2021.08.11 2023.03.29オフィスデザイン
オフィスのおしゃれな内装!効果や特徴・要素・施工事例もご紹介
本記事で、オフィスのおしゃれな内装を解説します。おしゃれな内装の効果や特徴、要素、施工事例もご紹介します。オフィスの開業や移転、リニューアルなどを検討している方は、ぜひご覧ください。
目次
オフィスにおしゃれな内装をデザインする効果
なぜオフィスにおしゃれな内装をデザインする必要があるのでしょうか?例えば、以下のような効果を期待できます。
- 従業員のモチベーションを高める
- 顧客に好印象を与える
- 求職者へアピールできる
以上の効果について詳しく解説していますので、次の記事をご覧ください。
本記事では上記以外に、オフィスにおしゃれな内装をデザインする効果2点をご紹介します。
従業員の離職率を抑えやすい
オフィスにおしゃれな内装をデザインする効果として、従業員の離職率を抑えやすい点も挙げられます。おしゃれなオフィス空間で働きモチベーションが高まることで、オフィスへの愛着や業務へのやりがいを感じやすくなるからです。
2019年に野原ホールディングスが調査した結果によれば、7割以上の人が「おしゃれなオフィスで働きたい」と回答しています。
参考:PR TIMES「【働きやすい環境づくりのために】若手社員が働く上で重要だと思うこと第1位は「コミュニケーション力」!コミュニケーションを取りやすいオフィスの特徴とは…?」
業務の合間に気分転換しやすい
また業務の合間に気分転換しやすい点も、オフィスにおしゃれな内装をデザインする効果です。おしゃれなオフィスは各部屋の用途を意識して配色され、気軽にリフレッシュできるスペースがレイアウトされます。
一般的にオフィスのベースカラーには白やベージュ、グレーなどが選ばれますが、リフレッシュスペースには木目やアースカラーが合います。加えて業務の合間に一息つけるカフェスペースやダーツ盤や卓球台などで体を動かせるプレイスペースなども、従業員のリフレッシュを助けます。
なおリフレッシュスペースに広いエリアをレイアウトできなくても、カーペットや観葉植物などのインテリアで気分転換を促せます。
オフィスのおしゃれな内装の特徴
オフィスにおしゃれな内装をデザインする効果を引き出せるように、オフィスのおしゃれな内装の特徴を確認しましょう。例えば以下の特徴が挙げられます。
- 無駄がなく洗練されている
- 最先端の流行が取り入れられている
- 細部までデザインされている
- コンセプトに基づいて統一されている
- スマートな動線が設計されている
- コーポレートカラーが取り入れられている
- エントランスのデザインにこだわりが見られる
- 素材・サイズ・機能が細かく選ばれている
- ABWやフリーアドレスが導入されている
- 安全性・耐震性・耐久性も担保されている
以上のおしゃれなオフィス内装の条件についてまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
本記事では、上記以外の特徴をご紹介します。
独自のコンセプトが設計されている
オフィスのおしゃれな内装の特徴として、まず独自のコンセプトが設計されている点が挙げられます。なぜなら一般的でありきたりなオフィスデザインとは異なり、競合オフィスとの差別化を図れるからです。
例えばオフィスデザインで企業理念を表現したり、働き方改革を推進しやすいようにレイアウトしたりすることで、オフィスの内装におしゃれさを感じやすくなります。オフィスデザインのコンセプトを設計するコツをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
従業員のニーズに応えている
次に従業員のニーズに応えている点も、オフィスのおしゃれな内装の特徴です。なぜならオフィスの事業内容や従業員の数などによって、おしゃれさを感じるポイントが異なるからです。
例えば主に個人でパソコン作業をするオフィスにおいて、おしゃれで広いミーティングスペースをレイアウトしても、歓迎されません。集中ブースやリフレッシュスペースに対するニーズが想定されています。
そこで従業員に対して、オフィス内での働きにくさや必要な設備などを調査しましょう。より良いオフィスへと改革する流れを紹介していますので、次の記事も併せてご覧ください。
業務内容に応じてゾーニングされている
加えて業務内容に応じてゾーニングされている点も、オフィスのおしゃれな内装の特徴です。オフィスフロアが明確に分けられていることで、従業員だけでなく来訪者に対してもエリアの用途が伝わりやすくなります。
したがって内壁やパーテーションで区切ったり、床や壁の素材や色を切り替えたりして、各部屋をゾーニングしましょう。分かりやすくゾーニングされたオフィスフロアは、おしゃれさを引き出します。
ゾーニングを含むオフィスをレイアウトするポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
コミュニケーションしやすい動線である
さらにゾーニングに合わせて、コミュニケーション動線である点も、オフィスのおしゃれな内装の特徴です。コミュニケーションしやすいオフィスデザインでなければ、生産性やモチベーションの低下を招く恐れがあります。
オフィス内のコミュニケーションを活性化できるように、フリースペースをレイアウトしたり、デスク配置を工夫したりしましょう。オフィスのコミュニケーションを活性化させる内装デザインを紹介していますので、次の記事も併せてご覧ください。
整理整頓がしやすい
また整理整頓がしやすい点も、オフィスのおしゃれな内装の特徴です。デザイン性が高くても、ファイルや資料が散らかったままだと、おしゃれなオフィスには見えません。オフィス全体で、整理整頓のルールを決めておくことをおすすめします。
例えば使用した書類を元の場所に戻すことを徹底したり、期限を決めて電子化したりしましょう。ただしルールを明確にして、負担なく継続できるようにすることがポイントです。オフィスエリア別の収納アイデアをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
配色が工夫されている
そして配色が工夫されている点も、オフィスのおしゃれな内装の特徴です。なぜなら配色によって、オフィスデザインの印象が左右されるからです。例えば小さなオフィスでも、内壁や床に白やオレンジなどの進出色(膨張色)を配置すると、開放感を出せます。
ただし各フロアの用途によって、適した配色が異なります。オフィスデザインに適した色の種類について詳しくまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
遊び心あるデザインが取り入れられている
加えて遊び心あるデザインが取り入れられている点も、オフィスのおしゃれな内装の特徴です。インテリアや装飾にこだわることで、遊び心を演出できます。例えば観葉植物を置いたり、壁面緑化をデザインしたりする方法があります。
またオフィスの内装にファブリック(生地・織物)素材を取り入れることでも、遊び心を表現できます。クッションを置いたり、オフィスチェアのカバーに布地を選んだりして、おしゃれさを演出しましょう。
トレンドに乗っている
なおオフィスのおしゃれな内装の特徴として、トレンドに乗っている点も忘れてはなりません。社会情勢や消費者ニーズ、働き方改革などに応じて、求められるオフィスデザインは変化し続けるからです。
例えばウィズコロナ時代のオフィスデザインのトレンドとして、次の点が挙げられます。
- 自由で柔軟な働き方を可能にするオフィス
- コミュニケーションを活性化させるオフィス
- カフェのようにおしゃれなオフィス
- 独自性を出したオフィス
上記のトレンドについて詳しく解説していますので、次の記事も併せてご覧ください。
オフィスでおしゃれにデザインしたい内装の要素
オフィスのおしゃれな内装の特徴を活かせるように、オフィスでおしゃれにデザインしたい内装の要素も確認しましょう。各要素(エントランスや廊下、照明など)が役割を果たせるようにデザインすることが必要です。
エントランス
オフィスでおしゃれにデザインしたい内装の要素として、まずエントランスが挙げられます。来訪者の受付として機能するエントランスは、オフィス全体の第一印象を左右するからです。
例えば自然環境保護事業を営むオフィスなら、エントランスに美しい自然環境のイメージを表現しましょう。オフィスにおしゃれなエントランス・受付をデザインするポイントを解説していますので、次の記事も併せてご覧ください。
天井
次に天井も、オフィスでおしゃれにデザインしたい内装の要素です。なぜならオフィスの天井には、集塵を防いで室温や湿度を保つ役割があるからです。従業員が快適に働けるように、オフィスの空調設備に合わせて天井の素材や機能性を選択しましょう。
例えば天井の種類には、スケルトン型や従来型、ライン型、グリッド型などがあります。オフィスに施工できる天井の種類について解説していますので、次の記事も併せてご覧ください。
内壁
また内壁も、オフィスでおしゃれにデザインしたい内装の要素です。なぜなら天井や床と共に、内壁はオフィス空間の大部分を占めるからです。空間を仕切る役割の他にも、コンセプトを表現する役割も果たします。
したがって内壁の一部にオフィスブランドのロゴを取り入れたり、質感の異なる壁紙を施工したりして、おしゃれにデザインしましょう。オフィスに内壁をデザインするコツを解説していますので、次の記事も併せてご覧ください。
床
そしてオフィスでおしゃれにデザインしたい内装の要素として、床も挙げられます。なぜなら天井や壁と同じく、床もオフィス空間の多くを占め、オフィスの印象や居心地を左右するからです。
例えばリラックススペースには緑のカーペットを敷くことで、公園のような憩いの空間をデザインできます。オフィスの床をデザイン・貼替えするときのポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
建具
またドアや窓といった建具も、オフィスでおしゃれにデザインしたい内装の要素です。内装空間に統一感を出すためには、建具のデザインが役割を果たします。
ただしプライバシー保護やセキュリティ対策のために、各部屋の用途に応じて曇りガラスや鍵を施工することも忘れないでください。オフィスドアの種類と費用について解説していますので、次の記事も併せてご覧ください。
廊下
加えて廊下も、オフィスでおしゃれにデザインしたい内装の要素です。従業員や来訪者が通行するため、頻繁に目に入る要素だからです。掲示板や電子ディスプレイを設置すれば、情報を共有・発信するために廊下を利用できます。
ただし廊下の幅や消防設備に関して法令を遵守することも忘れてはいけません。オフィスの廊下に対する法規制について解説していますので、次の記事も併せてご覧ください。
照明
なおオフィスでおしゃれにデザインしたい内装の要素として、照明も挙げられます。なぜなら照明の色味や明るさ、照射範囲などによって、内装空間の印象や作業効率などが変わるからです。
例えば執務室の作業効率を上げるためには、昼光色が適しています。ただし照明の種類によって、電球の本体価格や電気代が上下する点にご注意ください。オフィスにおしゃれで機能的な照明をデザインするポイントをまとめていますので、次の記事も併せてご覧ください。
オフィスのおしゃれな内装施工事例
オフィス内装の各要素をおしゃれにデザインできるように、オフィスのおしゃれな内装施工事例を調査しましょう。IDEALの施工事例を取り上げて、本記事でご紹介したデザインポイントが活かされている点をご紹介します。
開放的な内装
「株式会社クオレガ」様のオフィスには、開放的な内装がデザインされました。来訪者がオフィス全体を見渡せるように、大きな窓が施工されています。また目隠しのためにグリーンプランターが配置され、人目を遮りながらオフィス空間に圧迫感を出さないデザインです。
内装全体はホワイトやグレーをベースカラーとして配置されていますが、温かみを感じさせる木目調の床材や壁材が施工。加えて明るさを出せるように、ペンダントライトやドアノブなどにゴールドの差し色が配置されています。
明るく温かな内装
「NPC日本印刷株式会社」様のオフィスには、明るく温かな内装がデザインされました。「女性従業員の働きやすい職場環境」をコンセプトに、優しい色合いの木目調が取り入れられ、丸みのあるテーブルやイスが設置されたりしています。
またリフレッシュエリアの内壁に、自社オウンドメディアのイラストがデザインされている点も特徴的。企業のコンセプトを伝えつつ、おしゃれな空間を演出できるようにデザインされた事例です。
緑がアクセントの内装
「株式会社オリゾ」様のオフィスには、緑がアクセントの内装がデザイン。コンセプトの「自然」に基づいて、オフィス内に観葉植物が配置され、壁面緑化が施工されています。居心地の良さを追及し、モノトーンをベースにした内装デザインです。
企業理念と共に、遊び心を演出できるように、執務室にピンク色のドアが造作。「未来」や「先進性」もコンセプトに含み、内装の素材や形が検討されました。
リフレッシュしやすい内装
「いいオフィス南越谷」様のオフィスには、リフレッシュしやすい内装がデザインされました。開放的なスペースには、利用者同士でコミュニケーションできるキッチンスペースがレイアウト。スタイリッシュな空間となるように、黒いレンガ調の内壁とオフィスのロゴがデザインされています。
そして仕事をしながら自然を感じられるように、オフィスフロアの中心にシンボルツリーが設置。内壁には、光と水を表現したアートがデザインされています。
爽やかな内装
「株式会社ローカル」様のオフィスには、爽やかな内装がデザイン。内装空間全体に、コーポレートカラーの「真空色」が配色されています。また来訪者に親しみやすさを感じてもらえるように、エントランスには可愛らしい雲もデザインされました。
執務室に開放感を出せるように、間仕切りがありません。またオフィスのコミュニケーション活性化として、自然光が差し込む窓際にカフェのようなボックス席がレイアウトされています。
オフィスにおしゃれな内装をデザインしよう!
IDEALは、オフィスのコンセプト設計から物件探し、内外装のデザイン・工事、資金調達までのワンストップソリューションをご提供しています。
オフィスの開設や移転、リニューアルをご検討の際には、ぜひご相談ください。また下のタグをクリックして、オフィスデザインなどの関連記事もぜひご覧ください。