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2020.08.24オフィスデザイン

オフィスの内装の工夫は企業の成長につながる

オフィスの内装の工夫は企業の成長につながる

企業を成長させるためのアプローチとしてオフィスの内装に工夫をする方法があることが知られています。 内装をうまく整えることによって企業の成長を促せるのはなぜなのでしょうか。この記事ではオフィスを利用する人に着目して企業の成長につながる理由を説明します。どんな施工の仕方が効果的かも紹介するので参考にして下さい。

内装によってコミュニケーションの基盤が変わる

オフィスの内装のデザインの仕方に工夫をすることで企業を成長させられる可能性があるのは、オフィスは企業に関わる人たちのコミュニケーションの場だからです。

コミュニケーションはただの会話という意味ではなく、仕事を効率的にこなすために協力をする、息抜きのために一緒に食事をする、取引のために来客を迎え入れて会議をするといったことも含まれます。

さらに無言のコミュニケーションもあるのは確かで、その影響がどのくらいあるかによって従業員の仕事の様子にも大きな違いが生じるでしょう。

例えば、デスクが隣同士になっているとどんな様子で仕事をしているかが気になり、必死に仕事をしていると同じように頑張らなければならないという気持ちが生まれます。

しかし、いつもぼーっとしていて働いているように見えない人や、仕事中に居眠りをしているような人が隣にいると集中力が削がれてしまうでしょう。

このようなデスクの配置による影響は大きく、会話という意味でのコミュニケーションにも関わりがあります。

隣にいる人や正面にいる人なら気軽に話しかけて相談できますが、隣の部屋に行かなければならないと躊躇してしまうでしょう。それだけでも直接話はせずにメールベースでやり取りをするようになる可能性もあります。

また、視線も重要なものでオフィスがガラス張りで外からも見えるようになっていると常に緊張を強いられることになります。

仕事に対する強制力が生まれて業務量はこなせるようになるかもしれませんが、人に見られているという意識が生まれるために気軽に息抜きをすることができないのが一般的です。

少し疲れたから甘いものでも食べて元気を出そうとすることも、隣の席の人に話しかけて少し雑談をしようとすることもためらわれてしまうでしょう。

あまり様子が外から見えないようにすりガラスなどにしてあれば落ち着いた環境ができます。従業員としてはストレスが減り、従業員間のコミュニケーションも取りやすくなります。

ただ、個人をパーティションで区切っていくと人に全く見られない状況になってしまうため、怠惰な従業員が出てきてしまうリスクがあるのが問題になりがちです。

さらに動線の設計によるコミュニケーションの変化も起こります。業務効率化を考えると従業員の動線が短くなるようにオフィスを設計するのが合理的です。

しかし、動線を短くすると人と人の接点が少なくなってしまい、コミュニケーションの機会が減るというデメリットもあります。

効率重視であれば問題はありませんが、従業員間の接点を増やし、互いを意識して切磋琢磨させたり協力しやすい状況を生み出したりすることも可能です。

動線をあえて交差させるようにデスクを配置する、パーティションで動線を制限して接点が生じるようにするといった方法があります。

デスクの移動やパーティションの設置はオフィスレイアウトを変更する施工方法としても典型的で気軽に試して効果を見てみることができるでしょう。

一方、オフィスの内装によって来客とのコミュニケーションにも違いが生じます。

会議室に誘導して打ち合わせをする場合に、完全に密閉されていて外から全く見えず、声が漏れる心配もない部屋に通されるのと、

足元や天井近くが開口部になっていて声が外に聞こえる設計やガラス張りで廊下から中の様子がわかる仕様の会議室に案内されるのとでは印象がまるで違うでしょう。

企業としてその会議の位置付けをどのように考えているかがわかり、来客にも相応の覚悟を求めることができます。

また、同じように密閉性の高い会議室だったとしてもインテリアの様子によって来客の緊張度にも違いが生じます。

黒塗りの会議机と椅子、プロジェクターとスクリーン、テレビ会議システムといった本当に会議用の設備しかない殺風景な会議室では緊張感が漂うでしょう。

しかし、明るく開放感があるように窓を広めに取り、さらに観葉植物を置くなどの工夫をすると落ち着いた雰囲気ができあがります。

この違いによって来客がどの程度まで情報を口にしてくれるか、契約をしようとしてくれるか、企業に対するイメージをどう持つかといったことが変化します。このようにオフィスの内装は来客とのコミュニケーションにも大きな影響を及ぼすのです。

従業員や来客とのコミュニケーションをどのように設計するかという視点を持って内装をデザインすると、業務が円滑に進むようになり、対外取引が成功しやすくなります。

それが企業としての成長につながるのは明らかでしょう。つまり、コミュニケーション基盤としてオフィスを捉え、事業を成功させるためのコミュニケーションのあり方を考えてデザインするのが大切です。

内装の工夫が人材の確保と定着に役に立つ

オフィスの内装を整えることは新しい人材の確保や定着率の向上にもつながります。

企業の向かう方向性に同調してくれると期待できる人材を確保するのに成功し、その人たちが適切なコミュニケーションを行えるオフィスで仕事をしてくれればきっと企業成長を促進できると考えられるでしょう。

人材採用では入社前に一度はオフィスを見学に来るのが一般的です。

その印象によってこの企業のために働きたいかどうかを決める人も多く、自分がイメージしているような雰囲気でなかったときには他を選ぼうと考えることも少なくありません。

多くの採用候補者は企業理念やブランドイメージから、このような現場の様子だろうと想像して来社しています。その期待に応えられるような姿のオフィスに仕上げられていると喜んで入社してくれるでしょう。

希望していたイメージの職場であれば定着しやすく、きっと企業の成長に大きな貢献をしてくれると期待できます。実際にはオフィスの内装を工夫することで新入社員だけでなく既存の従業員についても定着率を向上させることが可能です。

従業員の士気をコントロールするためにオフィスを移転するといった戦略がしばしば選ばれているのは従業員の心理に働きかけられるからです。

以前よりもオフィスを移転したり、オフィスの内装を一新したりした後の方が快適だという印象を受けると、従業員のことをよく理解している会社だと感じてもらえるでしょう。

ブランディングの効果も期待して、今までよりも企業理念を反映していて、ブランドイメージがはっきりと伝わるように仕上げるのが効果的です。

企業理念やブランドを重視すると従業員が共通して持っているイメージを共有できる空間になるため、団結心が生まれやすくなります。

この働きかけがさらにコミュニケーションを促進して、パフォーマンスの向上につながっていくでしょう。このように人を成長させることを通して企業も成長する図式がうまくできあがるのです。

内装デザインで人に働きかけていこう

内装デザインに工夫を凝らすことで現場での従業員や来客のコミュニケーションの基盤を作り上げることができます。

新しい人材の確保にも定着率の向上にも役に立つため、企業理念やブランドイメージに合わせてデザインを仕上げるのが効果的です。

オフィスにいるあらゆる人に働きかける力を持っていることに着目し、企業の成長を目指して内装デザインに仕上げましょう。