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2024.01.31  2024.02.06オフィス内装工事

オフィスにカウンターをレイアウトする際のポイント!種類(高さ・形・用途)や事例・費用

本記事で、オフィスにカウンターをレイアウトする際のポイントを解説します。カウンターの種類(高さ・形・用途)や事例・費用もご紹介します。オフィスの開業や移転、リニューアルなどをご検討中の方は、ぜひご覧ください。

オフィスにレイアウトされるカウンターの種類(高さ・形・用途)

オフィスにレイアウトされるカウンターの種類(高さ・形・用途)

オフィスにおしゃれなカウンターをレイアウトできるように、種類を把握しておきましょう。高さ(ハイ・ミドル・ロー)や形(I字・L字・コの字)・用途(受付・カフェ・執務)によって、カウンターの種類は異なります。

ハイカウンター

まずハイカウンターは、一番高さ(100㎝前後の高さ)があります。カウンター席に座る人の目線の高さが、起立している人と同じになるため、コミュニケーションを取りやすいです。ただし床に足を着けてゆったりと座ることができませんので、足置きの設置を検討しましょう。

ミドルカウンター

次にミドルカウンターは、ハイカウンターとローカウンターの間(85㎝前後の高さ)に位置します。カウンターに座っている人同士で会話がしやすいです。一方で、高さの合うイスの種類が多くありません。

ローカウンター

そしてローカウンターは、ミドルカウンターよりも高くありません(70㎝前後の高さ)。高さがソファに合うため、ゆったりと座れます。しかし起立している人の目線のほうが高いため、座っている人に圧迫感を与えやすいです。

I字カウンター

それからI字カウンターは、アルファベットの「I」の形をしています。限られたスペースにレイアウトでき、カウンターを挟んで対面して座れます。しかしカウンターの幅が広いと、全体の様子を把握しづらいです。

L字カウンター

続いてL字カウンターは、アルファベットの「L」の形をしています。フロアの角や中央にレイアウトでき、カウンターに座る人の様子を把握しやすいです。ただし2列のカウンターを組み合わせるコストがかかります。

コの字カウンター

さらにコの字カウンターは、カタカナの「コ」の形をしています。カウンターの中央から全体の様子を把握でき、座っている人同士もコミュニケーションしやすいです。しかし3列のカウンターを組み合わせるコストやスペースを要します。

受付カウンター

加えて受付カウンターは、オフィスビルのエントランスなどに設置されて、来訪者の受付に使用されます。有人の受付カウンターには椅子や収納スペースなどが、無人の受付カウンターには電話機やタブレット端末などが必要です。

カフェカウンター

またカフェカウンターは、リフレッシュスペースや食堂などに設置されて、従業員の休憩やコミュニケーションに使用されます。窓際や静かな場所が適しており、コーヒーや軽食を置けるだけの幅が必要です。

執務用カウンター

なお執務用カウンターは、オフィス内のワークスペースに設置されて、簡単な打ち合わせや休憩などに使用されます。パーテーションで区切ることで、個人の集中作業やビデオチャットなども可能です。

オフィスにおしゃれなカウンターをレイアウトする際のポイント

オフィスにおしゃれなカウンターをレイアウトする際のポイント

カウンターの種類だけではなく、オフィスにおしゃれなカウンターをレイアウトする際のポイント(用途や役割、サイズ、配色、素材、チェア、足掛けや足置き、収納、ブランディング)も押さえましょう。

用途や役割

まずオフィスにおしゃれなカウンターをレイアウトする際のポイントとして、用途や役割が挙げられます。用途(受付やカフェスペース、執務など)や役割(コミュニケーションや集中作業、ビデオチャットなど)によって、適したカウンターの種類が異なるからです。

例えば同じエントランスにカウンターをレイアウトする場合でも、有人の受付スペースには広いカウンターが必要ですが、無人の受付スペースには狭いカウンターで済みます。カウンターの利用方法を明確にしましょう。

テーブル・デスクのサイズ(高さ・幅・奥行き)

次にテーブル・デスクのサイズも、オフィスにおしゃれなカウンターをレイアウトする際のポイントです。カウンターの用途や役割に応じて、テーブル・デスクの高さ・幅・奥行きを計算しましょう。

例えばリフレッシュスペースのカフェカウンターであれば、短時間の打ち合わせや休憩に使用されるため、ハイカウンターが適しています。一方で来訪者との面談に使用するなら、ソファの高さに合うローカウンターや資料を置ける幅・奥行きのある天板が必要です。

配色

また配色も、オフィスにおしゃれなカウンターをレイアウトする際のポイントです。オフィスデザインにおける配色の効果を確認しましょう。

そして内装デザインのテイストに合わせて、カウンターの配色を決めなくてはなりません。

オフィスデザインに適した色の種類や各エリアを配色するポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

素材

そして素材も、オフィスにおしゃれなカウンターをレイアウトする際のポイントです。カウンターの材料として、木材や左官、メラミン樹脂などが使用されます。

以上の素材について、特徴を把握しておきましょう。例えば自然に関する商品・サービスを扱うオフィスのカウンターには、木材や左官の自然素材を選びます。

チェアの高さ

それからチェアの高さも、オフィスにおしゃれなカウンターをレイアウトする際のポイントです。カウンターの用途(受付・カフェスペース・執務)や高さ(ハイ・ミドル・ロー)に合わせて、チェアの高さを計算しましょう。

基本的には利用時間が長いほど、ゆったりと座れる快適性の高いチェアを選びましょう。ただし従業員が頻繁にカウンターから離れるなら、移動のしやすいチェアが必要です。

足掛けや足置き

続いて足掛けや足置きも、オフィスにおしゃれなカウンターをレイアウトする際のポイントです。特にハイカウンターのチェアに座る際には、足が床に着かないと疲れを感じやすいです。

そこでチェアの足掛けやカウンターの足置きを設置することで、カウンター席の快適性が向上します。カウンターのデザイン性やメンテナンス性を考慮して、素材(ステンレス製や木製など)を選びましょう。

収納スペース

さらに収納スペースも、オフィスにおしゃれなカウンターをレイアウトする際のポイントです。オフィスフロアには限りがありますが、各部屋に収納スペースを確保しなければなりません。特に受付・執務用のカウンターには、書類や備品の収納スペースが必要です。

例えば執務室にカウンターテーブルの付いた収納棚を配置すれば、収納とカウンターの機能を両立できます。オフィスエリア別の収納アイデアをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

ブランディング

なおブランディングも、オフィスにおしゃれなカウンターをレイアウトする際のポイントです。オフィスのブランディングには、企業イメージの向上や事業理念の浸透、モチベーションの向上、優れた人材の確保などの効果を期待できます。

そこでカウンターのデザインに、企業のロゴやキャッチコピー、コーポレートカラーなどを取り入れましょう。オフィスのブランディングを成功させるポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

オフィスにデザインされたカウンターの施工事例

ポイントを押さえたカウンターをデザインできるように、施工事例を調査しましょう。執務室やリフレッシュスペース、会議室にデザインされたカウンターを取り上げて、各事例の特徴をご紹介します。

執務室のカフェカウンター

執務室のカフェカウンター

まず「A社」様の執務室には、カフェカウンターがデザイン。ハイカウンターの高さがあるため、足掛けの付いたチェアが配置。外の景色を見ながら気分転換できるように、窓際にレイアウトされています。

また温かみのある内装空間のテイストに合わせて、木製のカウンターとチェアが選択。オレンジ色のペンダントライトに照らされています。パソコンで作業ができるように、電源コンセントも確保されています。

執務室のコミュニケーションカウンター

執務室のコミュニケーションカウンター

次に「弁護士法人アドバンス東京事務所」様の執務室には、コミュニケーションカウンターがデザイン。外の景色を眺めてリラックスしながら会話が弾むように、窓際にレイアウトされています。

また白を基調とした内装空間に合わせて、カウンターにも白が配色。天井材やソファの青と調和して、爽やかなテイストの内装デザインです。落ち着いた印象の会議室のデザインと対比されています。

リフレッシュスペースのカフェカウンター

リフレッシュスペースのカフェカウンター

また「株式会社JTOWER」様のリフレッシュスペースには、カフェカウンターがデザイン。窓際にレイアウトされており、景色を眺めながら少人数の打ち合わせや短時間の休憩などが可能です。

白を基調にデザインされたオフィス空間に合わせて、カフェカウンターにも白が配色。ミドルカウンターの高さがあるため、足掛けの付いたチェアが選択されています。執務室の青色のチェアとは異なり、赤色のチェアです。

リフレッシュスペースのバーカウンター

リフレッシュスペースのバーカウンター

そして「株式会社タキオン」のリフレッシュスペースには、バーカウンターがデザイン。L字のカウンターで、仕事終わりのリフレッシュやイベントでの交流などの用途が想定されています。バックバーには酒のボトルが飾られており、本格的なバーの雰囲気です。

またハイカウンターの高さがあるため、足掛けの付いたチェアが選択。天井材と同じく、ダークブラウンのチェアで、ライトブラウンのカウンター天板と調和しています。ダーツやバイク、漫画などのスペースもレイアウトされた内装デザインです。

会議室のハイカウンター

会議室のハイカウンター

なお「ナレッジスイート株式会社」様の会議室には、ハイカウンターがデザイン。面接や会社説明会などに利用されるため、座り心地の良いチェアと組み合わせられています。パソコンを使用できるように、電源コンセントが付いたカウンターです。

また執務室にはI字のミドルカウンターやコの字のカフェカウンターもレイアウト。業務内容や時間帯などに応じて、執務や休憩に利用できます。カフェに立ち寄って仕事をするように、リラックスしやすい内装デザインです。

オフィスにカウンターを工事する費用

オフィスにカウンターを工事する費用

オフィスにカウンターをデザインするためには、工事費用が必要です。そこでオフィスのカウンター工事費用の相場と内訳を確認しましょう。無駄な経費を削減できるように、節約法もご紹介します。

相場

まずオフィスのカウンター工事費用の相場について、新規造作費用は㎡単価10万~20万円程度、再塗装費用は㎡単価2万~3万円程度です。例えば5㎡のカウンター1台を新規造作するなら50万~100万円程度、再塗装するなら10万~15万円程度かかります。ただしカウンターの素材やサイズ、台数などによって、工事費用は異なります。

内訳

次にオフィスのカウンター工事費用の内訳について、下表にまとめました。参考情報として、5㎡のカウンター1台を新規造作して、もう1台を再塗装する費用を試算してあります。

費用の内訳費用の目安費用の試算
諸経費
(デザイン・施工監理など)
全体の10%程度数万円程度
カウンターの新規造作㎡単価10万~20万円程度1台5㎡で
50万~100万円程度
カウンターの再塗装㎡単価2万~3万円程度1台5㎡で
10万~15万円程度
合計5㎡で2万~20万円程度2台で
60万~120万円程度

上表のとおり、カウンターのサイズが大きいほど、新規造作・再塗装の費用が増加します。ただし既存のカウンターを再塗装するだけなら、10万円程度で済みます。

節約法

そしてオフィスのカウンター工事費用の節約法には、相見積もりや居抜き物件、補助金・助成金などがあります。相見積もりで各業者の提案内容(工事の費用や期間など)を比較すれば、無駄な経費を節約できます。

カウンターの施工されている居抜き物件を選べば、新規造作の工事費用を節約できます。ただし状態によっては、再塗装や修繕が必要です。居抜きオフィス物件を探す際のポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

補助金・助成金の申請が通れば、基本的に返済義務のない資金を獲得できます。オフィスのリフォームに活用できる補助金・助成金をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

オフィスにおしゃれなカウンターをレイアウトしよう!

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