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2023.06.24  2023.07.09オフィスデザイン

役員室をレイアウトするポイント!役員室の役割・種類・施工事例も紹介

本記事で、役員室をレイアウトするポイントを解説します。役員室の役割・種類・施工事例もご紹介します。オフィスの開業や移転、リニューアルなどをご検討中の方は、ぜひご覧ください。

オフィスにおける役員室の役割とは?

オフィスにおける役員室の役割とは?

オフィスに内装をレイアウトする前に、役員室の役割を把握することが重要です。本記事では、4つの役割(執務と会議、商談・情報発信)に整理してご紹介します。役割を把握したうえで、理想的な役員室をレイアウトしましょう。

役員の執務スペース

まず役員の執務スペースが、オフィスにおける役員室の役割です。役員室内では会社経営に関わる重要な情報が扱われますので、一般社員との共有スペースでは執務の遂行が困難になります。そのため役員専用の執務スペースをレイアウトしなくてはなりません。

さらに役員室には、集中しやすい執務環境も必要です。快適性を保つ設備(空調や換気など)や使用しやすい什器(機能性に優れたデスクや疲れにくい椅子、書類が取り出しやすい収納棚など)を選びましょう。

なおオフィスの執務室をデザインするポイントもまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

役員との会議スペース

次に役員との会議スペースである点も、オフィスにおける役員室の役割です。役員会議では機密性の高い情報が取り扱われるため、情報漏洩に注意が必要です。そこで入退室する役員や一般社員の管理が求められます。

さらに入退室管理だけではなく、会議中の声が漏れないように、役員室には防音性も必要です。防音壁やサウンドマスキングなどの施工をご検討ください。ただし機能性を重視しすぎて、快適性が損なわれないように注意しましょう。

なおオフィスの会議室のデザインをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

来客との商談スペース

また来客との商談スペースも、オフィスにおける役員室の役割です。重要な取引先との商談には一般社員用の会議室は適しませんので、応接室として役員室が使用される場合があります。

そして来客との商談においては、オフィスのイメージアップに繋がる丁寧な接待が必要です。そこで来客に居心地の良さを感じてもらえるように、応接セット(サインしやすいテーブルや上質なソファーなど)を配置しましょう。

情報を発信するスペース

なお情報を発信するスペースも、オフィスにおける役員室の役割です。オフィスの経営方針や商品・サービスのコンセプトに合わせて、役員室の内装や什器をデザインすることで、来訪者にオフィスの魅力をアピールできます。

また来訪者だけでなく、Web上に役員室の画像を掲載することで、オフィスの魅力を発信できます。機能性や快適性はもちろん、デザイン性を高められるように、役員室のレイアウトを検討しましょう。

なおオフィスの通信環境構築についてまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

オフィスにレイアウトできる役員室の種類

オフィスにレイアウトできる役員室の種類

役員室の役割だけではなく、オフィスにレイアウトできる役員室の種類も把握しましょう。大まかに3種類(個室型と半個室型、オープン型)あり、種類ごとにメリットやデメリットが異なりますので、用途やコンセプトに合う役員室を選びましょう。

個室型

まずオフィスにレイアウトできる役員室の種類として、個室型が挙げられます。個室型の役員室は、透過性のない壁や建具により仕切られています

個室型の役員室のメリットは、応接セットを揃えて来客を丁寧に接待できる点や情報漏洩を防止できる点です。特に機密性の高い情報を取り扱う商談や役員会議には、セキュリティ性や防音性の高い個室型が合います。

一方で個室型は室外から閉じられた空間になるため、一般社員が訪れにくい点がデメリットです。スムーズに来客を案内できるように、受付から役員室までの動線を設計しましょう。

なおオフィスの内壁をデザインするコツをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

半個室型

次に半個室型も、オフィスにレイアウトできる役員室の種類です。半個室の役員室は、透過性のあるパーテーションなどで仕切られ、個室型とオープン型の特徴を兼ね備えています。

半個室型の役員室のメリットは、通路から室内の様子が見えるため、一般社員が相談に訪れやすい環境を整備できる点です。他にもパーテーションだけで仕切ることで、役員室の工事費用を抑えられる点もあります。

一方で一般社員が訪れやすい分だけ、情報漏洩のリスクがある点が、半個室型の役員室のデメリットです。施工型パーテーションにセキュリティシステムを導入すると、セキュリティ性を高められます。

なおオフィスのおしゃれなパーテーションデザインをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

オープン型

またオープン型も、オフィスにレイアウトできる役員室の種類です。オープン型の役員室は壁や建具などの仕切りが少なく、一般社員の執務室と同じフロアにレイアウトされます。

オープン型の役員室のメリットは、役員と一般社員がお互いの様子を把握できるため、コミュニケーションしやすい点です。また情報共有しやすいため、業務効率が上がります。

一方で役員室が開放的になるため、セキュリティ性が低い点がデメリットです。機密性の高い情報を取り扱う場合には、鍵のついた収納棚や別の個室などを使用しなければなりません。

オフィスに役員室をレイアウトするポイント

オフィスに役員室をレイアウトするポイント

オフィスの用途やニーズに合う役員室の種類を決めたら、実際にレイアウトを検討しましょう。そこで執務スペースや動線、通路幅、他室とのバランス、セキュリティ対策、配色について、オフィスに役員室をレイアウトするポイントをご紹介します。

執務スペースを確保する

まず執務スペースを確保する点が、オフィスに役員室をレイアウトするポイントです。執務に十分な空間をレイアウトすることで、業務効率化やストレス軽減につながります。実際に使用する役員の希望を踏まえながら考えることが大切です。

例えばパソコン業務がメインとなる役員室には、パソコンデスクの広さが必要です。業務に支障が出ないように、パソコンや他の設備の台数とサイズを測りましょう。他にも執務スペースをデザインするポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

動線を設計する

次に動線を設計する点も、オフィスに役員室をレイアウトするポイントです。役員や来訪者が移動しやすいように、エントランスや他の役員室との位置関係を検討しましょう。ただしプライバシー保護や情報漏洩対策のために、エントランス付近を避けて、来訪者や一般社員の行き来が少ない場所へレイアウトしてください。

また役員が集中して執務に取り組めるように、デスクやソファーなどの配置を意識することも重要です。例えばデスク周辺に収納スペースをレイアウトして、必要な書類をすぐ手元に揃えることができれば、業務効率の向上につながります。

通路幅を確保する

また通路幅を確保する点も、オフィスに役員室をレイアウトするポイントです。通路幅が狭いと、役員や来訪者らが移動しづらく、居心地の悪い空間になってしまいます。そのため複数の人が行き来できるように、役員室内外の通路幅を確保しましょう。

二人がすれ違える通路幅の目安は、体格差を考慮しなくてはなりませんが、150㎝前後です。また前後に開閉する収納家具を配置すると、ドアの開閉に50㎝を要します。オフィスレイアウトの基準となる寸法について詳しくまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

他室とのバランスを図る

それから他室とのバランスを図る点も、オフィスに役員室をレイアウトするポイントです。下表に従業員15名が働く50坪のオフィスフロアのレイアウトを試算しました。従業員1名当たりに3坪の床面積が必要と仮定しています。

スペースの種類占有率床面積
執務スペース50%25坪
休憩スペース20%10坪
収納・情報管理スペース15%7.5坪
役員スペース10%5坪
他のスペース(通路やエントランスなど)5%2.5坪
合計100%50坪

上表のとおり、一般的なオフィスにおいては、社員の使用するスペースの占有率が高く、役員の使用するスペースの占有率はわずかです。オフィスの業種や業態に応じて、適切なバランスで役員室をレイアウトしましょう。

セキュリティ対策を講じる

さらにセキュリティ対策を講じる点も、オフィスに役員室をレイアウトするポイントです。機密性の高い情報を取り扱う役員室には、資産管理や防犯・情報漏洩の対策が欠かせません。

例えば役員室にセキュリティシステムを導入したり、監視カメラを設置したりする方法があります。また役員会議や商談の内容が漏れないようにするためには、防音壁の施工が必要です。

コーポレートカラーを取り入れる

そしてコーポレートカラーを取り入れる点も、オフィスに役員室をレイアウトするポイントです。役員室の内装や什器などにコーポレートカラーを取り入れることで、オフィスの事業内容や商品・サービスの魅力をアピールできます。

また内装の色には、スペースを広く見せたり、モチベーションを上げたりする効果を期待できます。オフィスデザインにおける色の効果を紹介していますので、次の記事も併せてご覧ください。

オフィスにレイアウトした役員室の工事

オフィスにレイアウトした役員室の工事

オフィスに理想的な役員室をレイアウトできるように、工事の費用や事例も調査しましょう。予算内に工事を完了させるためには、工事費用の相場と内訳、抑え方を確認することが必要です。またレイアウトの施工事例もご紹介します。

工事費用の相場と内訳

オフィスにレイアウトした役員室の工事費用の相場は、坪単価10万〜30万円程度です。例えば5坪の役員室を工事する費用は、50万〜150万程度かかります。ただしオフィス物件の種類(居抜きかスケルトンか)や役員室の種類(個室型か半個室型やオープン型か)、内装材のグレードなどによって、工事費用は変動します。

また役員室工事費用の内訳もご確認ください。

以上の工事費用の内訳について詳しく解説していますので、次の記事も併せてご覧ください。

工事費用の抑え方

オフィスに役員室をレイアウトする工事費用の抑え方として、居抜き物件の活用があります。居抜き物件には前借主の施工した内装や設備が残されているため、新たに工事する費用を抑えることが可能です。

また内装や設備のグレード検討も、役員室工事費用の抑え方です。目立つ部分だけ機能性やデザイン性にこだわることで、他の部分のコストを削減できます。役員室だけではなく、オフィス全体の工事費用を調整しましょう。

そして相見積もりも、役員室工事費用の抑え方です。複数の業者から見積もりを取ることで、適正な工事の内容と費用を選択できます。他にも内装工事を依頼する業者の選び方を紹介していますので、次の記事も併せてご覧ください。

施工事例

オフィスにレイアウトした役員室の施工事例をご紹介します。「ビジョンズ株式会社」様は、テレビアンテナ事業や女性向け商材のEコマース、ネット型リユースなどを行っている会社です。遊び心のあるシックな役員室がレイアウトされました。

グレーを基調に配色された内装に、長いデスク2台やアート作品、観葉植物、デザイン性のある照明器具などが配置。限られた空間に開放感を出せるように、壁の一面にガラスが施工されています。

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