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2021.06.02  2024.12.17オフィスデザイン

狭いオフィスの改善策!メリット・デメリットやレイアウトの注意点・事例も紹介

本記事で、狭いオフィスの改善策を解説します。また狭いオフィスのメリット・デメリットやレイアウトの注意点・事例もご紹介します。オフィスの開設や移転、リニューアルなどをご検討中の方は、ぜひご覧ください。

狭いオフィスのメリット・デメリット

狭いオフィスのメリット・デメリット

狭いオフィスの改善策を検討する前に、メリット・デメリットを確認しましょう。メリット2点(コストの削減・コミュニケーション活性化)とデメリット2点(収納スペースの不足・集中力・モチベーションの低下)に整理して、ご紹介します。

メリット①コストの削減

まずコストの削減が、狭いオフィスのメリットです。基本的にはオフィスフロアが狭いほど、賃料やデザイン・工事費が安くなります。狭いオフィスを購入・賃借することで、初期費用と運転資金を抑えられます。

狭いオフィス内で働く場合には、広いオフィスと比べて移動のコストもかかりません。エントランスから執務室までの距離や執務室から会議室までの距離が短いからです。従業員だけではなく、オフィスの来客も長い距離を移動しなくて済みます。

メリット②コミュニケーションの活性化

次にコミュニケーションの活性化も、狭いオフィスのメリットです。狭いオフィスには床面積の小さな執務室や会議室がレイアウトされていますので、従業員同士でコミュニケーションを取りやすくなります。

床面積だけではなく、コミュニケーションを活性化させるためには働き方やペーパーレス化なども重要です。オフィスのコミュニケーションを活性化させる内装デザインをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

デメリット①収納スペースの不足

しかし収納スペースの不足は、狭いオフィスのデメリットです。広いオフィスと比べて収納スペースが不足しますので、狭いオフィス内では書類や備品などの管理がしづらくなります。

書類・備品の管理が乱雑になると、従業員の業務効率が下がる恐れがあります。そこで狭いオフィスの改善策として、レイアウトの変更や収納方法の工夫、ペーパーレス化などについて後ほどご紹介します。

デメリット②集中力・モチベーションの低下

そして集中力・モチベーションの低下も、狭いオフィスのデメリットです。同じ従業員数の場合には、オフィスフロアが狭くなるほど個人スペースも狭くなるため、集中力・モチベーションの低下を招く恐れがあります。

集中力・モチベーションが低下するほど、従業員の離職率が高まってしまいます。そこで狭いオフィスの改善策として、多様な働き方やBGM・グリーンの活用、DXの推進などについて後ほどご紹介します。

狭いオフィスの改善策

狭いオフィスの改善策

メリット・デメリットを踏まえたうえで、狭いオフィスの改善策を検討しましょう。6点(レイアウトの変更と収納方法の工夫、多様な働き方の導入、BGM・グリーンの活用、ペーパーレス化・DXの推進、オフィスの移転)をご紹介します。

レイアウトの変更

まずレイアウトの変更が、狭いオフィスの改善策として挙げられます。同じフロア面積であっても、建具の撤去や設備・機器・什器の移動などでデッドスペースを減らせば、通路幅や個人スペースを確保できるからです。

そこでオフィスフロアのレイアウトを変更する際には基準となる寸法を把握したうえで、座席配置のパターンやプライバシーの配慮などを検討しましょう。オフィスのレイアウトを変更する流れをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

収納方法の工夫

次に収納方法の工夫も、狭いオフィスの改善策です。扉のないオープン型の収納家具で通路幅を確保したり、背の低い収納棚でオフィスフロア内の圧迫感を軽減したりできます。天板付の収納棚なら、打ち合わせのスペースとして活用できます。

以上のほかにも、オフィスに収納家具をレイアウトする際にはデザイン性や機能性、安全性も重要です。オフィスエリア別の収納アイデアをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

多様な働き方(フリーアドレス・ABW・テレワークなど)の導入

それから多様な働き方の導入も、狭いオフィスの改善策です。フリーアドレス・ABW・テレワークなどを導入して固定席を減らせば、空いたスペースを他の用途(会議室や休憩室など)に利用できます。

ただしオフィスの業務内容や従業員のニーズなどに応じて、導入する働き方を検討しなければなりません。オフィスにフリーアドレス・ABW・テレワークを導入するメリット・デメリットをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

BGM・グリーンの活用

続いてBGM・グリーンの活用も、狭いオフィスの改善策です。オフィスにBGMを導入すれば、ストレスの軽減やサウンドマスキングなどの効果を得られます。BGM導入の方法や注意点を確認しておきましょう。

グリーン(観葉植物やフェイクグリーンなど)にもオフィスのストレス軽減を期待でき、空気の浄化や眼精疲労の軽減などの効果もあります。オフィスにグリーンをデザインする際のポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

ペーパーレス化・DXの推進

さらにペーパーレス化・DXの推進も、狭いオフィスの改善策です。ペーパーレス化により紙媒体の書類を減らせば、収納家具を撤去できます。多様な働き方(フリーアドレス・ABW・テレワークなど)を導入するためにも、ペーパーレス化が必要です。

そこでオフィスをペーパーレス化するために、オフィスのDX(デジタル技術によるオフィスの働き方や商品・サービスなどの変革)を推進しましょう。オフィスDXを進める流れと方法をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

オフィスの移転

そしてオフィスの移転も、狭いオフィスの改善策です。上記の方法で狭いオフィスを改善できない場合には、オフィスの移転を検討しましょう。例えば従業員数を増加させたり、新規事業を企画したりする場合です。

ただしオフィスの移転に失敗しないためには、スケジュールや準備作業、業者選び、費用などに注意しなければなりません。オフィス移転に失敗する原因と対策をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

狭いオフィスをレイアウトする際の注意点

狭いオフィスをレイアウトする際の注意点

狭いオフィスの改善策を検討する際には、レイアウトする際の注意点に気をつけましょう。6点(柔軟性とおしゃれなエントランス、フリースペース、配色、設備・機器・什器などのサイズ・台数、安全性)をご紹介します。

柔軟性

まず柔軟性が、狭いオフィスをレイアウトする際の注意点として挙げられます。柔軟性の高いオフィスをデザインすることで、事業内容の変化や従業員数の増減などに対応しやすいからです。

そこでフリースペースをレイアウトしたり、置き型パーテーションや可動型の設備・機器・什器を導入したりして、狭いオフィスフロアの柔軟性を高めましょう。パーテーションの種類をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

おしゃれなエントランス

次におしゃれなエントランスも、狭いオフィスをレイアウトする際の注意点です。おしゃれなエントランスをデザインすることで、来客に好印象を与えたり、オフィスの魅力をアピールしたりできます。

おしゃれなエントランスをデザインするために、企業のロゴ・カラーを取り入れたり、展示スペース・ディスプレイを配置したりしましょう。おしゃれなオフィスエントランス・受付の施工事例をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

フリースペース

それからフリースペースも、狭いオフィスをレイアウトする際の注意点です。フリースペースには、多目的の利用やコミュニケーションの活性化、生産性・創造力の向上、ブランドイメージのアップなどの効果を期待できます。

オフィスにフリースペースをデザインする際には、動線設計や什器の選定、開放感の演出などが重要です。オフィスのフリースペース施工事例をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

配色

続いて配色も、狭いオフィスをレイアウトする際の注意点です。オフィスデザインの配色には、業務効率の向上や開放感の演出、モチベーションのアップ、心理的な体感温度の変化、フロアのゾーニングなどの効果があります。

そこでオフィスの各エリア(エントランスや執務室、休憩室、会議室など)に、適した配色を検討しましょう。オフィスの各エリアを配色するポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

設備・機器・什器などのサイズ・台数

また設備・機器・什器などのサイズ・台数も、狭いオフィスをレイアウトする際の注意点です。業務内容や従業員数などに応じて、電気・照明・空調・換気設備や通信・OA機器のサイズ・台数を計算しましょう。

設備・機器と同様に、什器(デスクやカウンター、チェアやソファ、ワゴン・ロッカー・収納棚など)のサイズ・台数も計算しなければなりません。オフィスで利用される什器を選ぶポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

安全性

そして安全性も、狭いオフィスをレイアウトする際の注意点です。ペーパーレス化のためにDXを推進する際には、インターネットセキュリティを確保しなければなりません。オフィスのセキュリティ対策に役立つツールやシステムを検討しましょう。

インターネット上だけではなく、オフィス物件内の安全性も重要です。物理的な安全対策には、入退室管理システムや防犯カメラ、耐震診断・耐震改修工事などの方法があります。オフィスの耐震対策をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

狭いオフィスのレイアウト事例

注意点に気をつけて狭いオフィスをレイアウトできるように、参考となる事例を調査しましょう。事例5点を取り上げて、各事例の特徴(ガラス窓・膨張色・印象的なエントランス・ガラスパーテーション・増床工事)をご紹介します。

ガラス窓で開放感が演出されたオフィス

ガラス窓で開放感が演出されたオフィス

まず「株式会社テス・デザイン」様のオフィスは、ガラス窓で開放感が演出されています。狭いオフィスの閉塞感を軽減できるように、ベースカラーには膨張色(グレーやホワイト)が配置されています。

内装空間に木目の什器やグリーンが配置されているため、ストレスの軽減や温かな雰囲気の演出を期待できる狭いオフィスのレイアウト事例です。余分な設備・機器・什器が配置されておらず、動線が確保されています。

膨張色が配置されたオフィス

膨張色が配置されたオフィス

次に「法律事務所あかつき」様のオフィスには、膨張色が配置されています。ベージュ・ホワイト・ライトグレーが配置されており、狭いオフィスの閉塞感を軽減させる配色です。アクセントカラーとして、ネイビーやライトブラウンも配置されています。

手前にレイアウトされた待合スペースには、カフェテイストの照明器具や什器などが配置されています。顧客が相談に訪れやすいオフィスを目指した狭いオフィスのレイアウト事例です。集中して作業できるように、執務室はオフィスフロアの奥にレイアウトされています。

印象的なエントランスのオフィス

印象的なエントランスのオフィス

続いて「Actice Asset Management 株式会社」様のオフィスには、印象的なエントランスがデザインされています。木目調の壁材が斜め向きに施工されており、企業ロゴが印字されているからです。

明るいオフィスを目指して、白を基調にした内装空間に白の什器が配置されています。1年後の移転を予定しているため、コストを抑えて計画された狭いオフィスのレイアウト事例です。

ガラスパーテーションで仕切られたオフィス

ガラスパーテーションで仕切られたオフィス

そして「弁護士法人アドバンス 札幌事務所」様のオフィスは、ガラスパーテーションで仕切られています。会議室は木目の壁に囲まれていますが、閉塞感が軽減されるように通路側の壁に半透明のガラスパーテーションが施工されています。

エントランスには観葉植物が配置されており、ストレスの軽減や空気の浄化が図られています。弁護士事務所にふさわしい落ち着いたオフィスを目指した狭いオフィスのレイアウト事例です。

増床工事がされたオフィス

増床工事がされたオフィス

それから「スマホスピタル」様のオフィスは、増床工事がされました。従業員増加に対応するためです。人数に応じて使い分けができるように、大小の会議室がレイアウトされています。

企業ロゴの優しい色合いに合わせて、白をベースカラーに配色されています。顧客を明るく出迎えられるように、エントランスのデザインに力を入れた狭いオフィスのレイアウト事例です。

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