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2021.04.21  2024.07.05オフィスデザイン

オフィスに仮眠室をデザイン・工事する際の注意点!メリット・施工事例・工事費用

本記事でオフィスに仮眠室をデザイン・工事する際の注意点を解説します。仮眠室のメリット・施工事例・工事費用もご紹介します。オフィスの開設や移転、リニューアルなどをご検討中の方は、ぜひご覧ください。

オフィスの仮眠室に関する基本情報

オフィスの仮眠室に関する基本情報

オフィスに仮眠室をデザイン・工事する前に、基本情報を押さえましょう。デザイン・工事を進めやすくなるからです。それではオフィスに仮眠室をデザイン・工事する目的とメリット・デメリット、適切な利用時間、流れをご紹介します。

目的

まずオフィスに仮眠室をデザイン・工事する目的は、従業員に対する仮眠時間の確保です。昼休みの短い睡眠時間(30分以下)は、午後の仕事中に従業員が眠気を感じる時間を減らします。

参照元:林光緒・堀忠雄「午後の眠気対策としての短時間仮眠」(1ー11ページ)『生理心理学と精神生理学』(2007年4月)

パワーナップ(15分程度の仮眠)が、社会心理学者(ジェームス・マース)によって提唱され、NASAによって科学的な検証が行われてきました。現在では、世界的な企業(GoogleやNIKEなど)に仮眠室が導入されています。

参照元:

Business Journal「GoogleやNASAも実践! 脳と体の疲れをとる積極的仮眠“パワーナップ”のすすめ」

Philips「パワーナップ(積極的仮眠)で人生のパフォーマンスが上がる」

メリット・デメリット

次にオフィスに仮眠室をデザイン・工事するメリットは、業務効率効率の向上や従業員の健康維持、ブランディングの推進などです。オフィスの仮眠室は、従業員にも企業にもメリットをもたらします。

反対に、コストの増加や退勤時間の遅れなどは、オフィスに仮眠室をデザイン・工事するデメリットです。仮眠室をデザイン・工事するコストがかかり、仮眠を取る分だけ退勤時間が遅れます。

適切な利用時間

それからオフィスにデザイン・工事する仮眠室の適切な利用時間は、1日につき1人30分程度(正午から午後3時頃)です。

参照元:林光緒・堀忠雄「午後の眠気対策としての短時間仮眠」(1ー11ページ)『生理心理学と精神生理学』(2007年4月)

夕方以降に30分以上の仮眠時間を取ると、夜間の入眠が妨げられてしまいます。翌日の従業員の業務に支障をきたす恐れがあります。仮眠室の利用ルールが必要ですので、後ほどご紹介します。

デザイン・工事の流れ

そしてオフィスに仮眠室をデザイン・工事する流れも確認しましょう。

なお仮眠室を含むオフィスフロア全体の内装をデザイン・工事する際には、コンセプト設計が重要です。オフィスの内装デザイン・工事の流れをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

オフィスに仮眠室をデザイン・工事する際の注意点

オフィスに仮眠室をデザイン・工事する際の注意点

基本情報だけではなく、オフィスに仮眠室をデザイン・工事する際の注意点も確認しましょう。8点(レイアウトと防音性、設備・機器・什器、配色、快適性、利用ルール、利用方法の周知、メンテナンス性)をご紹介します。

レイアウト

まずレイアウトが、オフィスに仮眠室をデザイン・工事する際の注意点として挙げられます。仮眠室の設置は、室外からの騒音や視線が気にならない場所に適しています。執務室や会議室、エントランスなどから離れた場所に、仮眠室をレイアウトしましょう。

特に昼休み中に利用しやすいように、食堂や休憩室から移動しやすい場所が適しています。仮眠室にも活用できる動線を設計する際の注意点をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

防音性

次に防音性も、オフィスに仮眠室をデザイン・工事する際の注意点です。仮眠室の防音性が低いと、室外からの騒音が利用者の入眠を妨げてしまいますので、仮眠室の防音工事を検討しましょう。

防音工事の方法には、防音材や遮音材、吸音材などがあります。オフィスの仮眠室にも活用できる防音対策する流れと方法をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

入眠を促す設備・機器・什器

また眠りにつきやすい設備・機器・什器も、オフィスに仮眠室をデザイン・工事する際の注意点です。入眠を促す音響設備(ホワイトノイズの再生)や照明機器(低色温度・低照度)を選びましょう。

リクライニング機能の付いたソファや個室ブース、可動型パーテーション(利用者同士のプライバシー保護)などの什器も、仮眠室には必要です。オフィスで利用される什器を選ぶポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

配色の効果

それから配色の効果も、オフィスに仮眠室をデザイン・工事する際の注意点です。仮眠室には、心身をリラックスさせるアースカラー(緑や茶)や青、ベージュなどの色が適しています。

オフィスデザインにおける配色には、業務効率やモチベーションなどを高める効果もあります。オフィスデザインに適した色の種類をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

快適性

そして快適性も、オフィスに仮眠室をデザイン・工事する際の注意点です。利用者が快適に仮眠できるように、設置場所や防音性だけではなく、仮眠室内のレイアウトや内装デザインも検討しなければなりません。

そこで仮眠室内に配置する什器(ソファやベッドなど)のサイズや数量、間隔を計算します。仮眠室には、複雑で目に刺激的なデザインではなく、シンプルで刺激の少ないデザインが適しています。

利用ルールの設定

続いて利用ルールの設定も、オフィスに仮眠室をデザイン・工事する際の注意点です。仮眠室のメリット(業務効率効率の向上や従業員の健康維持など)を最大限に引き出すために、必要なルールを検討しましょう。

そこで仮眠室の利用ルールとして、時間(例「1日1回30分」)やタイミング(例「正午から午後3時まで」)、方法(例「アラームと除菌スプレーの使用」)などを設定します。運用状況を踏まえて、定期的な見直しが必要です。

利用目的・方法の周知

さらに利用目的・方法の周知も、オフィスの仮眠室をデザイン・工事する際の注意点です。従業員が気軽に利用できる雰囲気づくりのために、仮眠室を利用する目的と方法を周知しましょう。

例えば仮眠室の利用体験動画を撮影して、会社の公式SNSアカウントに投稿すれば、従業員への周知だけではなく、ブランディングの推進にもつながります。また管理職が率先して仮眠室を利用し、社内報や朝礼などで紹介することも重要です。

メンテナンス性

なおメンテナンス性も、オフィスの仮眠室をデザイン・工事する際の注意点です。従業員が快適に仮眠できるように、仮眠室内の清潔さや衛生さを保たなくてはなりません。メンテナンスのしやすい素材の内装材や設備・機器・什器などを選びましょう。

内装材や設備・機器・什器のメンテナンス性は、オフィスの修繕費や安全対策にも影響します。オフィスの仮眠室にも活用できるメンテナンスの重点箇所と方法をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

オフィスの仮眠室の施工事例

注意点に気をつけてオフィスに仮眠室をデザイン・工事できるように、施工事例を調査しましょう。本記事では事例5点を取り上げて、各事例の特徴(IoTとカプセルベッド、大人数の利用、ボックス型、ポッド型)をご紹介します。

IoTが活用された仮眠室

IoTが活用された仮眠室

まず「PORTAL POINT -Ebisu-(ポータルポイント恵比寿)」のシェアオフィスには、IoTが活用された仮眠室(Brain Power Nap)が施工されています。IoTデバイスによって、香りや光、音、温湿度を調節できる仮眠室です。

「Brain Power Nap」は、質の高い仮眠が取れるように、1室1名のプライベート空間です。仮眠前に深部体温を下げるために、入室前にコップ1杯の冷たい水を飲むことが推奨されています。

参照元:

Beyond Health「恵比寿のシェアオフィスに登場した「仮眠室」を見た」

株式会社ブレインスリープ「Brain Power Nap」

カプセルベッドが導入された仮眠室

カプセルベッドが導入された仮眠室

次に粕屋北部消防本部の仮眠室には、カプセルベッドが導入されています。緊急出動時に利用者同士が接触しないように、上下2段のカプセルベッドが互い違いに設置されています。消防署の仮眠室は、夜間に7時間程度使用されています。

仮眠室の寝具はレンタルされており、定期的に交換されています。利用者ごとの寝具が収納棚に保管されており、利用する際にカプセルベッドに敷くため清潔です。「仮眠の質が向上した」と好評です。

参照元:KOTOBUKI SEATING「働きやすい環境づくりの一環として消防署の仮眠室にカプセルベッドを採用」 

同時に大人数が利用できる仮眠室

同時に大人数が利用できる仮眠室

続いて「GMO」のオフィスには、同時に大人数が利用できる仮眠室(GMO Siesta)が施工されています。主に昼食後の時間帯に、1日15名程度に利用されており、パワーナップ用のチェアが20台ほど配置された空間です。

仮眠室の利用時間は午後12~20時で、1日につき1人30分まで利用できます。利用頻度の低い会議室を有効活用した仮眠室の事例です。

参照元:Good Sleep Factory「【パワーナップ 導入状況】先端企業のオフィス環境は?」

ボックス型の仮眠室

ボックス型の仮眠室

それから「ネスカフェ 睡眠カフェ in 原宿」には、ボックス型の仮眠室(giraffenap)が施工されています。ボックス型の仮眠室には、立ち寝のできる座席が配置されています。身体の4点(足裏とすね、お尻、腕)を支える仕組みの座席です。

「ネスカフェ 睡眠カフェ in 原宿」は企業のオフィスではなく、店舗(カフェ)です。しかしボックス型の仮眠室なら、オフィスのカフェスペースや休憩室などに配置できます。オフィスに活用できる仮眠室の事例です。

参照元:

Nestle Good food,Good life「『ネスカフェ 睡眠カフェ』が日本初『コーヒーד立ってお昼寝”』を学び疑似体験できる場を8月22日(火)より『ネスカフェ 原宿』で提供開始」

giraffe nap「【期間限定】「ネスカフェ 睡眠カフェ in 原宿」で立ち寝コーヒーナップが開催」

ポッド型の仮眠チェア

ポッド型の仮眠チェア

そして「いいオフィス関内 by NAP FOR WORK」には、ポッド型の仮眠チェア(エナジーポッド)が導入されています。ポッド型の仮眠チェアには、仮眠中のプライバシー保護のために、ドーム型の目隠しが付いています。

「いいオフィス関内 by NAP FOR WORK」は企業のオフィスではなく、コワーキングスペースです。しかしポッド型の仮眠チェアなら、オフィスのカフェスペースや休憩室などに配置できます。オフィスに活用できる仮眠室の事例です。

参照元:

住宅新報「横浜・関内で〝仮眠用ポッド〟導入のワークスペース いいオフィス」

U -NOTE「パフォーマンス向上に! 仮眠の専用設備「エナジーポッド」を備えたコワーキングスペース、横浜・関内で開業」

オフィスの仮眠室の工事費用

オフィスの仮眠室の工事費用

事例のような仮眠室をデザイン・工事するためには、工事費用が必要です。そこでオフィスの仮眠室工事費用の相場と内訳をご紹介します。無駄な経費を削減できるように、工事費用の節約法も確認しましょう。

相場

まずオフィスの仮眠室工事費用相場は、坪単価20万〜40万円程度です。例えば10坪の仮眠室をデザイン・工事するなら、100万~400万円程度の工事費用がかかります。ただしオフィスの立地や種類(居抜きかスケルトン)、設備・機器・什器の台数などによって、工事費用は変動します。

内訳

次にオフィスの仮眠室工事費用の内訳について、下表にまとめました。参考情報として、10坪の仮眠室にかかる工事費用を試算してあります。

費用の内訳費用の目安費用の試算
諸経費
(デザインや施工監理、
仮設、解体など)
合計の20%程度20万~80万円程度
内装工事費
(天井や壁、床、建具、
防音など)
合計の30%程度30万〜120万円程度
設備・機器・什器工事費
(電気や照明、音響、
空調・換気、ベッド、
チェアなど)
合計の50%程度50万〜200万円程度
合計100%
(坪単価20万〜40万円程度)
100万〜400万円程度

上表のとおり、オフィスの仮眠室工事費用においては、設備・機器・什器工事費が大半を占めます。つまり設備・機器・什器等の台数が増えるほど、工事費用が増加するわけです。

節約法

そしてオフィスの仮眠室工事費用の節約法には、相見積もりや補助器・助成金、ワンストップサービスなどがあります。相見積もりを取って、各業者の見積もり(工事の費用や期間など)を比較すれば、無駄な経費を削減しやすいです。

補助金・助成金の申請が通れば、基本的に返済義務のない資金を得られます。ただし補助金・助成金ごとに、用途や申請条件が定められています。オフィスの移転やリノベーションに活用できる補助金・助成金をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

内装のデザインから設備・機器・什器工事までのワンストップサービスを提供している業者に依頼すれば、複数の業者に分けて依頼するよりも手数料や相談時間(従業員の人件費)を削減できます。

オフィスの仮眠室デザイン・工事を計画しよう!

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