2021.07.23 2021.08.05コラム
新入社員が働きやすいと思う環境とは【オフィス作りのプロが解説】
「どんなオフィスであれば新入社員が”働きやすい”と感じられますか?」
「新入社員が働きやすいと感じるオフィスにするには、どうしたら良いでしょう?」
というお客様への記事です。
この記事で伝えていること↓
・新入社員に寄り添った環境作りが重要な理由
・新入社員にとって快適なオフィス環境の特徴
これまで数多くのオフィス作りに携わった、TRUSTオフィス(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。
先に冒頭の質問にお答えしましょう。
新入社員にとって働きやすい環境というのは、一概に「〇〇なオフィスです」とは言えません。
人によって捉え方、感じ方が変わってくるからです。
しかし共通する特徴はいくつか挙げられます。
今回は、その特徴をお伝えしていきますね。
また、新入社員が「働きやすい」と感じるオフィスにするには、この後説明する2つの方法に取り組むことで、実現への近道となります。
ここから先は『新入社員に「働きやすい」と感じさせる環境作りのポイントと重要性』について解説していきますね。
目次
新入社員の”働きやすさ”とは企業としてのステータスでもある
どうして新入社員の働きやすさに着目しないといけないのか。
その理由は、”働きやすさ”そのものが、企業としてのステータスになるからです。
特に「新入社員が働きやすいかどうか」という点は、重視されつつあります。
なぜなら、新しい環境に囲まれる人にとっても、快適な職場環境であるか、という点が重要視されてきているからです。
人は、新しい仕事や新しい環境に身を置くと、大きなストレスがかかります。
学生時代に感じるプレッシャーとはまた別の感覚です。
会話やメール、電話でのやり取りで、”ビジネスマナー”を意識した接し方が求められるように。
そうしたことから、心理的に負荷がかかり、仕事において本来の力が発揮しづらくなることが多いのです。
そのような中で、オフィス環境が悪いとどうなるか。
きっと、新入社員はベストなパフォーマンスが発揮できなくなるでしょう。
最悪の場合、数週間、数ヶ月で離職する、なんてことも。
企業として、時間やコストをかけてまで獲得したフレッシュな新人が、すぐに辞めてしまうのは避けたいはず。
最悪のケースを回避するための手段の1つが「働きやすい環境にする」ということにつながるのです。
新入社員が”働きやすい”と感じる3つの要素
結論、新入社員が「ここは働きやすいな」と感じる要素は3つあります↓
・意見が言いやすいか
・従業員同士が助け合っているか
・コミュニケーションに問題ないか
それぞれ詳しくみていきましょう。
新入社員がプラスに感じる要素①:意見が言いやすいか
自分の意見が言えるのか、という環境ほど、新入社員は働きやすいオフィスだなと感じられます。
「〇〇さんはどう思う?」と問われる機会が多いと、新入社員も「自分だったらどうするか」と、考える力が育まれます。
緊張感も漂うかもしれませんが、自分の考えをしっかり発言できる場があるのは、悪いことではありません。
むしろ、新入社員もその場の一員として認められている、という感覚が芽生えることでしょう。
自己の成長につながる場だと自覚できるようになります。
新入社員がプラスに感じる要素②:従業同士が助け合っているか
2つ目は、従業員同士が助け合えているのか、という点です。
「なにか手伝う?」「困ったことある?」と、声を掛け合える環境は、安心感を抱きます。
なぜなら「自分も分からないことがあったら、聞いても良いんだ」と、認識するからです。
まだ何も分からない新入社員だからこそ、オフィスの雰囲気には敏感なのです。
部署の垣根を超えて声を掛け合っている様子を見ることで、オフィス全体の雰囲気が良く見えるでしょう。
新入社員がプラスに感じる要素③:コミュニケーションに問題ないか
3つ目は、コミュニケーションに問題がないか、という点です。
2つ目との違いは、インフォーマルなコミュニケーションも活発であるかどうか。
オフィスには、性別、年代、出身地、考え方など、人によってバラバラです。
バラバラな人同士が集まっても、仕事がしやすいのか、そして仕事を超えての交流があるのか。
交流があるなら、問題が無いか。
新入社員にとっては重要な要素でもあります。
それらの壁を乗り越える1つの手段としては、企業としてのイベントが挙げられます。
新入社員歓迎会や、スポーツ大会、パーティなど、業務外で気軽に気さくに交流できる場は、新入社員にとって貴重な機会です。
そうした交流ができるかは、普段の職場環境が良いものでないと、なかなか成り立ちませんよね。
新入社員にとって働きやすい環境を実現するための方法
新入社員にとって働きやすい環境にしたい。
であれば、まずは2つの手段に取り組みましょう↓
・レイアウトを変える
・リフレッシュスペースを整える
詳しくお伝えしていきますね。
新入社員の”働きやすさ”を実現するために①:レイアウトを変えてみよう
まずはオフィスのレイアウトを変えてみましょう。
おすすめはフリーアドレス制です。
業種や業務内容に合わせた上で、可能な限りフリーアドレスを取り入れましょう。
席が固定されていない分、自分の周りの人が毎回変わります。
そうなると、色々な人とのコミュニケーションが期待できますよね。
ただし、全員がこうした自由席スタイルを好んでいるわけではありません。
1人で集中できるブースなどを設置した上で、フリーアドレスを取り入れるとなおベストです。
新入社員の”働きやすさ”を実現するために②:リフレッシュスペースを整えよう
もう1つは、リフレッシュスペースです。
リフレッシュスペースが充実していることで、新入社員に安心感さえも抱かせることができます。
おしゃれで居心地の良いリフレッシュスペースがあれば、自然に人が集まってくるでしょう。
人が集まると、自然に会話が生まれますよね。
部署を超えて、さまざまな人と交流できるようになるでしょう。
お昼ごはんを食べるだけでなく、軽いミーティングやコーヒーブレイクに活用できるリフレッシュスペースがあることで、新入社員の緊張感や気持ちの負担を減らせるかもしれませんね。
新入社員が働きやすい環境は、企業としてのブランド力UPにつながる
新入社員に対してもそうですが、結局は全従業員が「働きやすいな」と感じるような環境作りが大切です。
”働きやすい職場”を、企業として提供する。
このことは、従業員を人として尊重しているからこそできることです。
誰もが働きやすい環境を提供することで、企業としてのイメージアップにもつながることでしょう。
新入社員の豊かな感性を磨き、従業員のこれからの成長を助けるような環境こそが、多様化した今の時代に求められるオフィスだと言えます。
まとめ:新入社員が働きやすいオフィス環境を目指そう
「新入社員にとって働きやすい環境を作るのって、そんなに大切でしょうか」というお客様へ、環境作りの重要性についてお伝えしてきました。
新入社員にとって働きやすい環境は、すでに働いている従業員にとっても快適な環境と成りえます。
決して、”新入社員ためだけの環境作り”ではないのです。
目指すべきは壁の無い環境。
ぜひ、コミュニケーションの壁が無いオフィス環境を、目指していきましょう。
色々とお伝えしてきましたが、快適な環境にするべく、オフィスの内装を変えていくのは、不安がつきものです。
その不安を解消するには、その道のプロに聞くのが一番早い方法でもあります。
その道のプロとは、オフィスの内装作りや移転に強い施工会社を指します。
中でもTRUSTオフィスであれば、お客様の「こんなオフィスにしたい」を叶えられます。
お客様の考えや希望を一つ一つ汲み取っていけるからです。
これからオフィスの内装を変えるのに、はじめからきちんと計画を立てるのは、簡単ではありません。
ですが「こんな風にしたい」というお考えがあるのは理解できます。
TRUSTオフィスでは、その「こんな風にしたい」を、再現できるのです。
ぜひ一度、相談されてはいかがでしょう。
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