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2022.04.20オフィスデザイン

オフィスの内装デザインと工事の流れを解説!おしゃれな事例も紹介

「オフィスの内装をどのように検討すればいいか」とお悩みではありませんか?オフィスの内装は企業の第一印象を左右するので、コンセプトを明確にすることが大事です。思いつきや抽象的な方針でデザインしてしまうと、施工後に後悔する可能性があります。

そこで今回はオフィス内装デザインの役割や内装工事の流れなどをご説明します。おしゃれなオフィス内装の施工事例も紹介しますので、オフィスの内装工事を検討している方はぜひ参考にしてください。

オフィスにおける内装の役割

オフィスにおける内装の役割

オフィスの内装は単にオシャレな空間を演出したり、使い勝手を良くしたりするだけではありません。工夫することで、集客や売上、生産性などを高めることができますので、オフィスにおける内装の主な役割を確認していきましょう。

企業の理念やブランドを表現する

オフィスの内装は企業の理念やブランドを表現する手段になります。例えばエントランスの展示スペースに自社商品を飾れば、来訪者へ自社ブランドの魅力を発信できます。

また自社の経営理念を表すメッセージやアート作品をオフィス内の壁面にデザインすれば、従業員のモチベーションや帰属意識を高めることができます。

商談や会議の成功を支える

大事な内容を話し合う商談や会議の場所は、過度の圧迫感や緊張感を感じる空間よりも、適度に安心感や癒しを感じる空間が適しています。壁紙の色や天井の高さ、オフィス家具の素材などのデザインにこだわって内装を施工すれば、商談や会議で良い成果を得る手助けをしてくれるでしょう。

ストレスを軽減して作業効率を上げる

固い素材のテーブルやイスが並べられている殺風景な休憩室ではなく、ソファの配置されたカフェのような休憩室をデザインすれば、従業員に対してストレス軽減やリフレッシュの効果を与えます。

またワークスペースのレイアウトや内装設備の配色、オフィス家具の配置などを工夫すると、従業員の作業効率を上げることができます。

従業員のモチベーションを高める

オフィス内装の配色を工夫することで、従業員のモチベーションも高められます。例えば内装に赤色を取り入れることで活発さを引き出し、白色の内装は清潔感を演出できます。

色彩効果だけではなくレイアウトを意識して内装をデザインすることでも、従業員の生産性に対する良い影響を期待できます。例えばデスクの並べ方一つで、従業員同士のコミュニケーションが活性化されます。

従業員や顧客の健康に配慮する

オフィスの内装デザインによって、従業員や顧客の健康に配慮することもできます。特に新型コロナウイルス感染症対策として、パーテーションやオフィス家具の配置などが大切です。他にもコミュニケーションしやすい空間や快適さを感じる空間は、精神的な健康に良い影響を与えます。

オフィス内装のデザインと工事の流れ

オフィス内装のデザインと工事の流れ

オフィスにおける内装の役割を把握できたら、デザインと工事の流れを確認しましょう。スケルトン物件にオフィスの内装を施工するまでには、さまざまな工程が必要です。各工程を確実に実行すれば、経営者の理想とするオフィスを施工できます。

コンセプト設計

オフィスの内装をデザインするために、コンセプト設計が非常に重要です。自社の経営理念や提供する商品・サービスの品質などを言語化しておくことで、一貫したコンセプトに基づいて内装をデザインできるからです。

例えば革新的なアイデアを提供することを経営理念に掲げる会社が、古典的で平凡な内装のオフィスに顧客を招き入れていては、商談が成功しないでしょう。コンセプト設計は内装デザインはもちろん、経営全般における基本的な指針となります。

オフィス物件の契約

オフィス内装のコンセプトを設計できたら、物件を探して賃貸契約を申し込みましょう。自社の土地と建物を所有しない場合には、オフィス物件を賃貸することになります。

オフィス物件を検討するときは周辺環境や交通アクセス、賃料などの観点から検討することが必要です。特に居抜きかスケルトンかによって賃料や内装デザインの自由度が変わるため、物件の種類をよく考慮してください。

またオフィス内装空間のレイアウトを変えやすいかどうかも、賃貸契約を申し込む前によくチェックしておきましょう。実際にオフィスを開業してから「ワークスペースをもう少し広げたい」「会議室を変更したい」などの課題が出た場合に、素早く柔軟に対応できる必要があるからです。

内装業者の選定・契約

オフィスの内装を工事するときは、内装の専門業者に依頼することが多いです。デザインから施工までワンストップで対応してくれる業者なら、オフィス経営者の時間や費用を節約しながら安心して任せることができます。またコンセプト設計から対応してくれる業者もあります。

内装業者を選ぶときには、過去の施工実績や得意分野、相談時の対応、アフターフォローなどについて比較しましょう。各業者のWebサイトを閲覧することだけではなく、相見積もりを取ることで比較検討しやすくなります。

内装のデザイン

内装業者と契約したら、内装をデザインしてもらいます。内装デザインとは、オフィスのレイアウトから内装設備(壁や天井、ドアなど)の素材や色、オフィス家具の大きさや数などを一つずつ決める作業です。

自社に内装デザインの専門的な知識がない場合は、設計したオフィスのコンセプトや大まかなイメージを業者に伝えましょう。内装デザインは1度で完成するわけではなく、業者とすり合わせを重ねながら理想の内装デザインを仕上げていきます。

内装工事

完成した内装のデザインに従って、内装工事が始まります。工事の規模や内容に応じて、1〜3か月程度かかります。基本的な内装設備が施工されている居抜き物件を契約する場合には、数週間で完了する場合もあります。

いずれの場合にも、契約前に工事の内容や費用を細かく確認してください。内装業者とのトラブルを避けて、予定通りの引き渡しを目指すためです。見積り内容に疑問点や改善点がある場合には、納得できるまで業者と相談しましょう。

オフィス内装デザインのポイント

オフィス内装デザインのポイント

理想的なオフィスの内装を工事するためには、デザイン工程が重要です。なぜなら言葉で表したコンセプトを設計図として表現しなくてはならないからです。それではオフィス内装デザインのポイントを確認していきましょう。

施工事例を集めて分析する

自社のコンセプトを設計するときには、まず自社の競合となるオフィスの施工事例を集めて分析してみてください。競合オフィスから差別化を図り、自社の魅力を発信するために有効な手段だからです。

各施工事例の魅力や問題点をまとめることで、自社オフィスの内装を具体的にイメージできるようになります。導入したいオフィス家具やパーテション、造作壁などを幅広く検討しましょう。

明確なコンセプトを打ち出す

施工事例の分析を踏まえて、オフィス内装デザインの明確なコンセプトを打ち出しましょう。自社の企業理念や商品・サービスの魅力などを具体的な言葉に表してください。特にオフィスを使用する従業員の働き方を考慮することによって、コンセプトを明確にすることができます。

オフィスの業種や従業員数、来訪者の有無、事業形態などの要素によって、オフィスに必要な内装設備が異なります。従業員同士のコミュニケーションの頻度や作業内容をイメージすることで、内装に必要なレイアウトや設備、広さなどを決めていきましょう。

内装の希望条件を整理する

コンセプトに基づいてオフィスの内装をデザインしたくても、予算的に全ての内装設備を取り入れることが難しい場合があります。そこでデザインした内装に対して、オフィス物件の広さや従業員数、収納スペース、動線などの観点から希望条件を整理してください。

例えば「受付には企業理念を表現する造作壁を施工したい」「予算が余ればワークスペースをガラス張りにしたい」などの希望条件を出して、優先順位を付けておきましょう。オフィスの営業開始後に改装工事できる内装については、開業や移転の前に無理して施工する必要はありません。

内装の法規制を把握する

オフィスの内装の中には法律により規制されている設備があります。例えば建築基準法では建物からの避難経路を確保するために、廊下や通路の幅に基準が定められています。

参考:建築基準法施行令 第109条

またオフィス空間に間仕切りを設置するときには、消防法に従う必要があります。一例を挙げると、1部屋に天井まで届く間仕切り壁を施工すると2部屋に区切られたとみなされるため、消防署への届出が必要です。

参考:東京消防庁「防火対象物の工事等計画の届出をしよう」

さらに労働安全衛生規則では、「労働者一人について十立方メートル以上としなければならない」と、従業員の作業スペースの基準が定められています。

参考:中央労働災害防止協会 安全性性情報センター「労働安全衛生規則 第三編 第三章 気積及び換気(第六百条-第六百三条)」

以上の法規制について、内装をデザインする業者が把握しています。しかし自社も理解しておくことで、オフィスの内装デザインについて注意深く検討可能です。

信頼できる業者と契約する

さまざまな内装デザイン業者が存在しますが、信頼できる業者と契約することが大事です。信頼できる業者かどうかは、内装の施工実績から判断してみてください。

また業者とやり取りするときのレスポンスの早さや受け答えの丁寧さなどからも、信頼感を感じることができます。営業を開始してから改装や点検が必用になる場合がありますので、内装工事後のアフターフォローが確かな業者を選びましょう。

なおオフィスデザインの基本や業者選定などについて下の記事に詳しくまとめてありますので、併せてご覧ください。

オフィス内装工事のポイント

オフィス内装工事のポイント

理想的なオフィスの内装をデザインできても、工事に失敗すれば実現させることができません。オフィス内装工事を成功させるために、予算や業者選び、工期などに関するポイントを押さえておきましょう。

複数の業者に相見積もりを取る

内装工事を依頼できる業者として、デザイン会社や工務店、内装専門業者などが挙げられます。複数の業者から見積りを取って、金額や施工内容、工期などを比較・検討しましょう。相見積もりを取るときは、どの業者にも同じ条件を提示してください。

また相見積もりを取っていることを伝えて、業者とのトラブルを避けましょう。相見積もり後に依頼を見送る業者に対しては、感謝の気持ちを伝えることで良い関係性を保つことが可能です。

デザインから工事までを同じ業者に依頼する

オフィス内装のデザインから工事までを同じ業者に依頼することをおすすめします。なぜならデザインと工事を別々の業者に依頼すると、一貫したコンセプトに基づいてオフィスを作り上げることが難しくなるからです。

また複数の業者を選定する労力や相談する時間を節約できることも、おすすめする理由です。オフィスを開設する前は忙しいので、節約した時間を他の準備へ充てることができます。

中古品やリース品を検討する

内装工事費用をできるだけ抑えたいなら、オフィス家具や内装設備の中古品やリース品を検討しましょう。オフィス内装工事には数十万円単位での費用がかかり、新規物件を契約して大掛かりな工事をする場合には数百万円になるからです。

最近はリースされるオフィス家具があり、新品を購入するよりも初期費用を抑えて利用できます。またリースアップされてから中古品として販売されても、日本製なら十分に使える場合が多いです。

ゆとりをもって工事日程を組む

工事の規模や内容によりますが、内装工事には1〜3ヶ月程度の時間がかかります。したがってオフィス開設日までに、ゆとりをもちながら工事日程を組む必要があります。オフィス移転に伴う内装工事であれば、現在のオフィスで営業を続けられます。

もし現在のオフィスにおいて内装工事をするなら、営業に支障が出ないように配慮しましょう。工事期間に仮オフィスを構えるなら物件探しと引越しが必要です。さまざまな要因を検討したうえで、工事日程を組んでください。

工事の進み具合を定期的に確認する

内装工事がスタートしてから業者に任せっきりにせず、工事の進捗を定期的に確認しましょう。「デザインしたとおりに施工できているか」「納期までに完了できるか」などをチェックしてみてください。

また契約時に工事内容を正確に把握しておくことで、業者とのトラブルを防ぐことができます。工事を進める中で当初の予定から変更することもあるため、業者との定期的なコミュニケーションが大事です。

おしゃれなオフィス内装の事例

先ほどオフィス内装デザインのポイントとして、施工事例の分析を取り上げました。本サイトを運営しているIDEALの施工した「おしゃれなオフィス内装の事例」をご紹介しますので、参考にしてみてください。

色彩豊かでリラックスできるワーキングスペース

色彩豊かでリラックスできるワーキングスペース

「いいオフィス南越谷」様はさまざまな過ごし方が楽しめる埼玉県内最大規模のコワーキングスペースです。オフィス中心部にシンボルツリーや色彩豊かなアートを配置することで、リラックスできる空間を実現しました。

また最大4mの天井高を活かした広々とした空間が、利用者同士のコミュニケーションを促します。利用人数に応じた会議室も用意されており、商談や研修などに利用できます。下のページに写真が多数掲載されていますので、併せてご覧ください。

晴天を表現した印象的なエントランス

晴天を表現した印象的なエントランス

「株式会社ローカル」様は熊本の柑橘類を始めとする農産品のインターネット通販などを手がけています。内装デザインには、コーポレートカラーの真空色をアクセントカラーとして取り入れています。

真空色の壁に企業理念がプリントされており、真空色のように広がる無限の可能性が表現されています。下の記事に写真が掲載されていますので、併せてご覧ください。

壁面アートに鼓舞されるワークスペース

壁面アートに鼓舞されるワークスペース

「株式会社レバレッジ」様は「地球まるごと、健康に。」をコーポレートミッションとして、通販事業やメディア事業を展開しています。オフィスのエントランスと作業スペースを区切る壁を造作して、社名と熱いメッセージを表現しました。

熱いメッセージは、「PASSION LED US HERE(情熱が私たちをここに導いた)」。コーポレートカラーの赤を用いており、社員を鼓舞しています。下の記事に写真が掲載されていますので、併せてご覧ください。

暖かく落ち着いた空間

暖かく落ち着いた空間

エネルギーサービス事業を展開しているA社様は、オフィスを増床されました。エントランスに間接照明を使い、暖かく落ち着いた空間を実現。会議室の一部をすりガラスにすることで、明るさを保ちながらプライバシーに配慮しています。

またワークスペースで従業員がフレキシブルに活動できるように、カウンター席やソファ席、広々とした会議スペースなどを配置しました。下の記事に写真が掲載されていますので、併せてご覧ください。

和と洋が共存する内装デザイン

和と洋が共存する内装デザイン

「Earth Technology株式会社」様は、強みである英語とITを活かしながらバイリンガルエンジニアを育成しています。内装にレンガ調・木目調の壁紙とランタンのような電球を配置することで、海外オフィスの雰囲気を表現しました。

一方でグローバルな人材育成という特徴を反映させて、靴を脱いでゆったり過ごせる和室が共存しています。下の記事に写真が掲載されていますので、併せてご覧ください。

オフィスの内装を工夫して売上げを伸ばそう

オフィスの内装を工夫して売上げを伸ばそう

オフィスの内装を工夫することで生産性やブランディングに良い影響を与えることでき、集客や売上を伸ばすことにつながります。オフィス内装のデザイン・工事に関するポイントを押さえたうえで、信頼できる業者に依頼しましょう。

IDEALはオフィスのコンセプト設計から物件探し、内装デザイン・工事、Web集客などをワンストップソリューションで提供しております。

参考:IDEAL「私たちの強み」

オフィスのリニューアルや移転などにも対応しておりますので、ぜひご相談ください。