2021.08.15 2021.09.15オフィスデザイン
オフィス内にソファは必要?ソファのメリットとソファの種類を解説
「オフィスにソファを置くのってアリ?どんなソファが良いのでしょうか?」
「オフィスにソファを置くメリットを教えてください。」
というお客様への記事です。
この記事で伝えていること↓
・オフィスにソファを置くメリット
・エリアごとに向いているソファのタイプ
これまで数多くのオフィス作りに携わった、TRUSTオフィス(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。
先に冒頭の質問にお答えしましょう。
オフィスにソファを置くこと自体は大いにアリです。
その理由はソファを置くことで、ピリピリした雰囲気を和らげてくれる効果が期待できるからです。
ソファ=くつろぎの象徴とも言えます。
ソファ1つあることで、従業員同士の交流が自然に増えることも期待できるでしょう。
こうした効果をより実感するために「どこに、何のために、どんなソファを置くのか」を明確にしましょう。
ここから先は『オフィス環境が良くなるソファの選び方』について解説していきますね。
目次
オフィスにソファはアリ!なぜなら・・・
くつろぎの象徴とも言えるソファがあることで、オフィスの雰囲気が和らぐ効果が期待できます。
ソファがあることで、リラックス空間を演出しやすくなるでしょう。
では、具体的にどのスペースに適しているのか。それが以下のとおりです↓
・フリースペース
・リフレッシュスペース
・エントランスや応接室
それぞれについて、もう少し詳しくお伝えしていきましょう。
オフィスにソファを置くなら①:フリースペースがピッタリ
まずはフリースペースです。
フリースペースにソファを置くことで、あらゆる場面で活用できるでしょう。
たとえば、
・簡単な打ち合わせ
・軽いミーティング
・業務の合間のコーヒーブレイク
・従業員同士のインフォーマルな交流の場
などが挙げられます。
ソファ1つ置くことで、複数人が集まっても対応できるでしょう。
テーブルとイスを設置する手間が省けますね。
オフィスにソファを置くなら②:リフレッシュスペースがピッタリ
次に挙げるのは、リフレッシュスペースです。
ソファを置くことで、より居心地の良いリフレッシュスペースになります。
ソファがあることで、自然に人が集まってくるので、従業員同士の交流の機会も増えていきます。
また、昼食を取る場としても活用できます。
ソファでゆったり座って疲れを癒やすこともできますね。
リフレッシュスペースにソファを置くことで、質の良い休憩時間が実現できるでしょう。
オフィスにソファを置くなら③:エントランスや応接室にもピッタリ
エントランスと応接室にソファを置くのもアリでしょう。
来訪者のために、エントランスや応接室に1〜3人掛けのソファを置くことで、リラックスしてお過ごしいただけるでしょう。
エントランスと応接室にソファを置く場合は、ぜひ、レイアウトにもこだわってみてください。
たとえば、2〜3人掛けのソファと、1人掛けのソファを組み合わせてL字型に、あるいはコの字型になるよう設置してみると良いでしょう。
遊び心も感じられ、来訪者の緊張感を和らげることにもつながります。
オフィスのどこにどんなソファを置くかがポイント
ここから先は「オフィスの各スペースごとに適したソファはどんなソファなのか」についてお伝えしていきます。
先程お伝えした、
・フリースペース
・リフレッシュスペース
・エントランス、応接室
に分けて解説していきましょう。
どんなソファが向いているのか①:フリースペースの場合
結論、以下のソファが向いています↓
・素材は革製
・低すぎない程よい高さのソファ
・2〜3人掛けのソファを2つ、多くても3つ設置
これらの理由は、機能面と利便性を上げるためです。
革製のソファが向いている理由は、メンテナンスのしやすさにあります。
小休憩中に万が一、コーヒーをこぼしてしまっても、サッと拭き取れるからです。
そのため、ソファを選ぶときは、見た目と座り心地だけでなくメンテナンスのしやすさも重視しましょう。
また、複数人座れるソファをいくつも設置することで「ソファがあるのに、いつも座れない」というケースを避けられます。
フリースペースの使用目的は、おもに
・軽いミーティング
・ちょっとしたリフレッシュ
・場所を変えて気分転換しながらの作業
といった使い方をされます。
であれば、1人または2人の従業員が、独占してしまっているような使い方を避けなければなりません。
座れる人数が極端に限られてしまうような状況にならないよう配慮しましょう。
どんなソファが向いているのか②:リフレッシュスペースの場合
リフレッシュスペースの場合は、以下を意識しましょう↓
・2〜3人掛けの小型ソファ
・3〜4人掛けの中型ソファ
・素材は布製、ファブリック
・座面が低いローソファタイプ
・カーペットやローテブルと組み合わせると◎
複数のソファを配置するときは、ぜひレイアウトにもこだわってみてください。
L字型、コの字型といった遊び心あるレイアウトで、執務スペースの雰囲気と差別化を図るのも良いでしょう。
リフレッシュルームは、執務スペースよりも居心地の良い空間を演出することが大切です。
休憩後のパフォーマンスをUPさせるためには、質の良い休憩が欠かせません。
ソファを活用して快適かつ穏やかな空間を演出していきましょう。
どんなソファが向いているのか③:エントランス、応接室の場合
エントランス、応接室の場合は、以下を意識してみましょう↓
・素材は、会社の雰囲気に合わせる
・テーブルとソファをうまく組み合わせる
・1人掛けソファと2〜3人掛けを組み合わせる
・アームレストがある、無いは、会社の雰囲気に合わせる
エントランスと応接室では、1人掛けから3人掛けまで幅広くソファを設置すると良いでしょう。
来訪者が1人で来る場合もあれば、複数人で来社される場合もあるためです。
ソファのデザインについては、その場の雰囲気をベースに選ぶと良いでしょう。
たとえば格式の高い、かしこまった雰囲気を演出したいのであれば、革製のアームレストがあるタイプ。
あるいは、風通しの良いオープンな雰囲気を演出したいのであれば、布製の肘掛けが無いタイプが向いているでしょう。
ソファの素材や見た目に迷ったら、企業コンセプトやエントランス、応接室の雰囲気に合わせましょう。
こんなソファはオフィスに向いてない
結論、カウチソファやコーナーソファはオフィスに向いていません。
理由は以下のとおりです↓
[カウチソファの場合]
ミーティングや作業には不向き
リラックス目的で作られているから
座面がグッと深くなるタイプのソファは、リフレッシュスペースに◎
[コーナーソファの場合]
大型のため、場所をかなり取られる
大規模なオフィス出ない限り、ソファのためにスペースを確保するのが難しい
これらを踏まえた上で、ソファの設置を検討していきましょう。
オフィスの規模からソファに使えるスペースを洗い出し、使用目的を明確にしていくことが大切です。
まとめ:オフィスにソファを置くメリットは少なくない
「オフィスにソファを置くとどんなメリットがあるの?」というお客様へ、オフィスにソファを置くメリットと、ソファの選び方についてお伝えしてきました。
オフィスにソファを置くのであれば「どこに、どんな、何のために」をハッキリさせましょう。
場所と目的によって、適したソファが変わってくるためです。
ソファを使う目的を明確にした上で検討しなければ、その場に適したソファを選べません。
最悪の場合、使い勝手の悪い、ただその場に置かれただけのソファとなってしまいます。
そのため、まずはソファの利用目的を、ソファを置きたい場所ごとに明確にしていきましょう。
より快適で働ききやすいオフィスを実現するために、必要なステップになります。
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