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2021.02.14  2021.03.01コラム

ポストコロナ時代の新しいオフィスデザイン

ポストコロナ時代の新しいオフィスデザイン

「出社率が下がったからオフィスデザインを上手く変えたい。どうしたらいい?」というお客様への記事です。

当記事をご覧いただくと、ポストコロナに合わせたオフィスデザインの本質をご理解頂けます。

結論から言いますと、キーワードは次の2点です。
・ソーシャルディスタンス
・フレキシブルユース

ポストコロナでは、感染が広がらないための対策が、いかなる場所でも必須条件となりました。
たとえ、決まった社員しか出入りしないオフィスであったとしても、です。

ソーシャルディスタンスとフレキシブルユースを根本から理解し、ポストコロナに適したオフィスデザインを実現させましょう。

コロナ感染対策を意識したオフィスレイアウト

コロナ感染対策を意識したオフィスレイアウト

企業として、コロナ対策を万全に行うことは必須条件です。

社員とその家族をコロナから守るために、コロナの感染対策を軸にオフィスデザインを変えていかなくてはいけません。

社員の働き方が変わるように、オフィスの在り方もニュー・ノーマルに従って変えていくことになります。

具体的には、
・3密を防ぐ
・飛沫を防止する
・人との距離を保つ
・人や物の接触を控える
をベースにし、オフィスデザインを考えていかなくてはなりません。

テレワークやリモートワークが普及する以前よりも、より機能性の高い”場”へとオフィスを進化させることが、企業に求められています。

”ソーシャルディスタンス”と”フレキシブルユース”

”ソーシャルディスタンス”と”フレキシブルユース”

結論、コロナ禍におけるオフィスデザインは
『ソーシャルディスタンス』と『フレキシブルユース』
を意識しましょう。

ソーシャルディスタンスとフレキシブルユースをオフィスデザインにどう、落とし込むといいのか、詳しくお伝えしていきますね。

ソーシャルディスタンスとフリーアドレス

オフィスデザインにおいてソーシャルディスタンス(人との距離を常に1~2m空けておく)を保つには、フリーアドレスを取り入れましょう。

フリーアドレスは固定の席を設けません。
その代わり、作業する席を自由に選べるようになります。

同時に、1~2m人との距離を保てるような構造にしなければなりません。

具体的には、
・壁に面したデスク配置
・執務室の四隅を活用したデスク配置
・人と対面しないような卍型のようなデスク配置
・各個人の区間ごとにパーテーションなどで仕切る
などの対策を行いましょう。

比較的常にソーシャルディスタンスを保てるようになります。

社員同士の距離を1~2メートルに保つには、従来のような島型のレイアウトでは困難です。
島型レイアウトとは、デスクを部屋の中央に集めた形をイメージされると良いでしょう。

デスクを壁沿いにすることで、部屋の中心が空く形になります。

そのようなスペースは、長テーブルなどを設置してみましょう。
社員同士の交流ができるような、フリースペースの出来上がりです。

オフィスを柔軟に利用するフレキシブルユース

オフィスを柔軟に利用するフレキシブルユース

『フレキシブルユースなオフィス』をご存知でしょうか。
言葉のとおり”柔軟に使えるオフィス”を指します。

具体的にどのように柔軟かと言いますと、以下のような状態を指します。
・開放的な空間
・大小さまざまなタイプの会議室
・急な電話やWEB会議に対応できるブース
・快適さを追求したようなリフレッシュスペース
・スタイリッシュ、または遊び心のある共同スペース
など。

「このような使い方しかできない」のではなく「色んな使い方ができるオフィス」だと理解していきましょう。

何事にも柔軟に対応できるオフィス作りこそが、フレキシブルユースなオフィスだと言えます。

ポストコロナのオフィスでは”手で触れない”がポイント

ポストコロナのオフィスでは”手で触れない”がポイント

人との距離を保つだけでは、コロナ感染を完全に防ぐことにはならないからです。

具体的には以下のような細かい対策が、時には必要です。

・抗菌、防菌機能がある素材にする
・洗面、水栓使用時の非接触化にする
・ドアノブ、電気のスイッチ、ゴミ箱などに触れないようにする

細かいようですが、”手に触れない”対策は、大なり小なり施さなくてはなりません。
まだ、コロナの感染拡大に油断を許さない状況が続くからです。

今までのオフィスとは違った利用方法で感染対策

今までのオフィスとは違った利用方法で感染対策

オフィスにおける感染対策とは『非接触型』を重点的に取り入れることです。

人や物への物理的接触を減らすことができれば、その分、感染リスクを減らせます。

『非接触型』を実現するには、
・距離を常に保てるようにする
・多くの人の手が触れないようにする
・空間をできる限りクリアな状態にする
ことを意識しましょう。

テレワークが難しい状況だったとしても、安心してオフィスで仕事ができるような環境作りが求められます。

まとめ:ポストコロナではオフィスの柔軟性が求められる

まとめ:ポストコロナではオフィスの柔軟性が求められる

オフィスレイアウトをお考えのお客様へ、ポストコロナに合わせたオフィスの在り方、望ましい形をお伝えしてきました。

ポストコロナでは感染拡大を防止するために、
・ソーシャルディスタンス
・フレキシブルユース
を意識したオフィス作りを心がけましょう。

ソーシャルディスタンスを保つオフィスレイアウトにするには、フリーアドレス型が適切です。

また、柔軟な使い方ができるオフィスを実現できれば、社員の作業パフォーマンスUP、企業としての業績UPに繋がるでしょう。

テレワークやリモートワークが普及したことで「オフィスだと集中できない」となってしまっては企業として職場をより良くするよう改善しなければなりません。

今後、オフィスに求められるのは『今までよりも集中できる環境にすること』だと心得ましょう。


新しい働き方を通して、会社や企業の在り方までもが変化しています。

今後企業は、社員が「どう働くべきなのか」「どう働きたいのか」という、個人の価値観を尊重することが求められます。

社員一人ひとりの作業効率を上げるためにも、企業としての環境作りがより一層求められるようになるでしょう。

そのような中でも、特に集中ワークブースは、コロナウィルスの感染防止対策の一貫として誕生したものの、コロナが収束した後も需要が高まっていくと考えらます。

理由は、今成り立っているこの”新しい働き方”を、以前のような”元の働き方”に戻すとは考えにくいからです。

「集中ワークブースについてもっと知りたい」
「他にどんな見本があるか気になる」

という方は、下記より詳しい内容をご覧頂けます。
>>『集中ワークブース』を詳しく見てみる