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2023.02.13  2023.02.15オフィスデザイン

オフィスのおしゃれな照明デザイン!照明器具の役割・種類・施工事例

本記事で、オフィスのおしゃれな照明デザインを解説します。オフィスにおける照明器具の役割や種類、施工事例もご紹介します。オフィスの開業や移転、リニューアルなどを検討している方は、ぜひご覧ください。

オフィスにおける照明の役割

オフィスにおける照明の役割

まずオフィスにおける照明の役割を確認しましょう。オフィスにおしゃれな照明をデザインできるように、業務効率や内装デザインのコンセプト、省エネに関する役割をご紹介します。

業務効率を向上させる

オフィスの照明には、まず業務効率を向上させる役割があります。業務内容に適した照明の明るさや色味が必要です。例えば執務室の照明が暗すぎると手元が見えにくく、パソコン操作などのスピードが落ちてしまいます。逆に明るすぎると目が疲れ、業務効率が下がる恐れがあります。

また温かみのあるオレンジ系の電球色よりも、青みがかった昼光色の下で作業したほうが、集中しやすいです。もちろん執務室と休憩室や会議室では、適した照明の色味が異なります。部屋の用途や規模、作業内容などに応じて、照明の色味と明るさの調整が求められます。

内装のコンセプトを表現する

次に内装のコンセプトを表現する役割も、オフィスの照明にはあります。照明の種類、明るさ、色味などで、内装空間の印象が変化するからです。内装空間に調和する照明を選べば、コンセプトを表現しやすくなります。

例えば明るさと清潔感をコンセプトにエントランスをデザインするなら、ホールに白系の照明を照らします。また従業員が気分を落ち着けやすい休憩室をデザインするなら、ほのかな暖色系の間接照明が合います。

省エネを図る

またオフィスの照明には、省エネを図る役割も期待されます。照明設備は各部屋に施工されますので、オフィス全体の電気代に影響を与えるからです。省エネを図るためには全体照明ではなく、部屋全体を照らすアンビエント照明とデスクを照らすタスク照明の使い分けを検討しましょう。

またLED電球を選ぶと、消費電力を抑えることが可能です。それから部屋の用途に応じて、照明の間引き点灯も省エネにつながります。さらにセンサー式の照明を導入すれば、自動点灯・消灯により消費電力を抑えられます。

オフィスに適した照明器具の種類

オフィスに適した照明器具の種類

照明器具はさまざまな種類があります。オフィスに適するタイプを選ぶために照明器具の種類を確認しましょう。

シーリングライト

シーリングライトは、天井面に設置される照明器具の種類です。スピーカーが付いているデザインや和紙で囲われているデザインなどもあります。

シーリングライトのメリットは、広範囲を照らせる点や空間全体を均一に照らせる点などです。そのため広いオフィスフロアや長時間パソコンで作業する執務室などに適しています。また同じ空間にさまざまな年齢層の従業員がいるオフィスフロアにも、シーリングライトがおすすめです。

しかしシーリングライトは照明器具自体に存在感があるため、圧迫感を与えやすいデメリットもあります。またシーリングライトから離れた箇所が暗くなりやすいため、業務内容に応じてデスクを照らすタスク照明が必要です。

ダウンライト

ダウンライトは、光源が天井にはめ込まれる照明器具の種類です。照明器具が天井にはめ込まれている分だけ、オフィスの内装空間が広く見えて開放感を与えやすくなります。

ダウンライトのメリットは、明るすぎないため落ち着きのある空間を演出できる点やシンプルな構造のため清掃がしやすい点などです。そのため従業員が休憩するリラックススペースや食堂、エントランスや廊下などに、ダウンライトが向いています。

ただしダウンライトは、手元を鮮明に照らすわけではありません。また細かい作業が必要な執務室には向かない点や複数個付けるため初期費用がかかる点がデメリットです。なお照明が切れた際に本体の交換が必要な照明器具を選ぶと、業者へ依頼する費用が必要になります。

ペンダントライト

ペンダントライトは、天井から吊り下げられる照明器具の種類です。空間の一部をピンポイントに照らすことができます。ランプシェードの素材には、ガラスや金属などがあります。

ペンダントライトのメリットは、デスクなどを部分的に照らせる点やおしゃれな内装空間を演出できる点です。また存在感があり目につきやすいので、顧客を迎える応接室や受付カウンターなどにおすすめです。

しかし部屋全体を照らせないので、メイン照明として使えない点がペンダントライトのデメリットです。また天井から吊り下がっているため、天井高とのバランスが悪いと作業しにくくなる恐れもあります。衝撃で破損しやすいため、床からの高さを確保できる部屋に施工しましょう。

ブラケットライト

ブラケットライトは、壁に取り付けられる照明器具の種類です。間接照明(補助照明)として使うことができます。デザインが豊富で、インテリアとして活用できます。

ブラケットライトのメリットは、好みに合わせて光を照らす方向を決められる点です。例えば壁を照らすことで奥行きを表現して、空間を広く見せることできます。廊下や階段、エントランスなどへの導入がおすすめです。

ただしペンダントライトと同様に、空間全体を照らすアンビエント照明として使えない点や衝撃で破損しやすい点などが、ブラケットライトのデメリットです。壁に取り付けられるため、施工する位置や数を検討する必要があります。

オフィスに適した電球・蛍光灯の種類

オフィスに適した電球・蛍光灯の種類

照明器具だけではなく、電球や蛍光灯にもさまざまな種類があります。オフィスに適した電球・蛍光灯の種類として白熱球と蛍光灯、LED電球を取り上げながら、特徴やメリット・デメリットをご紹介します。

白熱球

白熱球は、ガラスに覆われたフィラメントに電流が流れて発光する電球の種類です。暖色系の優しい光を照らせます。

白熱球のメリットは、暖色系の優しい光でリラックス効果を促せる点やコストを抑えられる点です。リラックススペースなどに適しています。また目に優しい光を放つため、長時間集中して作業をする執務室などにもおすすめです。

しかし1度に消費するエネルギーが高いため、電気代がかかりやすい点や他の種類に比べて寿命が短い点などが、白熱球のデメリットになります。電気代に加えて寿命による交換費用などを算出して、予算を確保しましょう。

LED電球

LED電球は、発光ダイオード(LED)が使用された電球の種類です。LEDは電球よりも発光効率が高く、二酸化炭素の排出が抑えられて環境にも優しいです。

LED電球のメリットは、発光効率の良さから省エネ効果を期待できる点です。白熱球や蛍光灯に比べて、寿命が長くなります。またホコリや汚れが付着しにくいため、手入れの負担を軽減できます。長く明るさを保てるため、執務室や会議室などの使用率の高い空間に向いています。

ただし他の種類より、導入コストがかかる点がデメリットです。寿命の長さを考慮すると、コストパフォーマンスは他の種類よりも優れています。

蛍光灯

蛍光灯は、蛍光管内に電流が流れることで発生する紫外線が蛍光塗料にぶつかることで発光します。明るい光で広範囲を照らせる点が、特徴です。

蛍光灯のメリットは、広範囲が照らされて作業しやすい点や導入コストや消費電力を抑えられる点です。広いフロア内で複数の従業員が作業する場所(執務室や会議室など)におすすめです。電球色・昼白色・昼光色から色合いを選べるので、オフィスの幅広い空間にも合います。

ただし電源を入れてから完全に明るくなるまでに時間がかかる点が、蛍光灯のデメリットです。蛍光灯の数を増やすと、発熱量が増えて室内の温度に影響を与える恐れもあります。

オフィスにおしゃれで機能的な照明をデザインするポイント

オフィスにおしゃれで機能的な照明をデザインするポイント

照明器具や電球・蛍光灯の種類を踏まえて、オフィスにおしゃれで機能的な照明をデザインするポイントをご紹介します。オフィスのコンセプトと業務効率、省エネの役割を果たせるように、照明をデザインしましょう。

オフィスのコンセプトに基づく

オフィスにおしゃれな照明をデザインするポイントは、オフィスのコンセプトに基づく点です。照明器具のデザインや電球・蛍光灯の色味や明るさ、光を照らす範囲などを検討してください。例えば業務効率化をコンセプトにするオフィスには、全体を明るく照らせるシーリングライトが適しています。

またコミュニケーション活性化を目指すオフィスであれば、暖色系の柔らかな光を照らすダウンライトやペンダントライトを施工しましょう。オフィスデザインのコンセプト設計についてまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

各部屋の用途に合わせる

次に各部屋の用途に合わせる点は、オフィスに機能的な照明をデザインするポイントです。例えば長時間利用される部屋(執務室や会議室など)には明るさを重視してシーリングライトを施工したうえで、さらに室内の各作業スペースにペンダントライトを施工します。

またエントランスや廊下、階段などを部分的に照らしたい場合は、スポットライトがおすすめです。開放的なリラックススペースやロビーのデザインには、ダウンライトが合います。各部屋の用途に合わせて、照明器具と電球・蛍光灯の種類を検討してください。

おしゃれなオフィスエントランスをデザインするポイントを紹介していますので、次の記事も併せてご覧ください。

快適な色味や明るさを選ぶ

さらに快適な色味や明るさを選ぶ点も、オフィスにおしゃれで機能的な照明をデザインするポイントです。照明器具・電球・蛍光灯の種類によって、色味や明るさが異なります。照明の色味は、電球色(オレンジ系の色味)と昼白色(自然光に近い色味)、昼光色(青白い色味)に分けられます。

また照明の明るさは、Lx(ルクス)という単位で表されます。JIS(日本産業規格)の照明基準総則によって、場所ごとの明るさの目安が定められています。

参考:東芝ライテック株式会社「照明基準総則」(3)事務所4

天井の配線を確認する

さらに天井の配線を確認する点も、オフィスにおしゃれで機能的な照明をデザインするポイントになります。照明器具によって必要な配線が異なり、見た目や安全性に関わるからです。照明器具や内装工事の業者と相談しながら、デザインを検討してください。

例えばシーリングライトは、引っ掛けシーリングという配線器具がなければ取り付けられません。またスポットライトの種類によっては、天井にレールを取り付ける必要があります。同じ種類の照明器具でも、メーカーによって施工方法が異なります。

オフィスに天井をデザインするポイントを紹介していますので、次の記事も併せてご覧ください。

オフィス照明の施工事例

オフィスに理想的な照明をデザインできるように、施工事例を確認しましょう。それぞれの施工事例の特徴を照明をデザインする際に活かしてください。

空間を明るく照らすシーリングライト

空間を明るく照らすシーリングライト

「株式会社ラッシャーマン」様は、サプリメントなどのインターネット販売や自社メディア運営を行う企業です。白をベースにデザインされた明るい内装に調和するように、空間を明るく照らすシーリングライトが施工されています。

またオフィスフロア内に多数のデスクが配置されるため、天井の広い範囲にシーリングライトがライン上にデザインされています。フロアのどこでもデスク作業しやすい照明デザインです。

落ち着いた雰囲気を演出するダウンライト

落ち着いた雰囲気を演出するダウンライト

「弁護士法人アドバンス東京事務所」様は、顧客へのもてなしを大切にされている法律事務所です。応接室や会議室の落ち着いた雰囲気を演出できるように、穏やかな明るさのダウンライトが施工されています。木目調の壁とも調和するように、暖色系の色味です。

また従業員が気持ちを切り替えやすいように、執務室の窓際にはコミュニケーションカウンターやライブラリーが設けられており、明るいシーリングライトに照らされています。

デザイン性際立つペンダントライトやスポットライト

デザイン性際立つペンダントライトやスポットライト

「株式会社プラッツ」様は、医療・介護用ベッドやベッド周辺機器を販売する会社です。医療・介護用ベッドの利用シーンをイメージできるように、オフィス内にショールームが設けられています。販売する商品をアピールできるように、デザイン性際立つペンダントライトに照らされています。

また広々としたショールームには、ダウンライトやブラケットライトも施工されています。会議室には清潔感や明るさを表現できるように、昼白色の蛍光灯が施工されています。

おしゃれなブラケットライト

おしゃれなブラケットライト

「株式会社フュービック」様は、ストレッチを中心としたスポーツ関連事業を展開する企業です。オフィスのリニューアルに伴い、照明のデザインなども変更されました。例えば新設されたリラックススペースには、おしゃれなブラケットライトが設置されました。暖色系の色味です。

またオフィス空間全体には、ダウンライトが設置されています。ただし部屋の用途や規模に応じて、ブラケットライトやスポットライトにも照らされています。

オフィスにおしゃれな照明をデザインしよう!

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