2021.08.10 2021.09.07コラム
”オフィス”はいつからあった?今後のオフィスに求められる役割とは
「オフィスっていつからあったの?」
「今後のオフィスって、どんな役割がある?」
というお客様への記事です。
この記事で伝えていること↓
・オフィスがいつごろから存在していたのか
・これからのオフィスの役割
これまで数多くのオフィス作りに携わった、TRUSTオフィス(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。
先に冒頭の質問にお答えしましょう。
オフィスの誕生は、産業革命の時代までさかのぼるとされています。
コロナの影響で、多様化したオフィスのカタチが、これからはどうあるべきなのか、歴史を覗くとヒントが得られるかもしれませんね。
ここから先は『オフィスの歴史を知り、オフィスがこれからどうあるべきなのか』を判断できるよう、解説していきます。
目次
”オフィス”の誕生はロンドンだった
世界で初めてのオフィスは、東インド会社の建物だとされています。
産業革命の時代、ロンドンで作られたオフィスです。
『決められた場所で、決められた時間内に、みんなで集まって働く』という概念が生まれ、”オフィスで働く”という働き方が生まれたのがこの頃です。
労働作業や生産管理などの管理業務を行うために、オフィスが作られたとされています。
当時のイギリスでは、蒸気機関車が発明されたことで、
・輸送の発達
・石炭利用による製鉄業の発展
・紡績工場の発達による多くの工場建設
など、経済産業が大きく発達してきました。
同時に、製品の大量生産、大量輸送が行われ、それらを管理する業務が必要になってきたことで、オフィスが誕生した、と言われています。
日本のオフィスはいつからあった?
日本で初めてのオフィスは『三菱一号館』(1894 年:明治27年)であるとされています。
「三菱一号館」が建てられたのは、現在の東京都丸の内。
東京駅が完成されて以降、オフィス新設や移転が増え、オフィス街が誕生したとのことです。
コロナで変わったオフィスの在り方
一方で、現在のオフィスの在り方はどう変わってきたのでしょう。
コロナの影響で徐々に変わってきているオフィスの在り方は、以下のようになります↓
・テレワークの普及
・オフィス縮小
それぞれ見ていきましょう。
コロナ後のオフィス①:テレワークの普及
コロナの感染防止拡大のための対応策の1つとして、テレワークという働き方が広がってきました。
コロナがキッカケではありましたが、今では、”新しい働き方の1つ”として、珍しいものではなくなってきました。
テレワークの取り組みで、オフィスの重要性を実感した企業も少なくありません。
あるいは、在宅ワークで従業員のライフワークバランスが整うといったメリットも実感しています。
一方で、テレワークという働き方が広がってきたことで、オフィスの存在意義について、色々な考えが生まれているのも事実。
その1つとして挙げられるのが、オフィスの縮小です。
コロナ後のオフィス②:オフィス縮小
テレワークの普及により、多くの企業がオフィス縮小に取り組んでいます。
その理由は、オフィス縮小が、業務の効率化と、業績UPにつながると理解されてきているからです。
テレワークを一般化し、オフィスを縮小することで、さまざまなコストカットに繋がります。
たとえば、
・通勤費の削減
・オフィス賃料の削減
・通信費、光熱費などのランニングコスト
コスト削減を進めながらも、経営上の目標をより高いものに設定している企業も少なくありません。
業務の進め方や、人事評価の仕方、就業規則など、より機能的に、より平等的に再構築する機会が増えてきたと考えられます。
これからのオフィスの役割とは
結論、これからのオフィスの役割としては、以下が挙げられます↓
・オフィスに「投資する」という考え
・コミュニケーションの場としてのオフィス
それぞれ詳しく見ていきましょう。
これからのオフィス①:オフィスに「投資する」という考え
オフィスに「投資する」と聞くと馴染みが無いかもしれません。
ですが、オフィスを縮小する、あるいはリノベーションする、といった行為は、経営をより良くするための「投資」とも言えるでしょう。
この「オフィスに投資する」という考えは、オフィス縮小やリノベーションだけにとどまりません。
たとえば、医療や福祉、製造の現場はどうしてもテレワークができません。
であれば、
・医療現場であればオンライン診療化する
・接客、窓口対応を減らすべく、非対人化する
・予約〜決済までをオンラインで完結できるようシステム化する
などの”システム化”による「投資」ができるのでは、と考えられるでしょう。
あるいは、地方にサテライトオフィスを設けるのも「オフィスに投資する」と言えます。
より柔軟な働き方を提供することで、結果的に従業員のベストなパフォーマンス、強いては業績UPが期待できるでしょう。
これからのオフィス②:コミュニケーションの場としてのオフィス
これからのオフィスこそ「コミュニケーションの場」であることが求められると考えられています。
現に、テレワークが一般化されたことで、同僚やチームメイト、先輩後輩、上司との交流が減ったと感じている従業員が少なくありません。
業務中でも、何気ない雑談や会話は必要です。
インフォーマルな会話を通して、チームの信頼関係が育つと言っても過言ではありません。
何気ない会話からアイデアが生まれることもあります。
そのアイデアを交換しあって、また新しいアイデアが生まれることもあるでしょう。
このような交流が業務とその結果に直結しているのであれば、オフィスは非常に重要な立ち位置にあるのではないでしょうか。
まとめ:オフィスのこれからを見つめ直そう
「オフィスっていつからあるの?これからのオフィスはどうあるべき?」というお客様へ、オフィスの歴史とオフィスの今後の役割についてお伝えしてきました。
「オフィスにみんなで集まって働く」という考え方そのものは、産業革命時代から大きく変わっていません。
ですが、新しい働き方として、フリーアドレス制や、ABW、テレワークといった「好きなときに好きな場所で自由に働ける」といったスタイルは浸透してきています。
これまでのオフィスが、”個人に最適なレイアウト”を目指していたのであれば、今後は”チームにとって最適なワークプレイス=オフィス”という考えが、広がっていくかもしれませんね。
であれば、チームとして最適に働けるオフィス作りが、求められると理解できます。
とは言いましても、オフィスの内装をいきなりガラリと変えていくのは、不安がつきものです。
その不安を解消するには、その道のプロに聞くのが一番早い方法ですよ。
その道のプロとは、オフィスの内装作りや移転に強い施工会社を指します。
中でもTRUSTオフィスであれば、お客様の「こんなオフィスにしたい」を叶えられます。
お客様の考えや希望を一つ一つ汲み取っていけるからです。
これからオフィスの内装を変えるのに、はじめからきちんと計画を立てるのは、簡単ではありません。
ですが「こんな風にしたい」というお考えがあるのは理解できます。
TRUSTオフィスでは、その「こんな風にしたい」を、再現できるのです。
ぜひ一度、相談されてはいかがでしょう。
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