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2020.09.05オフィスデザイン

築年数が長いオフィスの内装デザインを変える際の工夫

築年数が長いオフィスの内装デザインを変える際の工夫

オフィスの居心地の良し悪しは建物の耐久性や設備の状態が大きく関係しています。 一般的に築年数が長い建物は傷みが生じ、設備の機能も低下しているので居心地が良くない状態になっていることが珍しくありません。 内装デザインを変える際は問題点を解消するのが快適な職場環境を作るための条件と言えます。オフィスの内装デザインを変える際のポイントや築年数に応じた工夫について学びましょう。

間取りや設備の配置場所を考慮することが大切

間取りや設備の配置場所を考慮することが大切

築年数が長い建物は建設当時の規格に基づいて間取りが決められています。

そのため、現在のオフィスデザインをそのまま当てはめようとするとバランスが悪くなってしまうこともあるので注意しなければいけません。

特に段差の有無や天井の高さ、窓の配置など建物の基本的な構造は建設当時に生活していた人の平均的な身長に合わせているケースが少なくありません。

オフィスデザインを変える際はその点を踏まえ、バランスを整えながら違和感がないように仕上げることが重要と言えるでしょう。

建物の構造そのものを変えることは容易ではないため、色合いやオフィス家具の並べ方などを工夫してオフィス内の雰囲気を変えることが大切です。

古い建物にありがちな問題として付随設備の配置場所や個数があります。

オフィスには様々なOA機器を作動させるためのコンセントが不可欠ですが、パソコンが普及する以前の時代に作られたオフィスはコンセントが少ないことも珍しくありません。

たこ足配線は漏電などのトラブルを引き起こすので危険な他、乱雑に見えるのでオフィスが整頓されていない感じが生じてしまいます。

面倒でもコンセントを増やす工事を行うのが無難な選択と言えるかもしれません。

オフィスデザインに関する仕事は単に壁紙や床材などの配色や模様を変えるだけではなく、必要に応じて設備を増減することも含まれます。

オフィスの用途や常駐する人員の数を考慮し、機能性を保ちつつ最適なデザインにするのが務めと言えるでしょう。

古い建物でもその当時の流行や価値観に合わせた内装デザインが施されていますが、時代の流れに伴う価値観の多様化により、現在の見方では居心地が良くないデザインになっているケースは少なくありません。

そのまま使い続けても即座に業務が滞ることはないものの、オフィスで働き続けるうちに少しずつ不満が蓄積されるかもしれません。

一回当たりの不満は微々たるものですが、それが幾重にも積み重なることで大きな不満となり、遂には仕事の効率性が低下する結果に至るおそれもあります。

どのような仕事でも働く人のモチベーションが効率性や質を左右すると言えるので、内装デザインのあり方については真摯な姿勢で考えることが重要とされています。

自然光を取り入れるか室内照明の機能を引き出すかで方向性が変わる

自然光を取り入れるか室内照明の機能を引き出すかで方向性が変わる

オフィスの内装デザインで注意する点として室内の明るさが挙げられます。

オフィスの多くは広く取られているので、窓側は自然光が入り込んで眩しく、逆に通路側は自然光が届かないので薄暗いという状況は珍しくありません。

そのため、一般的なオフィスはその多くが室内照明によって均一な明るさを維持しています。

中には日中であってもカーテンなどを使って自然光を遮る所がありますが、これは時間ごとに明度が変化する自然光は均一な明るさを保つのに不向きとされているためです。

環境を安定させることが仕事の質を保つ条件とされているので、その点から見れば自然光は有益ではないと言えるかもしれません。

その一方で室内照明は家庭的な温もりが少ないとされています。

仕事場であるオフィスに家庭的な雰囲気は不要という考え方もありますが、リラックスしながら仕事ができることは働く人にとって非常に重要な事柄と言えます。

適度に緊張することも大切ですが、ずっと緊張し続けるのも心身には良くありません。

家庭的な雰囲気があるオフィスなら緊張を保ちつつも所々で肩の力を抜き、リラックスすることができると考えられています。

オフィスデザインを決める際は見栄えの良さにこだわることも大切ですが、そこで働く人が居心地の良さを堪能できることを軽視してはいけません。

オフィスに自然光を取り入れるデザインにすることで自宅で過ごしているかのような、落ち着いた雰囲気を持たせることができるとされています。

その一方で室内照明の明るさを損なわないオフィスデザインにするのも方向性のひとつであることを忘れてはいけません。

家庭的な温もりが少ないとされていますが、仕事の効率性を大幅にアップさせるなら室内照明の明るさを優先させるのが無難と言えるでしょう。

特に接客を伴う業務を行っているオフィスでは訪れた客からの評価も重要になります。

同じ内容の業務でも、室内照明の機能を引き出しているデザインのオフィスの方が好意的に評価されるケースは少なくありません。

オフィスで使われることが多い白色の照明は照らした物を細く見せる作用があり、これがシャープで知的な雰囲気をもたらしていると考えられています。

内装デザインで室内照明の機能を引き出すには遮へい物になる物をできるだけ取り除くことがもっとも重要です。

オフィスの照明はそのほとんどが天井に付いていますが、働く人の位置によっては背の高い書類棚や仕切り板が光を遮ってしまうことがあります。

そうなると照明の明るさの恩恵を受けられないので仕事の質が低下するおそれがある他、その部分に濃い影が生じるのでオフィス全体のデザインバランスも良くありません。

書類棚などの大きなオフィス家具は壁に密着させるように置く他、仕切り板も天井からの光を遮らないように向きを変えるなど工夫して置き場所を決めるのが効果的な対処法と言えるかもしれません。

壁や床の傷みは自然な感じで速やかに直す

壁や床の傷みは自然な感じで速やかに直す

築年数が長くなるほど建物は耐久性が低下します。

建材の傷みによってオフィスの壁や床が変形したり穴が開くことも決して珍しいことではありません。

壁や床の破損はデザインの良し悪し以前に働く人の安全に関わる重大なトラブルなので速やかに直す必要があります。

単に傷んだ部分を直すだけではなく周りとのバランスを整えることが上手な直し方であり、優れたオフィスデザインにするための秘訣とされています。

傷んだ部分を直すとそこだけ建材が新しくなるので浮いたように見えてしまい、空間バランスが不安定になります。

自然な感じに仕上げるには傷みが生じていない周りの部分も少しだけ削り取ったうえで補修用の建材を組み込み、境目をぼかすのが効果的な方法と言えるでしょう。

変色した壁紙や床材を取り除いて新品に張り替える際も考え方は同じです。

傷みの程度を問わず全てを除去してから新品に張り替えます。一部分だけを綺麗にするとその部分だけが目立ってしまい、却ってオフィス全体が汚れたように見えるためです。

手間とお金がかかるのが欠点ですが、仕事の質を損なわないためには気持ち良く働くことができる職場環境を保つことが重要と考えられています。

そのためにはオフィスデザインの方向性を明確に示し、最適な方法で状態を良好に保つのが効果的かもしれません。

デザインバランスの良し悪しを理解するには専門知識が求められるため、オフィスデザインを決めるならプロのデザイン会社やコンサルタントに任せるのが無難な選択と言えるでしょう。

仕事の質はオフィスデザインに左右されやすい

同じ業種で扱っている仕事も同じなのに会社によって業績に違いが生じるのはオフィスデザインに原因があるかもしれません。

オフィスデザインの良し悪しがそこで働く人のモチベーションに影響し、仕事の質を大きく変えるとされています。

オフィスデザインによる影響は即座に判明するものではありませんが、長くオフィスで働く人には少しずつ影響が及ぶので軽視はできないと言えるでしょう。