2021.02.03 2021.02.22コラム
アフターコロナで考えるオフィスデザインと課題
「社員のオフィスへの出社率が下がってきたのでオフィスを見直したい。どうすればいい?」というお客様への記事です。
当記事では、アフターコロナに見合ったオフィスデザインの考え方をお伝えしていきます。
結論から言いますと、以下の3つを抑えましょう。
・大きなフロアは必要ない
・3密を回避できるようなレイアウトにする
・急なWEB会議でもスムーズに対応できる環境にする
今後、より一般化されてるであろう『働き方の多様化』に合わせたオフィス作りができよう、当記事でヒントをお伝えいたします。
目次
アフター前後でのオフィスの在り方
『「オフィスだと仕事しづらい…」と社員に感じさせない』
これが、今後のオフィスに課せられたミッションです。
今後も企業として経営していくにはオフィスは必要です。
たとえ、社員全員がテレワークやリモートワークになったとしても、です。
「家でしか仕事をしない」
「会社でしか仕事をしない」
というように場所をを限定しない働き方が今後ますます広がっていくことでしょう。
・家で仕事をするのにに適している作業
・オフィスで行うことが適している作業
・サテライトオフィスでの勤務が有効な作業
など、それぞれに適した場所で業務するスタイルになっていきます。
であるならば、社員の働きやすさ、居心地の良さに重点をおいて”在り方”を変えて行く必要があります。
アフターコロナではオフィスの在り方が見直されている
アフターコロナにおけるオフィスの役割を見直しましょう。
具体期には次の通りです。
・大きなフロアは不要
・3密を防ぐレイアウトにする
・急なWEB会議に対応できる環境にする
それぞれ詳しくお伝えいたします。
アフターコロナに適したオフィスの形①必ずしも大きなフロアが必要というわけではない
1つ目は大きなフロアが不要だという点です。
具体的には、大人数が入れるような会議室などが挙げられます。
テレワークの普及により、社員の出社率が大幅に下がったことで、使われないスペースが生まれた企業も多くなったという声が挙げられます。
代わりに、リフレッシュルームを設けたり、個人ブースを設置するなどの工夫を取り入れると良いでしょう。
アフターコロナに適したオフィスの形②密にならない程度のレイアウトデザインは必須
2つ目は、密にならないようなレイアウトデザインにすること、です。
結論、フリーアドレス制を導入しましょう。
極論ですが「固定席で仕事をしていた執務室の形は無くなっていくのでは?」と考えられています。
その代わり、
・例えば少人数で会議するスペース
・少数人が集まれるようなリフレッシュできるスペース
などは変わらないと考えられます。
その上で、3密を防ぐようなレイアウトにするには以下を抑えましょう。
アフターコロナを見据えたオフィスの形を実現するべきですが、まだコロナ感染の不安がゼロではないからです。
[密閉を防ぐには]
・換気機能を高くする
・外部との遮断性、防音性を考慮したる空間にする
・窓やドアを開けておくなど、部分的にも換気できるようにする
[密集を防ぐには]
・打ち合わせ用のスペースは風通しを良くする
・ソーシャルディスタンスを保てるような座席配列にする
・なるべくペーパーレスにし、大型ディスプレイや個々の端末に表示させるようにする
[密接を防ぐには]
・個人ブースを設ける
・開放感あるレイアウトにする
・オフィスに出社する人数を制限する
・距離を開けられない場合にはパーテーションを設ける
・デスクを対面ではなく、壁側に向けて設置する
アフターコロナに適したオフィスの形③Web会議が行える環境設備が重要となる
3つ目は、WEB会議がスムーズに行える環境にする、という点です。
テレワーク中の社員同士、上司、部下とスムーズにやりとりするには、WEBカメラ付きのパソコンと安定かつ高品質な通信環境が必要です。
また『テレワーク社員が増える=オンライン対談、WEB会議が増える』ということ。
ですので、個人ブースを複数導入することも検討しましょう。
オフィス勤務者の中には、周囲に聞かれたくない会議をオンラインで行うこともあるでしょう。
個人ブースがあれば「会議室を使いたくても空いていない…」といった状況をクリアできます。
コロナ前後ではオフィスの役割も異なってくる
オフィスは、社員にとって集中しやすく、かつ生産性が上がりやすい環境であることが重要です。
「家やカフェだと仕事が進む。なのにオフィスだと全然仕事に集中できない」
これでは本末転倒です。
『柔軟性のあるオフィス』
これが、今後のオフィスとしての役割でもあり、多くの社員に求められることです。
これまでとは少し視点を変えて、柔軟に対応していけるオフィスにしていきましょう。
今後の人材採用、企業としての経営力UPを維持していくには、必要な考え方になるでしょう。
まとめ:新しい働き方と新しいオフィスの在り方は進化している
オフィスの在り方を改めてお考えのお客様へ、アフターコロナに合わせたオフィスレイアウトについてお伝えしてきました。
業種次第ですが、テレワークやリモートワークは今後も増えていくでしょう。
例え「コロナの不安が収まる状況になったとしても」です。
であれば、これまでと視点を変えていき、オフィスの役割を見直していきましょう。
最低限見直すべきは、次の通りです。
・大きなフロアは必要ない
・3密を回避できるようなレイアウトにする
・急なWEB会議でもスムーズに対応できる環境にする
新しい働き方に対応するべきは、社員だけではありません。
企業としても、時代の流れに合わせた動きが求められるのだと、心得ましょう。
新しい働き方を通して、会社や企業の在り方までもが変化しています。
今後企業は、社員が「どう働くべきなのか」「どう働きたいのか」という、個人の価値観を尊重することが求められます。
社員一人ひとりの作業効率を上げるためにも、企業としての環境作りがより一層求められるようになるでしょう。
そのような中でも、特に集中ワークブースは、コロナウィルスの感染防止対策の一貫として誕生したものの、コロナが収束した後も需要が高まっていくと考えらます。
理由は、今成り立っているこの”新しい働き方”を、以前のような”元の働き方”に戻すとは考えにくいからです。
「集中ワークブースについてもっと知りたい」
「他にどんな見本があるか気になる」
という方は、下記より詳しい内容をご覧頂けます。
>>『集中ワークブース』を詳しく見てみる
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