2021.06.21 2021.09.07コラム
ブレイクタイムは作業効率を上げる!アイデアを膨らます時間としても有効
「ブレイクタイムを取ると、作業効率がUPするって本当でしょうか」
「なぜ、ブレイクタイムを取らないといけないのでしょう」
というお客様への記事です。
この記事で伝えていること↓
・ブレイクタイムの大切さ
・ブレイクタイムのいろいろな過ごし方
これまで数多くのオフィス作りに携わった、TRUSTオフィス(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。
先に冒頭の質問にお答えしましょう。
ブレイクタイムを取ると、作業効率がUPする、というのは本当ですよ。
なぜなら、ブレイクタイムを取ることで、脳の疲れが回復されるから、なんです。
パソコンや資料を使って作業を続けていると、身体的な疲れをあまり感じないでしょう。
ですが、脳は、結構疲れていますからね。
ブレイクタイムを挟んで、脳の疲れを回復させましょう。
そうすれば、集中力が維持でき、パフォーマンスUPにつながります。
ここから先は『ブレイクタイムの大切さと、具体的な方法』について、解説していきますよ。
お客様には「ブレイクタイムがいかに従業員にとって重要か、がちゃんと分かっている人」と、なっていただきますね。
目次
ブレイクタイムとは
ブレイクタイムとは、休憩時間のことです。
お昼休憩との違いは、”時間”です。
ブレイクタイムは、
・25分〜30分に、1回のペース
・1回、10〜15分
のペースで取ると効果的です。
この方法は『ポモドーロ・テクニック』と、言われている休憩の取り方なんですよ。
ポモドーロ・テクニックでは『25分の作業』と『約5分間の休憩』を繰り返し行います。
5分間の休憩は、作業とは”まったく違うこと”をするのが望ましいですよ。
たとえば
・本を読む
・少し歩く
・体を伸ばす
・コーヒーを飲む
などが、脳の疲れを回復させるのに効果的です。
”作業以外のこと”を挟むことで、脳が休まり、リフレッシュできるんですよね。
リフレッシュすると、集中力が維持できるようになります。
ブレイクタイムを取らずに作業を続けるよりも、適度に挟んだほうが、良い作業パフォーマンスを維持できます。
ちなみに、ブレイクタイム中に、スマホを見るのは、できれば避けてくださいね。
理由は『スマホを見る=無意識に脳が処理している状態』だからです。
せっかくブレイクタイムなのに、スマホを見てしまうと、脳を休ませていることにはなりません。
ですから、ブレイクタイムでは、スマホはなるべく触らずに過ごしましょう。
手軽にできるブレイクタイムとは
オフィスで手軽にできるブレイクタイムの方法をお伝えしましょう。
合わせて、ちょっと変わったブレイクタイムの過ごし方、も紹介しますね。
以下の4つになります↓
手軽なやり方①軽くストレッチをする
手軽なやり方②淹れたてのコーヒーを飲む
変わったやり方①ヨガ、瞑想をする
変わったやり方②散歩に出かける、運動をする
それぞれ詳しくお伝えしますね。
手軽に出来るブレイクタイム①軽くストレッチをする
その場でできるストレッチは、ブレイクタイムにオススメです。
ずっと同じ姿勢を保っていると、肩こりや腰痛を引き起こす原因に。
オフィスならではの健康被害を避けるためにも、体のメンテナンスをしましょう。
ストレッチであれば、その場でできますし、リフレッシュにもなりますからね。
手軽に出来るブレイクタイム②淹れたてのコーヒーを飲む
淹れたてのコーヒーを楽しむ、というのも良いでしょう。
コーヒーの香りには、
・疲労回復
・リラックス
・リフレッシュ
といった効果があります。
5分〜10分という短い時間だったとしても、効率よく脳をリフレッシュさせられます。
できれば、ドリップ式のレギュラータイプのコーヒーが良いですよ。
インスタントコーヒーよりも、香りが高く、何より美味しく頂けますからね。
ちょっと変わったブレイクタイム①ヨガ、瞑想をする
少し変わったブレイクタイムを取り入れている企業もあるんですよ。
ブレイクタイム中に、ヨガや瞑想に取り組んでいるそうです。
ヨガや瞑想には「マインドフルネス」という概念があります。
簡単に言いますと「何も考えない時間を設けましょう」という哲学的な考え方です。
先ほどもお伝えしたように、ベストなパフォーマンスを維持するには、脳の疲れを回復させないといけません。
ヨガや瞑想を行うことで「何も考えない状態」に。
「何も考えない」が、脳の疲労回復になるのですよ。
脳が回復すると、考える力が回復します。
考える力や思考力が回復すると、集中しやすくなりますよね。
ですから、ブレイクタイムに行うヨガや瞑想は、有効性が高いと理解されているんですよ。
ちょっと変わったブレイクタイム②散歩に出かける、運動する
中には、お散歩に出かける従業員もいるそうです。
オフィスの外に出て、自由気ままに歩くだけでもリフレッシュになりますよね。
また、オフィスのリフレッシュルームに設置された卓球台やトランポリンで、軽く運動する従業員もいるそうです。
たとえ5分だけでも軽い運動ができると、程よい爽快を味わえます。
スッキリした気持ちで脳の疲労回復につながるので、その後の作業に没頭しやすくなるでしょう。
ブレイクタイムは”15時”にとると良いと言われている理由とは
ある一節には「ブレイクタイムは15時に取ったほうが良い」とされています。
理由としては、
・お昼休憩の後、続けて作業することを避けるため
・食べた物が脂肪になりにくい時間帯であるため(甘いものが食べやすいから)
が、挙げられます。
おおよそ
12:00〜13:00までお昼休憩
13:00〜18:00まで就業
といったような就業パターンが多いと思います。
要するに「13:00〜18:00の間に、”まったく休憩を取らない状況”を作らないため」という理解ですね。
中には「最低でも、2時間に一度、10分間の休憩を取るべし」と規則に定めている企業もあるんですよ。
15時のブレイクタイムは、従業員の休憩を確保するためにあるのですね。
ブレイクタイムでなぜ作業効率が上がるのか
もう、おわかりかと思いますが、脳の疲れが回復するから、作業効率がUPするのです。
集中力が保てるのは、最短で15分です。
長くても60分〜90分が、限界だと言われています。
それ以上は、たとえ集中したとしても維持できません。
60分以上無理に作業を続けても、その後パフォーマンスは上がりません。
なぜなら、脳にどんどん疲労が蓄積されていくからですよね。
作業に打ち込むための、エネルギーが減っていくからなんですよ。
脳に疲労が溜まっている状態で、無理やり仕事を続けても、タイプミスなどのケアレスミスをしてしまうかもしれません。
だから、ブレイクタイムを取ることが大切なのです。
従業員に、きちんとお仕事をしてほしいのであれば、適宜ブレイクタイムを取ってもらいましょうね。
まとめ:ブレイクタイムの質が良いと、作業効率もUPする
「ブレイクタイムって、そんなに大切?」というお客様へ、ブレイクタイムの重要性と、具体的な取り方についてお伝えしてきました。
集中力が続くのは60分、長くても90分が限界だと言われています。
集中力を高く維持させたいのであれば『ポモドーロテクニック』を取り入れましょう。
ポモドーロテクニックを取り入れることで、適度にブレイクタイムを挟みながら作業を続けられます。
集中力を維持するには、適度に休む以外の方法はありませんからね。
ブレイクタイムは、脳の疲れを回復させるための時間です。
なるべくスマホは見ず、読書やストレッチなどでリフレッシュしましょう。
今後は、従業員一人ひとりの作業効率を上げるためにも、企業としての環境作りがより一層求められるようになるでしょう。
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