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2022.07.17オフィスデザイン

オフィス空間デザインのポイント!コロナ対策や施工事例もご紹介

「オフィスの空間デザインの目的とは?」「オフィス空間デザインのポイントを知りたい!」とお悩みではないでしょうか?オフィス空間デザインの目的や方法を把握すれば、コロナ対策に活かすことも可能です。

そこで本記事で、オフィス空間デザインの目的や方法、流れ、ポイントについて解説していきます。オフィス空間デザインによるコロナ対策や施工事例もご紹介しますので、オフィスの開設や移転、リニューアルなどをご検討の方は、ぜひご覧ください。

オフィス空間デザインとは?

オフィス空間デザインとは?

オフィス空間デザインとは、オフィス空間のレイアウトや内装設備などをトータルに設計する活動です。理想的なオフィスを実現させるためには、オフィス空間デザインが必要です。オフィス空間デザインの目的や方法、流れについてご確認ください。

オフィス空間デザインの目的

オフィス空間デザインの目的は、主に機能的で働きやすいオフィスを設計することです。オフィスの事業内容や従業員の働き方などに合わせて、レイアウトや設備配置などを決めていきます。従業員のモチベーション向上やオフィス全体の業務効率化を図ることが可能です。

例えば集中して作業をオフィスには、人目を気にせず作業できる部屋をレイアウトします。反対にコミュニケーションを活発に取るオフィスには、会議室やリラックススペースを施工します。機能的で働きやすい空間を実現できるように、具体的な部屋や設備を決めていきます。

他にもブランディングや採用活動の成果を上げるためにも、オフィス空間デザインが重要です。オフィスの魅力や強みを表現できれば、取引先や求職者、消費者らに対してアピールできるからです。おしゃれなオフィスデザインによるブランディングや採用活動について下の記事に詳しくまとめてありますので、併せてご覧ください

なお新型コロナウイルス感染症対策を目的として、オフィス空間デザインを検討する必要性もありますので、後ほど詳しく解説します。

オフィス空間デザインの方法

オフィス空間デザインの方法として、オフィスのコンセプトに基づいて空間のレイアウトや内装の配色や素材などを決めていきます。統一感のあるオフィスをデザインするために、コンセプトを明確にしましょう。

またレイアウトとは、各部屋(執務室や会議室など)のサイズや配置を決める作業です。オフィスデザイン会社に依頼すると、コンセプトを共有しながらレイアウトを決めることができます。

なおオフィスデザイン会社を選ぶときには、業者公式サイトに掲載されている施工事例などを閲覧して、業者の得意分野や実績を確認してください。予算内に施工できるようにデザインを依頼することがポイントです。デザインから施工までをワンストップで提供できる業者なら、依頼するための時間や費用を抑えやすいのでおすすめです。

オフィス空間デザインの流れ

オフィス空間デザインの流れは、次の通りです。

  1. デザイナーと打ち合わせする
  2. デザインを確認して修正する
  3. 施工業者へ依頼する

まずはデザイナーと打ち合わせをします。コンセプトが曖昧だと、理想とするオフィスをデザインしづらくなります。希望する条件や予算、解決したいオフィス空間の課題などを具体的に伝えましょう

打ち合わせを基に、デザイナーがオフィス空間デザイン案を提示してくれます。スケッチや図面だけでなく、CGや模型を依頼することもできます。希望する条件や予算と照らし合わせながら問題点を指摘して、デザインを修正してもらいましょう。

デザインを仕上げたら、施工業者へ依頼します。何社かに絞り込んで相見積もりを取って、比較検討してください。ワンストップの業者に依頼している場合は、施工業者選びは不要です。

施工業者との打ち合わせや工事中の注意点、工事費用などについては下の記事に詳しくまとめてありますので、併せてご覧ください。

オフィス空間デザインによるコロナ対策

オフィス空間デザインによるコロナ対策

オフィス空間デザインによって、コロナ対策をすることも可能です。オフィスに出勤する従業員の飛沫感染・接触感染を防ぐだけでなく、テレワークに対応できるように具体的な方法をご紹介します。

空調設備によるオフィス空間の換気

まずオフィス空間の換気は、重要なコロナ対策です。オフィス空間が密閉されていると、汚れた空気がオフィス内に留まるだけでなく、空気中の水分によって湿気も溜まります。空調設備によって、換気をしてください。

換気ができる空調設備として、空調機能付きエアコンや換気扇が挙げられます。常にエアコンや換気扇を回して状態が、理想的です。しかし外気が汚れていると汚れた空気が入ってきますので、空調設備にフィルターを取り付ける工夫などが必要です。

また空調設備の場所が不適切だと、十分に換気されないスペースが生まれます。空気が流れにくい場所には、空気清浄機を設置しましょう。空気清浄機は空気中からカビやウィルスを取り除く効果を期待できますので、エアコンや換気扇との併用がおすすめです。

除菌・抗菌剤によるオフィス空間の除菌・抗菌

次に飛沫感染と接触感染を防ぐために、除菌・抗菌剤によるオフィス空間の除菌・抗菌を行いましょう。例えば「除菌剤を自動で出してくれるスタンド」を出入り口や座席付近に設置すれば、従業員や来訪者が手軽に手を除菌できます。

抗菌剤については、オフィスの設備・機器を抗菌コートしてくれるサービスがあります。他にも抗菌のキーボードやイスを購入する方法もあります。設備・機器の除菌・抗菌を定期清掃やメンテナンスに計画しておくことも、広い意味でオフィス空間のデザインとなります。

IT機器・アプリによるオフィス空間の共有

さらにテレワークやサードプレイスオフィスを導入して、オフィス内の従業員の密度を低くすることも、コロナ対策として大切です。リモートでもスムーズにコミュニケーションできるように、IT機器・アプリによるオフィス空間の共有を検討してください。

例えばモニターやタブレットなどのIT機器でテレビ会議システムを構築すれば、オフィス空間を共有できます。お互いのオフィスの様子を映し出したり、マイクのみオンにしたりすることで、常に話し合える状態を保てます。

またチャットアプリやタイムカードアプリなどを使用することで、オフィスに必要な情報伝達や勤務時間管理が可能です。DX化を推進することで、ストレスなく情報管理できるようにしましょう。

オフィス空間デザインのポイント

オフィス空間デザインのポイント

オフィス空間をデザインするにために、意識したいポイントがいくつもあります。ポイントを押さえてオフィス空間をデザインできれば、機能的で働きやすいオフィスへ近づけられます。

コンセプトを明確にする

まずオフィス空間デザインでは、コンセプトを明確にすることが重要です。コンセプトを明確にすることで業者と共通認識をもちながら、理想的なデザインを作成してもらいやすくなるからです。オフィスのコンセプトは、開設準備や経営を展開するための指針にもなります。

そこでできるだけ具体的にコンセプトを設計しましょう。単に「働きやすいオフィス空間」といった抽象的な表現は、人によって捉え方が変わってきます。「コミュニケーションを取りやすくオープンで働きやすいオフィス空間」などと、できるだけ具体的に表現するとよいです。

オフィスのコンセプト設計について下の記事に詳しくまとめてありますので、併せてご覧ください。

オフィスに求める役割や機能を整理する

次に設計したコンセプトに基づいて、オフィスに求める役割や機能を整理しましょう。特に移転やリニューアルの場合には、旧オフィスの課題を洗い出すと新オフィスに求める役割や機能を検討しやすいです。

例えば「リフレッシュしづらく作業に集中できない」課題を解決したいなら、オフィスには作業効率を上げる役割と休憩スペースの機能が求められます。オフィスの事業内容や従業員の働き方を検討したうえで、オフィスに必要な役割や機能を明確にしましょう。

動線を踏まえてレイアウトする

また動線を踏まえてレイアウトしてください。オフィスには執務室だけではなく応接室や会議室、収納室などの空間が必要ですが、動線が整理されていないと作業効率や生産性が下がってしまいます

部屋同士だけではなく、各部屋内の動線を設計することも重要です。オフィスフロアの広さと従業員数、通信回線数などに基づいて、座席数や通路幅、什器の配置などをレイアウトしましょう。

なお従業員が頻繁に利用するオフィス機器をアクセスしやすい場所に配置したり、無駄な通路を廃止したりする工夫も必要です。効率的な動線を設計することで、働きやすいオフィスをレイアウトできます。

デッドスペースを有効活用する

デッドスペースとは、オフィス内の機能していない部屋や不要な空間などです。オフィスをリニューアルする場合には、旧オフィスのデッドスペースを有効活用することを検討してください。

デッドスペースを有効活用できる分だけ、執務室や休憩室などを広くレイアウト可能です。比較的費用をかけずにオフィス空間をリニューアルできるので、広い物件への移転を検討する前にデッドスペースの有効活用も検討しましょう。

デッドスペースの有効活用方法として、テレワーク導入に併せて座席数を減らせるフリーアドレス(各従業員に割り振らない座席配置)や書類保管場所を縮小するペーパーレス化もあります。

オフィス空間デザインの施工事例

ポイントを押さえたオフィス空間をデザインするためには、理想やイメージをなるべく具体化することが大切です。実際に施工されたオフィスの空間デザインを参考にすると、具体化しやすくなります。IDELの施工した事例をいくつか紹介します。

シンプルで広々としたオフィス空間

シンプルで広々としたオフィス空間

株式会社 JTOWER様は、通信インフラシェアリング事業を提供されています。オフィスリニューアルによって、シンプルで広々としたオフィス空間をデザインされました。内装空間は落ち着きを感じる白色に統一されていますが、イスと青と赤がアクセントカラーになっています。

またプライバシーを守りながらも開放的な空間を演出できるように、会議室がガラス張りに施工されています。窓際にリフレッシュスペースがレイアウトされていることで、従業員同士で小規模なミーティングをしたり、気分転換したりできます。

社風を表現したオフィス空間

社風を表現したオフィス空間

株式会社For A-career様は、20代の若手に特化した転職サポート事業を行っています。従業員同士がコミュニケーションしやすく、風通しのよい社風を表現できるように、開放的なオフィス空間がデザインされました。

求職者が面談のためにオフィスを訪れるため、テーブルには仕切りが設置されています。しかし開放的なオフィス空間を演出できるように、エントランスや執務室にはあえて仕切りが置かれていません。温かさも演出できるように、ペールトーンの壁をベースに木目やレンガ調の壁紙で仕上げられています。

限られたスペースを生かしたオフィス空間

限られたスペースを生かしたオフィス空間

株式会社Widsley様は、「社員一人ひとりが、のびのびと働けるようなオフィス」を目指して営業されています。限られたスペースを生かして無駄のないオフィスを実現させるために、オフィス空間が床材や照明でゾーニングされています。

会議室にはホワイトボードシートが貼られることで、スペースが節約されました。節約できた分だけ余分にデスクが配置されて、オフィス空間が有効活用されています。またパーテーションの素材を木材にすることで、費用削減も実現されています。

業界イメージを刷新するオフィス空間

業界イメージを刷新するオフィス空間

株式会社黒坂鍍金工業所様は、「敬遠されがちな製造業に対するイメージを変えたい」という想いを抱きながら事業を展開されています。業界イメージを刷新できるオフィス空間をデザインするために、全面リニューアルされました。

働きやすい環境づくりのために、休憩スペースが広くレイアウトされています。モノトーンを基調としながら、収納スペースやデスクにはシルバーカラーが取り入れられました。落ち着きのある中にも輝きを感じるオフィス空間です。

コミュニケーションが活性化するオフィス空間

コミュニケーションが活性化するオフィス空間

株式会社ベストワンドットコム様は、クルーズ船専門旅行を企画・運営されています。Web業務中心の従業員がオフィス内で1日を過ごすため、居心地の良い空間を整備できるようにオフィスを移転されました。

執務室や会議室に加えて、フリースペースがレイアウトされました。居心地よくコミュニケーションが活性化するように、フリースペースには植木鉢とビタミンカラー(オレンジやイエローグリーン)のイスが配置されました。

目的を達成できるオフィス空間をデザインしよう!

目的を達成できるオフィス空間をデザインしよう!

従業員の働きやすさはもちろん、ブランディングや採用活動、コロナ対策のために、オフィス空間デザインが重要です。目的を明確にしたうえで、方法や流れ、ポイントを押さえてオフィス空間をデザインしましょう。

IDELはオフィス空間デザインだけではなく、物件探しや内装工事、集客支援、資金調達支援などをワンストップソリューションとしてご提供しております。

参考:IDEALショップ「私たちの強み」

オフィスの開設や移転、リニューアルをご検討の際には、ぜひご相談ください。また下のタグをクリックして、オフィスデザインの関連情報もぜひご覧ください。