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2023.01.06オフィスデザイン

オフィスの休憩室をデザインするポイント!必要な理由・設備・什器・施工事例

本記事で、オフィスの休憩室をデザインするポイントについて解説します。オフィスに休憩室が必要な理由とおすすめの設備や什器、施工事例などもご紹介します。オフィスの開業や移転、リニューアルなどを検討している方はぜひご覧ください。

オフィスに休憩室が必要な理由

オフィスに休憩室が必要な理由

まずオフィスに休憩室が必要な理由をご紹介します。デザインを開始する前に、オフィスに休憩室を施工する目的を明確にしておきましょう。

リフレッシュさせるため

まず従業員をリフレッシュさせるために、オフィスに休憩室が必要です。「事務所衛生基準規則」において強制力はないものの、従業員の適度な休憩スペースをレイアウトすることが企業に求められています。

参照:e-Gov法令検索「事務所衛生基準規則」第19条

執務室において同じ姿勢で長時間作業をしていると、集中力が切れやすくなります。休憩室でリフレッシュできるように、内装の配色や間取りを検討したり、卓球台や雑誌棚、マッサージチェアなどを導入したりしましょう。

生産力や創造力を向上させるため

また従業員の生産力や創造力を向上させるためにも、オフィスに休憩室が必要です。休憩室で従業員が気分転換できれば、休憩後に切り替えて作業しやすくなります。

加えて休憩室で従業員同士が会話したり、静かに思考を巡らせたりすることで、新たなアイデアや問題解決策を期待できます。創造力を掻き立てられるように、芝生風の床材やアート作品、ゆったり座れるソファなどを導入しましょう。

コミュニケーションを活性化させるため

またコミュニケーションを活性化させるためにも、オフィスに休憩室が必要です。従業員同士が密に連携できれば、業務効率化やトラブル防止などを期待できます。

例えばオフィスの休憩室でお茶やコーヒーを楽しめると、他部署の従業員と話す機会が生まれます。またエンタメやゲームの設備機器を導入すれば、活動しながら交流できます。

なお休憩室にも活用できるオフィスのコミュニケーション活性化について詳しくまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

従業員の満足度を高めるため

さらに従業員の満足度を高めるためにも、オフィスに休憩室が必要です。適度に休憩しながら快適に仕事ができる労働環境が整備されると、モチベーションの向上や持続につながるからです。

従業員の満足度が高まれば、離職率低下と採用費削減も期待できます。「働きやすいオフィス」を実現するために、従業員が好感を抱く休憩室のデザインが必要です。例えばカフェ風のおしゃれな休憩室やカラフルで明るい休憩室をデザインしましょう。

なおオフィスデザインのトレンドについて詳しくまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

オフィスのブランディングのため

そしてオフィスのブランディングのために、休憩室を活用できます。休憩室の内装デザインをとおして、オフィスのコンセプトを表現しましょう。例えば多目的スペースとして休憩室をデザインすれば、来訪者との打ち合わせに利用できます。

また採用した従業員の満足度向上だけではなく、人材募集に対する応募者を増やすために、採用説明会やWebサイトにおいて機能性でおしゃれな休憩室をアピールできます。従業員のニーズを踏まえたデザインが必要です。

オフィスに休憩室をデザインするポイント 

オフィスに休憩室をデザインするポイント 

オフィスに休憩室が必要な理由を把握したうえで、デザインするポイントをご紹介します。休憩室を施工する目的を達成できるように、適したレイアウトや内装をデザインしていきましょう。

適度な広さを確保する

まずオフィスに休憩室をデザインする際に、適度な広さを確保してください。従業員が快適に利用できるように、オフィスの従業員数に合わせて床面積を計算する必要があります。従業員数に対して狭すぎると、予定時間内に快適な休憩が保障されなくなります。

ただし休憩室をレイアウトできるほど広さのあるオフィス物件を探すと、賃料が高くなります。食堂や更衣室などを兼ねて休憩室をレイアウトする方法もあります。オフィスの食堂についてまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

従業員のニーズに応える

次に従業員のニーズに応える点も、オフィスに休憩室をデザインするポイントです。休憩室内で従業員がどのように過ごしたいかを事前に調査したり、普段の過ごし方を観察したりしましょう。

例えばランチタイムのみに利用される休憩室と気軽なミーティングに活用される休憩室では、必要な内装や設備が異なります。従業員の年齢層や働き方などによって休憩室に対するニーズが変化する点にもご注意ください。

暖かみのある照明を選ぶ

またオフィスの休憩室には、暖かみのある照明を選びましょう。基本的には執務に適した蛍光色ではなく、リラックスしやすい電球色を選びましょう。

また気分に応じて照度を調整できるようにしたり、間接照明で柔らかな雰囲気を演出したりできます。ただし休憩室の用途や収容人数によって適した照明は異なる点にご注意ください。

おしゃれさも意識する

またオフィスのブランド力や従業員の満足度を高めるために、おしゃれさも意識してオフィスの休憩室をデザインしましょう。例えば内装全体にコーポレートカラーを取り入れたり、部分的にロゴを入れたり、企業理念をアートで表現したりできます。

ただしオフィス全体の統一感を保つように、会議室の配色や素材などを検討しましょう。オフィスのおしゃれな内装デザインについて詳しくまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

景観に気を配る

景観に気を配る

加えて景観に気を配る点も、オフィスに休憩室をデザインするポイントです。従業員が肩の力を抜いて自然とリラックスできるように、落ち着いた雰囲気や開放感のある雰囲気にする必要があります。

例えばオフィスビルの景色の良い側に休憩室をレイアウトしたり、大きなガラス窓をデザインしたりしましょう。ただし通行人や走行車が多い道路側に窓を施工すると、視線や騒音が気になってしまいます。

セキュリティに注意する

さらにセキュリティにも注意するように、オフィスの休憩室をデザインしてください。来客対応に活用するなら、社外秘の情報が漏洩しないように配慮する必要があります。

例えば休憩室内に機密性の高い情報を持ち込まないようにルールを設けたり、暗証番号や社員証がないと入室できないようにセキュリティドアを施工したりしてください。

空間を有効活用する

そしてオフィスの休憩室をデザインする際には、空間を有効活用する点もポイントです。休憩に利用される時間は限られているので、ミーティングや社内イベントにも活用できます。複数人が座れるソファやホワイトボード、折り畳み机などを配置しましょう。

また可動式パーテーションを配置すれば、用途や時間帯に応じて休憩室の空間を仕切ることができます。パーテーションの種類やポイントについてまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

個人用スペースも用意する

なおオフィスの休憩室をデザインするポイントとして、個人用スペースも用意する点も挙げられます。休憩時間には同僚と話したいときだけではなく、1人でゆっくり過ごしたいときも想定されるからです。

例えば1人ずつ座りやすいカウンター席を壁側や窓側にレイアウトしたり、1人用ソファを設置したりしましょう。他にも1人用の机とイスをセットにして、ロッカーやパーテーションなどで仕切るデザインもあります。

オフィス休憩室におすすめの設備・機器・什器

オフィス休憩室におすすめの設備・機器・什器

オフィスの休憩室をデザインできたら、おすすめの設備・機器・什器もご検討ください。休憩室の用途や従業員のニーズに合わせて選びましょう。

飲食物を保存・製造する設備・什器

まずオフィスの休憩室に、飲食物を保存・製造する設備・什器をおすすめします。コーヒーを飲みながら一息ついたり、仕事の合間にお菓子を食べて糖分を補給したりできれば、気分転換しやすいです。

具体的には、冷蔵庫やお菓子の保存棚、自動販売機やコーヒーメーカーなどです。自然と人が集まり、普段コミュニケーションできない他部署の従業員ともコミュニケーションできます。休憩室の広さに応じて、設備・什器のサイズや配置を検討しましょう。

リラックスしやすくなる什器

またオフィスの休憩室には、リラックスしやすくなる什器もおすすめです。例えば座り心地の良いソファやクッションなどがあります。ただし定期的な清掃やメンテナンスをしなければならない点にご注意ください。

またカフェ風に休憩室をデザインするなら、カフェカウンターも合います。飲食物を保存・製造する設備・什器と併せて導入を検討しましょう。従業員同士で気軽にお茶を楽しむ時間を共有しやすくなります。

気分転換できる設備・機器

さらに気分転換できる設備・機器も、オフィスの休憩室におすすめです。従業員同士で楽しんでもらうなら、卓球台やダーツなどを活用できます。座ったままの仕事が多いオフィスでは、運動不足解消にも役立ちます。

他には、映画鑑賞用のプロジェクターやスクリーンもおすすめです。ミーティングやイベントにも活用できるため、スピーカーやマイクと併せて設置をご検討ください。

オフィス休憩室の施工事例

理想的なオフィスの休憩室をデザインできるように、施工事例を調査しましょう。IDEALの施工事例を取り上げながら、上記のデザインポイントや設備・機器・什器が活かされている点をご紹介します。

高級感のある休憩室

高級感のある休憩室

「VENUS株式会社」様のオフィスには、高級感のある休憩室がデザインされました。バーラウンジのような雰囲気を演出するために間接照明が施工され、グレーとブルーの内装で統一されています。

また人数や用途に応じて休憩室を利用できるように、複数人で座れる大きなソファだけではなく、個人で利用しやすいカウンター席もレイアウトされています。集中して作業できる執務室と対照的なリラックスできる空間を目指したデザインです。

緑がアクセントの休憩室

緑がアクセントの休憩室

「株式会社パルディア」様のオフィスには、「緑と木」というコンセプトに基づいて緑がアクセントの休憩室がデザインされました。落ち着いたグレーと黒の内装空間に、柔らかい印象を与える観葉植物が間仕切りとして配置されています。

加えて1人で利用しやすい個人用スペースがデザインされている点も特徴です。ただし閉鎖的な完全個室ではなく、適度にプライバシーを保つ半個室となるように、本棚で仕切られています。

和風の休憩室

和風の休憩室

「株式会社イクリエ」様のオフィスには、和風の休憩室がデザインされました。デスクワーク中心のオフィスにおいて従業員が一息つけるように、床から一段高い位置に畳の休憩スペースがレイアウトされています。

また照明には、執務室より温かみのある電球色が採用されました。風通しをよくできるように、和風デザインに合わせた暖簾で出入口が区切られています。

木の温かみを感じさせる休憩室

木の温かみを感じさせる休憩室

「株式会社 明治クッカー」様のオフィスには、木の温かみを感じさせる休憩室がデザインされました。オフィスのコンセプト(「牛乳屋さん」の固定概念を覆す)に基づいて、カフェのようにデザインされています。

牛乳配達を終えてリラックスできるように、柔らかい色味の木材をベースに施工されています。また外の光を取り込む大きな窓には、カウンター席がレイアウトされました。懇親会やミーティングにも活用しやすいように、フロアが可動式本棚で仕切られています。

遊び心のある休憩室

遊び心のある休憩室

「株式会社FREEDiVE」様のオフィスには、遊び心のある休憩室がデザインされました。芝生風のカーペットにテントを張って、「キャンプリラクゼーション」を体験できます。

加えて木目のフローリングには、コミュニケーション活性化を促すカウンター席がレイアウトされています。出入りしやすいL字型のカウンターです。内壁全体の統一感を保てるように、ブラウンのハイチェアが採用されています。

用途に適したオフィスの休憩室をデザインしよう!

オフィスの休憩室は、法的に設置義務が求められます。従業員の生産性やオフィスのブランド力を高められるように、用途に適した休憩室をデザインしましょう。

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