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2023.03.17  2023.03.23オフィスデザイン

オフィスのブランディングを成功させるポイント!効果・流れ・事例も紹介

本記事で、オフィスのブランディングを成功させるポイントを解説します。オフィスブランディングの効果や流れ、事例もご紹介します。オフィスの開業や移転、リニューアルなどを検討している方は、ぜひご覧ください。

オフィスのブランディングとは?効果も紹介

オフィスのブランディングとは?効果も紹介

オフィスのブランディングとは、オフィスデザインや広報活動などをとおして企業のブランドイメージを顧客や取引先、求職者、従業員などに印象づける取り組みです。オフィスブランディングに期待される効果を確認しておきましょう。

企業イメージを向上させる

オフィスブランディングの効果として、まず企業イメージを向上させる点が挙げられます。オフィスデザインや広報活動などをとおして、企業の事業方針や歴史、働き方などを社内外に発信できます。例えばエントランスに会社のロゴや企業理念、コーポレートカラーを取り入れれば、来訪者に企業イメージを伝えやすいです。

また社外に対して商品・サービスの強みや魅力などを伝えることで、イメージアップを図ることも可能です。イメージアップに成功すれば、企業の売上や認知度、社会的地位の向上を期待できます。オフィスデザインのトレンドを把握することも必要ですので、次の記事も併せてご覧ください。

企業理念を浸透させる

次に企業理念を浸透させる点も、オフィスブランディングの効果です。オフィス内でブランディングに関する取り組みを共有することで、従業員の一体感や帰属意識を高められます。例えば執務室内の壁に企業理念を表す言葉やアート作品などを設置すれば、従業員に企業理念を浸透させやすいです。

企業理念を従業員に浸透させられると、同じ方向性で業務を遂行しやすくなります。結果的にチームワークや雰囲気の良いオフィスの労働環境を整備することが可能です。オフィスデザインのコンセプト設計が必要ですので、次の記事も併せてご覧ください。

モチベーションを向上させる

またモチベーションを向上させる点も、オフィスブランディングの効果になります。より働きやすい職場環境を整えることで、従業員のモチベーション向上を期待できます。例えば従業員がリラックスできる休憩スペースや食堂をデザインする方法があります。

また従業員が集中しやすい執務スペースをデザインすることも、オフィスブランディングの方法です。従業員にとって働きやすいオフィスデザインが、モチベーションの向上につながります。オフィス改革も必要ですので、次の記事も併せてご覧ください。

優れた人材を確保しやすくなる

そしてオフィスブランディングの効果として、優れた人材を確保しやすくなる点も挙げられます。働きやすい環境を求職者へ向けてアピールすることで、採用力の強化が可能です。

労働環境や企業イメージを向上させる方法として、オフィスの移転やリニューアルなどがあります。オフィスに対するイメージが良くなれば、応募者が増えて優秀な人材を採用できる可能性が高まります。求職者を意識したオフィスブランディングは、企業の将来にも貢献します。

オフィスをブランディングする流れと方法

オフィスをブランディングする流れと方法

オフィスのブランディングの効果を引き出せるように、オフィスをブランディングする流れを確認しましょう。現状分析から目標設定、施策の計画・展開・評価・改善へとスムーズに流せるように、流れに沿ってオフィスをブランディングする方法もご紹介します。

現状の企業イメージを分析する

オフィスをブランディングする流れは、まず現状の企業イメージを分析する活動から開始されます。ステークホルダー(消費者や取引先、従業員、求職者など)に対して、自社に抱いているイメージを調査してください。

イメージ調査の方法として、オフィス内でのヒアリングや消費者・取引先へのアンケートなどがあります。必要に応じて、調査会社に依頼してください。イメージ調査で得た情報に基づいて、自社の認知度や社会的な評価などを客観的に分析しましょう。

目標とするブランドイメージを設定する

現状分析に基づいて、目標となるブランドイメージを設定してください。「誰からどのようなオフィスとしてイメージされたいか」を決めていきます。

消費者に対しては、年齢層や性別、居住地などを絞ってください。同様に取引先や従業員、求職者に対しても、ターゲットを定めます。ターゲットを絞って目標を設定することで、具体的なブランディング施策を検討することができます。

ブランディング施策を計画する

目標(ブランドイメージ)を設定できたら、ブランディング施策を計画してください。現状と目標のギャップを埋めるために、具体的な施策を決めます。例えば先進的なイメージを目標にしても、現状は古臭いイメージを抱かれていると、ギャップが大きいです。

目標と現状のギャップを埋める施策として、オフィスのロゴやキャッチコピー、フロアデザイン、通信設備などの導入や変更があります。評価されている施策は継承しながら、導入・変更すべきブランディング施策を決めましょう。

ブランディング施策を展開する

計画に従って、ブランディング施策を展開しましょう。社外向けのブランディング施策として、ブランドイメージを伝えやすいエントランスにデザインを変更したり、ブランドイメージに合う立地にオフィスを移転させたりする方法があります。

社内向けブランディング施策なら、オフィスのレイアウト変更や内装デザインの刷新などが挙げられます。例えばコミュニケーション活性化のために、部署間の仕切りを外したり、フリーアドレスを導入したりします。

ブランディング施策を評価・改善する

オフィスのブランディング施策を展開するだけではなく、評価・改善してください。ブランディング施策の成果を得るまでには、ある程度の時間がかかるからです。ブランディング施策の計画段階で、中長期的な評価・改善の計画を盛り込んでおく必要があります。

具体的なブランディング施策の評価・改善方法として、目標とするブランドイメージが社内外に届いているかをアンケート調査しましょう。計画前のアンケート項目に揃えると、施策前後の成果を比較しやすいです。アンケート結果を分析して、PDCAサイクルを回してください。

オフィスのブランディングを成功させるポイント

オフィスのブランディングを成功させるポイント

ブランディングの流れと方法だけではなく、オフィスのブランディングを成功させるポイントも確認しましょう。開始時期と実施期間、オフィスデザイン、既存の施策、客観的な評価を工夫することで、オフィスのブランディングを成功させましょう。

開始時期を見極める

オフィスのブランディングを成功させるポイントとして、まず開始時期を見極める点が挙げられます。「企業側が目標とするブランドイメージ」と「消費者や求職者などが企業に対して抱いているイメージ」にギャップが生まれだしたタイミングが適します。

また「事業内容に新鮮さが失われたとき」や「競合との差別化を図りにくくなったとき」「経営者が世代交代したとき」などもブランディングの開始時期となります。タイミングを逃さずに、オフィスのブランディングを計画してください。

長期的に施策を展開する

次に長期的に施策を展開する点も、オフィスのブランディングを成功させるポイントです。オフィスブランディングの効果が出るまでには、評価と改善を繰り返さなくてはなりません。例えば社外向けのブランディング施策を展開しても、目標とするブランドイメージが定着するまでにはある程度の時間がかかります。

したがって一過性の施策だけでは、期待する効果を得られません。ブランディング施策の効果を数値化して、改善する方法を考えましょう。またブランディング担当者だけで施策を展開できないため、他部署の従業員からの協力が必要です。

オフィスデザインを工夫する

そしてオフィスデザインを工夫する点も、オフィスのブランディングを成功させるポイントです。オフィスデザインは、消費者や取引先、求職者などに向けてブランドイメージを示しやすいです。

例えばエントランスは来訪者の目に入りやすいので、オフィスのロゴやコーポレートカラーなどを取り入れるとブランディング効果を期待できます。目標とするブランドイメージに基づいて、従来のロゴを刷新すれば、外部からの注目を集めやすいです。

ただしオフィスのブランディング施策として活用するエリアを限定してください。従業員が集中して作業できるように、セキュリティを高くして来訪者が入室できないエリア(書類保管室や執務室など)を区別しなくてはなりません。

なおオフィスデザインの基本情報をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

既存の施策を活かす

また既存の施策を活かす点も、オフィスのブランディングを成功させるポイントです。既存の施策は、今まで獲得してきた信頼や実績を継承するために必要となります。例えば国内事業だけではなく海外事業を展開する際は、既存のキャッチコピーを英訳したり、既存のロゴに英語表記で社名を追記したりします。

どの施策を継続して、どの施策を終了するのか、適切に取捨選択してください。全ての施策を刷新してしまうと、既存顧客からの不信感を招く恐れがあります。既存顧客のニーズを満たしながら、ブランドイメージを向上させるように、オフィスのブランディング施策を展開しましょう。

客観的に施策を評価する

なおオフィスのブランディングを成功させるポイントとして、客観的に施策を評価する点が欠かせません。既存のブランティング施策を活かしつつも、全てを継続させるわけにはいきません。限られた予算を有効に活用できるように、客観的な評価が求められます。

客観的に施策を評価する方法には、売上やマーケットシェアのデータ分析や社内外へのアンケート調査などがあります。各ブランディング施策に合った方法で評価することがポイントです。客観的にブランディング施策を評価して、目標とするブランドイメージの到達率を数値で示しましょう。

オフィスブランディング施策の事例

目標とするブランドイメージを定着させられるように、オフィスブランディング施策の事例を調査しましょう。国内外の企業を取り上げて、オフィスデザインを中心とするブランディング施策の特徴をご紹介します。

自社製品をアピールするオフィスデザイン

自社製品をアピールするオフィスデザイン

引用元:snow peak「キャンピングオフィス事業」

アウトドアメーカー「snow peak」様のオフィスは、自社製品をアピールできるようにデザインされました。従業員や顧客がアウトドア用品を体験できるように、テントやイスなどの自社製品が豊富に設置されています。自然環境のようなオフィス空間をデザインするために、焚き火台やキッチンなどのエリアもレイアウトされ、非日常的な体験ができます。

現在では同社の提案するオフィスデザインを参考にして、他企業もオフィスにアウトドア要素を取り入れています。

企業精神を表現したオフィスデザイン

企業精神を表現したオフィスデザイン

引用元: BuzzFeed News「Airbnbの東京オフィスがおしゃれすぎて、社員じゃなくても働きたいレベル」

「Airbnb」様は、サンフランシスコに本社を置くバケーションレンタル事業を展開する企業です。東京オフィスのデザインには、企業精神「belong anywhere(あらゆる場所に溶け込むように)」が表現されています。

例えば従業員が共有する場所(廊下やリラックススペースなど)は、遊歩道を歩いているような開放感ある空間としてデザインされています。また公園を連想させるように、木製のテーブルや緑の床材などが採用されました。

企業ミッションを表現したオフィスデザイン

企業ミッションを表現したオフィスデザイン

引用元:Business Insider Japan「スタートアップがオフィス内に「食料品店」を設置する理由」

「instacart」様は、買い物代行プラットフォーム事業を展開するサンフランシスコのスタートアップ企業です。同社のオフィスは、企業ミッション(「人々の生活を改善したい」)を表現するようにデザインされています。顧客に寄り添う会社らしい居心地よくアットホームなオフィスです。

オフィスの受付横にはカフェが併設されており、エントランスから温かいイメージを感じさせます。また常にユーザー視点を意識できるように、食料品配送ボックスを利用したスタンディングデスクや野菜が一面に広がる壁などが取り入れられています。

参照:instacart

コーポレートカラーを取り入れたオフィスデザイン

コーポレートカラーを取り入れたオフィスデザイン

引用元:Office Snapshots「Ancestry Offices – Lehi」

「Ancestry」様は、先祖やルーツを調べるサービスを展開するアメリカの企業です。同社のオフィスは、コーポレートカラーをアートや壁面に取り入れてデザインされました。複数の色を使って、多様な人々の先祖が表現されています。

また事業内容を紹介するために、従業員が自社サービスを利用して入手したルーツに関する写真が飾られています。企業の事業や特徴を体現するように、人が集まる共用スペース(休憩室やファミリールームなど)も配置されました。

コミュニケーション活性化を促すフリーアドレス

「フジテック株式会社」様は、エレベーターやエスカレーターの製造メーカーです。コミュニケーションの活性化を促すために、横浜支店のオフィスにフリーアドレスが導入されました。従来までのオフィスが手狭になった際に、条件の良い物件が見つかり、オフィスを移転されました。

移転されたオフィスビル内のワンフロアに全部署が集約されて、部署間の隔たりなくコミュニケーションできる環境が整備されています。また来訪者に良い印象を抱いてもらえるように、眺めが良いオフィスビルが選ばれています。

参照:フジテック株式会社

ブランド価値を浸透させるオフィスエントランス

「Cytiva」様は、バイオテクノロジー関連機器やバイオ医薬品製造システムなどを手掛けるヘルスケア企業です。大阪オフィスのエントランスは、ブランド価値を浸透させるエリアとしてデザインされました。

またオフィス内で従業員同士がアイデアを共有しやすいように、コネクティングスペースもレイアウトされています。ワークスペースには、従業員が集中しやすいシンプルなデザインが採用されています。

参照:Cytiva

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