2021.06.15コラム
オフィスでBGMを流すと生産性が向上する?音楽が仕事に与える効果について

「オフィスにBGMを流すと良い、って本当でしょうか」
「BGMを流すと生産性が上がるのはなぜですか」
というお客様への記事です。
この記事で伝えていること↓
・オフィスにBGMを流すと生産性がUPする理由
これまで数多くのオフィス作りに携わった、TRUSTオフィス(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。
先に冒頭の質問にお答えしましょう。
「オフィスにBGMを流すと生産性がUPする」というのは本当です。
その効果が知られてから、多くの企業がBGMを取り入れているんですよ。
ここから先は『BGMの導入で得られる効果を理解し、本当に自分たちの会社に必要か』を判断できるよう、解説していきます。
お客様には「オフィスにBGMを流すメリットをちゃんと分かっている人」と、なっていただきますね。
目次
オフィス×BGMの効果を知る前に:雑音=従業員の集中を阻害する

まず第一に「オフィス内の雑音が、従業員の集中力を途切れさせる」というのは本当です。
なぜなら、オフィスそのものが”静かすぎるから”です。
「静かな方が良いんじゃないの?」と感じた方もいるでしょう。
ですが、オフィスが静かすぎると、
・電話での会話が気になる
・咳払いやクシャミが気になる
・キーボードを叩く音が気になる
・プリンターなどの機械音が気になる
といったように「周りの音が気になって集中できない」という状態になってしまいます。
結果、仕事に集中できず、オフィス環境に対してストレスが溜まってくことになるんですよ。
こうした音による良くない環境を改善する方法が、”BGMの導入”なのです。
オフィス内にBGMを導入すると本当に生産性は上がるのか?

結論、本当です。
なぜなら、以下のような効果があるからです↓
・マスキング効果がある
・ストレス軽減の効果がある
・雰囲気を和らげる効果がある
それぞれお伝えしましょう。
BGMが与える効果①マスキング効果があるから
1つ目の理由は、マスキング効果があるから、です。
マスキング効果とは、2つの音が重なったとき、片方の音がかき消される現象です。
2つの音が同時に鳴っているのに「もう片方の音が聞こえない」または「聞こえにくい」という現象を指します。
簡単に言うと「BGMが、キーボード音や周囲の会話をかき消してくれる」ということです。
結果、従業員の集中力が維持でき、パフォーマンスUPに貢献できるんですよ。
BGMが与える効果②ストレスを減らしてくれるから

2つ目は、ストレスを減らしてくれる、という点です。
音楽のジャンルによっては、
・リフレッシュできる
・クリエイティブな発想がしやすくなる
・スローテンポな曲で気持ちが落ち着く
などの効果が期待できます。
ゆっくりめのジャズや、川のせせらぎのような自然が奏でる音を流せば、α波が脳内に分泌され、リラックスしたような気分になれます。
また、アップテンポな曲を流すことで、スピード感が求められる作業中に「サクサク進められるぞ」といった効果も期待できるんですよ。
このように、仕事の内容や状況に合わせて曲を選別すると良いですね。
曲を使い分けることで「オンオフの切り替えがしやすくなる」といった効果も期待できますからね。
BGMが与える効果③オフィスの雰囲気を和らげるから
3つ目は、オフィスの雰囲気を和らげてくれる、という点です。
音楽には『感情誘導効果』と『イメージ誘導効果』があります。
それぞれの効果を簡単にお伝えすると↓
[感情誘導効果]
人の感情を動かし、心身ともにリラックスできる効果のこと
[イメージ誘導効果]
・来訪者に良い印象を抱かせる
・その場の雰囲気を操作できる
・オンとオフの切り替えがしやすくなる
・アップテンポな曲でスピード感が生まれる
などが期待できる効果のこと
BGMの無いオフィスですと、他の人の作業音や、話し声以外の”音”がありませんよね。
そのような環オフィスですと、なんとなく「殺伐として無機質な印象」で「あまり良い雰囲気ではない」と感じてしまうでしょう。
ですが、オフィスにBGMを流すことで『緊張感が漂う、殺伐とした雰囲気』から『穏やかで親近感を抱くような雰囲気』へと変わるんですよ。
オフィスにBGMを取り入れる企業は多い

なぜなら「お伝えしてきたBGMの効果が、会社にとってどれほど重要か」を、理解した企業が増えてきたからです。
オフィスに音楽を流すことで、
・従業員の集中力がUPした
・チーム全体で生産性がUPした
・会社として経営が良くなった、業績がUPした
などの効果が期待できるのですから。
会社にとって、これほど大きな価値はありません。
BGMの導入は、その場の雰囲気が良くなるだけではありませんよ。
従業員のモチベーションが維持でき、後に業績UPできた、といったように会社全体に良い影響を与えるのです。
BGMは社員同士のコミュニケーションの一環になる
BGMを取り入れたことで「従業員同士がよく話すようになった」という声も少なくありません。
BGMが無いオフィスだと、静けさを保つためか、誰とも話すこと無く過ごすことが多いでしょう。
それがBGMを取り入れた途端「普段関わらない人とも話をするようになった」といったケースが非常に多いのです。
BGMの導入により、部署を超えて、従業員同士の仲が深まったということですね。
まとめ:オフィスにBGMを流す=会社の業績UPが期待できる

「オフィスにBGMを流したほうが良いの?」というお客様へ、BGMを流すことで得られる効果をお伝えしてきました。
オフィスにBGMを流すことは、現代における、”良い職場環境の作り方”の1つだと言えるでしょう。
「オフィスを良くしたい」
「従業員のやる気を上げたい」
「従業員にもっと成果を出してほしい」
とお悩みでしたら、まずはBGMを取り入れてみることで改善できるかもしれませんよ。
従業員にベストなパフォーマンスを求めるのであれば、従業員の”オフィスに対する満足度”をUPさせましょう。
その第一歩が、BGMの導入でも良いのではないでしょうか。
BGMの導入だけでしたら、大がかりな工事をする必要がありませんからね。
簡単に導入できるオフィス改善方法の1つなので、ぜひ前向きに検討してみてください。
今後企業は、従業員が「どう働くべきなのか」「どう働きたいのか」という、個人の価値観を尊重することが求められます。
従業員一人ひとりの作業効率を上げるためにも、企業としての環境作りがより一層求められるようになるでしょう。
そのような中でも、特に集中ワークブースは、コロナウィルスの感染防止対策の一環として誕生したものの、コロナが収束した後も需要が高まっていくと考えられます。
理由は、今成り立っているこの”新しい働き方”を、以前のような”元の働き方”に戻すとは考えにくいからです。
「集中ワークブースについてもっと知りたい」
「他にどんな見本があるか気になる」
という方は、下記より詳しい内容をご覧頂けます。
>>『集中ワークブース』を詳しく見てみる
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