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2024.09.16  2024.09.19オフィスデザイン

オフィスに適したカーペットの選び方!張替え費用・本体価格・デザインの注意点・施工事例

本記事で、オフィスに適したカーペットの選び方を解説します。また張替え費用・本体価格・デザイン・施工の注意点・施工事例もご紹介します。オフィスの開設や移転、リニューアルなどをご検討中の方は、ぜひご覧ください。

オフィスに施工できるカーペットとは?基本情報を紹介

オフィスに施工できるカーペットとは?基本情報を紹介

そもそもオフィスに施工できるカーペットとは、どのような敷物でしょうか?そこでオフィスに施工できるカーペットの基本情報(定義と目的、メリット・デメリット、本体価格と張替え費用)を押さえましょう。

定義

まずカーペットの定義は、部屋の床全体を覆う布製の敷物です。日本語では「絨毯」と訳されます。マット(足を拭くための絨毯)やラグ(部屋の床の一部分を覆う絨毯)との違いは、床を覆う面積です。

一般的なオフィスでは、廊下や執務室、会議室などにオフィス用カーペットが施工されます。オフィス内では人やキャスター付き什器などの通行量が家庭内よりも多いため、オフィス用カーペットには家庭用カーペットよりも耐久性や耐汚性が必要です。

目的

次にオフィスにカーペットを施工する目的は、騒音の軽減やホコリ飛散の防止などです。カーペットが床に伝わる音を吸収するので、足音や椅子などを動かす音が軽減されます。床付近で発生する騒音だけでなく、話し声の反響も吸収されるため、防音効果を発揮します。

またカーペットがホコリを吸着するため、フローリングに比べてホコリが飛散しません。オフィスのカーペット施工により、ホコリの飛散による健康被害(アレルギーや喘息)が軽減されます。

メリット・デメリット

それからオフィスにカーペットを施工するメリットは、ゾーニングや保温・断熱などです。エリアごとにカーペットの色を変えることで、壁工事を行わずに空間を区別できます。ウールやウレタンなどの素材を選べば、床の保温性・断熱性を高められます。

一方でメンテナンスのコストは、オフィスにカーペットを施工するデメリットです。自然光や摩擦、水分などによる経年劣化が生じるため、定期的にカーペットをクリーニング・交換しなければなりません。

本体価格と張替え費用

なおオフィスに施工できるカーペットの本体価格と張替え費用は、㎡単価3,000〜8,000円程度です。例えば100㎡のオフィスフロアのカーペットを張り替えるなら、30万~80万円程度がかかります。

ただしカーペットのタイプや素材、厚み・パイル、デザイン、機能性などによって、カーペットの本体価格と張替え費用は変動します。施工を依頼する前に、業者から見積もりを取りましょう。

オフィスに適したカーペットの選び方

オフィスに適したカーペットの選び方

基本情報だけでなく、オフィスに適したカーペットの選び方も押さえましょう。6点(タイプと素材、厚み・パイル、デザイン、色、機能性)に分けて、オフィスに適したカーペット選び方をご紹介します。

タイプ

まずオフィスに適したカーペットのタイプを選びましょう。カーペットには2タイプ(ロールとタイル)があります。巻かれた状態で販売されるロールカーペット(182㎝や364㎝などの畳の幅)には、継ぎ目がないため、床の一体感が生まれます。

正方形(「50cm×50cm」程度)の形で販売されるタイルカーペットを施工すると、部分的に張替えができるため、ロールカーペットよりもメンテナンスのコストがかかりません。異なる柄や色のタイルカーペットを組み合わせたデザインも可能です。

素材

次にタイプを決めたら、オフィスに適したカーペットの素材も選びましょう。オフィスに施工される業務用カーペットの素材には、ナイロンやポリプロピレン、ウールなどがあります。

以上のように素材ごとに特徴が異なりますので、オフロアの用途や予算などに応じて選びましょう。例えば通行料の多いフロア(エントランスや執務室など)には、ナイロン素材のカーペットが適しています。

厚み・パイル

それから素材と併せて、オフィスに適したカーペットの厚み・パイルも選びましょう。カーペットの厚みは、土台の厚みとパイルの長さによって変わります。基本的に厚みがあるほど踏み心地が柔らかくなりますが、耐久性を損ないやすいです。

またパイルの種類(ループやカットなど)や密度によっても、踏み心地や耐久性が変わります。通行量の多いフロア(エントランスや執務室など)には、耐久性の高いループパイルのカーペットが適しています。

デザイン

さらに厚み・パイルだけではなく、オフィスに適したカーペットのデザインも選びましょう。カーペットのデザインには、無地やストライプなどがあります。カーペットのデザインによって、フロアの雰囲気が変化します。

例えば開放的な雰囲気を演出したいフロア(会議室や休憩室など)に、ストライプのカーペットを選べば、空間の奥行きを感じさせます。集中作業に利用されるフロアには、無地のカーペットが適しています。

続いてデザインに合わせて、オフィスに適したカーペットの色も選びましょう。オフィスデザインの色には、業務効率を高めたり、スペースを広く見せたり、モチベーションを上げたりする効果があります。

例えば紫色や青色のカーペットには、集中力が求められるフロアやリラックススペースのフロアなどに適しています。オフィスデザインに適した色の種類をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

機能性

そして色に加えて、オフィスに適したカーペットの機能性も選びましょう。防炎や防臭、防汚、遮音、防虫、断熱、保湿、制電などの高機能性カーペットが販売されています。

例えば電子機器が故障するリスクを下げたいフロア(執務室や会議室など)に、制電性のカーペットを施工すれば、静電気の発生を抑制できます。カーペットによる防音対策の事例をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

オフィスにおしゃれなカーペットをデザイン・施工する際の注意点

オフィスにおしゃれなカーペットをデザイン・施工する際の注意点

選び方と併せて、オフィスにおしゃれなカーペットをデザイン・施工する際の注意点も確認しましょう。6点(ゾーニングと模様・パターン、施工方法、OAフロア、温湿度、清掃・メンテナンス)を取り上げます。

ゾーニング

まずゾーニングが、オフィスにおしゃれなカーペットをデザインする際の注意点として挙げられます。オフィスのゾーンの用途や雰囲気に合わせて、適したカーペットのデザインや色を選びましょう。

特に間仕切りのないフロア上に複数のゾーンを配置する場合には、カーペットの色を変えることでゾーニングが可能です。オフィスをゾーニングする手順について詳しくまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

模様・パターン

次に模様・パターンも、オフィスにおしゃれなカーペットをデザインする際の注意点です。タイルカーペットを施工する場合には、色やパイルの向きを組み合わせて模様・パターンをデザインできます。

例えば色の違うタイルを交互に貼り合わせると、チェック柄の模様をデザインできます。またパイルの方向を組み合わせれば、幅広いパターン(市松貼りやランダム貼り、レンガ貼り、アシュラ―貼りなど)のデザインも可能です。

施工方法

また施工方法も、オフィスにおしゃれなカーペットを施工する際の注意点です。ロールカーペットの施工方法には、グリッパーや接着剤などがあります。カーペット施工の専門的な知識と技能が必要です。

裏に吸着加工が施されているタイルカーペットには、専用の接着剤が不要です。部分的な交換なら、業者に依頼しなくても対応できます。フロア全体の張替えの場合には、カーペット施工の専門的な知識と技能が必要です。

OAフロア

それからOAフロアも、オフィスにおしゃれなカーペットをデザイン・施工する際の注意点です。OAフロアには電子機器の配線や電源などを収納できるため、カーペットの上がすっきりした印象になります。

ただしOAフロアを後付けすると、床の高さが上がってしまうため、オフィス空間に圧迫感が生じてしまいます。OAフロアをデザインする流れとポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

温湿度

続いて温湿度も、オフィスにおしゃれなカーペットを施工する際の注意点です。断熱・保湿性の高いカーペットを施工すれば、夏の暑さや冬の底冷えを軽減できます。

ただし湿度の高いエリア(トイレや給湯室など)にカーペットを敷くと、ホコリやダニが発生しやすくなってしまいます。アレルギーの原因となってしまうため、こまめな掃除を行いましょう。

清掃・メンテナンス

そして清掃・メンテナンスも、オフィスにおしゃれなカーペットをデザイン・施工する際の注意点です。カーペットの摩耗や汚れなどを防ぐために、清掃・メンテナンスのしやすいカーペットを施工しましょう。

例えば防汚加工が施されているカーペットを選べば、汚れが付いても簡単に拭き取れます。ウォッシャブル加工がされているカーペットなら洗濯機で洗えるため、清掃・メンテナンスがしやすいです。

オフィスのおしゃれなカーペット施工事例

注意点に気をつけてオフィスにおしゃれなカーペットをデザインできるように、参考となる施工事例を調査しましょう。事例5点を取り上げて、各事例の特徴(市松貼りとリラックススペース、執務スペース、色分け、ポップでカラフル)について取り上げます。

市松貼りで施工されたタイルカーペット

市松貼りで施工されたタイルカーペット

まず「アラームボックス株式会社」様は、企業向けのリスク管理サービス事業を展開している企業です。個室や廊下、会議室などのタイルカーペットはストライプ柄で、市松貼りで施工されています。

集中作業を行うワークスペースには、グレーのタイルカーペットが施工されています。明るいテイストの会議室には、ベージュのタイルカーペットが施工されています。フロアの用途に適したカーペットが施工されている事例です。

リラックススペースに施工されたカーペット

リラックススペースに施工されたカーペット

次に「株式会社 Payke」様は、ショッピングサポートアプリを開発・運営している企業です。リラックススペースには、芝のようなグリーンのカーペットが施工されています。靴を脱いでくつろげるように、スリッパが用意されています。

リラックススペースのグリーン(リラックス効果)のカーペットに対して、ワークスペースにはライトブルー(集中力を高める効果)のカーペットが施工されています。色彩効果が意識されているカーペットの施工事例です。

執務スペースに施工されたタイルカーペット

執務スペースに施工されたタイルカーペット

また「株式会社ノハナ」様は、フォトブックなどの事業を展開している企業です。執務スペースには、タイルカーペットが施工されています。ライトグレーとダークグレーを組み合わせたチェック柄です。

グレーのタイルカーペットが施工された執務スペースに対して、エントランスにはライトブラウンのフローリングが施工されています。素材や色の異なる床材で視覚的にゾーニングされているオフィスの施工事例です。

各エリアを色分けするカーペット

各エリアを色分けするカーペット

それから「弁護士法人アドバンス 東京事務所」様は、質の高いサービスの提供を心がける法律事務所です。各エリアを色分けするカーペットが、オフィスデザインの特徴です。会議室にはネイビーのカーペットが、執務室にはグレーのカーペットが施工されています。

執務室内のコミュニケーションカウンターには、グレーのカーペットではなく、ライトブラウンのフローリングが施工されています。エリアの用途に適した素材が採用されたフロアの施工事例です。

ポップなオフィスに合わせたカラフルなカーペット

ポップなオフィスに合わせたカラフルなカーペット

そして「株式会社グリフィン」様は、広告代理事業などを展開している企業です。ポップなオフィスに合わせて、カラフルなカーペットが施工されています。ターコイズやインディゴ、イエロー、オレンジ、レッドなどのカーペットです。

会議室や執務室には、反対色のカーペットと壁材が組み合わされています。従業員が明るい気持ちで仕事に取り組めるように、ポップなテイストやカラフルなカーペットが取り入れられている事例です。

オフィスに適したカーペットをデザイン・施工しよう!

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