2021.05.28 2021.05.26コラム
デスクワークの大敵!オフィスで出来る疲れ目を解消する方法とは
「オフィスでできる疲れ目対策ってどんなのがありますか?」というお客様への記事です。
この記事でお伝えしていること↓
・オフィスでできる効果的な疲れ目対策
・何をやっても疲れ目になってしまうときの対処法
これまで数多くのオフィス作りに携わった、TRUSTオフィス(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。
先に冒頭の質問にお答えしましょう。
オフィスでできる疲れ目対策は下記が挙げられます↓
・1時間おきに10分休ませる
・蒸しタオルなどで目を温める
・目の体操をする、遠くを見る
当記事では、これら3つの対策について解説していきますね。
また、上の3つでも改善されなかったときの対処法も合わせてお伝えしますよ。
お客様には、当記事を通して『疲れ目対策をちゃんと分かっている人』になって頂きますね。
目次
なぜデスクワークで”疲れ目”になってしまうのか
疲れ目を改善するには、”疲れ目になってしまう原因”を理解することでヒントを得られますよ。
そもそもの話、なぜデスクワークで目が疲れてしまうのか。
その答えは、目の”筋肉疲労”が原因です。
目が疲れる=ピントを調整するための筋肉が疲れている、と理解しましょう。
人の目には、
・水晶体:レンズ
・毛様体筋:目の筋肉、引っ張ったり、緩めたりしてピントをあわせる
といった組織で成り立っています。
パソコンでの作業は、画面を見続けることになりますよね。
つまり
『画面を見続ける=同じところを見続ける=筋肉が引っ張られた状態が続く』
という状態になるわけです。
そうなると、目の筋肉に疲労感が溜まり、目の疲れとなって症状が現れるようになります。
また、強い光を目に入れ続けることでも疲れ目につながってしまいます。
パソコンやスマートフォンの画面から出てる光は、強い光です。
強い光を長い時間を見続けると、目の筋肉が凝り固まってしまうのです。
結果、血流が滞ってクマができやすくなります。
そのような状況が続くと「何をしても目の疲れが取れない」「常に疲れた顔をしている」と、慢性的に疲労感を抱くようになってしまうのです。
疲れ目を放っておくと、美容的にも健康的にもいいことはありません。
なので、日頃から適切な対策をして、疲れ目を予防しましょう。
オフィスでできる疲れ目対処の方法は3つ
オフィスでできる疲れ目対策は下記のとおりです↓
・1時間おきに10分ほど目を休ませる
・蒸しタオルで目を温める
・目の体操+遠くを見る
それぞれ解説していきますね。
オフィスでの疲れ目対策①1時間おきに10分程度目を休ませる
1時間のうち10~15分ほど目を休ませましょう。
具体的には、
・パソコンを見ない
・スマートフォンを見ない
・目を閉じて何も見ない状況にする
を意識しましょう。
仕事の合間の一休みって、ついスマートフォンを覗いてしまいませんか。
それでは、仕事は休んでいるかもしれませんが、目は休んでいることにはなりません。
目を休ませる=「見る」をやめさせること、です。
オフィスでの疲れ目対策②蒸しタオルなど温かいもので目を温める
目を温めましょう。
目を温めることで、目の周りの血流が良くなるので、疲れ目に効果的です。
ホットタオルや、市販のホットアイマスクを使うと良いでしょう。
血流が良くなると、目に必要な栄養素や酸素がしっかりと行き渡ります。
また、目を温めることで目の筋肉がほぐれるので、目そのものがリラックスできます。
結果、目の疲れが軽減されるのです。
オフィスでの疲れ目対策③目の体操をする、遠くを見る
目の体操をし、時には遠くを見ましょう。
目の体操とは以下のような体操です↓
・左右の目を交互にウィンク
・両目を思いっきり開いて、思いっきり閉じる、を繰り返す
・両目を閉じて、まぶたの中で、目を上下左右+ぐるぐる回す
目の体操をすることで、目の筋肉を程よく動かすことになります。
また、遠くを見ることで疲れ目改善が期待できます。
具体的には
・天井を見る
・窓の向こうを見る
・外の木の枝の先の葉っぱを数える
などを意識しましょう。
遠くを見ることで、ピントを調節する筋肉が伸ばされます。
結果、目のストレッチになり、疲れ目予防が期待できるのです。
疲れ目対処方法を行っても解消されない場合はこの4つ
お伝えした方法を試しても、疲れ目が解消されない場合もあります。
そんなときは以下を試してみましょう↓
・オフィスにグリーンを置く
・パソコン画面の明るさを調整する
・ブルーライトカットのメガネやフィルムを使用する
それぞれ詳しくお伝えしますね。
疲れ目が解消されないなら①オフィスにグリーンを置く
オフィスにグリーンを置きましょう。
緑そのものには、癒やしの力があります。
目の疲労回復効果があることも分かっているので、積極的に取り入れてみましょう。
また、植物を置くことで作業効率UPが期待できます。
その理由は、緑視率が高くなる=集中力が高まる、から。
オフィスに緑を多く取り入れることで、疲れ目対策だけでなく、業績UPも期待できるのですよ。
オフィスと緑(緑視率)の関係性については、下記の記事で詳しく解説しています↓
疲れ目が解消されないなら②パソコン画面の明るさを調整する
パソコン画面の明るさを調整しましょう。
何をやっても疲れ目になりやすいのは、パソコン画面が明るすぎるのが原因かもしれません。
明るすぎる画面ですと、ピントを合わせようとする働きが余計に強くなります。
結果、慢性的な疲れ目になるのです。
ですから、パソコン画面の明るさをできるだけ暗くして作業すると、目への負担が減りますよ。
疲れ目が解消されないなら③ブルーライトカットのアイテムを使う
パソコン画面の明るさが調整しづらいのであれば、ブルーライトカットのアイテムを使いましょう。
パソコン画面に直接貼れるフィルムでも良いですし、メガネも良いでしょう。
ブルーライトは、光の波長が短いのが特徴です。
光の波長が短いと、光が散乱しやすくなります。
光が散乱しやすいと「眩しいな」と感じたり「ぼやけて見えるな」と感じてしまいます。
結果、目のピントを調整する筋肉に余計に負担がかかるのです。
ブルーライトカットのフィルムやメガネを使えば、そうした負担を減らせますよ。
まとめ:オフィスでできる対策で、疲れ目を解消しよう
「疲れ目をなんとかしたい」というお客様へ、オフィスでできる疲れ目対策のやり方をお伝えしました。
疲れ目対策として以下を実践しましょう↓
・1時間おきに10分ほど目を休ませる
・蒸しタオルで目を温める
・目の体操+遠くを見る
それでも改善されないときは、
・オフィスにグリーンを置く
・パソコン画面の明るさを調整する
・ブルーライトカットのメガネやフィルムを使用する
を、意識してみてください。
正直言いますと、これらすべてを意識しながら毎日仕事をするのは、意外と面倒に感じますよ。
特に仕事が忙しいときは「あ、目を休ませよう」なんて思いつきません。
また、せっかく一人一人が疲れ目対策に取り組んでいるのに、パソコン画面が低品質なせいで、十分な効果を得られない、なんてことも起こりえます。
これでは非常に勿体ないですよね。
こうしたことを避けるためにも、疲れ目対策の切り札として、パソコン画面のリプレース(買い替え)を検討するのもアリでしょう。
結果、快適な職場環境に貢献してくれるかもしれませんよ。
同時に大切な社員の目を守ることにつながりますしね。
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