2020.10.26 2020.10.22オフィスデザイン
オフィスデザインで悩んだときに役立つ施工事例!TRUST Officeの事例を紹介!
毎日をそこで過ごすスタッフにとって、オフィスの環境はさまざまな影響力をもつ可能性があります。このような影響力を意識して、ユニークな施工をしている企業も徐々に増え始めています。 今回は、TRUST Officeが施工した”イグナイトアイ株式会社様”の事例を取り上げて、内装のポイントやスペースの雰囲気、どのような効果が予想されるかなどを解説します。
目次
チェックしておきたい内装のポイントは?
イグナイトアイ株式会社のオフィスは、働くスタッフを意識したさまざまな工夫を取り入れています。チェックしておきたい内装のポイントを、ここではまとめてみました。
Activity Based Workingを実現するデザイン
同社のオフィスは、業務内容に合わせて仕事をするスペースを選ぶActivity Based Working(ABW)を実現するデザインを取り入れています。
フロアに設けられているのが、「高集中」や「電話/Web会議」、「デスクワーク/共同作業」などの名称がついた8種類のワーキングスペースです。
各スペースにはそれぞれ異なるタイプの机や椅子が設置されており、仕事がしやすい工夫が凝らされています。床、壁のデザインも、スペースによって少しずつ異なるのがこちらのオフィスの特徴です。
ライトやインテリアアイテムを効果的に活用
ライトやフェイクグリーンなどのインテリアアイテムを活用している点も、チェックしておきたい内装のポイントです。こちらのオフィスは、スペースに合わせてさまざまなタイプの照明器具を使い分けています。
ダウンライトやペンダントライト、スポットライトなどを要所要所に取り入れて、空間の雰囲気を変えているところなどは、これからオフィスの内装を考えるときにも参考にできる可能性があるでしょう。
フロアには、天井からフェイクグリーンを吊り下げたスペースもあります。レトロなデザインのペンダントライトと明るい色調のフェイクグリーンがあしらわれたスペースは、リラックスできる雰囲気です。
フロア全体に統一感がある
個性豊かな8つのワーキングスペースが設けられたイグナイトアイ株式会社のオフィスは、不思議と統一感があります。空間の印象がバラバラになり過ぎない理由として考えられるのが、内装材のカラーを数色にまとめていることです。
こちらのオフィスの床や壁には、ナチュラルな色調のベージュブラウンやグレー、ホワイト系の内装材が多く使われています。差し色として用いられているのも、ブラックやグリーン、ブルーなどの限られたカラーです。
スペースのデザインが違っても、使われている内装材のカラーが同じだと、こちらのオフィスのようにまとまりのある空間が完成する可能性があります。
オフィスの雰囲気の特徴は?
イグナイトアイ株式会社のオフィスデザインは、独特の雰囲気があるのも魅力のひとつです。雰囲気の特徴を、ここでは紹介してみましょう。
モダンでスタイリッシュ
同社のオフィスデザインは落ち着きのある寒色系のカラーがメインに使われており、いずれのスペースもスタイリッシュな雰囲気があります。
ただ、室内には木の内装材や備品も多く取り入れられており、モダンでありながらも冷たさを感じさせないのがこちらのオフィスの特徴です。
実際、木目が見えるナチュラルな内装材や机、椅子は、どことなく温かみを感じさせてくれます。フロアにはカフェやキッチンを彷彿させるオシャレなスペースも多く、現代的なオフィスデザインに仕上がっています。
明るく開放感がある
フロアの見通しがよく、明るい雰囲気があるのもこのオフィスの特徴です。壁を取り払った広々としたワーキングスペースには、ガラスのパーテーションが設置されており、開放感があります。
こちらのオフィスには壁で仕切られた個室もありますが、ドアや壁には素通しのガラスが使われています。そのため、室内が明るく、個室で仕事をする人も室外との一体感が保てる雰囲気です。
スペースのコーナーには、存在感のある観葉植物が置かれています。ガラス越しに見える植物のグリーンも、開放感のある雰囲気づくりに一役買ってくれている可能性があります。
遊び心を感じさせる
デザインにバリエーションがあるイグナイトアイ株式会社のオフィスは、フロア全体がワクワクするような遊び心を感じさせてくれる雰囲気です。
フロアに設置されたガラスのパーテーションには、8種類のワーキングスペースを紹介する案内図があしらわれています。
ブルーやグリーン、ピンクなどに色分けされたこの案内図は、スタッフやオフィスを訪れた人が楽しみながらワーキングスペースの確認ができるカラフルなデザインです。
足を踏み入れる空間によって異なる雰囲気が味わえるところも、遊び心を感じさせてくれる一因と言えるでしょう。
予想されるオフィスデザインの効果は?
Activity Based Workingを導入したイグナイトアイ株式会社のオフィスは、業務にもさまざまな影響を与える可能性があります。どのような効果が予想されるかを、ここでは解説します。
スタッフのモチベーションがアップする
仕事の内容で働くスペースを変えるActivity Based Workingは、そこで働く人のモチベーションアップに役立つ可能性があることが指摘されています。
イグナイトアイ株式会社のオフィスのようにワーキングスペースが複数にわかれていると、一つの仕事をこなすたびに場所を移動する必要がでてきます。
このような環境で働くスタッフは、移動の際に気持ちの切り替えができることで、仕事に対する意欲が自然にアップすることが多いです。
こちらのオフィスの場合、スペースによって目に入る風景や聞こえてくる音などが変わります。
異なる環境に身を置くことによって、さまざまな刺激が受けられることも、仕事への意欲にプラスの影響を与える可能性があるでしょう。
コミュニケーションがとりやすくなる
Activity Based Workingを実現するオフィスデザインは、スタッフのコミュニケーションの機会を増やす効果も予想されます。こちらのオフィスには、「コミュニケーション」専用のスペースも設けられています。
次の仕事に取り掛かる前の休憩時間や、緊張をといてリラックスしたいときにスタッフがこのようなスペースを気軽に利用できれば、あまり交流がなかった相手とも会話をする機会がもてるかもしれません。
社内のコミュニケーションが活発になると、会社全体の雰囲気が明るくなるのはもちろん、「新しいアイデアが生まれる」といったプラスアルファの効果も期待できます。
業務の能率が上がる
イグナイトアイ株式会社のオフィスは、業務の能率を上げるうえでもメリットが期待できるデザインです。
仕事に集中したいときに利用できる「高集中」や1on1の会話ができる「対話」のスペースなどは、業務の質をアップしたいときにも役立つ可能性があるでしょう。
オフィスで働くスタッフは、「雑音が気になって仕事に集中できない」や、「ミーティング中の話し声が外に漏れないか気になる」などの悩みをひそかに抱えているケースが少なくありません。
イグナイトアイ株式会社のオフィスは、このような悩みをもつスタッフにとっても仕事がしやすい環境です。
スペースがわかれていれば、電話やWeb会議などに臨むスタッフも、ほかのスタッフに気兼ねすることなく業務に専念できるでしょう。
事例をチェックしてオフィスデザインのアイデアを得てみよう
最適なオフィスデザインは、その会社の業務内容やコンセプトなどによって少しずつ変わります。デザインを考える場合は、ここで紹介したような施工事例を参考にしてアイデアを得てみるのもひとつの方法です。
TRUST Officeでは、クライアントの要望に合わせたさまざまなオフィスデザインを施工しています。適したデザインや施工方法などで悩んだときは、TRUST Officeに相談してみてはいかがでしょうか。
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