2020.10.27オフィスデザイン
TRUST Officeが手掛けた「統一感のあるオフィスデザイン」事例を紹介
オフィスデザインのコンセプトは、導入する企業によって異なります。遊び心にあふれた企業にマッチしたデザインがある一方で、堅いイメージの企業に適したデザインもあります。 すっきりとしたオフィスにしたい場合には、統一感のあるデザインがおすすめです。そこで今回は、TRUST Officeが手掛けたものの中から、「統一感のあるオフィスデザイン」の事例をご紹介します。
目次
株式会社イオシス様の事例を紹介
今回の事例は株式会社イオシス 様です。では今回のお客様はどんな企業で、ご要望はどのようなものだったのでしょうか。
”株式会社イオシス”様とは
株式会社イオシス様は、中古パソコンやスマートフォン、タブレットなどの販売・買取りを主に行っている会社です。本社は大阪で、店舗は大阪だけではなく東京秋葉原や名古屋、福岡にも展開しています。
白地に描かれた「けっこう安い。」という看板やキャッチコピーを店舗やウェブサイトで見たことのある方もいるのではないでしょうか。携帯端末の買取り業界では老舗とも目されているイオシスは、信頼性の高い会社として知られています。
お客様の要望
今回の事例で株式会社イオシスが望んだものは「会議室を増やしたい」と「リフレッシュスペースをつくりたい」の2つです。
では実際のオフィスはどのようにデザインされ、全体のイメージがどうなったのか、確認していきましょう。
タイプの異なる会議室を複数設置
会議室を増やしたいというリクエストに応えるため、会議室を複数設置しています。
それぞれ床の色が違い、雰囲気も異なっているのが特徴です。ただし、テーブルや椅子は基本的にどの会議室でも同じで、統一感を持たせています。
エントランスと同じテイストの会議室
エントランスから見える位置にあるのが、少し小さめの会議室です。エントランスと同じくレンガ壁を採用しており、どことなくエレガントなテイストがあるのがポイントです。
白いテーブルに椅子が6脚。壁には大型のディスプレイも用意され、顧客や訪問者に応対する際にも使えます。
大きな窓からは光がふんだんに差し込み、解放感あふれるスペースで会議をすることが可能です。
アクティブな雰囲気のある会議室
先ほどの会議室よりも大きめで、黒っぽい床が特徴的な会議室です。長さのある茶色のテーブルに、12脚の椅子がセットされています。
大型ディスプレイが設置されている壁はヘリンボーン調で、人の目を引く魅力を放っています。また、この壁の反対側は大きな窓となっており、外の景色を眺めることが可能です。
天井とほとんどの壁は白く、黒と茶色とのコントラストがどこかアクティブな雰囲気を醸し出しています。
落ち着いたイメージの会議室
アクティブ感のある先ほどの会議室とはまた違い、こちらの会議室には落ち着いたイメージがあります。床は穏やかな茶色をしており、目に優しい印象です。
壁には大型のディスプレイが2つ設置されています。そのディスプレイを利用しながら、じっくりと会議をするのにとても適した会議室だと言えるでしょう。
雰囲気的には事務作業をするスペースと似ており、普段と同じ空間の中にいるような感覚を与えてくれるのがよい点です。
リラックスできるリフレッシュルームを用意
気持ちのオン・オフを可能にしてくれるのが、オフィス内のリフレッシュルームです。
ストレスを解放してくれますし、頭をすっきりとしたい場合にも役立ちます。この事例で用意されたリフレッシュルームの特徴は、次のとおりです。
ゆったりとした空間
この事例でのリフレッシュルームは、面積自体はそれほど広くはありません。しかし設置されているテーブルセットやソファの数が少ないため、ゆったりとした空間となっています。
テーブルセットは2つで、どちらも2人用です。また、ソファは窓際に1つです。他にも椅子やソファを置くスペースはあるのですが、あえて置かないことで狭苦しさを回避しています。
空間に余裕があるため、よりリラックスできる場所となっています。
観葉植物の効果的な配置
このリフレッシュルームには、観葉植物が2つ置かれています。端の方にあるため、視線の邪魔になりません。観葉植物の緑色は、目に触れるだけでも気持ちを落ち着かせてくれる効果が期待できます。
この事例では自己主張することのないポジションに効果的に配置されており、気持ちの安らぐオアシスのような存在となっていると言えます。
ひかりにあふれ解放感のあるスペース
このオフィスはどの空間も光にあふれていますが、リフレッシュルームも同様です。窓からは光が差し込みますし、天上の照明も部屋を明るくしてくれています。
とはいっても、眩し過ぎるわけではありません。適度な光のもと、くつろげる空間となっています。また、このリフレッシュルームにはドアがないのが特徴です。
そのため解放感があり、気分転換をしたくなったらすぐ利用できますし、仕事に戻るのも容易です。
全体として統一感のあるオフィス
この事例の全体的な印象は、「統一感のあるオフィス」です。ではこのイメージは、どうやって作りだされているのでしょうか。
全体的に白を基調としている
このオフィスは、白を基調としてデザインされています。ほとんどの壁が白ですし、床は薄いグレーです。天井も白く、椅子の背もたれ部分の骨組みもまた白です。
特に目を引くのが、エントランスの白いレンガ壁。どことなくヨーロッパを感じさせてくれますし、設置された会社のロゴマークも引き立っています。
清潔なイメージのある白で、統一感を持たせているのがこの事例の見逃せないポイントです。
同じタイプの机と椅子が整然と並んでいる
このオフィスの机と椅子は、ほぼ同じタイプに統一されています。会議室の椅子はすべて同一ですし、テーブルも色が違うだけで同じタイプです。
事務作業用のデスクと椅子も同様で、しかも整然と並んでおり、より統一したイメージを与えてくれます。こういった場合、ともすれば単調な空間になりがちなもの。
その点このオフィスは違います。レンガ壁がアクセントになっていますし、黒い引き出しが周囲の配色との絶妙なコントラストを形成しています。
この事例におけるオフィスデザインの効果とは
この事例の具体的な特徴を見てきましたが、ではこのオフィスデザインには、どのような効果が期待できるのでしょうか。
会議に合わせて会議室を選択できる
このオフィスには、雰囲気の異なる会議室が複数用意されています。そのため開催する会議に合わせ、適した雰囲気の会議室を選ぶのが可能です。
面接をする際には、相手にプレッシャーを与えないような空間が適していますし、活発な会議をしたい場合には、アクティブな雰囲気のある会議室が向いています。
また、じっくりと会議をしたいときには、落ち着いた雰囲気のある会議室がよいでしょう。このオフィスデザインにリニューアルしたことにより、こうした選択が可能となっています。
訪問客によい印象を与えられる
この事例のオフィスデザインは、白を基調とした統一感のあるオフィスの形成に役立っています。統一感のある空間は、訪問客にすっきりとした印象を与える効果が見込めます。
また白は上品なイメージを感じさせてくれる色でもあり、トータル的に白でまとめたこのオフィスは、「上品ですっきりした空間」というよい印象を訪問客に与える効果が期待できるでしょう。
社員のストレスを軽減できる
このオフィスには、気持ちのよいリフレッシュルームが設置されています。気分転換をしたいときに、できないのはストレスが溜まるもの。
その点このオフィスは、ゆったりとした空間でリフレッシュができます。またストレスの軽減は、仕事の効率を高めるのにも役立ちます。このオフィスデザインにリニューアルしたことにより、そういった効果も期待できると言えるでしょう。
オフィスをリニューアルして社員のモチベーションを高めよう!
今回の事例でも分かるように、会社の要望に沿ったオフィスデザインは様々な効果が期待できます。以前のオフィスの足りなかった部分が改善されますし、イメージアップも可能です。
使いやすいオフィスは仕事の能率が上がるものですし、モチベーションを高めるのにも役立ちます。今回の事例を1つの参考にして、自社に適したオフィスデザインにリニューアルしてみることをおすすめします。
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