2021.08.27 2021.09.13コラム
オフィス通勤とテレワークではどちらが良い?それぞれのメリット・デメリットを解説
「オフィス通勤とテレワークって、結局どちらが良いのでしょう?」
「テレワークの導入を迷っています。オフィスワークとテレワークの良し悪しを教えてほしい」
というお客様への記事です。
この記事で伝えていること↓
・オフィス通勤のメリットとデメリット
・テレワークのメリットとデメリット
これまで数多くのオフィス作りに携わった、TRUSTオフィス(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。
結論、業務内容に支障が出ないのであれば、テレワークという、働き方を増やしても良いのでは、と考えられます。
ですが、中には「テレワークを導入するべきか迷っている」と感じる企業も少なくありません。
テレワークを導入することで、企業にとってマイナスになってしまうのでは、と不安に感じる企業も存在しています。
テレワーク導入か、否か、を決断するには、オフィス通勤とテレワークそれぞれの良し悪しを見て、総合的に判断していく他ありません。
そこで今回は、テレワーク導入を決断できるよう『オフィス通勤とテレワーク通勤の良し悪し』について解説していきます。
目次
オフィス通勤のメリット&デメリット
オフィス通勤のメリットとデメリットは、以下が挙げられます↓
[メリット]
・メリハリが付く
・コミュニケーションが取りやすい
[デメリット]
・通勤による時間的ロス
・人間関係の悩み、ストレス
・通勤可能範囲でしか企業を選べない
それぞれについてお伝えしていきましょう。
メリット①:メリハリが付く
オフィス出勤することで、仕事とプライベートを切り替えやすくなる、という点が挙げられます。
半強制的に「仕事をするぞ」と、スイッチが入るので、集中して作業に取り組みやすくなります。
また、オフィスであれば、仕事に必要なものが揃っています。
印刷機や、データなど、必要なときにすぐに利用できる点もメリットと言えるでしょう。
メリット②:コミュニケーションが取りやすい
従業員同士のコミュニケーションが取りやすい点は、オフィス通勤の最大のメリットも言えるでしょう。
特にチームワークが求められる業務においては、メンバー同士の交流が必要不可欠です。
オフィス通勤であれば、困ったことや分からないことがあっても、お互いに助け合える環境になります。
文面やオンライン会議などで教えてもらうよりも、直接面と向かって教えてもらう方が、伝わりやすくなります。
この点、テレワークを進めてしまうと、経験が浅い新入社員や転職者にとって「分からないことがあっても誰かに聞きづらい」と、感じさせてしまうかもしれません。
テレワークを導入するのであれば、こうした点も考慮していきましょう。
デメリット①:通勤による時間的ロス
続いてデメリットです。
オフィス通勤のデメリット1つ目は通勤による時間的ロスがかかってしまう、という点が挙げられます。
通勤のために支度をし、駅に向かい、満員電車に揺られながらオフィスに向かう。
出勤前に「疲れてしまった」と感じる従業員は決して少なくありません。
中には「仕事そのものは好きなのに、通勤が億劫に」と感じる従業員もいます。
これでは、仕事へのパフォーマンスに悪い影響を与えてしまうでしょう。
デメリット②:人間関係の悩み、ストレス
2つ目は、人間関係での悩みを抱えやすい、という点です。
極論ですが、職場の人間関係に嫌気を指して転職する人は、決して少なくありません。
「仕事は好き。でも〇〇さんが苦手、オフィスにいるだけで精神的に苦痛だ」と、仕事そのものにストレスを抱えるケースが多いのです。
人間関係は決して簡単に解決できるものではありません。
通勤することが辛いと感じられる従業員が1人でもいるのであれば、テレワークを導入しても良いのではないでしょうか。
せっかくの優秀な人材を手放す必要が無くなるかもしれませんね。
デメリット③:通勤可能な範囲でしか企業を選べない
オフィス通勤ですと、求職者は通勤できる範囲でしか就職先を選べません。
また企業側も、たとえ優秀な人材がいたとしても、採用を諦めることに成りかねません。
その点、テレワークを導入しているのであれば、オフィスから遠方に住んでいる人も採用しやすくなります。
テレワークのメリット&デメリット
テレワークのメリットとデメリットについても見ていきましょう。
[メリット]
・コスト削減につながる
・優秀な人材を確保しやすくなる
[デメリット]
・マネジメント方法を変える必要がある
・高いセキュリティ対策が必要
それぞれ解説していきますね。
メリット①:コスト削減
テレワークがコスト削減につながる理由は、以下のとおりです↓
・出社率低下でオフィス縮小化が可能
・通勤時の交通費削減
・ペーパーレス化が進む
テレワークを導入すると、出社する従業員が少なくなります。
そのため、ワークスペースを減らせることになります。
テレワーク導入時に、オフィスを縮小した企業も少なくありません。
また、テレワークによってオフィスに出社する必要が無くなるため、通勤のための定期代を削減できます。
オフィス縮小や交通費削減によって、月々のランニングコストを大幅にカットできるでしょう。
メリット②:優秀な人材確保
テレワークの導入で、優秀な人材を確保しやすくなります。
なぜなら、企業としてアピールポイントにつながるからです。
具体的には、
・就労意欲のある高齢者や障がい者など、多様な人材を活用できる
・出産、育児、介護、配偶者の転勤などによる離職を防げる
・従業員のライフワークバランスが整いやすくなる
といったメリットを得られます。
テレワークを導入することで、従業員は時間や場所に囚われなくなります。
今までにない、新しくも柔軟な働き方ができるでしょう。
かつ、柔軟性そのものがアピールポイントとなり、魅力的な企業として好印象を与えることになるのです。
デメリット①:マネジメント方法を変える必要がある
テレワークにもデメリットが挙げられます。
1つ目は、管理体制を改める必要性がある、という点です。
テレワークによって「勤労状況が見えない」「労働実態を把握しづらい」「部下を直接指導しづらい」と、管理職層の新たな悩みが生まれました。
これらをクリアするには、従来の管理体制をテレワークに対応できるよう整え直す必要があります。
たとえば、
・ログ管理システム
・勤怠管理システム
・進捗状況が分かるシステム
を取り入れて行くほかありません。
テレワークを導入するのであれば、勤怠や就労状況をリアルタイムに確認できるツールを取り入れましょう。
デメリット②:高いセキュリティ対策が必要
セキュリティ対策が今まで以上に必要になる、という点をデメリットとして挙げましょう。
テレワークにおけるセキュリティ対策としては、以下が挙げられます↓
・通信の保護、暗号化
・厳重なパスワード管理
・ウィルス対策ソフトの導入
・クラウド上でデータ管理する
・機器類持ち出しに関するルールの徹底
テレワークを導入するということは、会社のパソコンやタブレットを外部に持ち出すことになります。
紛失や盗難されないよう、徹底的な管理を従業員に求めなければなりません。
オフィス通勤とテレワークを併用した新しい働き方
結論、オフィス通勤とテレワーク、どちらが良いかハッキリ答えられません。
そのため、テレワークとオフィス通勤を併用する、というカタチを選択するのも良いのではないでしょうか。
テレワークはあくまで働き方の1つ。
どう働くか従業員に選択してもらう、ABWのような働き方を取り入れても良いと思います。
従業員に、ベストな環境の元で作業してもらうことで、結果的に企業の業績がUPするかもしれませんよ。
どちらを選択するにしても、
・業務上、問題がないか
・長期的に見てプラスになるのか
・本当に従業員にとって最適な働き方となるのか
は、企業によって異なります。
ですが、テレワークにもオフィスワークにも良い部分と悪いと感じる部分はあります。
そして悪い部分は、新しいツールを取り入れることで、クリアできてしまいます。
良い部分は、どんどん取り入れていくことが、企業の成長につながるのではないでしょうか。
まとめ:オフィス通勤もテレワーク通勤も良し悪しを見て取り入れよう
「オフィス出勤とテレワークで迷っています。どうしたら良いでしょう」というお客様へ、それぞれのメリット、デメリットと必要な考え方についてお伝えしてきました。
結論、オフィス通勤とテレワークの併用を検討してみましょう。
それぞれの働き方を併用することで、多様性のある新しい働き方の促進につながります。
また、業務の効率化、従業員の生産性向上に、大きく貢献できるでしょう。
そのためには、スムーズに業務できるためのポイントを押さえながら導入していく必要があります。
効率の良い業務ができるよう、良し悪しをよく把握しながら検討してみてください。
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