さい。
また、テレワークやオンラインを活用した今のワークスタイルが作業効率を上げていることにも繋がっています。
社員一人ひとりの作業効率を上げるためにも、企業としての環境作りがより一層求められるようになるでしょう。
そのような中でも、特に集中ワークブースは、コロナウィルスの感染防止対策の一貫として誕生したものの、コロナが収束した後も需要が高まっていくと考えらます。
理由は、今成り立っているこの”新しい働き方”を、以前のような”元の働き方”に戻すとは考えにくいからです。
「集中ワークブースについてもっと知りたい」
「他にどんな見本があるか気になる」
という方は、下記より詳しい内容をご覧頂けます。
>>『集中ワークブース』を詳しく見てみる
- CATEGORY
- コラム
- TAG