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2022.07.31オフィスデザイン

オフィスのドアをデザインする方法!交換費用や施工事例もご紹介

「オフィスのドアをどうデザインすればいい?」「ドアを交換費用はいくらかかる?」とお悩みではないでしょうか?スムーズにオフィスをデザインするためには、ドアの役割や種類を把握することが必要です。

そこで今回はオフィスのドアをデザインする方法を解説していきます。ドアの選び方やサイズの測り方、交換費用、施工事例もご紹介しますので、オフィスデザインをご検討中の経営者・担当者方はぜひご覧ください。

オフィスにおけるドアの役割

オフィスにおけるドアの役割

オフィスにおけるドアの役割は、単なる出入り口だけではありません。ドアのデザインは、社内外に与える印象を左右します。効果的にデザインするために、ドアの役割を確認していきましょう。

出入り口になる

当然ながら、オフィスのドアは各部屋をつなぐ出入り口になります。セキュリティが必要な部屋には、セキュリティ機能や防音機能のあるドアが必要です。

セキュリティ機能以外にも、災害時に対応できるドアなどがあります。必要な機能を検討したうえで、ドアの種類を選びましょう。

部屋の用途を伝える

次に、オフィスのドアには部屋の用途を伝える役割もあります。例えばドアの大きさや材質などによって、重要な部屋(社長室や会議室など)と気軽に入れる部屋(休憩室や食堂など)とを区別することが可能です。

オフィスのコンセプトを表現する

さらにコーポレートカラーやブランドロゴなどをドアに取り入れることで、オフィスのコンセプトを表現できます。特に従業員だけではなく来訪者が出入りする部屋のドアについては、デザインを工夫しましょう。

オフィスドアの種類と費用

オフィスドアの種類と費用

オフィスドアの役割を踏まえて、各部屋に適した種類を選びましょう。オフィスドアにはさまざまな種類があり、費用も異なります。種類ごとの特徴をご紹介しますので、費用相場と共にご確認ください。

パーテーション

オフィスフロアに新しく部屋をレイアウトしたい場合には、パーテーションで空間を区切りドアを付けることが可能です。パーテーションの種類には置き型と施工型があり、ドアとパーテーションの一式が施工されます

置き型パーテーションなら、設置するだけで簡単に部屋をレイアウトできます。置き型パーテーションにはスライドドアを組み合わせられ、相場価格は1枚2万〜5万円程度です。施工型パーテーションにはパネルドアやスライドドアを組み合わせられ、安いもので1枚3万円程度です。

なおオフィスに施工できるパーテーションについて下の記事に詳しくまとめてありますので、併せてご覧ください。

パネル

パネル1枚でできたドアは、「パネルドア」または「フラッシュドア」と呼ばれます。費用が安いため、オフィスドアとして広く使用されています。素材や大きさによりますが、費用相場は1枚1万〜10万円程度です。

パネルドアには基本的に透過性素材(ガラスや樹脂など)が使用されないので、外側から室内を覗くことができません。室内の様子が見えないと、入りづらさを感じさせる半面、プライバシーを確保しやすくなります。

ガラス

ガラスを使用しているドアの費用相場は、パネルドアに比べると高くなります。ガラスの使用される面積によって異なりますが、1枚2万〜20万円程度が相場です。

ガラス部分から室内が見えるため、開放感を出したい部屋におすすめです。ガラスにシートを貼ることができますので、企業名を貼ったり部分的に隠したりするアレンジが可能です。

スライド

スライドドアは、前後ではなく左右に開閉します。横にスライドする引き戸式や2つに折れる折戸式、開口部を広く取れる2連式などがあります。費用相場はパネルドアやガラスドアに比べると高額で、1枚3万〜50万円程度です。

スライドドアの特徴は、開閉部分の空間が気にならない点です。ドアを開閉するときに他者にぶつかりにくく、狭い空間に施工できます。空間が限られている部屋におすすめです。

自動開閉

自動開閉ドアなら、手動で開閉する必要がなく楽に出入りできます。費用は種類や機能によって異なりますが、ドアエンジンを含めた本体1枚の相場費用は20万~100万円程度です。100万円を超える高機能自動開閉ドアもあります。

他の種類に比べて費用がかかりますが、接触不要なため衛生的で、セキュリティ対策や入退室記録などの機能もあります。特定の目的(書類保管やプライバシー保護など)に絞って、選びましょう。

オフィスドアのデザイン方法と選び方

オフィスドアのデザイン方法と選び方

上記のとおりにさまざまな種類がありますので、オフィスドアのデザイン方法と選び方に迷いますよね。ポイントをいくつかご紹介しますので、オフィスドアをデザインする前にご確認ください。

内装デザインと調和させる

まず内装デザインと調和させるように、オフィスドアを検討してください。ドアの色や素材によって、オフィス内装空間の雰囲気が変わります。オフィスのコンセプトに基づいて、内装空間に統一感を出せるようにしましょう。

例えば内装空間に統一感を出すために、コーポレートカラーを壁や床だけではなくドアにも取り入れられます。温かみのある内装空間にしたいなら、什器だけではなくドアにも木製や暖色を選びます。

内装デザインに合うドアが見つからない場合には、ドアの塗装やオーダーメイドをご検討ください。予算を立てたうえで、内装デザインに合うドアについて施工業者に相談してみましょう。

なおオフィスの内装デザインについて下の記事にまとめてありますので、併せてご覧ください。

コロナ対策に基づく

次にオフィス内のコロナ対策に基づいて、不特定多数の人との接触を減らせるオフィスドアをデザインすることも大切です。非接触で入退室できる自動開閉ドアの導入を検討しましょう。

特に出入り口のドアはオフィスビルに入るために必ず通る場所ですので、自動開閉ドアにするメリットが大きいです。自動開閉ドアは高額ですが、コロナ対策の費用対効果を期待できます。

費用が気になる場合には、後付け自動ドアを検討してください。システムを導入することでICカードやWebアプリなどによってドアを解錠・開閉できるようになり、自動開閉ドアより費用を抑えられます。

なおコロナ対策のオフィスデザインについて下の記事にまとめてありますので、併せてご覧ください。

セキュリティ対策を忘れない

さらにオフィスドアをデザインするときには、セキュリティ対策を忘れないでください。セキュリティ対策はオフィスの安全に関わりますし、顧客からの信頼を左右するからです。ドアに必要なセキュリティ対策として、鍵と入退室管理が挙げられます。

ドアの鍵にはさまざまな種類があり、キーシリンダーやオートロック(番号入力)、スマートロック(指紋認証やICカードなど)などがあります。またドアのガラスを防犯ガラスにすることで、セキュリティを強化することが可能です。

カードキーによる入退室管理システムを導入すれば、入退室を記録するだけでなく、従業員ごとに入退室できるドアを設定できます。コロナ対策と連動させながら、各部屋に適したドアをデザインしていきましょう。

オフィスドアの採寸と交換

オフィスドアの採寸と交換

オフィスドアのデザイン方法と選び方を把握したら、採寸と交換の方法や費用も確認しましょう。オフィスドア交換には、ドア本体価格に解体や施工の費用がプラスされます。

採寸・サイズ計測

オフィスドアを交換する場合には、採寸・サイズ計測が必要です。一般的なオフィスドアのサイズは「幅80cm×高さ200cm」程度ですが、種類やメーカーによって異なります。

採寸・サイズ計測には、ドアの両端と中央(縦3箇所と横3箇所の計6箇所)を測ります。地震の揺れや経年劣化などにより、ドア枠にわずかな歪みが生じている場合があるからです。測り方が不正確で、ドアのサイズが枠に合わないトラブルを避けましょう。

サイズを測る道具として、メジャーが一般的に使用されます。メジャーを斜めにあてないようにご注意ください。正確にサイズを測るためには、レーザー距離計を使用できます。ただしレーザー距離計を購入するよりは、施工業者に採寸から依頼することをおすすめします。

交換方法

オフィスドアの交換方法として、内装業者への依頼が一般的です。代表的な工法は、カバー工法(既存のドア枠を使用して、新しいドアパネルを施工する方法)です。壁を壊さずに施工できるため、工期が短く費用がかかりません。

費用を節約するためには、オフィスの経営者や従業員がDIYする方法もあります。自ら内装を施工することで、愛着をもちやすくなります。しかしドア枠に歪みが生じている場合がありますので、専門業者に依頼する方が確実です。

交換費用

オフィスドア交換には、ドア本体価格以外に施工費がかかります。片開きドアをカバー工法で交換する費用の相場を下の表にまとめました。

ドアの種類ドア本体価格/枚施工費合計
置き型パーテーション2万〜5万円程度0円2万〜5万円程度
パネル2万〜10万円程度10万円程度12万〜20万円程度
ガラスドア2万〜20万円程度15万円程度17万〜35万円程度
スライド3万〜50万円程度5万円程度8万〜55万円程度
自動開閉20万~100万円程度20万円程度40万〜120万円程度

施工費にはデザイン料と工賃が含まれており、業者によってはドア撤去費用が追加でかかる場合があります。業者から見積もりを取って、工事の内容と費用を確認してください

オフィスドアデザインの施工事例

オフィスドアのデザインや交換を業者に依頼する際は、具体的なイメージや希望条件を伝えることが大切です。施工事例を参考にして、コンセプトを明確にしておきましょう。IDEALのデザインしたオフィスドアの施工事例をご紹介します。

ガラスのスライドドア

ガラスのスライドドア

「株式会社 妙徳」様は、真空発生器を製造・販売されています。本社改装の際に、未来感のあるショールームがデザインされました。ガラスのスライドドアにより、広々としたショールームが仕切られています。

ガラスのスライドドアには、曇りガラス風の加工がされています。白を基調とした室内に半透明のガラスドアを施工することで、ほどよい開放感を出しながらプライバシーが保護されています。

施工型パーテーションのガラスドア

施工型パーテーションのガラスドア

「株式会社 ラッシャーマン」様は、通信販売事業・自社メディア運用事業を展開されています。施工型パーテーションでフロアが区切られ、ガラスドアが採用されています。全てが見渡せる開放的なオフィスです。

シンプルなホワイトの内装空間のアクセントとして、ドアのガラスにコーポレートカラーのイエローとロゴが入っています。明度が高く目立つイエローがガラスの透明度により抑えられており、コーポレートカラーを取り入れる際の参考になる事例です。

内装と調和したパネルドア

内装と調和したパネルドア

「株式会社 ベストワンドットコム」様は、クルーズ船の専門旅行「ベストワンクルーズ」を運営されています。Web業務中心の従業員がリラックスできる空間を目指して、各部屋がデザインされています。

内装と調和させるように、パネルドアの色が選ばれています。例えば爽やかな寒色系の内装には、青色のドアがデザインされています。壁や床だけではなく、イスやソファなどの什器の色とも調和しています。

低コストを実現するパネルドア

低コストを実現するパネルドア

「Actice Asset Management 株式会社」様は、不動産投資を通じて資産の形成・運用を提案されています。女性従業員と顧客への印象を考慮して白を基調として内装空間がデザインされ、温かみのある木目調のクロスが壁に施工されています。

1年以内に広いオフィスへの移転を予定されていたことから、低コストを実現できるパネルドアが選択されました。内装空間全体の統一感を出せるように、壁と同じ白のパネルドアが施工されています。

コーポレートカラーのパネルドア

コーポレートカラーのパネルドア

「合同会社ファニプロ」様は採用を専門としながら、ホームページ・映像などのクリエイティブ制作を展開されています。遊び心があり、企業ブランディングにつながるオフィスデザインを希望されました。

エントランスのドアには、コーポレートカラーのオレンジが取り入れられました。コーポレートカラーのオレンジが引き立つように、床や什器に茶色と壁にクリーム色が選択されています。

適した種類を選んでオフィスドアをデザイン・交換しよう!

適した種類を選んでオフィスドアをデザイン・交換しよう!

オフィスドアをデザイン・交換する際は、役割や選び方を把握したうえで適した種類を選ぶことが大切です。ドアの採寸や施工費用、施工事例も確認してから、業者にデザイン・交換を依頼しましょう。

IDEALはドアを含むオフィスのデザインからコンセプト設計、物件探し、内装工事、集客支援、資金調達支援などをワンストップソリューションとしてご提供しております。

参考:IDEALショップ「私たちの強み」

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