2021.05.21 2021.05.26コラム
設計事務所選びで失敗しない!チェックしておきたい重要ポイントを解説
「設計事務所ってどうやって選べばいいの?」
「オフィスレイアウトを一緒にちゃんと考えてくれる設計事務所を選びたい」
というお客様への記事です。
当記事でお伝えしていること↓
・設計事務所はオフィス作りのパートナー
・設計事務所選びで失敗してしまう理由×3
・失敗しない設計事務所の選び方×3
これまで数多くのオフィス作りに携わった、TRUSTオフィス(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。
結論、大前提として、まずは”オフィス作りに特化した設計事務所”を選びましょう。
住宅向け、店舗向け、小売店向けなど、設計事務所にはいろいろなタイプがあるからです。
オフィス作りが得意な設計事務所を選んだ上で、押さえるべきは以下のポイントです↓
・価格のみで判断しない
・「近い距離にあるから」という理由で選ばない
・「接客が良いから」という理由だけで選ばない
これらのポイントに加えて、”設計事務所選びで失敗しない方法”も合わせてお伝えしますよ。
お客様には「オフィスの設計事務所選びに困らなくなった!」と、なっていただきますね。
目次
- 設計事務所とは?選ぶ前にちゃんと理解しておこう
- 設計事務所がやってくれること
- なぜ設計事務所選びで失敗するのか?
- 設計事務所の選び方 失敗例①:価格のみで判断してしまう
- 設計事務所の選び方 失敗例②:依頼先が近いという理由で判断してしまう
- 設計事務所の選び方 失敗例③:接客サービスが良いというだけで判断してしまう
- 設計事務所の選び方:失敗しないためのポイント
- 正しい設計事務所の選び方 ポイント①:見積もりは複数社から取ろう
- 正しい設計事務所の選び方 ポイント②:実績が多いか、またはその業界を得意としているか
- 正しい設計事務所の選び方 ポイント③:対応スピードが早くて正確か
- まとめ:設計事務所を選ぶ=パートナーを選ぶと心得ましょう
設計事務所とは?選ぶ前にちゃんと理解しておこう
結論、設計事務所=オフィス作りのパートナーです。
オフィスを作るのに、設計事務所と施工会社はそれぞれ別々に契約することになります。
どういうことかといいますと↓
[設計事務所に頼むと・・・]
・設計事務所と施工会社が別契約になる
・別々ということは、お金の流れが別になる
・お金の流れが別になるので、第三者的な目線で工事監理をしてくれる
・施工利益を気にせず、お客様の立場になって「良いオフィスを作る」という姿勢が期待できる
何も「デザイン設計と施工を一緒に行ってくれる業者はいけないのだ」というわけではありません。
ただ、お金の流れが変わるので、設計事務所の方が、よりお客様と同じ立場になってオフィス作りに関わってくれる、と理解していただければOKです。
設計事務所=「オフィスを作り上げるためのパートナー的な立場になりやすい」と理解しましょう。
設計事務所がやってくれること
設計事務所が行ってくれることは、デザイン設計だけではありません。
・建物を設計する
・見積もりの調整をしてくれる
・正しく施工されているかチェックする
という、3つがメインです。
まるで「自分の変わりにオフィスを作ってくれるのか」と感じた方もいるでしょう。
そのとおりです。
設計事務所は、お客様の代理人という立場で動いてくれます。
言い換えるならば、設計事務所にオフィス作りをお願いする=”お客様との共同作業”になる、ということ。
設計事務所との共同作業になることで
・細かいこだわりを反映させたい
・オリジナリティあるオフィスにしたい
・コンセプトが伝わるようなオフィスにしたい
といった願いが叶いやすくなるでしょう。
設計会社=お客様の希望を、予算とすり合わせながら、理想的なオフィスを作り上げていく、というイメージを持っていただけると分かりやすいかなと。
なぜ設計事務所選びで失敗するのか?
ここまで良い印象でしかない設計事務所ですが
「選び方を間違えた」
「失敗してしまった」
という声があるのはどうしてでしょう。
その理由が次のとおり↓
・価格のみで判断してしまったから
・たまたまに近くにあった設計事務所だから
・接客や応対サービスが良かったから
それぞれ詳しくお伝えしていきましょう。
設計事務所の選び方 失敗例①:価格のみで判断してしまう
1つ目は「価格のみで判断してしまったから」というケース。
単に「想像よりも安いと思ったから」というだけで設計事務所を選んでしまっていけません。
なぜなら、
・思ったよりも時間がかかった
・思い通りのデザインにならなかった
・やり取りや手間が増えて思ったよりも大変だった
など、時間と労力が増えて「この会社じゃなければよかった」と後悔してしまうことが多いからです。
ですから、
①相見積もりをして、だいたいの相場を知る
②予算とすり合わせる
③「ココだ」と決める前に話しを聞きに行く
といったステップで判断していきましょう。
間違っても「予算内に収まって、かつ、安いから」というだけで選んではいけません。
面倒に思うかもしれませんが、必ず、複数の設計事務所と比べましょう。
設計事務所の選び方 失敗例②:依頼先が近いという理由で判断してしまう
2つ目は「その設計事務所がたまたま近くにあったから」というケース。
先程の「価格だけで選ばないで」という理由と同じです。
お客様の家の近く、あるいは「今のオフィスの近くにあったから」という理由だけで判断してはいけません。
たまたま近くにあっただけで、その設計事務所が、本当にお客様のオフィス作りのパートナーにふさわしいかどうかわかりませんよね。
決して「近くにあったから」という理由だけで、
・相見積もりはしない
・他と見比べる必要はない
と考えないように。
あくまで選択肢の1つに入れておき、他の設計事務所と比べた上で判断しましょう。
設計事務所の選び方 失敗例③:接客サービスが良いというだけで判断してしまう
3つ目は「接客や対応が良かったから」というケース。
一見「接客のときにいい印象だったらOKなのでは?」と感じる方もいるでしょう。
「接客態度が良い」=理想的なオフィスにしてくれる、ではありませんからね。
「気持ちの良い接客をしてもらえたからココに決めよう」というだけで判断してはいけません。
接客サービスは、あくまで判断材料の1つ。
A社とB社を比べたときに、A社の方が気持ちよく対応してくれたとします。
ですが、まだ話すら聞いていない、C社とD社でも、同じように気持ちの良い接客をしてくれるかもしれませんよ。
ですから「接客がよかったから、もうココに決めちゃおう」と、すぐに判断しないようにしましょう。
設計事務所の選び方:失敗しないためのポイント
設計事務所選びを失敗したくないですよね。
であれば以下のポイントを押さえましょう↓
・複数社から見積もりを取ろう
・実績が多い、オフィス作りが得意な事務所に絞ろう
・対応スピードが早いと感じた事務所に絞ろう
それぞれ詳しくお伝えしていきますね。
正しい設計事務所の選び方 ポイント①:見積もりは複数社から取ろう
1つ目は、複数の設計事務所から見積もりを取ること。
オフィス作りでは、複数の設計事務所から相見積もりを取るのは基本中の基本です。
決して「たまたまネットで見つけたんだけど、この設計事務所が良さそう」と決めてしまってはいけませんよ。
見積もりを複数取ることで、
・相場が分かる
・自分たちと本当にマッチングする設計会社を見つけやすくなる
・予算と希望と実際にしてくれる施工内容のすり合わせがしやすくなる
というメリットが得られます。
オフィス作りにおける施工の進め方や考え方は、設計会社によって違います。
「複数社比べるなんて面倒だよ」と、億劫に感じないようにしましょう。
よりお客様と相性のいい設計会社を見つけるためにも、複数と見比べてから判断しましょう。
正しい設計事務所の選び方 ポイント②:実績が多いか、またはその業界を得意としているか
2つ目は、オフィス作りの実績が多い、オフィス作りが得意な設計事務所から選別すること。
設計事務所の公式サイトがあるなら、事例を見てみましょう。
・オフィス以外の事例もあるのか
・であればオフィスの施工が多いか
・オフィスの施工が多いならどんな内装にしているか
・依頼主の希望や、コンセプトを上手く表現した内装か
などを事例を通してご自身で感じ取ってみてください。
事例を見て「あーこの設計会社良さそうだな」と感じたなら、候補の1つに入れましょう。
念を押しますが、決してその場で「ココに決めた」と判断しないように。
もし事例が載っていない、あるいは公式サイトがない設計事務所が気になるのであれば、その設計事務所が担当したオフィスを見学する、という手もあります。
実際に足を運んだオフィスの内装に惚れたのであれば、その設計事務所は、お客様との相性が良いかもしれませんよ。
正しい設計事務所の選び方 ポイント③:対応スピードが早くて正確か
3つ目は、対応スピードが、早くて正確な設計事務所から選別すること。
(この要素から絞る時点で、複数の設計事務所と比べていることになりますね)
設計事務所は、
・自分の意見を聞いてくれるか
・じっくり話し合いしてくれるか
・こちらのリクエストに、素早く、正確に対応してくれるか
・細かいことでも、自分が理解してくれるまで説明してくれるか
を踏まえて選別していきましょう。
設計事務所を選ぶということは、オフィス作りのパートナーを選ぶということです。
ですから「お互いに信頼できるか」はかなり重要ですよ。
ここだけの話ですが、依頼主と設計事務所のトラブルの多くは”ミスコミュニケーション”が原因だと言われています。
最初のうちは小さな行き違いだったとしても、対応されずに時間とともに問題が大きくなってしまった……
その結果、最後は「本当に大丈夫?」と、お互いにスッキリしない状況に。
こんなギスギスした状態では、理想的なオフィス作りができなくなってしまいます。
極端ですが「オフィスができても、この先も付き合っていきたい」と思えるような設計事務所が見つかると良いですよね。
まとめ:設計事務所を選ぶ=パートナーを選ぶと心得ましょう
「設計事務所ってどうやって選べばいいの?」というお客様へ、設計事務所の失敗例と正しく選ぶためのポイントをお伝えしてきました。
設計事務所を選ぶときは、以下の3点を押さえましょう↓
・複数社から見積もりを取る
・実績が多い、オフィス作りが得意な事務所に絞る
・対応スピードが早いと感じた事務所に絞る
多額のコストが発生するので、慎重に進めていきたいはず。
ですから「一緒にオフィスを作るんだ」と、心から信頼できる設計事務所を見つたいですよね。
そのためにも早めに見積もりを依頼し、心身ともに余裕を持って計画的に取り組んでいきましょう。
色々とお伝えしてきましたが、オフィスを作り上げるのに不安はつきもの。
その不安を解消するには、その道のプロに聞くのが一番早い方法ですよ。
その道のプロとは、オフィスの内装作りや移転、引っ越しに強い施工会社を指します。
中でもTRUSTオフィスであれば、お客様の「こんなオフィスにしたい」を叶えられます。
お客様の考えや希望を一つ一つ汲み取れっていけるからです。
これからオフィスを設計していくのに、はじめからしっかりと計画を立てるのは簡単なことではありません。
ですが「こんな風にしたい」というお考えがあるのは理解できます。
TRUSTオフィスでは、その「こんな風にしたい」を、再現できるのです。
ぜひ一度、相談されてはいかがでしょう。
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