2021.01.06コラム
集中ワークブースはどの場面で効果を発揮するのか
「集中ワークブースって本当に効果あるの?」という疑問にお答えする記事です。
結論から言いますと、集中ワークブースを設けることで「仕事へのパフォーマンスが上がった」という効果が見られます。
具体的には、
・自分のデスクで仕事するよりも生産性が上がった
・急なWEB上での対面やり取りがあった時に有効活用できる
・普段使用している場所で集中力が切れた時に使用している
という点が挙げられます。
当記事では、集中ワークブースの需要が高まっている5つの要因、効果を体感できる場面についてより具体的にお伝えしていきますね。
また、集中ワークブースの詳細については、当記事の最後にお伝えしております。
「集中ワークブースって実際どうなの?」と、お考えのお客様へ、当記事で理解を深められた後にご覧いただければ幸いです。
目次
集中ワークブースとは”メリハリ”を生む場所
集中ブースは一人で黙々と作業するための”メリハリ”を生み出す場所です。
”メリハリを生む”とは、仕事に集中しやすい空間とも言い換えられます。
一般的なオフィスのレイアウトは、デスクが向かい合わせになっているような形が多いですよね。
デスクが向かい合わせなレイアウトは、コミュニケーションが取りやすい点がメリットです。
ですが”個人が、集中して仕事をするのに向かないレイアウト”とも言えます。
なぜなら、
・常に周りに人がいる
・人が動いたり話している
・無意識に視線や耳に色々な情報が入る環境
これでは、集中したとしても持続させるのは困難です。
そこで、
・集中し直す
・集中力を続けさせる
そのために作られたのが集中ワークブースです。
集中ワークブースの特徴
集中ワークブースの特徴としては以下の点が挙げられます。
・ブースに開口部分がある
・スリットでブース内の様子が分かる(使用されているかが分かる)
周囲から断絶されたような、完全な個室ということではありません。
ですが、利用者の視界をコントロールし、周りの人が動く気配や話し声が気にならない点が工夫されています。
集中ワークブースの需要がなぜ高まっているのか
集中ワークブースの需要が高まっている要因は主に5つです。
それが以下の通り。
①コストが抑えられる
②メリハリをつける場になる
③周りを気にすることなく作業に集中できる
④WEB上でのコミュニケーションに適している
⑤ちょっとしたリラックス、リフレッシュの場にもなる
順に詳しくお伝えします。
需要が高まる要因① コストが抑えられる
1つ目の点は、コストが抑えられる点です。
集中ワークブースを設置するのに、完全な”個室”を作るわけではありません。
なので、作業スペースを作るといっても「想像以上にコストがかからないな」と感じられるでしょう。
個人が使える大きさから、オフィスの隅のようなデッドスペースを有効活用できます。
需要が高まる要因②メリハリをつける場になる
2つ目は、メリハリをつける場になる点です。
集中ワークブースを利用することで、
・周囲をシャットアウトできる
・視界に入る情報を最低限に抑えられる
といった効果が期待できます。
より効率の良い仕事をする上で重要なことは”メリハリをつけられるかどうか”です。
具体的には、
・誰かとコミュニケーションを取る時
・周りをシャットアウトして黙々と仕事をする時
を切り替えられるかどうか。
「一人で集中したいんだけどな…」
そんな時に集中ワークブースで取り組む、といった形で使い分けられるようになります。
需要が高まる要因③周りを気にすることなく作業に集中できる
3つ目は、周りを気にすることなく作業できる点、です。
一般的なオフィスのデスクの形は、
・鳥型レイアウト:複数デスクの向かい合わせ
・フリードレス型レイアウト:固定のデスクがない自由席タイプ
を採用しています。
上記2つのポイントは、コミュニケーションが取りやすい点です。
ですが、仕事内容によっては、コミュニケーションを重要視し過ぎると、仕事の効率が悪くなる場合もあります。
具体的には、
・周りの会話が気になってしまう
・PCの画面が通路から見られてしまう
・まだオープンにしたくない資料やデータが見られてしまう
と、気を散らしてしまう原因に成りかねません。
その点、集中ワークブースを使用することで「周りが気になってしまう」という作業効率上マイナスな部分をカバーできます。
需要が高まる要因④WEB上でのコミュニケーションに適している
4つ目は、WEB上でのコミュニケーションに適している点です。
具体的には、
・背景が気にならない
・周囲の人の動きや会話が気にならない
・WEB会議での会話が周りに聞かれにくい
などが挙げられます。
普段のデスクだと、周りから見られる、周りも会議していることが気になる、とお互いに気が散る要因にも成りかねません。
その点、集中ワークブースのような『囲まれ感』のあるスペースが「ちょうど良い!」と需要が高まってきています。
需要が高まる要因⑤ちょっとしたリラックス、リフレッシュの場にもなる
5つ目は、リラックス、リフレッシュの場にもなる点です。
効率の良い仕事のために必要なのは、集中力とリラックスです。
リラックスしながらも集中して業務に取り組めれば、作業効率も上がり、仕事の生産性を上げることに繋がります。
周りの視線(特に、上司や先輩方)が気になり、緊張状態が続く中での作業は効率の良いものでしょうか。
中には、緊張感があるために集中できない…なんていう人もいるでしょう。
そんな時に集中×リラックスな環境にできるのが集中ワークブースです。
集中ワークブースの効果は大きい
上記でお伝えしたように、集中ワークブースを使用することで『仕事の効率化が上がる』という効果が大きく期待できます。
・集中しずらいな…
・周りが気になって仕事にならない
・WEB会議をしたいけど会議室や個室が空いていない
このようなマイナスな部分をカバーしてくれ、これらのカバーが結果的には企業全体の生産性を上げることに繋がるのです。
『個人の作業効率をいかに上げるか』
人それぞれ違うからこそ、個人のペースを尊重する体制が、これからの企業に求められる様になるでしょう。
”個人のペースも尊重する”という姿勢を企業がどのようにして見せるか
にも関わらず、集中ワークブースの需要が高まってきたのがなぜ”今”なのか。
それは、にも関わらず、需要が高まってきたのがなぜ”今”なのか。
それは「チーム一丸となって仕事を進めることが大切だ」という”全体主義”が根付いている傾向がまだ強いからでしょう。
日本の企業が”個人のペースを尊重する”という考え方が、そこまで強くなかったからだと考えられます。
これからの企業は”チームで進める”という働き方の良さはそのままにした上で、”個人の力、個人のペース”も最大限に引き出せる環境作りが求められるようになってきます。
具体的には、
・集中ワークブース
・コミュニケーションが取りやすいデスクの配置
それぞれのメリットやベネフィットを取り入れたオフィスにする。
そうすることで、生産性が上がり、結果的に企業、経営上プラスになる期待を持てるようになります。
集中ワークブースは”個のペースを尊重する姿勢”がカギになるから需要が高まる
集中ワークブースの設置を検討しているお客様へ、効果を感じられる場面と需要が高まっていく要因を5つお伝えしてきました。
集中ワークブースは、現代のコロナ禍に留まらず、コロナが収束した後にも需要が高まっていくと考えらます。
理由は、今成り立っているこの”新しい働き方”を、コロナが流行る前のような”元の働き方”に戻すとは考えにくいからです。
テレワークやオンラインを活用した今のワークスタイルが、
・いかに生産性を上げているか
・いかに作業効率を上げているか
・ワークライフバランスによる心のゆとりを持つことの重要さ
を、多くの人々が認識されるようになってきました。
個々の作業効率、企業としての生産性を上げるための環境作りとして、むしろこれからの時代に求められるようになるでしょう。
「集中ワークブースについてもっと知りたい」
「他にどんな見本があるか気になる」
という方は、下記より詳しい内容をご覧頂けます。
>>『集中ワークブース』を詳しく見てみる
- CATEGORY
- コラム
- TAG