2021.01.14 2021.02.15コラム
サテライトオフィスとは?導入するとどんな効果があるのか
「サテライトオフィスって必要?どうしてあんなに需要があるの?」というお客様への記事です。
当記事ではサテライトオフィスの需要が高い理由をお伝えしていきます。
結論から言いますと、サテライトオフィスの需要が急速に高くなっている理由は3つです。
・テレワークが増えたため
・オフィスの縮小を考える企業が増えたため
・今までのオフィスと”在り方”を変えたいと考える企業が増えたため
新型コロナウィルスがキッカケではありますが、サテライトオフィスの需要は今後も続くと考えられています。
社員と企業がお互いに働きやすい環境作りの一環として、サテライトオフィスの必要性は高くなります。
オフィスの在り方を考え直している今だからこそ、サテライトオフィスについて理解を深めていきましょう。
目次
サテライトオフィスとは?
サテライトオフィスとは、本社、本拠地から離れた場所に設置されたオフィスのこと。
・OO支店
・OO支社
・OO支店営業所
といった呼び方のオフィスとは、別の役目を持っています。
簡単にお伝えしますと、
『OO支店、OO支社、OO営業所』=それぞれ違う事業内容、業務内容がメイン
『サテライトオフィス』=社員の働き方がメイン
だと、捉えましょう。
サテライトオフィスの役目
サテライトオフィスの役目は『社員の働き方を意識して作られたオフィス』だという点です。
本来のサテライトオフィスは、
・都内でなくても本社と同じ機能を持っている
・都内まで通わずとも、社員が通勤しやすい地域にオフィスを置く
という意味合いがあります。
そのため、規模としては小さめのオフィスが多く存在します。
通信環境と数人が働けるだけのスペースがあれば成り立つからです。
サテライトオフィスを設置することは、テレワーク同様、政府が推進する『働き方改革』のコンセプトとも相性が良いともされています。
なぜサテライトオフィスの需要が高いのか
サテライトオフィスの需要が高い理由としては、以下が上げられます。
・テレワークが増えたから
・オフィス縮小が進んでいるから
・様々な働き方を目指す企業が増えてきたから
以上、3つの理由について詳しくお伝えしますね。
需要の高い理由①テレワークが増えたから
1つ目の理由は、テレワーク、リモートワークが増えたからです。
新型コロナウィルス感染症拡大防止対策の一つとして、テレワークを導入する企業が急増しました。
中でも興味深いのが「自宅以外にもテレワークができる環境がほしい」という声がある点です。
テレワークが増えてきている中でも「自宅でテレワークする環境や設備が整っていない」という社員が少なくない、ということです。
安定した通信環境と、オフィスとそれほど変わらない設備を揃えたサテライトオフィスであれば、テレワークしたくても出来ない社員が多い企業の対応策にもなります。
こうした背景から、サテライトオフィスの需要が高まっているということに繋がります。
需要の高い理由②オフィスを縮小したい企業が増えてきたから
2つ目の理由は、オフィスそのものを縮小したいと考える企業が増えている、という点です。
「オフィスを縮小したい。だがオフィスとしての機能面を保ちたい」
このようなニーズに対して「サテライトオフィスならば」と、需要が高まっているということです。
ある企業では、グループ全体を原則テレワークとし、今後3年かけて国内のオフィス床面積を半分にする方針を打ち出したとのこと。
他にも、社員に約180拠点のサテライトオフィスを活用してもらい、本社や支社のオフィス面積を減らす方針を発表した大手企業もあります。
『テレワークの普及=オフィスの縮小』は今後も進むと考えられています。
同時に、オフィスが縮小した後の営業やテレワークの拠点として、サテライトオフィス化がさらに進むと考えられます。
需要の高い理由③多様な働き方を実現できているから
3つ目の理由は、様々な働き方を実現したいと考える企業が増えてきた、という点です。
オフィスとしての機能を1箇所に絞らなければ、人も仕事も地方に分散することになります。
仕事も人も、複数の地域に分散させることで、
・オフィスの費用削減に繋がる
・地方面のビジネスへのチャンスがある
・社員にとっても通いやすい、働きやすい
といった形で『様々な働き方』を実現できます。
サテライトオフィスは今の働き方に合っている
本社で働くなくても、社員が住み慣れた地域内で仕事ができるという点は、今とこの先の働き方として必要な要素だと考えられます。
”テレワークリモートワークの形”として、サテライトオフィスを設けることは、企業として、社員に働き方の選択肢を与えている、ということと同じこと。
選択肢があればあるほど、社員は『自分に合った働き方が選べる』ということになります。
・テレワークできる
・リモートワークできる
・サテライトオフィスでも働ける
など、働くいち個人に対して、働きやすい環境作りができるのは、企業として大きなプラスアピールになります。
まとめ:サテライトオフィスは社員の働き方の一つとして成り立つ
サテライトオフィスの必要性に疑問を抱いているお客様へ、今後の需要性についてお伝えしてきました。
サテライトオフィスの需要が今後も高まる理由としては、
・コロナをきっかけにテレワークが急増した
・オフィス縮小を前向きに考えている企業が増えてきた
・様々な働き方を目指す企業が増えてきた
が挙げられると、お伝えしてきました。
業種次第ですが、テレワークやリモートワークは今後も増えていくでしょう。
例え「コロナの不安が収まる状況になったとしても」です。
理由は、社員のライフワークバランスが整うことで、仕事へのパフォーマンスUPに繋がるからだと言われています。
であれば、自社オフィスの今後は
・テレワークできる社員を増やす
・サテライトオフィスを設けて、働き方の可能性を広げる
といった施策が必要になります。
今後企業は、社員が「どう働くべきなのか」「どう働きたいのか」という、個人の価値観を尊重することが求められます。
社員一人ひとりの作業効率を上げるためにも、企業としての環境作りがより一層求められるようになるでしょう。
そのような中でも、特に集中ワークブースは、コロナウィルスの感染防止対策の一貫として誕生したものの、コロナが収束した後も需要が高まっていくと考えらます。
理由は、今成り立っているこの”新しい働き方”を、以前のような”元の働き方”に戻すとは考えにくいからです。
「集中ワークブースについてもっと知りたい」
「他にどんな見本があるか気になる」
という方は、下記より詳しい内容をご覧頂けます。
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