2021.08.05 2021.09.15オフィスデザイン
オフィスデザインはゾーニングを重要視しよう

「オフィスデザインってどう決めていけば良い?」
「ゾーニングってなんですか?オフィスデザインを考えるのに必要でしょうか?」
というお客様への記事です。
この記事で伝えていること↓
・オフィスデザインにおけるゾーニングの考え方
・ゾーニングを決める手順と注意点
これまで数多くのオフィス作りに携わった、TRUSTオフィス(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。
先に冒頭の質問にお答えしましょう。
オフィスデザインを決めるときは、まずはゾーニングを考えましょう。
ゾーニングは、執務スペースの中だけではありません。
「会議室はどこにする」「休憩室はどこにする」と、オフィス全体でスペースの配置を考えることもあります。
そのため、ゾーニングを考えてから、オフィスの内装、デザインを考えていくのが正しい手順になります。
ここから先は『ゾーニングの重要性と役割』について解説していきますね。
お客様には「オフィスデザインを考えるときの”正しい手順”が分かっている人」と、なっていただきますね。
目次
オフィスデザインにおけるゾーニングの考え方

オフィスデザインを考えるときは、最初にゾーニングを決めていきましょう。
「ゾーニングってどうするの?」と、難しく考えてしまうかもしれませんね。
安心してください。
ゾーニングは「働きやすいオフィス環境」を考えること。
「従業員にとって作業しやすい空間とは」「従業員が無理なく移動できる空間とは」と、考えてポイントを洗い出しましょう。
そうすることで、自然と理想的なオフィスのカタチが見えてくるでしょう。
オフィスデザインをスムーズに考えるためのゾーニングの手順

ゾーニングを考えていく手順をお伝えしていきます。
手順は次のとおりです↓
・業務の特性を把握する
・スペースを洗い出す
・スペースの配置を考える
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ゾーニングの手順①:業務の特性を把握する
業務の特性を把握しましょう。
ゾーニングは「どんな風に業務を進めていくのか」によって変わってきます。
たとえば、来客が多い企業であれば、広くてキレイなエントランスがあると良いですね。
同時に、応接室や会議室の内装もこだわると良いでしょう。
自社のサービスや商品をアピールするための場になるからです。
エンジニアが多い企業であれば、集中できるブースがある執務室が適しています。
黙々と作業に集中できるようにするためです。
加えて、適度にリフレッシュできるスペースや、仮眠室も欲しいと思うかもしれません。
また、企画やイベントを考えることが多い企業であれば、ミーティングが多くなるでしょう。
デスク作業よりも、会議している時間の方が多いかもしれませんね。
となると、広い会議室と小規模な会議室を、多めに設置する必要も考えられます。
このように、最も重要なゾーンは、企業によって異なるのです。
ゾーニングの手順②:スペースを洗い出す

業務の特性を把握したら、次はスペースの洗い出しです。
一般的に挙げられるスペースは、おもに以下となるでしょう↓
・執務室
・会議室
・応接室
・給湯室
・ロッカー室
・資料室、倉庫
・エントランス
・リフレッシュスペース
など。
何のスペースが必要かを洗い出すことで、この後のスペース配分がスムーズになりますよ。
ゾーニングの手順③:スペース配分を考える
必要なスペースが洗い出せたら、スペースの位置を考えていきましょう。
各スペースの位置を決め、広さも考えていきます。
メインとなる執務スペースは、”オフィス全体の6割”が一般的です。
残りの4割を、どうスペース配分していくか考えていきましょう。
スペース配分を考えていくときは、導線に注意してください。
従業員の導線、来訪者の導線を意識して考えていく必要があります。
たとえば
・非常口に行きやすい導線にする
・応接室はエントランスの近くにする
・執務室はエントランスから遠い場所にする
・リフレッシュスペースは一番奥に設置する
などが挙げられます。
各部署とスペースの関連性、使用頻度を考えながら配置していきましょう。
オフィスデザイン、ゾーニングを考えるときの注意点

次にお伝えするには、ゾーニングを考える上で注意しておきたいポイントについて。
ポイントは次のとおり↓
・作業中の導線
・隔離や区分けが必要か
・コミュニケーションに支障がないか
詳しくお伝えしていきます。
ゾーニングの注意点①:作業中の導線に問題がないか
まずは導線です。
従業員の導線を意識しながらゾーニングしましょう。
効率良く仕事をするためには、移動しやすい環境であることが前提です。
たとえば
・導線が複雑
・狭い通路が多い
・導線が極端に長い
といったゾーニングは避けましょう。
導線の基本は、1つの通路に2人が通れる広さであるか。
そして「この業務をしてる従業員は、作業中どんな風に移動しているのか、どうしたら移動しやすいか」を考えながらゾーニングしていきましょう。
ゾーニングの注意点②:エリアごとに隔離や区分けが必要か

隔離や区分けが必要かを判断しましょう。
特に、会議室と執務室は、別の部屋に設置する。
あるいはガラス張りで囲うなどして、区分けするのが良いでしょう。
関連性のある部署通しは、近くにした方が効率よく作業できるかもしれません。
ですが業種、部署によっては、区分けが必要な場合も考えられます。
機密性の高いエンジニアなどは、総合業務の多い執務室や応接室とは離した方がいいかもしれませんね。
ゾーニングの注意点③:コミュニケーションに支障がないか
執務室の中のゾーニングも考えていきましょう。
結論、従業員同士のコミュニケーションに支障がないよう配慮しましょう。
そうでないと、作業効率が下がってしまいます。
チーム内、部署内でうまく連携が取れるよう配慮しないといけません。
連携しやすくするには、コミュニケーションが取りやすい空間にするのが大切です。
チームメイト同士はお互いに近くのエリアに配置すると良いですよ。
同じ業務に携わっている、他部署との距離を近くするのも良いでしょう。
大型デスクの中央に、道具類や資料を置いておけば、シェアし合えるので、移動の手間も省けますね。
まとめ:オフィスデザインは通路やゾーニングを決めてから

「ゾーニングってなんですか?オフィスデザインを考えるのに必要でしょうか」というお客様へ、ゾーニングの重要性と考え方についてお伝えしてきました。
効率の良い業務を行うには、”オフィス内で無駄なく動ける環境”であることが必要になります。
極論ですが、オフィス環境の良し悪しは、ゾーニングにかかっている、と言っても過言ではありません。
ゾーニングを綿密に考えた結果、会社の業績UPにつながるとしたら、検討する価値は大いにあると考えられます。
従業員へのより良いオフィス環境を提供するためにも、状況に応じた適切なゾーニングを行いましょう。
色々とお伝えしてきましたが、ゾーニングやオフィスの内装を変えていくのは、不安がつきものです。
その不安を解消するには、その道のプロに聞くのが一番早い方法ですよ。
その道のプロとは、オフィスの内装作りや移転に強い施工会社を指します。
中でもTRUSTオフィスであれば、お客様の「こんなオフィスにしたい」を叶えられます。
お客様の考えや希望を一つ一つ汲み取っていけるからです。
これからオフィスの内装を変えるのに、はじめからきちんと計画を立てるのは、簡単ではありません。
ですが「こんな風にしたい」というお考えがあるのは理解できます。
TRUSTオフィスでは、その「こんな風にしたい」を、再現できるのです。
ぜひ一度、相談されてはいかがでしょう。
- CATEGORY
- オフィスデザイン
- TAG