ロゴ

お気軽にご相談ください!

0120-390-865 受付時間:平日10:00〜18:00

NEWSお知らせ

2022.03.24オフィスデザイン

オフィスデザインとは?コロナ禍のおしゃれな小規模オフィス事例も

「コロナ禍によりオフィスを移転しようか」「新たに開業するオフィスをおしゃれにデザインしたい」とご検討中ではありませんか?オフィスデザインに求められるポイントは、コロナ禍によって変化しています。

そこで今回はオフィスデザインの目的や効果、コロナ禍による変化を解説していきます。小規模オフィスをデザインするポイントやおしゃれな施工事例などもご紹介しますので、オフィスデザインを検討するためにぜひ参考にしてください。

オフィスデザインの基本

オフィスデザインの基本

そもそもオフィスデザインとは、どういった活動でしょうか?基本を理解していなければ自社に適したオフィスをデザインすることができずに、集客や売上を期待できません。まずはオフィスデザインの定義と目的、効果を確認していきましょう。

オフィスデザインとは?

オフィスデザインとは「オフィスの内装を設計する」活動です。つまり「オフィスの内部をどのように作るのかを決める」作業です。文脈によっては、オフィスの入居する建物の外装デザインまでを含める場合もあります。

具体的な作業としてオフィスのコンセプトを決めた上で、内装設備のレイアウトやオフィス家具・収納スペースの配置などを考えます。独自性のある空間をデザインすることで、従業員や来訪者へ良い影響を与えます。

オフィスデザインの目的

オフィスデザインの主な目的は、「従業員の働きやすい環境を作ること」や「顧客へオフィスの魅力を伝えること」などです。

従来の無機質なデザインオフィスはシンプルで分かりやすいものの、従業員の働きやすさに課題を抱えることがありました。具体的な課題として「やりとりが多い部署間の座席が遠い点」「ちょっとした時間に自由な会話をしにくい点」などが挙げられます。

またデザイン性に乏しい画一的なオフィスでは、顧客に対して自社の理念やコンセプトなどを伝えることができません。そのため開業するオフィスの商品やサービスを連想させるカラーや設備を内装に取り入れることで、おしゃれで魅力的な空間をデザインすることが求められます。

オフィスデザインの効果

まず働きやすいオフィスをデザインできれば従業員のストレスが緩和されたり、創造力が向上されたりして生産性向上という効果につながります。

また自社の魅力を発信するおしゃれなオフィスをデザインできれば、対外的な印象が良くなり取引先からの信頼を獲得して、問合せや発注の増加という効果も期待できます。

なおオフィス内装の具体的なデザイン方法について下の記事に詳しくまとめてありますので、併せてご覧ください。

 ※記事制作中のため、後日に公開予定です。

コロナ禍によるオフィスデザインの変化

コロナ禍によるオフィスデザインの変化

オフィスデザインの基本を押さえましたが、2020年からコロナ禍による変化がみられるようになってきました。自社オフィスの課題にスムーズに対応するために、次に解説する社会情勢の変化に適応することが必要です。

テレワーク推奨によるオフィス規模縮小

政府や医学会などから推奨されているオフィスのコロナ感染対策の一つとして、テレワークがあります。総務省が発表した「令和3年 情報通信白書」によると、緊急事態宣言下においては40%以上の企業がテレワークを導入しています。緊急事態宣言が解除されてからもテレワークを導入し続けている企業は、30%程度です。

参考:総務省「令和3年版 情報通信白書|テレワークの実施状況」

テレワークが推奨されることでオフィスに出社する従業員が少なくなり、オフィス規模を縮小する企業が増えています。ザイマックス総研の研究調査によると、「オフィス在籍人数に対する座席数を100%未満にしたい」と考える企業が半数近くです。オフィス規模縮小のために改装や移転を検討する企業が増えていることになります。

参考:ザイマックス総研「大都市圏オフィス需要調査2021年春」

シェアオフィスやサテライトオフィスの普及

自社従業員が他社従業員と空間を共有するシェアオフィス。本社から離れた場所に衛星(サテライト)のように設置されるサテライトオフィス。テレワークと同様に、シェアオフィスやサテライトオフィスの利用も増えています。

国土交通省が令和3年3月に公開した「ニューノーマルに対応した新しいまちづくりに関する調査結果」では、「在宅勤務できる場所がない」などの理由からサテライトオフィスの需要が伸びていると報告されました。自治体によっては閉鎖・廃業した温泉旅館をシェアオフィスやサテライトオフィスにリノベーションした事例が紹介されています。

参考:国土交通省「ニューノーマルに対応した新しいまちづくりに関する調査結果」

経営者はシェアオフィスやサテライトオフィスの導入により自社従業員の密集を防止できるものの、本社オフィスの役割や機能の検討も必要です。従業員の帰属性や自社のブランド力を高めるために、一貫したコンセプトに基づいたオフィスデザインが求められています。

フリーアドレスやABWの導入

フリーアドレスは各従業員へ固定のデスクを割り振らないオフィスのレイアウト方式です。パナソニックでは、2020年以前にフリーアドレスが導入されました。コロナ禍においては感染防止の観点から導入が見送る企業もあります。

参考:Panasonic BUSINESS「フリーアドレスを成功させる方法とは」

ABWは業務内容や希望に合わせて働く場所や時間を選択する働き方で、Activity Based Workingの略語です。りそなグループでは、2020年以前にABWが導入されました。コロナ禍においても時間帯や場所を分けることで、従業員の密集を防ぐために有効です。

参考:株式会社りそなホールディングス「株式会社りそなホールディングス|core」

ABWやフリーアドレスをオフィスに導入するときにはアジャイル(素早さ)やフレキシブル(柔軟性)をコンセプトにして、レイアウトや内装設備をデザインします。オフィス空間をワークスペースとして使用するだけではなく、カフェスペースや休憩スペースなどとして利用できます。

コロナ対策された設備機器の必要性

オフィスのコロナ対策においては、デスク配置の変更だけではなくパーテーションや空気清浄機などの設備機器が必要です。つまりコロナ対策設備機器を設置するためには、従来のレイアウトの変更が求められます。特別な設備機器を施工するためには、レイアウト変更だけではなく内装のリフォームが必要になることもあります。

小規模オフィスをデザインするときのポイント

小規模オフィスをデザインするときのポイント

コロナ禍に小規模オフィスへの移転や改修をするときには、次に紹介するポイントを押さえながらコロナ対策できるオフィスをデザインしましょう。本記事においては、小規模オフィスの定義を「30坪以下のオフィス」や「30名以下の従業員が使用するオフィス」としています。

オフィス家具やパーテーションの配置を工夫する

小規模オフィスにおいても、オフィス家具やパーテーションの配置を工夫することでレイアウトを大きく変えることができます。例えばチーム間や部署内のコミュニケーションを重視するオフィスには、複数人のデスクを向かい合わせに配置する対抗式レイアウトが向いています。

またデスクワークに集中しつつも従業員同士のコミュニケーションが必要なオフィスには、背面式レイアウトが適します。作業時には壁側を向いてデスクに座り、会話の際は従業員同士が向かい合える点がメリットです。

さらに各従業員がデスクワークに集中するオフィスには、全てのデスクが同じ方向を向いている並列式レイアウトを導入しましょう。整理棚やデスクなどのオフィス家具を壁のように配置することで、区分けすることができます。

なお同じオフィス空間を時間帯に応じてワークスペースとミーティングスペースとして使用するときには、可動式パーテーションを配置することで作業時と会議時を切り替えることができます。

事務機器や備品の配置も工夫する

限られた空間内において事務機器や備品の配置も工夫すると、働きやすいオフィスをデザインできます。コピー機や複合機などを1箇所に集めるとアクセスしやすくなり、作業効率が向上します。

また事務機器の周辺に収納棚やキャビネットを設置して、コピー用紙やインクなどの備品を保管しましょう。事務機器から遠い場所に保管してしまうと、交換や補充の際に余計に手間がかかります。

ただし事務機器の配線の都合から理想とする場所におけない場合もあります。デザインするオフィスの事情を考慮しながら、オフィス家具やパーテーションと共に事務機器や備品の配置を検討してください。

収納スペースを工夫する

小規模オフィスであっても、どうしても書類や資料などが増えがちです。業種によっては製品の在庫などを抱えることもあるでしょう。そこで通路に収納家具を設置して、デッドスペースを有効活用する方法があります。

例えば部署やチームごとに島を作るときには、仕切りとして収納家具を設置できます。また窓が設置されているために高さのある収納家具を配置できないなら、低いキャビネットを横に複数配置してみてください。

またミーティングスペースに「裏面がマガジンラックになっているパーテーション」を設置すると、書籍や資料、パンフレットなどの収納スペースを確保可能です。ホワイトボードが付いているキャビネットを配置すれば、余分なスペースを確保する必要がなくなります。

なおオフィス全般のデザイン方法について下の記事に詳しくまとめてありますので、併せてご覧ください。

※記事制作中ですので、後日に公開いたします。

おしゃれなオフィスデザイン事例

上記のポイントを押さえたら、いよいよオフィスデザインを始めましょう。おしゃれなオフィスデザイン事例を参考にすると理想的なオフィスのイメージが沸きやすいです。各事例の特徴やコンセプトなどに着目しながらご紹介します。

カフェラウンジのようなスタジオ

カフェラウンジのようなスタジオ

「株式会社テス・デザイン」様の内装は所属インフルエンサーがLIVE配信や写真撮影するスタジオとして使用されるだけではなく、コワーキングスペースとしても活用されています。おしゃれなカフェラウンジをイメージさせるスタジオに対して、ワークスペースは木の温もりを感じさせるテイストに仕上げられています。

ガラスパーテーションで仕切られたコミュニケーションスペース

ガラスパーテーションで仕切られたコミュニケーションスペース

QLデンタルメーカー株式会社様は、若手技工士が減少している歯科技工業界の労働環境を変えようとオフィスを移転されました。作業しやすい空間を提供することで、人材不足解消を目指しています。

エントランスからコミュニケーションスペースまでに古材やタイルなどを活用しているため、落ち着きのある雰囲気の内装に仕上げられています。またガラスパーテーションにより見渡せる技巧室は、白を基調としており綺麗です。各設備や重機の配置は、社員の動線に配慮しながらデザインされました。

多角形型のエントランス

多角形型のエントランス

株式会社インバウンドプラットフォーム様は、訪日外国人の満足度やリピート率を向上させるためにさまざまな事業に取り組んでいらっしゃいます。増床工事においてブリックススタイルと北欧スタイルをうまく融合させながら、グローバルな雰囲気の内装をデザインしました。企業の顔といえるエントランスホールにロゴの形を取り入れて、会社の特徴を表現しています。

クリーンで温かみのある面談スペース

クリーンで温かみのある面談スペース

株式会社For A-career様は20代への転職サポートを提供しており、求職者に「自分の将来を任せたい」と思ってもらうためにクリーンで温かみのある面談スペースをデザインしました。淡い色合いのペールトーンを壁紙に選び、木目調やレンガ調の壁紙を取り入れることで温もりを出しています。ワークスペースやエントランスに壁を設けない開放的な空間が、従業員同士のコミュニケーションを促しています。

3つのエリアで構成されたオフィス

3つのエリアで構成されたオフィス

株式会社パルディア様の内装は、コミュニケーションが希薄になりがちな現代だからこそ、従業員同士の行動や表情を把握できるような風通しのいいオフィスを目指してデザインされました。オフィス空間が3エリア(カフェエリアと会議エリア、フリーエリア)で構成されており、各エリア独自のコンセプトが設計されています。カフェエリアでゆったり過ごしたり、可動式間仕切りで人数に合わせた会議室を設けたりできる自由度の高いオフィスです。

オフィスデザインを依頼する業者の選び方

オフィスデザインを依頼する業者の選び方

オフィスを開業する経営者自らがデザインすることも可能ですが、業者にオフィスデザインを依頼することが多いです。オフィスデザインを依頼する業者の選び方を3点に整理してご説明します。

オフィスデザインを依頼できる業者のタイプを知る

オフィスデザインを依頼できる業者のタイプとして、オフィス家具メーカーや設計事務所、工務店、施工管理業者などが挙げられます。ただし施工のみを請け負う業者や設計だけを請け負う業者もあります。

オフィスのデザインと施工管理を別々の業者に依頼することも可能ですが、各業者との相談時間が必要で、管理がしにくくなりがちです。オフィスデザインを依頼する場合には、ワンストップソリューションでデザインの設計から施工管理までを依頼できる業者をおすすめします。

またオフィスをデザインできる業者の多くはさまざまなケースに対応できますが、得意とするデザインがあります。木目調のデザインを得意としている業者もあれば、モダンなデザインを得意としている業者もあります。

実績・費用・アフターサービスなどを比較検討する

候補となる業者のWebサイトへアクセスして、サービス内容と料金、施工実績などを比較検討することが大事です。オフィスデザインには多額の費用がかかるため、できるだけ予算を抑えつつ幅広い要望に応えてくれる業者に依頼したいですよね。デザインや施工管理の費用は、業者によって大きく異なります。

次に理想のオフィスデザインに近い施工実績がある業者を選んだら、メールや電話で相談しましょう。予算内に依頼できることを丁寧に説明してくれたり、より良い提案をしてくれたりする業者は信頼性が高いでしょう。

最後に施工後のアフターサービスにも注目してください。オフィスは年月の経過や事業の拡大縮小などにより補修や改修が必要になるので、業者との付き合いが続くからです。施工後の定期点検や無料見積などに対応している業者を選びましょう。

相見積もり(コンペ)を行う

候補となる業者を比較検討するときには、相談するだけではなく見積もり出してもらいましょう。各業者から見積もり(相見積もり)を取ると、費用はもちろんサービス内容や納期までを含めて総合的に業者を選定できるからです。

相見積もりを取るときは、「同じ条件や希望を伝達している」と全ての業者に伝えましょう。全ての見積書が届いたら期日までに依頼する業者を決めて、依頼しない会社にも感謝の気持ちを伝えることがマナーです。

なおオフィスデザイン会社については下の記事に詳しくまとめてありますので、併せてご覧ください。

※新規記事を制作中ですので、後日公開いたします。

理想的なオフィスをデザインしよう!

理想的なオフィスをデザインしよう!

オフィスの理念やコンセプトを実現するために不可欠な内装デザイン。コロナ禍の社会変化に対応できる小規模オフィスをデザインするために施工事例を学んだり、理想のオフィスを施工できる業者へ依頼したりしましょう。

IDEALはオフィスのデザインから移転、リノベーションなどをワンストップソリューションでご支援しており、豊富な施工実績があります。またオフィスを開業するための資金調達やWeb集客にも対応しております。

参考:IDEAL「私たちの強み」

オフィスの開業や移転、リノベーションなどをご検討中の際には、電話やメールからIDEALへぜひお問合せください。