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2024.02.10  2024.01.22オフィスデザイン

オフィスデザインの図面を作成する方法とポイント!図面の種類と費用も紹介

本記事で、オフィスデザインの図面を作成する方法とポイントを解説します。図面の種類と費用もご紹介します。オフィスの開業や移転、リニューアルなどをご検討中の方は、ぜひご覧ください。

オフィスデザインの図面とは?基本情報を紹介

オフィスデザインの図面とは?基本情報を紹介

オフィスデザインの図面を作成する前に、基本情報を確認しましょう。基本情報を確認することで、スムーズに進めやすいからです。それではオフィスデザインにおける図面の役割や資格・免許、必要な資料、業者の選び方をご紹介します。

役割

まずオフィスデザインにおける図面の役割を確認しましょう。

図面を作成することで、オフィス内の従業員同士とオフィス外のデザイン・工事業者がイメージを共有できます。また内装制限などの法令を遵守するためや設備・機器・什器を採寸するためにも、オフィスデザインの図面作成が必要です。

役立つ資格・免許

次にオフィスデザインの図面作成に役立つ資格・免許もご確認ください。

建築士法の定める条件を満たす建築物の設計図を作成するためには、建築士の資格が必要です。またインテリアコーディネーターや色彩検定などの資格は、オフィスの内装空間の図面作成に役立ちます。オフィス内の従業員ではなく、オフィスの図面作成を依頼する際に業者が保有している資格・免許を確認しましょう。

参照元:

e-Gov法令検索「建築士法」(第3条)

建築技術教育普及センター「建築士(制度全般)」

インテリア産業協会「インテリアコーディネーター資格試験」

色彩検定協会「色彩検定とは」

必要な資料

またオフィスデザインの図面作成に必要な資料を集めましょう。建築物の設計ではなく、オフィス物件内の図面を作成する際に必要です。

躯体図には、建築物の基礎や柱、外壁、天井などの位置や寸法などが記載されています。電気系統図や天井伏図は、オフィス物件内の電気配線や分電盤、照明器具、消防用設備などに関する情報が記載された資料です。

依頼できる業者の種類と選び方

なおオフィスデザインの図面作成を依頼できる業者の種類は、設計事務所や内装専門業者、工務店、家具販売店などです。業者の種類ごとに、デザイン性やコストなどのメリット・デメリットが異なります。

そしてオフィスデザインの図面作成を依頼する業者の選び方として、各業者の施工実績やアフターフォロー、口コミ、見積もりなどを比較しましょう。オフィスデザイン会社へ依頼するときの注意点をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

オフィスデザインにおける図面の種類と費用

オフィスデザインにおける図面の種類と費用

基本情報だけではなく、オフィスデザインにおける図面の種類もご紹介します。3種類(基本設計図面と実施設計図面、施工図)の図面について、作成する目的や費用などを確認しましょう。

基本設計図面

まずオフィスデザインにおける図面の種類には、基本設計図面があります。オフィスの主要部分(構造や間取り、材料、設備・機器・什器など)が示された図面です。業者が依頼主と相談したうえで作成します。

なお依頼主と業者が相談する際には、希望条件と関連法令を照らし合わせて、調整が行われます。オフィスの基本設計図面が作成されると、実施設計図や施工図の作成が開始されます。

実施設計図

次に実施設計図面も、オフィスデザインにおける図面の種類です。実施設計図面には意匠図と構造図、設備図が含まれ、基本設計図に基づいて作成されます。

オフィスのデザインや構造、設備について、意匠図・構造図・設計図に具体的に示されることで、見積もりと施工が可能となります。

施工図

そしてオフィスデザインにおける図面の種類には、施工図も含まれます。施工図には平面詳細図と躯体図、総合図が含まれ、実施設計図に基づいて作成されます。

施工図(平面詳細図と躯体図、総合図)に基づいて、オフィスビルの建築や内装工事などが行われます。

図面作成の費用

なお図面作成の費用は、1枚数万~数十万円程度と示されたり、デザイン料と施工監理費を合わせて建築・内装工事費用の10%程度や坪単価10万円程度などと請求されたりします。

ただし業者の種類や建築物の規模などによって、計算方法が異なります。業者に相談する段階で、料金体系を確認しましょう。

オフィスデザインの図面を作成する方法

オフィスデザインの図面を作成する方法

オフィスデザインにおける図面の基本情報や種類を押さえたうえで、作成する方法も確認しましょう。5点(目的からコンセプト、動線、レイアウト、設備・機器・什器まで)に整理して、オフィスデザインの図面を作成する方法をご紹介します。

目的を明確にする

まずオフィスデザインの図面を作成する際には、目的を明確にしましょう。オフィスの新設や改装、移転、拡大などの目的に応じて、適したデザインが異なるからです。またオフィスビルの建築かオフィス物件の内装工事かによっても、必要な図面が違います。

ただしオフィスのデザイン性と機能性を高めるためには、空間デザインが重要です。オフィスにおける空間デザインの方法やポイントなどをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

コンセプトを明確にする

次にオフィスデザインの目的を達成できるように、オフィスデザインの図面を作成する前にコンセプトを明確にします。コンセプトは、オフィスデザインのテイストや基本方針などを表す言葉です。

明確なコンセプトに基づくことで、統一感のあるオフィスをデザインしやすくなります。オフィスデザインのコンセプトを設計するコツをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

動線を設計する

それからコンセプトに基づいて、オフィスデザインの動線を設計してから図面を作成してください。オフィスの利用者(従業員や役員、来訪者)ごとの動線を設計することで、利用しやすいオフィスをデザインできます。

そこで各利用者の動線を踏まえて、エントランスや各部屋の位置や通路の幅、避難経路などを検討しましょう。通路に対する法規制をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

フロアをレイアウトする

そして設計した動線に従って、フロアをレイアウトしながら、オフィスデザインの図面を作成しましょう。一般的なオフィスには、執務室や会議室、休憩室、役員室などがレイアウトされます。

例えば執務室をレイアウトする際には、利用する従業員の数や業務内容に応じて、デスクの台数や一人当たりの床面積を計算します。オフィスをレイアウトするポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

必要な設備・機器・什器を配置する

さらにレイアウトした各部屋に、設備・機器・什器を配置します。設備・機器・什器の寸法や台数等を計算しましょう。部屋の種類(執務室や会議室、休憩室、役員室など)ごとに、必要な設備・機器・什器は異なります。

例えば一般的なオフィスで利用される什器には、デスク・カウンターやチェア・ソファ、ワゴン・ロッカー・収納棚、置き型パーテーション、応接セット、金庫などがあります。オフィスで利用される什器を選ぶポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

オフィスデザインの図面を作成する際のポイント

オフィスデザインの図面を作成する際のポイント

以上の方法でオフィスデザインの図面を作成する際には、下記のポイント(法令・日当たり・収納・執務室・役員室や応接室・会議室やフリースペース・休憩室や食堂)を押さえましょう。

法令の遵守

まずオフィスデザインの図面を作成する際のポイントとして、法令の遵守が挙げられます。オフィスの内装は、建築基準法や消防法によって制限されています。違法建築のオフィスを使用すると罰則を受けるため、ご注意ください。

そこで内装制限を受けるオフィスの条件を確認したうえで、オフィスデザインの図面を作成しましょう。内装制限を受けるオフィスの条件や緩和策などをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

各部屋の日当たり

次に各部屋の日当たりも、オフィスデザインの図面を作成する際のポイントです。オフィスの窓には、次の役割が期待されます。

各部屋の目的やセキュリティの高さなどに応じて、窓の種類やサイズ、数などを検討しましょう。オフィスにデザインできる窓の種類と工事費用をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

収納スペースの確保

また収納スペースの確保も、オフィスデザインの図面を作成する際のポイントです。オフィスに配置される収納家具の種類には、オープン型や引き違い型、両開き型、パーソナルロッカー型、ラテラル型などがあります。

収納家具の種類を把握したうえで、各部屋の収納スペースを確保しましょう。オフィスエリア別の収納アイデアやレイアウト事例などもまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

執務室の座席配置

それから執務室の座席配置も、オフィスデザインの図面を作成する際のポイントです。執務室は、単なる事務処理スペースではなく、従業員のモチベーションや生産性を左右します。オフィスの事業内容や従業員の働き方に合う執務室をデザインしましょう。

特に座席のレイアウト(対向型や同向型、背面型、ブース型、クロス型など)が、執務室のデザインにおいて重要です。オフィスに執務室をデザインするポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

役員室や応接室のレイアウト

そして役員室や応接室のレイアウトも、オフィスデザインの図面を作成する際のポイントです。オフィスにレイアウトできる役員室の種類(個室型や半個室型、オープン型)をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

応接室は、来客をもてなす部屋として、ブランディングに貢献します。ただし会議室として兼用される場合もあります。オフィスに応接室をデザインするポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

会議室やフリースペースの位置

さらに会議室やフリースペースの位置も、オフィスデザインの図面を作成する際のポイントです。会議室の座席配置(対面型や島型、コの字型、ロの字型、同一方向型、シアター型)をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

フリースペースをレイアウトすると、多目的の利用やコミュニケーションの活性化、生産性や創造力の向上、ブランドイメージのアップなどの効果を期待できます。オフィスにフリースペースをデザインする際のポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

トイレのデザイン

続いてトイレのデザインも、オフィスデザインの図面を作成する際のポイントです。オフィスのトイレは、法令で定められているからだけではなく、従業員のモチベーションに影響して、オフィスに対する印象を左右します

そこでオフィスデザインのコンセプトや従業員数に合うトイレをデザインしましょう。オフィスにデザインできるトイレの種類と工事費用をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

休憩室や食堂の広さ

なおオフィスデザインの図面を作成する際のポイントとして、休憩室や食堂の広さも押さえましょう。オフィスに休憩室が必要な理由(リフレッシュや生産力・創造力の向上、コミュニケーションの活性化、従業員の満足度、ブランディング)をまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

オフィスに食堂を設置する場合には、運営の課題(コストの高さや使用頻度の減少、中食業界の需要、デリバリーやテイクアウトサービスの参入)を把握したうえで、対策を立てましょう。

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