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2020.12.09オフィスデザイン

託児所があるオフィスのデザインはどうしたらいい?

託児所があるオフィスのデザインはどうしたらいい?

働き方改革が進んでいく中で、従業員一人一人のライフワークバランスに合わせた働き方を導入する企業が増えてきています。その改革の内容は、単に働く時間の短縮や働く場所の柔軟性などといったものだけではありません。 子育てをするスタッフに対しての様々な働きかけも行われています。そのひとつが、託児所があるオフィスにするというものです。ここでは、託児所付きオフィスについてご紹介します。

託児所付きのオフィスとは

託児所付きのオフィスとは

託児所付きのオフィスとは、企業内保育所とも呼ばれる施設を併設したオフィスのことを指します。

基本的にはその企業で働くスタッフの子どもを預かることを目的とした施設であり、企業オフィスが入っている施設と同一施設内に設置することもあれば、隣接して建てたり、近隣の施設を活用するなどその形態は様々です。

看護師が働く比較的大きな病院施設などでは女性のスタッフが多いため、比較的早い段階から設置されていましたが、働き方改革が叫ばれる中で女性スタッフが特別多くない企業においても導入が進められています。

託児所付きオフィスの目的

託児所付きのオフィスを導入する目的は様々ありますが、そのひとつが待機児童の解消です。入園させたいのに空いている保育施設がないことにより、待機児童が増えてます。

この問題の解消のために、企業自らが託児所スペースを設け、働くスタッフの保育施設が見つからないといった問題解決のために動いています。

また、女性の社会進出もその目的のひとつです。保育施設がなかなか見つからないことによって女性の社会進出が阻まれていますが、託児所付きオフィスが増えることによって仕事と育児の両立が可能となり、女性の社会進出が進むとされています。

託児所付きオフィスの現状

女性の社会進出を進めるために、託児所付きオフィスの数は増えつつありますが、その数が十分な数に到達しているかというとそうではありません。

託児所という存在は明治時代にはすでに始まっており、その後法改正などを挟んで現状の制度へと変化していきました。企業内保育所が多い職種は、女性看護師が多く働く病院などの施設に限られています。

2016年の段階では企業内保育所の施設数はおよそ4,500か所で、利用する子供の数は7万4000人ほどでした。これらのおよそ60%は病院内の施設であることを考えると、すべての業種や職種で託児所付きオフィスが充実しているとは言えない現状です。

託児所付きオフィスのメリット

託児所付きオフィスのメリット

託児所付きオフィスは、スタッフにとっても企業にとってもメリットのある存在です。それぞれのメリットを知れば、よりそのメリットを活かすためのオフィスデザインを取り入れることができるでしょう。

ここでは、託児所付きオフィスのメリットを見ていきます。

子どもとの距離が近い安心感

子育てをしながら仕事をする人にとって、大きな不安のひとつは子どもの安全が保たれているのかどうかということです。

職場から遠く離れた位置にある保育所や託児所を利用した場合、物理的な距離が遠く離れていることからその不安を大きく感じる保護者は多くいます。

託児所付きのオフィスならばそのような心配は少なくなり、同じ施設の中に子どもがいる、近くに子どもがいるという状況は何らかのトラブルが起きた場合でもすぐに対応することができるという安心感を生みます。

この安心感が仕事の効率をアップさせることにもつながることから、託児所を利用するスタッフだけではなく、設置した企業にとってのメリットにもなっています。

勤務体制に合わせた保育

保育施設を利用する際の不便のひとつが、保育時間の問題です。多くの保育施設では保育時間はあらかじめ定められており、その時間までに迎えに行くか、延長保育を依頼する必要があります。

これには落ち着いて仕事をすることができないというデメリットがありますが、託児所付きオフィスならば職場の勤務状況と連携するので、保護者の勤務体制に合わせた保育を依頼することが可能です。

これにより、しっかりと仕事に集中することができ、充実した生活を送ることができるというメリットがあります。

送り迎えの時間短縮

送り迎えの時間短縮

オフィスから離れた保育施設を利用した場合、送り迎えに多くの時間が割かれます。うまく保育施設を見つけることができなければ、職場とは逆方向の施設へと送り迎えしなければならなくなるでしょう。

一方で、託児所付きのオフィスであれば、託児所がオフィスのすぐ近くにあるので送り迎えに無駄な時間を使うことはなくなり、スタッフの負担を大幅に減らすことができます。

安心して働きやすい

託児所付きオフィスのメリットのひとつが、女性や育児をする人にとって働きやすいオフィス環境であるということです。託児所を企業自らが設置することによって、子育てに対する理解を示すことになります。

子育てには不測の事態が多くあります。子どもが急に体調を崩して保護者が勤務を休む必要がある場合でも、他のスタッフに対して必要以上の罪悪感を抱く必要がなくなるでしょう。

子育てに理解がある姿勢を示すことによって、働きやすさが変わります。

離職率の低下

女性や子育て中の男性が離職してしまう原因のひとつが、子どもを預けることができる施設が見つからないということです。待機児童問題が離職率を上げているといっても良いでしょう。

オフィスに託児所が設置されていれば、スタッフの子どもは優先的に利用することができて、保育所探しに苦労することはありません。技能を持ったスタッフを手放す必要がなくなるため、企業にとって大きなメリットと言えます。

企業のイメージアップ

託児所付きオフィスであるということそのものが、企業にとって良いイメージアップになります。

子どもや女性に優しいというイメージを与えることができるほか、保育士の雇用を作り出し、地元にとってもやさしい企業というイメージを持たれやすいでしょう。

イメージアップをすれば、求人応募も多くなるほか、クライアントも多くなることが期待できます。

託児所付きオフィスのデザイン

託児所付きオフィスのデザイン

託児所付きオフィスには様々な形態があります。同一施設の中に保育所を設けるだけでなく、オフィス内に託児スペースを設ける、近隣に保育所を作る場合などもあります。

形態は様々ですが、ただ子どもを預けることができるスペースを作ればよいというものではありません。

子どもにとっても過ごしやすく、働くスタッフにとっても働きやすいオフィスとするためには、いくつかのポイントをつかんでデザインすることが重要です。

子ども同伴を歓迎するデザイン

託児所付きオフィスのデザインにおいて重要なことは、子育てしながらの仕事に対してスタッフが遠慮をしなくて良いと思わせることです。

子育てをしていないスタッフに配慮して、託児スペースを見えない場所に設置してしまっては、子どもを同伴して働くことを歓迎していないと思わせてしまいます。

子どもの送り迎えがしやすい位置に子どもが喜ぶようなデザインの託児所を設けることによって、子どもを歓迎しているオフィスとなります。

子どもと一緒にオフィスに来やすいデザインにすれば、スタッフも働きやすく業務効率アップにつながるでしょう。

明るいイメージの内装

託児所付きオフィスのメインは託児所ではなくオフィスであると考えて、子どもの過ごしやすさを考慮しないデザインとすると託児所を利用するスタッフが少なくなってしまいます。

保護者は仕事のしやすさだけではなく、子どもが健やかに過ごすことができることを意識して保育施設を選んでいます。託児所としての魅力が著しく低いと他の施設を利用するスタッフが多くなり、採算が取れなくなってしまうでしょう。

そのため、子どもを預けたくなるような明るいイメージの内装デザインの託児所にすることが必要です。

子どもの姿が良く見えるデザイン

託児所付きオフィスの大きなメリットのひとつが子どもとの距離が近く、子どもの姿をよく見ることができるということです。そのため、子どもとスタッフとを完全に分けてしまうとそのメリットをあまり感じることができなくなってしまいます。

同一施設内で階数を分けるのだとしても、スタッフが子どもの姿をすぐに見ることができるデザインとすると良いでしょう。託児所スペースをガラスで分ければ、空間を分けながらも子どもの姿をすぐに見つけることが可能です。

子どもとの空間をしっかり分けるデザイン

子どもの存在が仕事を妨げる原因となってしまってはいけませんので、子どもとの空間をしっかりと分けるデザインであるということも重要です。子どもが過ごしやすいデザインを取り入れつつも、それは託児所スペースのみにすることが必要となります。

デザインにメリハリをつけ、子どものスペースとオフィススペースをしっかりと分けたデザインにすることで、業務効率を正しく上げることにつながります。

仕事に集中することができるスペースも

託児所スペースとオフィススペースを分けていたとしても、仕事に集中することが難しいという場合はあります。そのようなスタッフが仕事にしっかりと集中することができるデザインにすることも必要です。

周囲の環境に煩わされないように、鍵付きの個室スペースを設けるほか、電話に集中することができるスペースなどを設けると子育てと仕事の両立を図ることができます。

子どもと食事の時間を共有できるデザイン

託児所付きオフィスのメリットを最大限生かすために、子どもと保護者であるスタッフが共に過ごすことができるデザインにすることもポイントです。

子どもと保護者が共に遊ぶことができる遊具エリアや一緒に食事を取ることができるスペースがあるデザインにすると、より魅力的な託児スペースとなります。

子ども連れの通勤にも配慮したデザイン

託児所付きオフィスのデメリットのひとつが、子どもを連れての通勤がつらいというものがあります。子どもを連れて通勤する場合、子どもを預けるための着替えや毛布、おむつなどを準備しなければなりません。

これらの持ち運びは重労働となりえます。そのため、あらかじめそれらの備品を備え付けることができるデザインとするほか、おむつがえや授乳を保護者が気兼ねなくすることができるスペースをデザインすることも重要です。

快適なデザインの託児所付きオフィスを

託児所付きオフィスは離職率を下げ、企業のイメージアップにもつながる非常に重要な存在です。そのため、多くの企業で導入が進められていますが、その際のオフィスデザインはいい加減にしてはいけません。

子どもが過ごしやすいということを意識しつつ、スタッフが働くことに集中することができるデザインを両立させることが重要です。快適なデザインの託児所付きオフィスを目指しましょう。