2021.04.27 2021.04.20コラム
日当たりの良いオフィスは社員へ良い影響を与える?日当たりが健康に与える効果とは
「オフィスも日当たりの良さを意識したほうが良いのでしょうか。日当たりが良いと、なにか効果ありますか」というお客様への記事です。
当記事では、オフィスと日当たりの関係性についてお伝えしていきますね。
結論から言いますと、日当たりの良さと社員の作業パフォーマンスには関係性があります。
照明だけで明るさを保った空間よりも、暖かい陽の光が適度に入った空間の方が、社員の心と体にいい影響を与えるのです。
具体的にどのような効果があるのか。
そして、陽の光を浴びないままだとどのようなリスクがあるのか。
どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。
オフィス環境を改善する際のヒントにしてみてください。
目次
日照時間が与える健康への影響とは?
オフィスの日当たりが社員の健康にどう影響を及ぼすのか。
まずは日照時間が与える健康への影響を理解しておきましょう。
・日照時間が多い場合
・日照時間が少ない場合
と分けて解説していきますね。
日当たりと健康の関係性①日照時間が多い場合
日照時間が多い場合の効果としてと以下が挙げられます↓
・元気になってくる
・やる気がみなぎってくる
・睡眠時間が短く、深くなる
・うつや、認知症などの予防効果が期待できる
日照時間が長いほど、気持ちがポジティブになる効果が期待できます。
理由は、メラトニンの分泌時間が短くなるから。
メラトニンは、脳から「そろそろ眠ってくださいね、休んでくださいね」と指示を出します。
いわゆる”睡眠ホルモン”と言われるものですね。
日当たりと健康の関係性②日照時間が少ない場合
一方で、日照時間が少ない場合は下記のような症状が見られます↓
・ダルい
・疲れやすい
・うつっぽくなる
・怒りっぽくなる
・何もしたくなくなる
・気持ちが落ち込みやすくなる
・食欲がなくなる(あるいは食べずにはいられなくなる)
このような状態が起こる理由は、日照時間が短いことで、メラトニンが長く分泌されるから。
メラトニンの分泌が長くなると、睡眠時間が長くなります。
夜中に寝ている途中で覚醒してしまい、夜と朝とで『寝る→起きる→寝る』と繰り返してしまうのです。
いわゆる”2度寝、3度寝”ですね。
オフィスが日当たりが良いと仕事にも良い影響が?
結論、オフィスの日当たりが良いと、仕事にいい影響を与えます。
日の光で得られる効果は、メラトニンの分泌を少なくするだけではありません。
日の光は、体内にビタミンDを生み出してくれます。
ビタミンDには、血圧をできるだけ正常に保つ効果が期待できるのです。
血圧が正常だと
・集中しやすくなる
・イライラしにくくなる
・肩こりや腰痛を防げる
・気持ちが穏やかになる
といった健康にプラスの効果が期待されます。
また、太陽の光をうまく取り入れることで、オフィスの照明にかかる電気代を節約できますね。
社員の健康と、オフィスの光熱費にまで良い影響を与える等、日の光には大きなメリットがあります。
日当たりが悪いオフィスだと健康被害が出る可能性も
一方で、日当たりが悪いオフィスだと、社員の健康に悪い影響を与える可能性が高くなります。
具体的には、
・目が悪くなる
・ダルく感じてしまう
・集中力が続かなくなる
・うつっぽくなってしまう
・やる気がなくなってしまう
・気分が落ち込みやすくなる
といったネガティブな影響を与えてしまいます。
これらの症状が起きる理由は”季節性情動障害になりやすい”からです。
季節性情動障害とは、精神疾患のひとつです。
おもに、日の光が十分にあたらない冬の時期になりやすいのが特徴。
オフィスの日当たりが悪いことで、結果的に「業績が悪くなった」となるかもしれません。
逆に、日の光がほどよく入るオフィスに変えたことで「業績が上がった」「売上が上がった」という会社も多く存在しているのも事実です。
オフィス環境における日当たりの良さは、社員の健康に関わるほど重要なポイントなのだと、ここで理解しましょう。
まとめ:オフィスの日当たりが良い=社員の健康がよくなる=業績UPの期待が大きい
オフィス環境を改善したいお客様へ、社員の健康への影響と日当たりの良さの重要性についてお伝えしていきました。
オフィス環境を良くしたいのであれば、日当たりの良さを意識した内装デザインにしましょう。
日の光を適度に取り入れたオフィスデザインにし、社員の心と体の健康に良い環境を整えていきましょう。
延いては、それがゆくゆくは業績にいい効果を与えることになるのです。
オフィスに対して居心地の良さも感じられ、会社への帰属意識も高まる効果が期待できます。
「オフィスを良くしたい」
「社員に心地よく仕事をしてもらいたい」
そのように思うのであれば、まずはオフィス環境を改善してみましょう。
今後企業は、社員が「どう働くべきなのか」「どう働きたいのか」という、個人の価値観を尊重することが求められます。
社員一人ひとりの作業効率を上げるためにも、企業としての環境作りがより一層求められるようになるでしょう。
そのような中でも、特に集中ワークブースは、コロナウィルスの感染防止対策の一環として誕生したものの、コロナが収束した後も需要が高まっていくと考えられます。
理由は、今成り立っているこの”新しい働き方”を、以前のような”元の働き方”に戻すとは考えにくいからです。
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