2021.02.04 2021.02.22コラム
注目される働き方|”ABW(Activity Based Working )”とは?

「ABWってなに?テレワークとどう関係あるの?」というお客様への記事です。
 
 当記事では「ABWの概念がコロナ禍でどう機能していくのか」を、分かりやすく解説していきます。
 
 ABWとは、Activity Based Working(アクティビティ・ベースド・ワーキング)の略です。
 
 時間と場所を自由に選択できる働き方を指します。
 これまでの日本の働き方を覆す考え方です。
 
 コロナ禍でテレワークが普及してきたことで『時間と場所に囚われない働き方』さえも広がっています。
 
 経営上メリットも大きいことから、取り入れる企業が増えているのをご存知でしょうか。
 オフィスの在り方を考え直すのと同時に、ぜひABWへの理解を深めていきましょう。
目次
働き方が見直されて注目を浴びた”ABW”

ABWそのもは、オランダで誕生した働き方だと言われています。
 
 働く時間や場所を自由に選べるABWには、次の様な特徴があります。
 ・固定された個人のスペースがない
 ・一人で集中して作業できるスペースがある
 ・スタンディングデスク、景色を見ながら作業できるなど、様々なワークスペース
 
 分かりやすく言うと
 ”『仕事をするための場所が色んなパターンで用意されているオフィス』
 =ABWを導入しているオフィス”
 ということです。
 
 同時に、自宅やカフェでのリモートワークやテレワークも認めています。
 パフォーマンスを最大限に発揮できる場所を、社員自身で選べる、というのがABWです。
”ABW(Activity Based Working )”の機能性

ABWの機能性が、企業にとってどのような効果をもたらすのか。
 
 具体的には以下が挙げられます。
 ・費用削減につながる
 ・パフォーマンスUPを維持できる
 ・ひらめき、アイデアが生まれやすい
 
 それぞれ詳しくお伝えしていきます。
ABWの機能性①費用の削減ができる
1つ目は、ABWが費用削減につながる、という点です。
 
 ABWを導入すれば、社員一人ひとりのデスクを用意する必要がありません。
 
 また、テレワークやリモートワークを通して
 ・自宅
 ・カフェ
 ・サテライトオフィス
 ・コワーキングスペース
 など、自社オフィス以外の場所での作業を認めれば、よりコスト削減になります。
 
 オフィス面積を縮小でき、固定費などを抑えられるためです。
ABWの機能性②パフォーマンスUPを維持できる

2つ目は、社員のパフォマンスUPの維持が期待できるからです。
 
 ABWは、仕事をするのに最適な場所を、社員自身が選びます。
 
 例えば、
 ・集中したい時は、個人スペースや作業専用スペースで作業する
 ・リラックスしながら作業したければ、カフェスペースで作業する
 ・誰かと相談しながら作業をしたいのであれば、声を出しながら作業できるスペースで作業する
 など。
 
 社員自身が、自分の状況に合わせて働く場所を選ぶことができれば、作業効率が常にベストな状態を保てます。
 
 結果的に、企業としての業績、経営力UPに繋がります。
ABWの機能性③ ひらめき、アイデアが生まれやすい
3つ目は、アイデアが生まれやすくなる効果を期待できる、という点です。
 
 ABWでは、社員自身がいつもと違う環境に身を置くことができます。
 
 ・カフェで仕事をしたり…
 ・スタンディングデスクを活用したり…
 ・ソファで横になりながら仕事のことを考えたり…
 
 物理的にいつもと違う環境にすることで、新しいアイデア誕生が期待できます。
 
 海外では、新しいアイデアを考える時、あえて職場から離れます。
 もっと思考を活性させるためです。
 
 ABWでも、同じようなことが言えますね。
 あえて職場から離れて働くことで、これまで考えもしなかったアイデア誕生やひらめきが期待できます。
アフターコロナでもABWという働き方は維持されていく

結論から言いますと、コロナ禍における不安がなくなったとしても「ABWの働き方は無くならない」と考えられています。
 
 ABWを取り入れることで、社員一人ひとりのパフォーマンスが上がるだけでなく「企業としてのメリットも大きいのでは?」と理解されるようになってきているからです。
 
 今後ますますABWを導入する企業が増えていくと考えられています。
 
 「社員に働きやすい環境をどう提供できるか」が、今後企業に求められるのだと心得ましょう。
まとめ:ABWを導入して社員の帰属意識を高めよう

オフィスの在り方を改めてお考えのお客様へ、ABWについてお伝えしてきました。
 
 ABWを導入することで、
 ・費用削減につながる
 ・パフォーマンスUPを維持できる
 ・ひらめき、アイデアが生まれやすい
 といったメリットが期待できます。
 
 オフィスのレイアウトを見直すだけにとどめず”これからの時代に合わせた形”になるよう検討しましょう。
 社員の働き方に合わせた形、環境にすることで、オフィスとしての存在価値は高くなります。
 
 企業としてのイメージUPにも成り得るでしょう。
 
 今後企業は、社員が「どう働くべきなのか」「どう働きたいのか」という、個人の価値観を尊重することが求められます。
 社員一人ひとりの作業効率を上げるためにも、企業としての環境作りがより一層求められるようになります。
 
 そのような中でも、特に集中ワークブースは、コロナウィルスの感染防止対策の一貫として誕生したものの、コロナが収束した後も需要が高まっていくと考えらます。
 
 理由は、今成り立っているこの”新しい働き方”を、以前のような”元の働き方”に戻すとは考えにくいからです。
 
 「集中ワークブースについてもっと知りたい」
 「他にどんな見本があるか気になる」
 
 という方は、下記より詳しい内容をご覧頂けます。
 >>『集中ワークブース』を詳しく見てみる
- CATEGORY
- コラム
- TAG



