2021.07.05 2021.06.24コラム
オフィスの固定観念が変わる?オフィスらしくないオフィス
「オフィスらしくないオフィスにするのって、アリでしょうか?」
「オフィスの在り方が変わっている、とよく聞きます。具体的にどうしたら良いでしょう?」
というお客様への記事です。
この記事で伝えていること↓
・オフィスに対する考え方の変化
・”オフィスらしくないオフィス”にしかできないこと
これまで数多くのオフィス作りに携わった、TRUSTオフィス(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。
先に冒頭の質問にお答えしましょう。
オフィスらしくないオフィスにするのは大いにアリです。
なぜなら、オフィスに対する考え方が、ここ最近で大きく変わってきたためです。
働き方が多様化してきたのですから、オフィスの在り方も変わっていくべき、と理解しましょう。
ここから先は『”オフィスらしくない”オフィスの魅力を知り、本当に自分たちの会社に必要か』を判断できるよう、解説していきます。
お客様には「新しいオフィスの在り方について、きちんと理解している人」と、なっていただきますね。
目次
- 今のオフィスは”オフィスらしくない”:以前までのオフィスとは
- ”オフィスらしくない”オフィスに求めるデザイン性や機能性
- これからのオフィス①”オフィスにおしゃれ”は浸透しつつある
- これからのオフィス②従業員の働きやすさや帰属意識を考慮
- オフィスは働くだけではない:これからの”らしくない”オフィスの在り方とは
- ”らしくない”オフィスにする簡単な方法①オフィスをカフェ化する
- ”らしくない”オフィスにする簡単な方法②カウンターバーを導入する
- ”らしくない”オフィスにする簡単な方法③休憩スペースやリラックススペースを充実させる
- オフィスは企業の顔となりブランドになる
- まとめ:今後は”オフィスらしくないオフィス”が当たり前になっていく
今のオフィスは”オフィスらしくない”:以前までのオフィスとは
”オフィス”に対して、これまでのイメージは「おしゃれで快適だ」と思えるような環境ではありませんでした。
以前までのオフィスは「従業員全員が、同じ時間に集まり、同じ場所で働く」といったカタチを前提に、デザインされてきた内装ばかりでした。
そのため、
・電気や通信環境
・人数分のデスク確保
・セキュリティ対策、安全性の確保
といった、”仕事をする上で、最低限必要なこと”を、満たしていれば良いだけだったのです。
その結果『代わり映えの無い、無機質な空間』が、オフィスの当たり前でした。
”オフィスらしくない”オフィスに求めるデザイン性や機能性
オフィスに求められる要素が変わってきたのは、ここ最近の話です。
働き方が多様化してきたことで、オフィスに”デザイン性と機能性”が求められるようになりました。
そしてこれからもさらに、デザイン性と機能性を高めるオフィスは増えていくものだと予想されています。
その理由は、下記のとおりです↓
・オフィスにも”おしゃれ”が浸透してきたから
・従業員の働きやすさや、帰属意識が考慮されるようになってきたから
それぞれの理由について、お伝えしていきましょう。
これからのオフィス①”オフィスにおしゃれ”は浸透しつつある
1つ目の理由として「”オフィスもおしゃれであるべき”という考えが、浸透してきたから」が挙げられます。
いくらテレワークが普及してきたからと言って「オフィスにまったく出向かなくなった」というわけではないはずです。
必要であれば、出社することもあるでしょう。
場合によっては、”オフィス=1日の大半を過ごす場所”にもなる、ということですね。
であれば『必要なときに出向くオフィス』に必要なのは、”快適さ”です。
そしてその”快適さ”を具体化する方法の1つが「オフィスをおしゃれにする」ということなのです。
無機質な空間よりも、おしゃれな空間の方が、人は快適に過ごせます。
オフィスでの時間を快適に過ごせれば、ストレスや不満が減り、仕事へのモチベーション維持も期待できます。
「おしゃれなオフィス=従業員のパフォーマンスに直結する」といっても過言ではありません。
その点に気づいた企業だけが、オフィスをおしゃれな空間にしているのです。
これからのオフィス②従業員の働きやすさや帰属意識を考慮
2つ目の理由は「従業員の働きやすさと帰属意識について、企業が考慮するようになった」からです。
”働きやすさ”を考慮したオフィスデザインにすることで、従業員一人ひとりのモチベーションをUPさせる効果が期待できます。
「従業員のモチベーションを上げるのって、そんなに重要ですか?」と感じる方も中にはいるでしょう。
その答えは、YES、です。
なぜなら、従業員のモチベーションが低下したままですと、企業に悪影響をもたらします。
たとえば
・仕事への意欲が低い
・成果が出にくくなる
・パフォーマンスが悪い
・毎日疲れた顔をしている
・離職率が高く、採用活動も良くならない
・同僚や先輩、後輩とのコミュニケーションの質が良くない
といったように、企業にとって”マイナスな要因”に、つながりかねません。
それほどまでに、従業員のモチベーションとは、企業にとって重要な要素でもあるのです。
従業員のモチベーションが高くなれば、帰属意識も高くなります。
帰属意識が高くなると「この会社で働いてることに誇りがあるんだ」と、企業への貢献度UP、または、忠誠度UPが期待できるでしょう。
帰属意識が高いことで、さらなる生産性UPも期待できます。
生産性が上がることで、成果が出やすくなり、よりモチベーションUPにつながる、といったポジティブなサイクルへと成り得るでしょう。
オフィスは働くだけではない:これからの”らしくない”オフィスの在り方とは
おしゃれさや帰属意識を考慮して作られた、”らしくない”オフィスとは「働くためだけの場」ではない、ということです。
では、”らしくないオフィス”を、どのようにして再現すべきか。
「おしゃれなオフィスにしたいけど、デザイン設計が難しい」と感じる方もいるでしょう。
そんなお客様へ、これまで多くの企業が取り入れてきた、比較的簡単な方法をお伝えしますね。
それが次の3つの方法です↓
・オフィスをカフェ化する
・カウンターバーを導入する
・休憩スペース、リラックススペースを充実させる
それぞれ具体的なメリットを添えて、お伝えしていきましょう。
”らしくない”オフィスにする簡単な方法①オフィスをカフェ化する
1つ目は、オフィスをカフェのような内装にする、というやり方です。
オフィスを”カフェ化”することで、従業員同士のコミュニケーションの活性化が期待できます。
カフェのような、おしゃれかつ穏やかな雰囲気が、”会話”のチャンスを生んでくれますよ。
フォーマル、インフォーマルともに、会話や雑談が実現できるようになるでしょう。
また、部署を超えての交流が活発になることも期待できます。
組織図にとらわれない「誰とでも話せる空間」を、カフェ化することで叶えられます。
部署を超えての会話は、新しい発見やイノベーションのキッカケに成り得る重要なひとときです。
カフェ化することで、企業の今後が、より豊かなものになるでしょう。
”らしくない”オフィスにする簡単な方法②カウンターバーを導入する
2つ目は、カウンターバーを設置する、というやり方です。
「カフェ化できない」
「カフェ化するほど、資金力がない」
という企業であれば、オフィスにカウンターバーを設置すると良いでしょう。
カウンターバーを1つ取り入れるだけでも、オフィスの雰囲気がガラリと変わりますよ。
オフィスの中心にカウンターを置けば、コーヒーブレイク用のスペースになるでしょう。
あるいは、オープン会議用に使うこともできます。
窓際にカウンターバーを設置できれば、リフレッシュしたい従業員や「いつもと違う場所で仕事したい」という従業員への作業場にもなります。
開放的かつ外の風景を見ながら作業できると、気持ちが良いですよね。
”らしくない”オフィスにする簡単な方法③休憩スペースやリラックススペースを充実させる
3つ目は「休憩スペースやリラックススペースを充実させる」というやり方です。
「執務スペースをおしゃれにできない」
もし、そうであれば、休憩スペースを、おしゃれにかつ、より休みやすい空間にしてみましょう。
休憩スペースやリラックススペースを充実させることで、従業員の満足度UPが期待できます。
たとえ、執務スペースをおしゃれにできなくても「快適に過ごせる、きちんと休憩できる」といった環境があるだけで、従業員のモチベーションは保てますよ。
特に「休憩スペースがない」というオフィスには、導入の優先度を高めるべきです。
執務スペースで休憩しているような状態では、根本からリフレッシュできません。
極論ですが、執務スペースをおしゃれにしただけで、休憩スペースを設けないオフィスですと、従業員の満足度UPに貢献していることにはなりません。
従業員のモチベーションUP、生産性UPを図りたいのであれば、まずは休憩スペースを導入しましょう。
従業員が休みやすい環境を整えることが大切です。
オフィスは企業の顔となりブランドになる
オフィスがおしゃれで働きやすい環境ですと、オフィス自体が企業のブランディングになりえます。
なぜなら、おしゃれで従業員に寄り添ったオフィスそのものが、人々に良い印象を与えるからです。
ブランディングとは『企業が、相手に抱いてほしい感情やイメージを設計すること』です。
具体的には
・強み
・文化
・伝統
・企業風土
・スローガン
・コンセプト
・企業の価値観
などを通して、人々に企業のイメージを根付かせていきます(=ブランディングです)
となると『オフィスをおしゃれにする=価値が大きい』と、感じられませんか?
デザイン性と機能性が高いオフィスであればあるほど、ブランディング力も高くなる、と理解していきましょう。
まとめ:今後は”オフィスらしくないオフィス”が当たり前になっていく
「オフィスらしくないオフィスにするのってアリでしょうか」というお客様へ、デザイン性と機能性が高いオフィスのメリットと、今後のオフィスの在り方についてお伝えしてきました。
ただ単に、オフィスの見た目を良くするためだけに、おしゃれなオフィスを実現するのではありません。
おしゃれなオフィスを実現する理由は、従業員にとって、”良いオフィス”あるいは”働きやすいオフィス”を提供するためです。
”良いオフィス”や”働きやすいオフィス”を作る目的は「従業員のため」そして「従業員が成長していけるため」だと言えます。
従業員にベストなパフォーマンスを求めるのであれば、ベストなパフォーマンスを発揮できるような環境を提供しましょう。
そして、従業員に日々成長してほしいのであれば、成長しやすい環境を提供していけば良いのです。
企業として必要な考え方は、いたってシンプルなのです。
色々とお伝えしてきましたが、オフィスの内装を変えていくのは、不安がつきものです。
その不安を解消するには、その道のプロに聞くのが一番早い方法ですよ。
その道のプロとは、オフィスの内装作りや移転に強い施工会社を指します。
中でもTRUSTオフィスであれば、お客様の「こんなオフィスにしたい」を叶えられます。
お客様の考えや希望を一つ一つ汲み取っていけるからです。
これからオフィスの内装を変えるのに、はじめからきちんと計画を立てるのは、簡単ではありません。
ですが「こんな風にしたい」というお考えがあるのは理解できます。
TRUSTオフィスでは、その「こんな風にしたい」を、再現できるのです。
ぜひ一度、相談されてはいかがでしょう。
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