2020.09.14オフィスデザイン
オフィスデザインと経営課題の関連性
有能な人材が欲しい、退職する人を食い止めたい、利益を増やしたいと思っている企業は多いでしょう。そのような企業におすすめしたいのがオフィスデザインです。 模様替えするだけで変わる訳がないと思う人もいるかもしれませんが、企業課題を改善するには実は重要なことと言えます。ここでは、オフィスデザインの効果についてご紹介していきます。
発想力・創造性の向上
グローバル化が進む昨今。今後は情報通信やロボット、人工知能が定型的な業務に従事している労働者の代わりに働いていくこともあり得る世の中になってきています。
そこで、企業がこれから生き残りを図るには「革新」が必要です。革新の必要性は経営課題として悩んでいる企業も多いのではないでしょうか。
革新を起こすには全スタッフの発想力と創造性を高めることが必要不可欠なポイントとなります。
もし、オフィスデザインを導入することでその発想力と創造性を高めることが出来るとしたら、導入しない手はないでしょう。
それではなぜ、オフィスの内装を改善することで発想力と創造性を高めることができるのでしょうか。それは、現代的なデザインが持っている機能性と美しさに秘密があります。
機能性は作業効率のアップを、美しさは美的喜びをスタッフに与えます。オフィスデザインはスタッフの美的センスを磨く格好の成長の場だと言えるのです。
しかし、機能性は備わっていても、美しさが欠けていると効果がありません。
企業の商品・サービス開発にしても、機能性が良くても美的センスがない商品は売れないため、美的喜びは大変重要です。逆に美しさが備わっていて、機能性が備わっていない場合も然りです。
機能性と美しさ、両方ともどの企業にも求められるシビアな課題です。
オフィスデザインがスタッフの作業効率と美的センスを成長促進させることによって機能性と美しさを磨くことに繋がり、同時に商品を開発する発想力と創造性も向上します。
つまり、オフィスデザインがスタッフの発想力と創造性を高め、ひいては企業の売り上げ成績を左右すると言っても過言ではありません。
発想力や創造性などスタッフに求めることはまずオフィスの内装に求め、オフィスデザインを改善していけばおのずとスタッフの力となるはずです。
オフィスデザインは企業の理想を具現化することに直結します。内装は来客がないオフィスワーク中心の企業や中小企業は関係ないと重要視されない場合もあるかもしれませんが、それは大きな間違いです。
どんな業種でもクリエイティブな発想は企業の強みとなります。オフィスデザインを取り入れると費用がかかりますが、それ以上の利益を得ることになるでしょう。
業務効率・生産性の改善
業務効率・生産性を向上させるために、特に重要なのがスタッフ一人ひとりのモチベーションです。
モチベーションの低下も重要な経営課題の1つでしょう。モチベーションを高めるには、作業に合わせた居心地が良いオフィスデザインが有効です。
例えば、個人作業をする場合は集中しやすいように、閉鎖的な空間かつ質問がしやすいオープンな空間が求められます。
会議や大人数での作業をする場合には創造性が高められ、声が通りやすく意思疎通が容易にできるように創造的かつ開放的な空間が求められます。
動線を考えた配置にすることも作業効率アップのために大切です。袋小路になる動線がないこと、最も人が通るメインの動線を明確にすること、災害時の避難通路も確保するなどが動線を考えた配置となります。
また、企業のイメージを取り入れたデザインにすることで、常に自分が企業のブランドに似合うスタッフであることを意識することができます。
自分が輝けるイメージを思い浮かべることができれば、モチベーションが高まる人もいます。さらに、色の効果にも期待ができます。
例えば、赤はやる気アップ、青は冷静さを取り戻す、オレンジは社交的で明るくなる印象となります。これらの作業環境により、作業効率・生産性がアップし、よりモチベーションを高めることにつながるでしょう。
これらのデザインは仕事場だけではなく、休憩所にも取り入れるべきと言えます。休憩する部屋も仕事場と同じデザインだと緊張が続いてしまい、上手に休むことができないためです。
休憩所はリラックスできる内装を取り入れましょう。ONとOFFの切り替えをすることで集中すべきときにはしっかり集中し、休むときはゆっくり休むことが可能になり、作業効率とモチベーションの向上につながります。
作業効率がアップし作業時間が短縮するのは、残業時間の減少ということで働き方改革の一環としても有効です。
人材の新規採用・優秀スタッフの離職予防とビジネスチャンスの獲得
人材の新規採用・優秀スタッフの離職予防・ビジネスチャンスの獲得もまた重要な経営課題ではないでしょうか。より優秀な人材ほど企業を選べる立場にあり、比較します。
比較基準としては仕事内容はもちろんのこと、仕事環境も重要視します。仕事環境によっては前述した通り発想力や創造性、モチベーションが高められ、120%の力を出すことができる可能性が高まるからです。
さらに、人間関係も判断基準の1つとなります。オープンでコミュニケーションを取りやすいデザインは人間関係も良好になり、パワハラやモラハラの防止にもなります。
そのため、オフィスの内装を企業の社風に合わせつつ、デザインにもこだわれば優秀な人材が集まるでしょう。
また、仕事環境・人間関係が良いとスタッフの不満も減り、優秀なスタッフの離職率の低減にも効果的です。
オフィスの内装で一番重要視するべきなのは入口と言えます。
なぜなら、訪問客の第一印象を決定づけるのは入口だからです。エントランスは家でいう玄関のようなもので一番に目に入るため、第一印象の決定打となります。
第一印象はとても重要です。最初に受けた印象が特に残りやすく、以降の評価にも影響を与える心理効果(初頭効果)があるためです。
エントランスでその企業に良いイメージを持ってもらえれば、その後の商談も良いイメージを持ってもらいやすくなります。
さらに、採用面接を受けに来た人にとってはこれから働く会社の雰囲気が分かり、この会社で働く自分も想像しやすくなって、面接に対するモチベーションも高まることでしょう。
そのため、エントランスにはイメージカラーや社風を存分に発揮して魅力を高め、良い印象を受けるデザインを心がけたいものです。
近年は、内線電話のみの無人受付も多くなってきました。来訪者は電話で担当者を呼び出したあとの少しの待ち時間に、辺りを見渡す可能性もあります。
そこに企業理念やスローガンをデザインしておけば、自然と目に入るでしょう。その後の商談のアイデアや面接の参考になるかもしれません。
人ではカバーできない視覚的な印象をオフィスデザインは補ってくれます。オフィスデザインは企業の顔を作るだけではなく、ビジネスチャンスまで作る可能性を秘めています。
せっかくの良い企業が内装で台無しになってしまっては非常にもったいないです。これを機に経営課題を解決するために、オフィスデザインの見直しを選択肢の1つとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
オフィスデザインは経営課題に直結する
オフィスデザインによって発想力と創造性、モチベーションが高まり、それにより優秀な人材が集まって、離職率も下がることが期待できます。
特にエントランスに力を入れることにより訪問者の第一印象が良くなり、ビジネスチャンスにつながる可能性も出てきます。これらにより、企業の利益も増すことでしょう。
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