オフィスデザインをお任せいただいた、株式会社ベアーズの”移転プロジェクトリーダー” 丹羽部長にお話を伺いました。 実績は こちら >> 株式会社ベアーズ　髙橋代表のインタビューはこちら >>

▪️事業内容

家事代行・ハウスクリーニング・ベビーシッターを展開している「ベアーズ」は、業界のリーディングカンパニー。
全国主要都市を中心に累計190万件以上・定期契約が90%の実績がございます。

▪️移転前の課題

前のオフィスでは、増床を繰り返していたため働く環境が整っていませんでした。
築40年くらいのビルでしたし「家事代行の会社としてキレイにしないと」という想いもありましたが、色々なところが壊れてもしょうがないかと諦めの気持ちになってしまっていた、と一部の社員も言っていましたね。
また、部署やチームが小さな部屋ごとに分けられていたので、部署間のコミュニケーションが希薄になっていました。

▪️プロジェクトの苦労

（1）タイトなスケジュール
まず、試算チームが「移転がいいのか・自社ビルの立て直しがいいのか」を検討をしていました。その後、私に移転プロジェクトの声がけがあったのは引越しの日の "3ヶ月前"。
とりあえず、移転セミナーに参加し「オフィス移転のセオリーは1年半前から」と言われ衝撃を受けました。
スピード感のあるリクエストではありましたが、チームにコミュニケーションがとれる良いメンバーが揃っていたことは移転成功の大きな要因でしたね。
私はよく「プラスもマイナスも言いやすい」と言われます。プロジェクトリーダーとして意見・情報が集まってくるのは得しているんだなと感じます。もちろん取捨選択はしましたけど、聞いていない情報はなかったはずです。


（2）予算の調整
あまり苦労と思ってはいないのですが、予算の調整ですかね。
社員の ”働く環境に影響の少ないポイント” を見極めてデザインや設備を見直しました。今回は、エントランスはしっかりとこだわりたかったので予算をかけました。そこの着地を決めたのは、まわりから「大変だったね」と言われます。

▪️移転プロジェクトを任される方々へ

ひとつ印象的なことがあったのでお話します。
コスト削減のため「前のオフィスから社員のデスクを持って行こう」という案が出たんです。でも絶対にそれだけは嫌でプロジェクトメンバーで作戦会議をしました。 すぐに机の大きさを全部測って引越しの費用を積算する。その価格を基準にさらに良い提案をもっていきました。すると、代表も納得してくれて新しいデスクで揃えることができたんです。「ダメだ」と言われたことを一度受け入れて高速対応（改善提案）をする。そうすることで、提案が通りやすくなったりしますね。

▪️移転の効果

執務室をワンフロアにしたのは大成功でした。
以前は少しの相談も電話やチャットで行っていましたが、今は歩いて話しかけられる距離にいます。
会話・コミュニケーションが増えましたし、話して決める方がスピードも早いです。

集中部屋も人気で、朝は必ずここへきてメールのチェックをしてから執務室に行く社員もいますし、お昼の時間に覗いてみるとかなり埋まっています。

研修ルームも大活躍です。社員が喜ぶオフィスにしてくださって、本当にありがとうございました。

▪️社員の皆様からの声

「わー！」「感動」と涙ぐんでいる社員もいましたし、自分の子どもや親に「見せたいね」と言ってくれるので、確実にモチベーションはあがっていますね。
採用にもインパクトがあると思います。

実は社員に移転後のアンケートを取ったので、最後にご紹介します。

・社内の一体感が増しました
・設備面での不満はほぼありません！
・働く社員の顔が明るくなったと断言できる
・エントランスのデザインが素敵。来客対応時にも自慢できる
・開放感のある執務室でコミュニケーションも取りやすい
・面接にきた入社希望の方から「すてきなオフィスですね」の声

みんな褒めてくれています。この度は本当にありがとうございました。