ロゴ

お気軽にご相談ください!

0120-390-865 受付時間:平日10:00〜18:00

NEWSお知らせ

2023.10.16  2023.10.27オフィスデザイン

オフィスに看板をデザインするポイント!役割・種類・工事費用・施工事例を紹介

本記事で、オフィスに看板をデザインするポイントを解説します。オフィスにおける看板の役割・種類・工事費用・施工事例もご紹介します。オフィスの開業や移転、リニューアルなどをご検討中の方は、ぜひご覧ください。

オフィスに設置される看板の役割

オフィスに設置される看板の役割

看板工事を計画する前に、オフィスに設置される看板の役割を把握しましょう。目的に合った看板を選ぶために重要です。そこで本記事では、4つの役割(情報伝達と事業紹介、来訪者の案内、ブランディング)をご紹介します。

営業に関する情報を伝達する

まずオフィスに設置される看板の役割として、営業に関する情報を伝達することが挙げられます。オフィスビルの屋上や出入口、窓などに看板を設置することで、歩行者やドライバーらに対して、オフィスの所在地や営業時間などを知らせることができるからです。

ただし看板の設置場所や種類、サイズなどによって、情報伝達の効果が変わります。例えば電車やバスなどの乗車客に向けた看板は、通行人へ向けた看板よりも高い位置に、大きなサイズで設置しなくてはなりません。

事業内容を紹介する

次に事業内容を紹介することも、オフィスに設置される看板の役割です。看板に社名やロゴマークだけではなく、事業の方針やコンセプト、主力の商品やサービスなどを記載することで、オフィスの事業内容を紹介できます。

ただし看板に入れる情報量が多すぎると、通行人やドライバーらに理解してもらえない恐れもあります。看板の種類や素材、フォント、視認性、配色などについて、後ほどご紹介します。

来訪者を案内する

また来訪者を案内することも、オフィスに設置される看板の役割です。例えば高層ビルに入居するオフィスには階数を知らせる看板を、入り組んだ場所にあるオフィスにはエントランスを示す看板を設置すると、来訪者を案内できます。

なお建物の敷地外である路上に看板を設置する場合には、道路法に基づいて、道路管理者の許可を受けなくてはなりません。各自治体によって看板設置に対する条例が定められているため、看板の設置前に確認しましょう。

参照元:

 e-Gov法令検索「道路法」第32条

東京都屋外広告協会「東京都屋外広告物条例」

ブランディングの手段となる

それからブランディングの手段となることも、オフィスに設置される看板の役割です。看板に社名やロゴマーク、コーポレートカラーなどを取り入れることで、オフィスの認知度向上を期待できます。

ブランディングによりオフィスの認知度が向上することで、売上アップや従業員のモチベーション向上、優れた人材の採用などにつながります。オフィスのブランディングを成功させるポイントや事例などをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

オフィスに設置できる看板の種類と工事費用

オフィスに設置できる看板の種類と工事費用

看板の役割を踏まえたうえで、オフィスに設置できる看板の種類と工事費用も確認しましょう。本記事では、11種類(屋上看板・壁面看板・ファサード看板・窓看板・袖看板・軒先テント・ポールサイン・エントランスサイン・路上看板・懸垂幕・のぼり旗)をご紹介します。

屋上看板

まず屋上看板が、オフィスに設置できる看板の種類として挙げられます。建築物の屋上に設置されて、他の種類よりもサイズが大きいです。看板から遠く離れた高い場所(高速道路や高層ビルなど)からの視認性に優れています。

屋上看板の設置費用は、1枚10万~70万円程度です。ただし設置する屋上の高さや看板の大きさなどによって費用は変動します。

壁面看板

次に壁面看板も、オフィスに設置できる看板の種類です。オフィスビルの外壁に設置されて、照明や装飾なども施工できます。路上(歩行者やドライバー、バスの乗客など)からの視認性が高いです。

壁面看板の設置費用は、1枚10万〜70万円程度です。ただし看板のサイズや照明・装飾の個数などによって費用は変動します。

なおオフィスに内壁をデザインするポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

ファサード看板

またファサード看板も、オフィスに設置できる看板の種類です。オフィスビルの正面入り口に設置され、社名やロゴマーク、コーポレートカラーなどを取り入れると、来訪者(取引先や消費者など)に向けてオフィスの雰囲気やイメージなどを発信できます。

ファサード看板の設置費用は、1枚10万〜70万円程度です。看板に使用する素材や材質、大きさによって費用が変動します。

窓看板

そして窓看板も、オフィスに設置できる看板の種類です。窓ガラスに看板となるシートを貼り付けるだけで、他の看板よりも簡単に設置できます。路上(通行人やドライバー、バスの乗客など)からの視認性が高いです。

窓看板の設置費用は、1枚5千〜15万円程度です。ただしシートの素材や大きさ、配色やデザインによって、費用は変動します。

なおオフィスに窓をデザインするポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

袖看板

それから袖看板も、オフィスに設置できる看板の種類です。オフィスビルの壁面から道路側に飛び出すように設置され、看板の両面に情報を掲載できます。窓看板や壁面看板と比べて、遠くの場所からの視認性が高いです。

袖看板の設置費用は、1枚8万円程度〜45万円程度です。看板の大きさや照明の設置などによって、費用が変動します。

軒先テント

さらに軒先テントも、オフィスに設置できる看板の種類です。鉄骨の枠組みにテント生地が張られて、社名やロゴマークなどをデザインできます。近くを通る人からの視認性が高く、日よけや雨よけとしても活用できます。

軒先テントの設置費用は、1張り15万〜30万円程度です。テントの大きさや素材、デザインなどによって、費用が変動します。

ポールサイン

続いてポールサインも、オフィスに設置できる看板の種類です。オフィスの敷地内に設置された太いポール(支柱)に、看板が固定されます。ポールが高いほど、遠い場所や高い場所からの視認性が高いです。

ポールサインの設置費用は、1本10万〜30万円程度です。ポールの大きさや看板の素材、デザインなどによって、費用が変動します。

エントランスサイン

そしてエントランスサインも、オフィスに設置できる看板の種類です。エントランスの壁や受付カウンターなどに、社名やロゴマークを立体的に表示したり、LEDライトで照らしたりして、来訪者へ向けてオフィスの雰囲気やイメージを発信できます。

エントランスサインの設置費用は、1枚2万〜20万円程度です。サインの素材や大きさ、デザインなどによって、費用が変動します。

なおオフィスエントランス・受付デザインのポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

路上看板

加えて路上看板も、オフィスに設置できる看板の種類です。さまざまな形(A型やスタンドタイプ、黒板やホワイトボードなど)があります。オフィスの営業情報や事業内容、道案内などに適した種類です。

路上看板の費用は、1枚1万〜5万円程度です。看板の形や機能性、デザイン、サイズなどによって、費用が変動します。

懸垂幕

また懸垂幕も、オフィスに設置できる看板の種類です。オフィスビルの外壁上部から、耐久性の高い生地を吊り下げて設置されます。社名やロゴマークだけではなく、事業の方針やスローガンなどを示すこともできます。

懸垂幕の設置費用は、1枚5千〜5万円程度です。ただし生地の素材や大きさ、デザインなどによって、費用が変動します。

のぼり旗

それからのぼり旗も、オフィスに設置できる看板の種類です。細長いポール(棒)に長方形の旗が取り付けられて、敷地内の道路沿いや駐車場などに設置されます。オフィスの商品・サービスのセールスや営業情報などを知らせるために役立ちます。

のぼり旗の設置費用は、1本1千~2万円程度です。ただし旗のデザインやサイズ、ポールの高さなどによって、費用が変動します。

オフィスに看板をデザインする際のポイント

オフィスに看板をデザインする際のポイント

設置する看板の種類を決めたら、オフィスに看板をデザインする際のポイントを確認しましょう。本記事では、5点(種類や素材、フォント、視認性、配色、内装デザインとの調和)についてご紹介します。

目的に合う種類や素材を選ぶ

まず目的に合う種類や素材を選ぶ点が、オフィスに看板をデザインする際のポイントとして挙げられます。看板の種類や素材によって、伝達できる情報量やデザイン性などが異なるからです。

例えばオフィスの入り口に豪華さを出したい場合には、金属素材のエントランスサインを設置します。一方でナチュラルさを演出したい場合には、温かみのある木材やアースカラーなどを選択しましょう。

適したフォントのサイズや書体を選ぶ

次に適したフォントのサイズや書体を選ぶ点も、オフィスに看板をデザインする際のポイントです。フォントのサイズや書体によって、看板の与える印象が異なります。下表に、フォントの書体と特徴をまとめました。

フォントの書体書体の与える印象
明朝体太文字:信頼感や誠実さを感じさせる細文字:ラグジュアリーさが出る
ゴシック体太文字:安定感や力強さを与える細文字:カジュアルさがある
筆書体躍動感や和風、伝統的な印象を与える
デザイン書体書体により多様な印象を与える

参照元:Adobe「フォント(日本語・英語)の種類・選び方と定番フォントを紹介」

視認性を高める

また視認性を高める点も、オフィスに看板をデザインする際のポイントです。国土交通省の「誘導案内設備に関するガイドライン」では、下記の3要素が提示されています。

なお「誘導案内設備に関するガイドライン」では、書体には角ゴシック体が望ましいとされています。また高齢者の視力に配慮して、「青と黒」「黄と白」の色の組み合わせを用いないことなども示されています。

参照元:国土交通省「誘導案内設備に関するガイドライン(78ページ)

配色にこだわる

そして配色にこだわる点も、オフィスに看板をデザインする際のポイントです。オフィスの業種・業態やイメージなどによって、適した配色は異なります。オフィスデザインに適した色をご確認ください。

なおオフィスデザインにおける色の効果や種類、配色するポイントや事例などをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

内装デザインと調和させる

それから内装デザインと調和させる点も、オフィスに看板をデザインする際のポイントです。看板と内装のデザインを調和させることで、オフィス全体の統一感を出しやすいからです。

統一感のオフィスをデザインできると、離職率の減少や業績の向上、採用応募の増加、消費者・取引先からの好印象獲得などに繋がります。オフィスの内装をデザインするコツや工事の流れと費用などもまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

オフィスの看板施工事例

オフィスに適した看板を設置できるように、オフィスの看板施工事例を調査しましょう。本記事ではIDEALの事例5点(ファサード看板とエントランスサイン、壁面看板)を取り上げて、施工された看板の特徴などをご紹介します。

社名をアピールするファサード看板

社名をアピールするファサード看板

「株式会社幸和」様は、外壁・屋根の塗装工事を行なっている企業です。ショールームには、認知度向上のために、社名をアピールするファサード看板がデザイン。漢字とローマ字の切文字とロゴが施工されています。

またエントランスの開放感を演出するために、折りたたみ窓がデザインされ、顧客が来訪しやすい導線が確保。また顧客が手で触れて感じられるように、内壁には外装塗装の見本が設置されています。

コーポレートカラーを取り入れたファサード看板

コーポレートカラーを取り入れたファサード看板

「ピタットハウス東大島店」様は、不動産の賃貸・売買を営む企業です。オフィスの正面入り口の上に、コーポレートカラーを取り入れたファサード看板が施工。店舗の注目を集めるために、フラッグも装飾されています。

他にも、入り口の前に不動産情報が掲載された立て看板が設置。通行人やドライバーにアピールできるように、窓にも不動産情報が掲示されています。多方面へ向けて情報が発信されている看板デザインです。

ロゴマークのエントランスサイン

ロゴマークのエントランスサイン

「株式会社インフィニティエージェント」様は、デジタルマーケティング領域において顧客の課題解決を支援している企業です。オフィスのエントランスサインには、ロゴマークがデザイン。企業理念である「無限の可能性」というメッセージが込められています。

またエントランスサインのロゴマークには、輝きや明るさを感じさせるように、バックライトが施工。エントランスと内装のデザインを調和させて、オフィス内にはロゴマークが入ったロールスクリーンの看板も設置されています。

スタイリッシュなエントランスサイン

スタイリッシュなエントランスサイン

「ナレッジスイート株式会社」様は、営業支援システムを開発・販売している企業です。

誠実さや信頼感を表現できるように、スタイリッシュなエントランスサインが施工されています。

エントランスと同様に、内装空間もグレーを基調としてデザイン。リラックスした雰囲気で業務に従事できるように、カフェテイストのテーブル席やカウンター席などがレイアウトされています。

印象的なアートの壁面看板

印象的なアートの壁面看板

「株式会社レバレッジ」様は、通販事業やメディア事業などを手がけている企業です。エントランスに、印象的なアートの壁面看板が施工。片側には、来訪者へ向けて社名が芸術的に描かれています

反対側には、社員へ向けたメッセージが表現されています。コーポレートカラーの赤が使用された情熱的なデザインです。壁面看板には、社内を鼓舞しようとする経営者の意図が込められています。

オフィスに適した看板をデザインしよう!

IDEALは、オフィス全般のコンセプト設計から資金調達、物件探し、内外装のデザイン・工事、集客までのワンストップソリューションをご提供しております。

下のキーワードをクリックして、オフィスデザインや開業準備などの関連記事もぜひご覧ください。またオフィスの開業や移転、リニューアルなどをご検討の際は、ぜひご相談ください。