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2021.08.05  2024.02.06オフィスデザイン

オフィスのゾーニングとは?ゾーニングする手順や注意点・事例も紹介

本記事で、「オフィスのゾーニングとは?」という疑問のお応えするために、オフィスをゾーニングする手順や注意点・事例などをご紹介します。オフィスの開業や移転、リニューアルなどをご検討中の方は、ぜひご覧ください。

オフィスのゾーニングとは?基本情報を紹介

オフィスのゾーニングとは?基本情報を紹介

オフィスをゾーニングする前に、基本情報を確認しましょう。基本情報を押さえることで、オフィスに適したゾーニングができるからです。それではオフィスをゾーニングする目的や必要なゾーン、レイアウトとの違い、依頼できる業者をご紹介します。

目的

まずオフィスをゾーニングする目的は、オフィスに必要なゾーンの配置です。位置関係や用途などを考慮して各ゾーンを配置することで、無駄な動作を省けるため、業務効率の向上が期待できます。

また各ゾーンにセキュリティの高さを設定して、取り扱う情報を区別することで、個人情報の漏洩や不正アクセスなどを防止できるため、セキュリティの強化につながります。オフィスをゾーニングする手順や注意点などについては、後ほど解説します。

必要なゾーン

次にオフィスに必要なゾーンを確認しておきましょう。

必要なゾーンは、オフィスの事業内容や規模、従業員数などによって異なります。また異なるゾーンが交わる場合(執務室内の給湯スペースやエントランス内の応接室など)もあります。

レイアウトとの違い

またオフィスのゾーニングとレイアウトの違いは、対象範囲と目的です。ゾーニングはオフィス全体を対象範囲として、必要なゾーンを配置します。ゾーン間の位置関係や用途、セキュリティなどの検討が必要です。

一方でレイアウトはゾーニングされたゾーンを対象範囲として、各ゾーンを間仕切りしたり、設備・機器・什器を配置したりします。オフィスをレイアウトするポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

依頼できる業者

そしてオフィスのゾーニングを依頼できる業者は、主に3種類(設計事務所と工務店、内装専門業者)に分類されます。業者の種類によって、対応できる範囲や費用などが異なります。相見積もりを取って、信頼できる業者を依頼しましょう。

なおオフィスを移転する場合には、オフィス移転コンサルを相談すると、専門的なアドバイスなどを受けられます。オフィス移転コンサルの種類をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

オフィスをゾーニングする手順

オフィスをゾーニングする手順

基本情報だけではなく、オフィスをゾーニングする手順も把握しましょう。手順を把握することで、スムーズにゾーニングしやすくなるからです。それでは4点(コンセプトの設計からゾーンの整理、広さの計算、配置まで)に整理してご紹介します。

コンセプトの設計

まずコンセプトの設計から、オフィスをゾーニングする手順は開始されます。オフィスデザインのコンセプトを設計するメリットをご確認ください。

そこで従業員の意見やトレンドなどを調査したうえで、コンセプトを設計しましょう。オフィスデザインコンセプトを設計するコツなどをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

必要なゾーンの整理

次に設計したコンセプトに基づいて、オフィスに必要なゾーンの整理を行います。一般的なオフィスには、エントランスや仕事、資産管理、リフレッシュなどのゾーンが必要です。オフィスの事業内容や従業員の働き方などに応じて、必要なゾーンを整理しましょう。

ただしオフィスの広さによって、配置できるゾーンの数や面積は限られます。必要なゾーンに優先順位を付けたり、多用途に使用できるゾーンを配置したりしてください。法令遵守などの注意点もありますので、後ほど取り上げます。

各ゾーンの広さの計算

それから整理した各ゾーンの広さを計算しましょう。各ゾーンの広さの目安について、下表にまとめました。参考情報として、従業員20名が利用する60坪(200㎡程度)のオフィスを想定して、必要なゾーンの広さを計算してあります。

ゾーンの用途ゾーンの広さの目安ゾーンの広さの試算
仕事のゾーン
(執務室や会議室、役員室など)
40%程度
(床面積4㎡×天井の高さ2.5m程度と仮定)
25坪程度
(床面積4㎡×20人=80㎡程度)
リフレッシュのゾーン
(休憩室や更衣室、給湯室、食堂など)
30%程度20坪程度(66㎡程度)
資産管理のゾーン
(サーバー室や金庫室、資料室など)
20%程度10坪程度(33㎡程度)
エントランスのゾーン
(出入口や受付、通路など)
10%程度5坪程度(17㎡程度)
合計100%60坪(200㎡程度)

※労働安全衛生法には、「従業員1人につき、10㎥以上の気積(床面積×天井の高さ)が必要である」と定められています。

参照元: e-Gov法令検索「労働安全衛生規則」(第600条)

各ゾーンの配置

そして計算した各ゾーンの配置を決めます。各ゾーンの用途や面積、位置関係などを踏まえて、適切な配置を検討しましょう。例えばセキュリティの高いゾーンについては、来訪者の出入りするゾーンには配置できません。

また防音性が求められるゾーンについては、会話や騒音の入るゾーンから遠ざけてください。オフィスに個室をレイアウトする際のポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

オフィスをゾーニングする際の注意点

オフィスをゾーニングする際の注意点

手順と併せて、オフィスをゾーニングする際の注意点も確認しましょう。8点(法令の遵守や換気効率、空調性能、セキュリティ対策、配色の工夫、パーテーションの活用、コミュニケーションの活性化、多様な働き方への対応)をご紹介します。

法令の遵守

まずオフィスをゾーニングする際の注意点として、法令の遵守が挙げられます。オフィスの内装は、消防法によって制限されているからです。オフィスのレイアウトに対する消防法の規定をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

またオフィスの廊下は、災害時の避難経路となるため、消防法の規制を受けます。また建築基準法や労働安全衛生法の規制も受けますので、次の記事を併せてご覧ください。

換気効率

次に換気効率も、オフィスをゾーニングする際の注意点です。オフィス内を換気する理由をご覧ください。

例えば窓のないゾーンに、背の低い間切りと機械換気設備を導入することで、給排気の流れを確保できます。オフィスに換気設備をデザインするポイントなどをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

空調性能

また空調性能も、オフィスをゾーニングする際の注意点です。空調設備の種類やサイズ、設置場所などによって、空調性能は変わります。各ゾーンの床面積や位置関係に応じて、適した空調設備の種類や台数を決めましょう。

例えば天井埋込型の空調設備は、広いエリアの温湿度を管理できるため、利用する人数が多いゾーン(エントランスや会議室など)に適しています。オフィスに施工される空調設備の特徴などをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

セキュリティ対策

そしてセキュリティ対策も、オフィスをゾーニングする際の注意点です。オフィス内の従業員や資産(情報や設備、お金など)の安全を守るために、セキュリティ対策を講じましょう。

そこでセキュリティの高いゾーンについては、オフィスの上階やフロアの奥に配置して、来訪者の出入りするゾーンから遠ざけます。オフィスセキュリティ対策に役立つツールやシステムなどをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

配色の工夫

それから配色の工夫も、オフィスをゾーニングする際の注意点です。オフィスのゾーニングに配色を活用することで、各ゾーンを視覚的に区別できます。例えばゾーンごとに床の色を変えたり、異なるパターンの色を配置したりする方法があります。

また配色には、従業員の業務効率を高めたり、スペースを広く見せたりする効果も期待できます。オフィスデザインに適した色の種類などをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

パーテーションの活用

さらにパーテーションの活用も、オフィスをゾーニングする際の注意点です。パーテーションを活用することで、ゾーンを分割できます。例えば仕事のゾーンに、施工型パーテーションに囲まれたエリアを設置することで、集中作業用のゾーンを確保できます。

また床面積の広いゾーンに可動型パーテーションを導入すれば、用途(会議やイベントなど)に応じてゾーンを分割できます。オフィスにパーテーションを施工する方法と費用をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

コミュニケーションの活性化

続いてコミュニケーションの活性化も、オフィスをゾーニングする際の注意点です。オフィス内のコミュニケーションを活性化させることで、柔軟な対応や業務効率化、ストレス低下などを期待できます。

例えば仕事のゾーンと離れた場所にリフレッシュのゾーンを配置すると、休憩中の従業員同士が会話をしやすいです。オフィスのコミュニケーションを活性化させる内装デザインについてまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

多様な働き方への対応

なお多様な働き方への対応も、オフィスをゾーニングする際の注意点です。多様な働き方に対応するために、フリーアドレスやABWなどを検討しましょう。フリーアドレスは、オフィス内で働く場所を自由に選べるスタイルです。

ABWは、オフィス内だけではなくオフィス外も含めて、働く場所や時間を自由に選ぶ働き方です。オフィスにABWを導入するメリット・デメリットをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

オフィスのゾーニング事例

注意点に気をつけながらオフィスをゾーニングできるように、参考となる事例を調査しましょう。本記事では事例5点を取り上げて、ゾーニングの特徴(暖簾と可動扉、ABW、スクリーンとデスク、商品の使用場面のイメージ)をご紹介します。

暖簾で仕切られた畳の部屋

暖簾で仕切られた畳の部屋

まず「株式会社イクリエ」様は、コンテンツの企画・制作などを行っている企業です。リフレッシュのゾーンが、エントランスの近くにゾーニングされています。風通しの良い空間となるように、暖簾で仕切られた畳の部屋です。

仕事のゾーンは、通行や会話の音を気にすることがないように、エントランスやリフレッシュのゾーンより奥に配置されています。仕事の集中や休憩の取りやすさが考慮されたゾーニングの事例です。

可動扉で仕切る多目的スペース

可動扉で仕切る多目的スペース

次に「株式会社トリニアス」様は、コールセンターやコンテンツサービスの運営などを行っている企業です。広いエントランスのゾーンが配置されており、可動扉で仕切る多目的スペースがデザインされています。

多目的スペースには、ローテーブルとソファが設置されており、ガラスのパーテーションで仕切られた個室もレイアウトされています。セミナーや会議がないときには、オープンスペースとして利用できるスペースです。

ABWが導入されたオフィス

ABWが導入されたオフィス

また「イグナイトアイ株式会社」様は、採用管理システムのクラウドサービスを提供している企業です。企業ミッションとして「創造的な生き方・働き方へのシフト」が掲げられており、オフィスにABWが導入されています。

オフィス内には、「電話・Web会議」「高集中」「1on1の対話」などの8ゾーンが配置されており、各従業員が状況に合わせてゾーンを選べます。業務効率化やコミュニケーション活性化を目指したゾーニングの事例です。

スクリーンとデスクで区切られたリフレッシュと仕事のゾーン

スクリーンとデスクで区切られたリフレッシュと仕事のゾーン

それから「株式会社インバウンドプラットフォーム」様は、在留や訪日の外国人に向けたサービスを展開している企業です。リフレッシュと仕事のゾーンが隣り合わせに配置されていますが、スクリーンとデスクで区切られています。

双方のゾーンからの視線が気にならないように、各ゾーンに高さの異なるデスクが配置されています。なおエントランスのゾーンは、企業のロゴと同じ多角形型です。オフィスの個性を表現するためで、各ゾーンへの出入口がレイアウトされています。

商品の使用場面をイメージさせるショールーム

商品の使用場面をイメージさせるショールーム

そして「株式会社プラッツ」様は、医療・介護用のベッド周辺機器を製造・販売している企業です。広いエントランスのゾーンが配置されており、商品の使用場面をイメージさせるショールームがデザインされています。

ショールームには、販売している商品や打ち合わせ用のテーブルなどが設置されています。商談相手に商品を体感してもらえるショールームのデザインです。ショールームの奥には、仕事のスペースがゾーニングされています。

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