2021.05.05 2021.05.14コラム
オフィス内で音楽を流すのはあり?作業、業務に与える効果を解説
「オフィスに音楽を流した方が良いって本当ですか」
「オフィスに音楽を流すと業務に支障がでないのでしょうか」
というお客様への記事です。
当記事では、オフィスに音楽を流すことで得られる効果と、効果を高めるための曲選びについて、分かりやすくお伝えしていきますね。
先に結論をお伝えしておきます。
オフィスに音楽は流すと、あらゆる面でいい効果が得られます。
その効果とは次のとおり↓
・集中力UPとリラックス効果がある
・職場の雰囲気がよくなる
・時間管理ができる
オフィスに音楽を流すことで「業務に支障が出てしまう」とは言い切れません。
「オフィスに音楽を流すと、逆に集中しづらくなるのでは」と感じる方もいらっしゃるでしょう。
ですがカフェなどで作業すると集中できるといった声を聞いたことがありませんか。
その要因のひとつがBGMにあります。
「オフィス環境を良くしたい」
「社員の集中力を上げたい」
そんなお客様にオフィスに音楽を流すメリットをお伝えしていきましょう。
目次
オフィス内で音楽を流している会社は多いのか?
結論、多いです。
オフィスに音楽を流す会社は、これからもどんどん増えていくとも言われています。
なぜなら、オフィスに音楽を流すことで
・社員の集中力を高められる
・オフィスの雰囲気をオシャレにする
・オン、オフの切り替えがしやすくなる
といった効果が実感できると分かってきたから。
オフィスは長い時間を過ごす空間。
音楽を流すことで社員にとって”働きやすい空間”にもなります。
社員のモチベーションUPにもつながりますよね。
”オフィス×音楽”が人体に与える効果は?
オフィスに音楽を流すことで、社員に与える効果は3点挙げられます。
・集中力UP&リラックス効果がある
・職場全体の雰囲気がよくなる
・時間管理がしやすくなる
それぞれ解説していきますね。
オフィス×音楽の効果①集中力の向上とリラックス効果がある
1つ目の効果は、集中力UPとリラックス効果がある、という点です。
音楽で集中力が向上される理由は”マスキング効果”を得られるから。
マスキング効果とは、タイピングの音やコピー機の音などが、音楽によってかき消される現象です。
もの静かな場所で作業をすると「カタカタする音が気になって集中できない」といった経験があるかと。
余計な音が耳に入ると、集中力が途切れてしまいます。
音楽を流せば、カタカタ音をかき消してくれるので、集中力が続きます。
リラックス効果が得られる理由は”感情誘導効果”があるから。
音楽は無意識に人の感情に影響を与えます。
落ち着いた音楽なら、ストレスや不安を減らしてくれます。
オフィスの場合は、洋楽がベスト。
なぜなら歌詞がすぐに理解できてしまう邦楽よりも、聞き入ってしまうことがないからです。
「カフェだと仕事がサクサク進む」という声が多い理由は、BGMに洋楽を取り入れているからでもあります。
もちろんBGMのボリュームには配慮する必要がありますよ。
適度なボリュームでBGMが流れていたほうが集中力が高まるという人は多いようです。
オフィス×音楽の効果③職場内の雰囲気が良くなる
2つ目の効果は、職場の雰囲気がよくなる、という点です。
なぜなら、先程伝えたリラックス効果が得られ、社員の不安感や緊張感が和らぐから。
例えばオフィスの中が静まりかえっていると、用件があっても「なんとなく声をかけずらい」と感じたことはないでしょうか。
音楽が流れていれば「声をかけづらいな」と社員の緊張感を減らせるかもしれません。
少しの会話がやがて幅広い会話へとつながり、社員どうしのコミュニケーショがしやすくなります。
結果、オフィスの雰囲気が良くなっていくでしょう。
オフィス×音楽の効果③時間管理に役立つ
3つ目は、音楽が時間管理に役に立つ、という点です。
オフィスに音楽を流すことで、自然と時間を認識できるようになるからです。
たとえば、朝、昼、夕方と時間帯によって流す曲を固定してみましょう。
すると「もう少しでお昼休憩だ」「あと30分で退勤時間だ」とサインになります。
無意識にメリハリが付けられるので、ダラダラ作業することが少なくなります。
退勤時間を過ぎたら、音楽を変えるのも良いでしょう。
残業対策が期待できますよ。
流す音楽にも種類によって効果が異なる
オフィスのBGMは、シーンに合わせて選曲しましょう。
ここでは
・集中力を高めたいとき
・創造的な仕事をするとき
・スピーディに仕事をするとき
と分けて、お伝えしていきますね。
オフィスのこんなシーンにはこの音楽①集中力を高めたいとき
社員の集中力を高めたいときは、クラシックやジャズ系をBGMにしましょう。
クラシックもジャズも、比較的リラックスできる音楽なので集中力UPに効果的です。
また曲選びに迷ったら、まずはクラシックか、ジャズを選びましょう。
クラシックやジャズは、誰が聞いても自然と聞き流せる曲だからです。
オフィスのこんなシーンにはこの音楽②創造的な仕事をするとき
クリエイティブな仕事をするときは、歌詞が入った曲を選びましょう。
なぜなら、歌のフレーズが想像力をUPさせるきっかけになりえるからです。
なんとなく耳に入った歌詞で思わぬアイデアが閃くかもしれませんよ。
曲選びが難しければ、ラジオにしてみても良いかもしれません。
オフィスのこんなシーンにはこの音楽③スピーディーに仕事を進めたいときのBGM
作業スピードを上げたいときは、アップテンポな曲を選びましょう。
スピードが求められる単純作業やルーティン作業での集中力UPに効果があるからです。
早いテンポに合わせるように作業できるようになります。
業種や職場の雰囲気によって音楽を変える
オフィスに音楽を取り入れたいのであれば、作業スタイルや職場の雰囲気に合わせて曲を変えましょう。
オフィスのBGMを適度に変えていくことは、社員の作業パフォーマンスUPとオン・オフのメリハリ作りに効果的だからです。
そのためには、1日中同じ音楽を流すのはできれば避けましょう。
時間帯別に音楽を変えてみるのがより効果的です。
音楽を変えるといっても毎日変える必要はありません。
朝に流す音楽、昼に流す音楽、夕方に流す音楽と、ある程度決めておき、プレイリストとして保存しておけばOKです。
できたら月や季節ごとに曲を変えるのも良いでしょう。
まとめ:”オフィス×音楽”の効果は意外にも高い
「オフィスに音楽を流そうか」とお悩みのお客様へ、BGMを流すことで得られる社員への効果と、作業タイプごとに合う曲の選び方についてお伝えしていきました。
オフィスに音楽を流すことは、現代における、”より良い職場環境作りのためのカギ”となってきました。
「オフィスを良くしたい」
「社員のやる気を上げたい」
とお悩みの会社には、まずは音楽を取り入れてみることで改善されるかもしれませんよ。
今後企業は、社員が「どう働くべきなのか」「どう働きたいのか」という、個人の価値観を尊重することが求められます。
社員一人ひとりの作業効率を上げるためにも、企業としての環境作りがより一層求められるようになるでしょう。
そのような中でも、特に集中ワークブースは、コロナウィルスの感染防止対策の一環として誕生したものの、コロナが収束した後も需要が高まっていくと考えられます。
理由は、今成り立っているこの”新しい働き方”を、以前のような”元の働き方”に戻すとは考えにくいからです。
「集中ワークブースについてもっと知りたい」
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